魚へんに「利」と書いて「アサリ」と読みます。釣りラボでは、今回、そんな魚へんに「利」と書く「鯏(アサリ)」という魚について、その正しい読み方・意味・漢字の画数・学名・英語名・名前の由来などをご紹介します。ぜひご覧ください。
魚へんに「利」の正しい読み方・語源
魚へんに「利」と書いて、アサリ(鯏)と読みます。
漢字名 |
鯏 |
訓読み |
あさり・うぐい |
音読み |
– |
部首(へん) |
魚 |
部首以外 |
利 |
画数 |
18画 |
英語名 |
Japanese littleneck |
学名 |
Ruditapes philippinarum |
Unicode |
U+9BCF |
アサリは、マルスダレガイ科の二枚貝で、主に日本では古来より食用として利用されています。
また、近年は食用としての重要性から、養殖の研究が積極的に行われています。
日本以外にも、朝鮮半島や台湾といった様々な地域に生息しており、近年は欧米にも移入に分布域を拡大しています。
海の浅い場所に生息している「浅貝」であったことから、「あさり」という名前がついたとも言われています。
(そのため、「浅利」「浅蜊」と書くこともあります。)
また、海辺で「漁る(あさる)」と獲ることができたことから、「あさり」と呼ばれるようになったという説もあります。
なお、魚へんではなく虫へんを使って「蜊」とかく場合もあります。
なぜ「利」という漢字が使われているの?
なぜ、鯏(アサリ)という魚へんの漢字には「利」が使われているのでしょうか?
その由来をご紹介します。
砂に埋もれていたから
アサリを獲る際には、海の浅い場所にある砂に埋もれていたため、漁って掘り起こす必要がありました。
そこから、「土を掘り起こす」という意味を持つ「利」という漢字が使われるようになったという説があります。
魚へんに「利」でなんと読むのかまとめ
いかがでしたか?
今回釣りラボでは、「魚へんに利でなんと読む?」というテーマに沿って、鯏(アサリ)という魚の正しい読み方やその名前の由来をご紹介しました。
他にも、難しい漢字の魚はいっぱいいます。
ぜひこの機会に、魚(へん)の漢字をまとめて覚えてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。