釣りをする際にメタルジグを愛用している人も多いのではないでしょうか?実はメタルジグは自作することができます。オリジナルのメタルジグで釣りを楽しみましょう。今回、釣りラボでは、簡単なメタルジグの自作方法などをご紹介いたします!
そもそもメタルジグとは?
メタルジグは、鉛や鉄、アルミ、ステンレス、タングテンなどの金属素材のボディにカラーリングが施されたルアーです。
メタルジグは淡水、海水を問わず人気のルアーで色々な種類があります。
主なタイプは以下通りです。
重さも、数グラムものものから深場用の400グラムといった重いものまであり、魚種や釣り方によってさまざまなタイプがラインナップされています。
実際にメタルジグを自作してみよう!簡単に作成する方法をご紹介
メタルジグを作るには、フック、針金、ボティ素材、カラー塗料、ホログラムシートなどの材料が必要です。
また元となる型を作る必要もあり、型の作成や金属加工など少々技術が必要な作業もありますが、出来るだけ簡単にメタルジグを自作する方法を紹介します。
1.デザインを考える
メタルジグを自作するにあたって、一番最初に決めないといけないのはデザインです。
完全オリジナルのデザインでメタルジグを自作するというのも楽しいものですが、実際には重量バランスや左右バランスなどをしっかりと取る必要があり、少々難しい面があります。
技術面については経験を重ねることでクリア出来るようになりますが、最初は市販されているメタルジグをコピーして自作することが一番簡単です。
メーカーから販売されているメタルジグは、釣果実績が高い色やデザインのものが多く、人気のあるメタルジグのデザインをコピーすれば、最初から釣果を期待できるメタルジグを自作することが出来ます。
2,材料を調達する
メタルジグを自作するには、まずさまざまな材料を準備する必要があります。
主な材料は以下の通りです。
ボディ素材は鉛以外にも数種類ありますが、加工のし易さを考えると鉛を使用するほうがよいようです。
フックを取り付けるための針金はステンレス製の0.8ミリから1ミリ程度のものを使用します。
メタルジグの塗装用のカラー塗料やホログラムシートなどは、ホームセンターや100均ショップで販売されています。
鉛やフックについては、釣具を取扱っているダイソーでも購入すること出来ます。
鉛については、一度溶かしますのでダイソーで鉛のオモリを購入しましょう。
3.型を作る
メタルジグを自作するためには、土台を作るための型を作る必要があります。
市販のメタルジグのデザインをコピーする場合は、元になるメタルジグをそのまま型として使用するか、メタルジグから新しく型を作ります。
新しく型を作る場合は、粘土などでメタルジグの型を取り、そこにシリコンや石膏などを流し込んで型を作ります。
オリジナルデザインの型を作る場合は、おゆまるくんなどのプラスチック粘土を成形するかバルサ材を削りだして型を作ります。
4.アイを作る
アシストフックやラインを取り付けるためのアイは、ステンレスワイヤーを使って自作します。
メタルジグのデザインに合せてカットしたワイヤーを使い、先丸ペンチを使って丸く曲げてアイを作成します。
中通しオモリを叩いてメタルジグを自作する方法も場合は、ステンレスワイヤーをオモリに通してハンマーなどで叩いて固定してからアイを作成します。
5.型を取って土台を作る
作成した型を使って、ホディを素材を作るための土台を作成します。
メタルジグの素材は、溶かした鉛やアルミなどを土台にな流し込んで作るため、土台には耐熱性の粘土や石膏、シリコンなどを使用します。
なお、土台には離型剤パテを塗っておくと、使った型を簡単に取り出すことが出来ます。
6.完成したメタルジグに塗装をする
型枠で作ったメタルジグに塗装をします。
ウレタン系塗料は耐久性が高く、メタルジグの塗装にはおすすめの塗料です。
塗装は、以下の順序で行います。
表面のウレタンコーティングは、数回に分けて行うと耐久性があがり効果的です。
ボロボロになったメタルジグを再塗装する動画です。
初めてメタルジグを自作するなら色を付けるだけでもOK
鉛などの金属を型に流し込んでメタルジグを作るのは、少しハードルが高いという場合は、無塗装のメタルジグをネットで購入してオリジナルカラーのメタルジグを自作するのが簡単な方法です。
また、型取りからやりたいけど材料を揃えるのが面倒という方には、メタルジグ作成キットなども販売されていますので、キットを購入して自作する方法もあります。
メタルジグの収納ケースも自作することができる?
メタルジグを収納するケースも簡単に自作できます。
ダイソーなどの100均ショップやホームセンターで、仕切りが自由に変えられるタイプのプラスチックケースを使った収納ケースを購入し、メタルジグのサイズやフック、スプリットリングなど区分けして入れられるように仕切れば自作収納ケースの完成です。
また、セキ糸やフック、Oリングなどもを使えばアシストフックの自作も可能です。
メタルジグの自作方法についてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「メタルジグを簡単に自作する方法とは?やり方や収納ケースの自作方法もご紹介」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。