魚へんに「刀」と書いて「タチウオ」と読みます。釣りラボでは、今回、そんな魚へんに「刀」と書く「魛(タチウオ)」という魚について、その正しい読み方・意味・漢字の画数・学名・英語名・名前の由来などをご紹介します。ぜひご覧ください。
魚へんに「刀」の正しい読み方・語源
魚へんに「刀」と書いて、タチウオ(魛)と読みます。
漢字名 |
魛 |
訓読み |
たちうお・えつ |
音読み |
トウ |
部首(へん) |
魚 |
部首以外 |
刀 |
画数 |
13画 |
英語名 |
Largehead hairtail |
学名 |
Trichiurus lepturus |
Unicode |
U+9B5B |
タチウオは、スズキ目サバ亜目タチウオ科の魚で、北海道から九州までの沿岸部、水深50メートルから100メートルに生息しています。
体長は150センチメートル程度のものが多く、鋭い歯を持ち、成魚は小魚やイカを好んで食べます。
タチウオと言う名前が付けられた由来で有力な説は、その外見が銀白色に光る細身の魚であったことから「太刀」に似た魚で「太刀魚」と表わされたこととされています。
また、別の説として頭を上にして直立して泳いでいる様子を表す「立魚」から「タチウオ」になったとも言われています。
なぜ「刀」という漢字が使われているの?
なぜ、魛(タチウオ)という魚へんの漢字には「刀」が使われているのでしょうか?
その由来をご紹介します。
体形が刀に似た魚だから
タチウオは、体長150センチメートル以上と細長く、またウロコがなくグアニンと言う色素で覆われていることから銀白色に光る外見をしています。
その体形が太刀(日本刀)に似ていることから魚へんに「刀」の字をあわせて「魛」と表されるようになったとされています。
また、魛という漢字は、刀のような形をした魚全般、またはニシン目カタクチイワシ科のえつのことを表すこともあります。
魚へんに「刀」でなんと読むのかまとめ
いかがでしたか?
今回釣りラボでは、「魚へんに刀でなんと読む?」というテーマに沿って、魛(タチウオ)という魚の正しい読み方やその名前の由来をご紹介しました。
他にも、難しい漢字の魚はいっぱいいます。
ぜひこの機会に、魚(へん)の漢字をまとめて覚えてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。