魚へんに「京」と書いて「クジラ」と読みます。釣りラボでは、今回、そんな魚へんに「京」と書く「鯨(クジラ)」について、その正しい読み方・意味・漢字の画数・学名・英語名・名前の由来などをご紹介します。ぜひご覧ください。
魚へんに「京」の正しい読み方・語源
魚へんに「京」と書いて、クジラ(鯨)と読みます。
漢字名 | 鯨 |
訓読み | くじら |
音読み | ゲイ |
部首(へん) | 魚 |
部首以外 | 京 |
画数 | 19画 |
英語名 | Cetaceans |
学名 | subordo Cetacea |
Unicode | U+9BE8 |
クジラは、クジラ目の哺乳類で、主にハクジラとヒゲクジラに分けられます。
クジラの特徴は、その大きさです。
クジラの中でも特に大きいとされるシロナガスクジラは、最長34mの個体も確認されており、これまでに確認されている種の中では地球の歴史上最も大きい動物です。
また、意外と知られていませんが、イルカはクジラの一種に分類されています。
ハクジラの中でも比較的小型の種類がイルカと呼ばれています。
同様に、水族館で人気の高い鯱(シャチ)もハクジラの一種です。
このクジラという名前ですが、見た目が黒く、中身が白い「黒白(クシラ)」であったことから、「クジラ」と訛って名付けられたと言われています。
また、口が広いことを意味する「口広」が訛ってつけられたという説もあります。
なぜ「京」という漢字が使われているの?
なぜ、鯨(クジラ)という魚へんの漢字には「京」が使われているのでしょうか?
その由来をご紹介します。
非常に大きいことを意味するため
「京」には、「大きくて高い人工の丘」という意味や「億→兆→京」というような量的な大きさを表す意味があります。
魚へんと大きさを意味する「京」を使うことで、クジラの大きさを表そうとしたのではないかとされています。
哺乳類なのに魚へんが使われているのはなぜ?
クジラは魚類ではなく、哺乳類に分類されますが、クジラの漢字には魚へんが使われています。
これは、昔の人がクジラを魚だと判断したため、魚へんが使われるようになったとされています。
魚へんに「京」でなんと読むのかまとめ
いかがでしたか?
今回釣りラボでは、「魚へんに京でなんと読む?」というテーマに沿って、鯨(クジラ)という魚の正しい読み方やその名前の由来をご紹介しました。
他にも、難しい漢字の魚はいっぱいいます。
ぜひこの機会に、魚(へん)の漢字をまとめて覚えてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。