【2024年】ストリンガーおすすめ人気10選!正しい使い方や自作方法をご紹介

ストリンガーは、できるだけ長い期間、新鮮な状態で釣れた魚を保存するのに最適なツールです。今回、釣りラボでは、ストリンガーの意味や選び方、使い方だけでなく、人気でおすすめの商品や2024年の新製品までご紹介。ぜひご覧ください。 

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ストリンガーとは?使う意味は?

ストリンガーとは、釣った魚を水中で繋いで生かしておくための道具です。
ロープにフックが付いた構造になっており、フックを魚の下あごに掛けてロープを固定し、水中に魚を泳がせて使用します。
メーカーによって、フックのサイズやロープの素材などが異なった様々な種類のストリンガーがリリースされています。

すかりやバケツ、クーラーボックスに入らないような大物を元気なままキープしておけるので、釣りの際には持っておくことをおすすめします。

魚・青物を新鮮な状態で保存できる

ストリンガーの一番のメリットは、魚を新鮮な状態で保存できるということです。
すかりやバケツなどの狭いスペースでは、魚が自由に泳ぎまわれずストレスを感じたり、魚同士がぶつかったりしてしまいます。

せっかく釣りあげた魚は、ストレスなどで弱らせることなく、美味しく食べたいものです。
締めるまでの間、釣った魚を新鮮なままキープしておけるのは、ストリンガーのもつ大きなメリットと言えます。

釣りへの影響を減らせる

釣りへの影響を減らせるという点も、ストリンガーのメリットです。
すかりに入れた魚は、中で暴れたりぶつかったりして周囲の魚を警戒させてしまいますが、ストリンガーでは魚が自由に泳ぐのでそれがありません。
釣った魚をその都度締める必要がないので、時合と呼ばれる潮目やマズメのタイミングを無駄にすることもありません。

また、すかりやバケツよりもコンパクトに収納できるので、身軽に移動できるのも魅力的です。

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ストリンガーの選び方

ストリンガーは、フックとロープというシンプルな構造ながら、使用するシーンによって求める機能が異なります
ストリンガーを選ぶ上で、抑えておくべきポイントを確認しておきましょう。

選ぶポイント1:フックの本数・サイズ・強度

魚を固定するフックの本数・サイズ・強度は、ストリンガーを選ぶにあたって、重要なポイントになります。

フックの本数

ストリンガーには、3〜10個程度のフックが付いています。
多く釣れた場合にフックが足りなくなるのも困りますが、フック同士が絡むトラブルや重すぎて持ち上げられなくなってしまう可能性もあります。
5個程度に抑えておき、必要に応じてフックを追加するのが便利です。

フックのサイズ・強度

フックのサイズは、破損したり魚をロストすることがないように、ターゲットとする魚に合ったものを選びましょう
中型程度の魚であれば、130mm程度が適しています。
素材にもよりますが、基本的にはフックのサイズが大きくなるにつれ太くなるので、自然と強度も増します。

強度面(外れるかどうか)を考えると、魚をフックに掛けた後のロック方法も重要です。
インナーロックスナップ式とバネ式の2種類があるので、用途によって選んでください。
ロックと解除の動作がスピーディなのはインナーロックスナップ式ですが、固定の手間がかかる分、外れにくいのはバネ式です。

選ぶポイント2:ロープの長さ・素材・ホルダーの有無

続いて、ロープの長さ・素材・ホルダーの有無を確認しましょう。

ロープの長さ

ロープの長さは、ストリンガーを使う現場によって選んでください。
一般的には、足元から水面までの長さより2m程度長いものを選ぶよう言われていますが、潮の満ち引きを考えると最低でも7m程度あると安心です。

ロープの素材

ロープの素材は、ナイロンやワイヤーがポピュラーです。
堤防など擦り切れる可能性がある場所では、耐久性の高いワイヤーをおすすめします。

ホルダーの有無

また、ストリンガーのホルダーの有無もチェックしておきましょう。
ホルダーにはロープを巻いておけるので、長いロープでも扱いやすく便利です。

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ストリンガーの正しい使い方

せっかくストリンガーを準備したのであれば、魚を逃したり、弱ったり死んだりすることがないように、正しい使い方を知っておきましょう

ロープの固定方法

ストリンガーには、固定しておくためのロープがついています。
フィールドによって、固定方法は多少異なります

磯の場合(ヒラマサなど)

磯でヒラマサなどをターゲットにした釣りを行う場合、ピトン・ハーケンと呼ばれる道具を用意してください。
ピトン・ハーケンは元々は登山で使用するくさびで、釣りでは竿掛けとして使われる道具ですが、ストリンガーを固定するにも最適です。
磯の隙間に先端を差し込み、場合によってはハンマーなどで固定しましょう。

堤防の場合(ブリなど)

堤防でブリやチヌなどの大物をターゲットにする場合は、磯と同じくピトン・ハーケンに固定しましょう。
柵などがあれば、そちらにロープを結んでも構いません。
船をつなぐための杭に繋ぐアングラーもいますが、迷惑になることもありますのでやめてください。

サーフの場合(ヒラメなど)

サーフでヒラメなどをターゲットにする場合、磯や堤防のように足元に固定するのではなく、カラビナなどでライフジャケットに繋ぐことをおすすめします。
サーフではピトン・ハーケンが抜けやすいことと、ポイントを頻繁に移りながら釣りを行うことが多いので移動しやすい方が良いことが理由です。
サーフに釣った魚が打ち上げられないよう、長めのロープが適しています。

魚の固定方法

ストリンガーでの魚の固定方法を確認しておきましょう。

まず、ロープを足元やベストに固定したら、フックのロックを開きます。
魚の下あごに外側からフックを刺して貫通させたら、フックをロックしてください。
エラにフックを刺すアングラーもいますが、エラが傷付くと魚が死んでしまうこともあるのでおすすめしません。

フックで魚を固定できたら、そっと魚を水中に戻します。
弱らせないよう、特に足場の高いフィールドでは注意してください。
また、魚に直接刺して固定する仕組み上、リリース前提の魚に対しては使用しないようにしましょう。

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ストリンガー人気ランキング10選【コスパ抜群】

がまかつ(Gamakatsu) ストリンガー チヌストリンガーセット 大型 108mm シルバー GM1307

ストリンガーは、多くのタックルメーカーから様々な種類が展開されています。
中でも人気の、おすすめストリンガーを紹介します。

シマノ(SHIMANO)

【シマノ】ハンディーストリンガー3.0 RP-211R/RP-212R

強度を追求して開発されたストリンガーです。
シマノオリジナルストリンガーと本体に強化樹脂スプールを採用することで、大物をしっかりロックするホールド力と軽さを両立しています。

また、コンパクト設計、カラビナ・ストリンガーが標準装備されているため、ベスト・ベルト・バッグなどに装着することができ「携帯性」にも優れたアイテムです。

Belmont(ベルモント)

【ベルモント】ストリンガー100ロープ付セット5pcs MP094

フック部分に防錆性、耐久性、強度の高い「ステンレス素材」を採用したストリンガーです。
視認性の高いオレンジカラーのロープが搭載されているため、足場の高いポイントでも使用することができます。

また、朝夕の薄暗い状況でも視認しやすいため、トラブルを回避しつつ快適に使用することができるでしょう。

ホールド力が高く大物にもしっかりと対応できるアイテムです。

ゴールデンミーン(Golden Mean)

【ゴールデンミーン】GM リールストリンガーII

携帯に最適のストリンガー

GM リールストリンガーIIは、ゴールデンミーンから2019年発売以降、ルアーアングラーに人気の高い、運搬の邪魔にならないモバイル型ストリンガーになります。

錆びやすい金属部分もアルマイト処理が施されていますので、ソルトからフレッシュ、トラウトからシーバスまで、別け隔てなく使用可能です。

スペアストリンガーフックは4本付属されますので、大量に備えた準備も万端になります。

こんな人におすすめ

  • アウトドアで釣りを楽しむ方
  • ストリンガーの軽量性や持ち運びの利便性を重視する方
GOKUSPE

【GOKUSPE】ゴクエボリューション オモリグ

6フィート3インチとショートレングスに設定されたロッドです。

キャストスペースが限られる船からでも、取り回しが良く安定したキャストアキュラシーを実現します。

また、短いながら最大45号まで扱える強靭なバットパワーを備えた懐の広さも魅力の一つと言えるでしょう。

グローリーフィッシュプラス(GloryFish Plus)

【グローリーフィッシュプラス】オフショアゲーム オモリグ

ブランクス全体にカーボン素材が採用されているため、軽量かつ強度の高い作りとなっており操作性が高い特徴があります。

また、高い感度も伴っているため、繊細なアタリを見事に捉えることができキャッチ率を大幅に向上してくれます。

価格が1万弱とリーズナブルなので、初心者の最初の一本におすすめのロッドです。

Gamakatsu(がまかつ)

【がまかつ】チヌストリンガーセット シルバー GM1307

全長108mm、耐過重が約12kgなので大型のチヌに最適なストリンガーです。
標準で搭載されたロープは約10m、耐摩擦性が高く安心して足場の高いポイントで使用することができます。

また、ステンレス素材を採用しているため強度が高く、さらにサビに強い特徴があるためソルトシーンにおいても長く愛用することが可能です。

また、フックの間にはビーズ間隔を取っているため、魚同士が絡みにくくトラブルを回避する仕様になっています。

PRO MARINE(プロマリン)

【PRO MARINE】アーティクロスオモリグ

コスパ抜群のアイテムを多数展開するプロマリンからリリースされている「オモリグ専用ロッド」です。

大物に主導権を握らせない卓越したバットパワーと、穂先にはソリッドティップを搭載することで、操作性・感度が高い特徴があります。


1万円を切る低価格でリリースされており、万人の方にお求めやすいロッドです。

Campfun

【Campfun】フロート付きストリンガー 5本/10本

使い勝手抜群のストリンガー

2021年、Campfunから発売のストリンガーになります。

フロート付きストリンガー ワンタッチフック5本/10本は、フィールドに応じて使い分けが出来ます。
ステンワイヤーも5m/10mと2種類ありますので、高所からの使用も可能です。
専用ポーチ、各種治具も付属しますので、コンパクトに収納出来、荷物も嵩張りません。

ストリンガーは便利な一方、デメリットも存在します。
ソルトや沖磯での使用の場合は、サメなどの肉食魚による食害や、暴れた魚の身焼けが起きてしまいますので、フィールドの状況や使用時間(締めてからであれば問題ナシ)を考慮し、便利に活用しましょう。

こんな人におすすめ

  • フィールドによってストリンガーの本数を変えたい方
  • 釣り道具をコンパクトに収納したい方
ヤマワ(Yamawa)

【ヤマワ】パーフェクトストリンガーセットL

頑丈な釣り具セット

ショアジギングなどの大物にも対応できる太めのロープと、3つのストリンガーがセットになっています。
ロープの長さが10メートルありますので、高い位置でも問題なく使用が可能です。

また、地面に差し込むハーケーンとロープストッパーが兼用になった作りになっており、使用するだけでなく、持ち運びや収納にも便利な作りになっています。

こんな人におすすめ

  • 大物を狙うショアジギングなどをする方
  • ストリンガーの収納や持ち運びにも重点を置きたい方

【Largesoy】ストリンガー

多機能ストリンガーセット

フック・フローター・ワイヤー・収納ポーチ・ホルダーがセットになったストリンガーです。
ワンタッチ式のフックが10本ついています。

ワイヤーとフックはステンレス製で、耐久性も考慮された作りになっています。
こちらの商品は非常にコスパに優れているため、安価なストリンガーをお探しの方や、ストリンガーを試してみたいという方には特におすすめです。

こんな人におすすめ

  • 釣り初心者で、ストリンガーを手軽に試してみたい方
  • コストパフォーマンスに優れたストリンガーを探している方
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自作・手作りのストリンガーを使うのもおすすめ

ベルモント(Belmont) ストリンガー100ロープ付セット5pcs MP094

ストリンガーは自作・手作り派というアングラーも少なくありません。
フックの数や大きさ、ロープの長さなど自分好みにできる上、材料も100均やホームセンターで安い値段で入手できるためです。
市販のストリンガーをベースに、改造する方法も存在します。

ストリンガーの作り方としては、ある程度強度のあるロープに、フックをセットするだけです。
カラビナをフックの代用にする場合もありますが、できれば専用のものを使いましょう。
フックはストリンガー専用のものが市販されていますし、スイベル付きのブランチハンガーもおすすめです。

必須ではありませんが、浮きの役目をするフロートをつけておくと更に快適にストリンガーを使うことができます。
夜間などの目印になるほか、障害物に引っかかるトラブルを防いでくれます。

また、リール式のストリンガーを自作するという方も少なくありません。

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ストリンガーまとめ

ヤマワ(Yamawa) パーフェクトストリンガーセットL セ-フティ-ロック フラッシュイエロー Lサイズ

いかがでしたでしょうか?

今回、釣りラボでは、「【2024年】ストリンガーおすすめ人気10選!正しい使い方や自作方法をご紹介」というテーマに沿って、

  • ストリンガーとは?使う意味は?
  • ストリンガーの選び方
  • ストリンガーの正しい使い方
  • ストリンガー人気ランキング10選【コスパ抜群】
  • 自作・手作りのストリンガーを使うのもおすすめ

といったことをご紹介してきました。

他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

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監修者:釣りラボ編集部

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