魚へんに「元」と書いて「ウミガメ」と読みます。釣りラボでは、今回、そんな魚へんに「元」と書く「魭(ウミガメ)」という魚について、その正しい読み方・意味・漢字の画数・学名・英語名・名前の由来などをご紹介します。ぜひご覧ください。
魚へんに「元」の正しい読み方・語源
魚へんに「元」と書いて、ウミガメ(魭)と読みます。
漢字名 |
魭 |
訓読み |
うみがめ |
音読み |
ガン・ゲン |
部首(へん) |
魚 |
部首以外 |
元 |
画数 |
15画 |
英語名 |
Sea Turtle |
学名 |
Chelonioidea |
Unicode |
U+9b6d |
ウミガメは、カメ目ウミガメ上科の動物で、メスの産卵時以外は一生を海中で過ごします。
世界中で7種類のウミガメが発見されており、生息域は沿岸部に生息する種類と外洋に生息する種類に分かれますが、外洋に生息するウミガメについては発見数が少なくまだその生態について謎に包まれています。
ウミガメの名前の由来は呼んでその字の通り、陸や淡水に生息するはずのカメが海に生息している姿からその名前がつけられました。
ウミガメが陸に上がるのは生まれた直後と産卵のタイミングのみで、他の一生を海の中で過ごします。
なぜ「元」という漢字が使われているの?
なぜ、魭(ウミガメ)という魚へんの漢字には「元」が使われているのでしょうか?
その由来について、いくつかの説をご紹介します。
甲羅が丸いから
魚へんに元という漢字が使用されるウミガメですが、この元という漢字にはまるい頭という意味があります。
そして、ウミガメのまるく大きな甲羅がまるい頭に似ていることから、魚へんに元という漢字が使われた説が有力です。
泳いでいる姿が丸いから
ウミガメは泳力がとても高く、かなりのスピードで泳ぐことができます。
それは大きな手足で水をとらえることができるということもありますが、そのフォルムも大きく関係しています。
大きく水を書いた後は体にぴったりと手足がつき、上部から見たそのフォルムは丸く美しい姿をしています。
また、横から見ても丸い流線形の姿をしています。
その独特のフォルムから「元」という漢字の意味である丸い頭を連想させたという説があります。
魚へんに「元」でなんと読むのかまとめ
いかがでしたか?
今回釣りラボでは、「魚へんに元でなんと読む?」というテーマに沿って、魭(ウミガメ)という魚の正しい読み方やその名前の由来をご紹介しました。
他にも、難しい漢字の魚はいっぱいいます。
ぜひこの機会に、魚(へん)の漢字をまとめて覚えてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。