釣りをする際に必須となるアイテムのひとつに餌箱があります。ですが、餌箱にも様々な種類があり、どれを選べばよいのか迷いませんか?今回、釣りラボでは、そんな餌箱の種類やおすすめの製品、代用品、自作方法などを紹介していきます。
釣り餌箱の役割とは?
釣り餌箱の役割は、餌の鮮度や状態を適切に保つことです。
とくに夏の暑い時期では、餌が傷みやすいですし、生きた餌もすぐに弱ってしまい、魚の食いつきが悪くなってしまいます。
また購入時の簡易パックのままですと、餌が風に飛ばされる、生きた餌が脱走するなどのトラブルが起こります。
釣り餌箱の種類
釣り餌箱には、素材によって次のようなタイプがあります。
それぞれ特性が違いますので、使う餌によって餌箱を使い分けることをおすすめします。
なお、どちらの餌箱を使っても、使ったら定期的に洗うなどして、メンテナンスを怠らないようにしましょう。
木製の餌箱
木製の餌の特徴は、通気性が良く、適度な温度と湿度を保てることです。
イソメ、ゴカイなどの生きた餌に向いています。
特に桐でできた餌箱は、断熱性が高いので、おすすめです。
木製の木箱は、前もって餌箱を水で湿らせておくことが重要です。
熱を奪って水分が蒸発するため、冷却効果があります。
さらに餌箱を新聞紙で包んで、クーラーボックスの中で管理すれば完璧です。
プラスチック製の餌箱
プラスチック製の餌箱の特徴は、耐水性、気密性があること、軽いことです。
比較的安価なので、破損したり汚れがひどい場合は、新しく買い替えても負担になりません。
中にすのこや仕切りがあるタイプなど、色々な機能があるものが多いです。
釣り餌箱を選ぶ4つのポイント
色々なタイプがある釣り餌箱ですが、次に紹介する4つのポイントで選んでみてください。
選ぶポイント1:入れる釣り餌の種類に合わせる
釣り餌には次のような種類があり、それぞれ餌の特性にあった餌箱を選びましょう。
選ぶポイント2:箱の大きさ
少し大きいサイズの餌箱を選ぶのがポイントです。
なぜなら、小さいサイズの場合、中に指が入らず餌を取り出しにくい場合があります。
また大きめの餌箱の方が、安定感がありひっくり返ったりしません。
選ぶポイント3:保冷能力
気温が高い季節になると、保冷能力の有無も重要なポイントです。
保冷剤を入れるスペースがあるもの、または断熱素材を使った餌箱がおすすめです。
選ぶポイント4:持ち運びしやすいか
釣りのポイントを探すために移動する場合もあるので、持ち運びしやすいものがおすすめです。
また餌箱をベルトに通したり、ホルダーに固定するための器具があるかどうかも重要です。
釣り餌箱の入手方法
釣り餌箱を入手するには、ネット通販で購入するのが、一番おすすめです。
様々なタイプのものが販売されているので、比較しやすいです。
例えば、ダイワの以下の商品であれば、Amazon・楽天市場・Yahooショッピングなどのネット通販で購入することができます。
おすすめの釣り餌箱5選を紹介
アマゾンから、おすすめの釣り餌箱を5つ選びました。
それぞれ特徴をまとめましたので、是非、参考にしてください。
【シマノ】餌箱 サーモベイト ステン
高性能な餌箱
サイズは、15×11.6×7.6cmで、ちょうど女性の手のサイズほどです。
素材は外側はプラスチック、内側はステンレス製になっているので、臭いも付きにくく、お手入れも簡単で衛生的です。
断熱構造になっており、仕切りの付いたすのこの下に保冷剤を入れるスペースもあるので、気温の高い季節でも安心です。
蓋はマグネットで開閉できる仕組みになっており、簡単に蓋を閉めることは簡単にできます。
ステンレス素材やマグネットを使用しているので、餌箱の中では高価な部類に入ります。
こんな人におすすめ
- 釣りを始めたばかりの初心者の方
- 女性の釣り師や、手軽に釣りを楽しみたい方
【メイホウ】ベイトクーラー 204 グレー
餌箱付き保冷容器
サイズは、18.2×11.8×9.2cmで、素材はプラスチック製です。
中に小さなトレーが装備されているので、餌を使い分けることができます。
すでに紹介した餌箱より比較的安価なのも、ポイントです。
断熱素材が使われており、さらに上部に保冷剤を入れるスペースがあります。
但し、保冷剤をいびつな形で凍らせてしまうと、蓋が閉まらない場合があるので、注意しましょう。
こんな人におすすめ
- 保冷性能が必要な方
- 複数の種類の餌を使い分けたい方
【黒鯛工房】オリジナルエサバコ EB-1
携帯に便利な餌箱
これは黒鯛釣りの専門メーカーが作ったプラスチック製の餌箱です。
サイズは、10×17×8cmで、割としっかりした作りになっています。
仕切りとすのこが付いており、すのこの下に保冷剤を入れることができます。
また、蓋の上には小物を入れるスペースがあり、ラインやハリなどを保管することができます。
ベルトに取り付けることができ、蓋のストッパーも開け閉めがしやすいタイプなので、ストレスなく釣りに集中できます。
こんな人におすすめ
- 方の中でも黒鯛釣りに挑戦する初心者の方
- 長時間釣りをするために、餌を保冷しつつも小物もまとめて収納したい方
【メイホウ】VERSUS VS-L430 リキッドパック
釣り用ワームキーパー
このリキッドパックは、液体がもれないよう完全に密閉できる容器です。
アジングやシーバス釣りで使用するワームをガルプ液に漬けて保存するのに使います。
ガルプ液は独特の臭いがあるので、もし漏れたら大変なことになりますが、このリキッドパックなら問題ないです。
容器の口が大きいので、ワームの取り出しに手間取ることもありません。
傾いたり逆さになってもガルプ液がこぼれる心配もいらず、持ち運びも安心です。
こんな人におすすめ
- ガルプ液が使用頻度が高く、手軽に持ち運びたい方
- 餌の保存の際、漏れが気になる方
【ナガシマ】桐 エサ箱 L
鮮度長持ちの餌箱
このエサ箱は桐で出来ているので、普通の木箱よりも湿度と温度の急激な変化を防いでくれます。
前日に餌箱を水に浸し、当日は新聞紙で包んでクーラーボックスの中で保管すれば、生きた餌を良い状態で保つことができます。
ただし、ベルトなどに取り付けたりする器具はありません。
また、蓋をロックすることができないので、持ち運びには注意してください。
使用後はしっかり乾かすなどお手入れをする必要があります。
こんな人におすすめ
- 釣りで生き餌を使用する頻度が高い方
- 餌箱に防湿効果を求める方
釣り餌箱は自作できる?
市販の釣り餌箱は種類も豊富ですが、実際に使用してみると、満足できない部分がでてきます。
そのような時は、釣り餌箱を自作してみてはどうでしょうか?
一から釣り木製自作餌箱を作る
一から釣り木製自作餌箱を作るメリットは、思い通りのサイズの餌箱を作ることができる点です。
使用しているクーラーボックスにぴたりと挟まれば、餌の管理や取り替え作業も快適です。
材料となる木材、釘などは、ホームセンター、100均のお店で調達できます。
注意点は、錆びないようにステンレス製の釘を使用することです。
100均の釣り餌箱を改良する
100均のお店では、釣り用の餌箱が販売されていることがあります。
その餌箱を改造すれば、もっと簡単に餌箱を作ることができます。
改造するポイントは、下記の3点を参考にしてください。
気になる部分をサンドペーパーで削ったり、釘で補強したりすると良いです。
釣り餌箱の代用できるものを紹介
釣り専用の餌箱ではなくても、下記のもので代用することができます。
ただ、専用の餌箱の方が、やはり使い勝手は良いです。
釣り餌箱のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「釣りにおすすめの餌箱5選!木製のものから自作餌箱の作り方まで徹底解説」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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