魚へんに「皮」と書いて「カワハギ」と読みます。釣りラボでは、今回、そんな魚へんに「皮」と書く「鮍(カワハギ)」という魚について、その正しい読み方・意味・漢字の画数・学名・英語名・名前の由来などをご紹介します。ぜひご覧ください。
魚へんに「皮」の正しい読み方・語源
魚へんに「皮」と書いて、カワハギ(鮍)と読みます。
漢字名 |
鮍 |
訓読み |
かわはぎ |
音読み |
ヒ |
部首(へん) |
魚 |
部首以外 |
皮 |
画数 |
16画 |
英語名 |
Thread-sail filefish |
学名 |
Stephanolepis cirrhifer |
Unicode |
U+9B8D |
カワハギは、フグ目カワハギ科の魚で、北海道以南の本州全域の岩礁域でよく見られる美味な食用魚です。
体長は大きいもので30センチメートルほどになります。
砂に潜っている甲殻類や貝類、多毛類などを水を噴射して探し出し、鋭い歯で砕いて食べています。
カワハギと言う名前が付けられた由来は、その体が非常に硬い皮に覆われており、食べるために皮を剥ぐことが転じて「カワハギ」となったというものです。
また、別の説として調理するときに皮を簡単に剥ぐことができるからその名がついたともされています。
なぜ「皮」という漢字が使われているの?
なぜ、鮍(カワハギ)という魚へんの漢字には「皮」が使われているのでしょうか?
その由来をご紹介します。
皮を剥がないと食べられない魚だから
カワハギの体の表面は、ざらざらした硬い皮に覆われています。
カワハギは良くとれる一般的な魚であり、様々な料理で食べられますが、調理するためにその皮を剥がなければならなかったことから、「皮剥ぎ」の字が当てられ、後に「鮍」と表されるようになったとされています。
ちなみに「鮍」という漢字には、魚を開いて干したもの、という意味もあります。
魚へんに「皮」でなんと読むのかまとめ
いかがでしたか?
今回釣りラボでは、「魚へんに皮でなんと読む?」というテーマに沿って、鮍(カワハギ)という魚の正しい読み方やその名前の由来をご紹介しました。
他にも、難しい漢字の魚はいっぱいいます。
ぜひこの機会に、魚(へん)の漢字をまとめて覚えてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。