魚へんに「思」と書いて「エラ」と読みます。釣りラボでは、今回、そんな魚へんに「思」と書く「鰓(エラ)」について、その正しい読み方・意味・漢字の画数・学名・英語名・名前の由来などをご紹介します。ぜひご覧ください。
魚へんに「思」の正しい読み方・語源
魚へんに「思」と書いて、エラ(鰓)と読みます。
漢字名 |
鰓 |
訓読み |
えら・あぎと |
音読み |
サイ・シ |
部首(へん) |
魚 |
部首以外 |
思 |
画数 |
20画 |
英語名 |
gills |
学名 |
– |
Unicode |
U+9C13 |
エラとは、水中で活動する動物が、水中の酸素を体内に取り込む、あるいは二酸化炭素を放出して、呼吸をするための器官のことです。
主に魚についているものであるため、「魚へん」が使われるようになったと言われています。
魚以外にも、軟体動物、昆虫、鋏角類、両生類などでエラが見られます。
なお、魚は、呼吸以外にも浸透圧の調節や、アンモニアの排出もエラで行っています。
また、「鰓」と書いて「アギト」とも読み、こちらの読み方だと「あご」を意味することになります。
なぜ「思」という漢字が使われているの?
なぜ、鰓(エラ)という魚へんの漢字には「思」が使われているのでしょうか?
その由来について、いくつかの説をご紹介します。
頭と心臓の間にあるから
「思」という漢字は、頭を意味する「田」と、心臓を意味する「心」の組み合わせでできている漢字です。
そこから、魚の頭と心臓の間にあるエラに対して「思」という漢字が使われるようになったという説があります。
ひくひく動いていたから
「思」という字には、「小さい隙間を通して、ひくひくと細かく動く」という意味を持ちます。
魚のエラも、呼吸の際に細かくひくひくと動かされることから、「思」という漢字が使われるようになったという説があります。
魚へんに「思」でなんと読むのかまとめ
いかがでしたか?
今回釣りラボでは、「魚へんに思でなんと読む?」というテーマに沿って、鰓(エラ)という漢字の正しい読み方やその名前の由来をご紹介しました。
他にも、魚へんがつく難しい漢字はいっぱいあります。
ぜひこの機会に、魚(へん)の漢字をまとめて覚えてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。