涸沼は茨城県にあり、シーバス釣りの聖地として多くの釣り人に人気があります。今回、釣りラボでは、そんな涸沼について、アクセスや駐車場、利用料金といった基本情報に加え、シーバス釣りのポイントなどについて解説していきます。
涸沼の釣り場情報
茨城県の涸沼(ひぬま)は海水と淡水が混じり合う穏やかな汽水湖で、何種類かの貴重な絶滅危惧種が生存しており、ラムサール条約にも登録されています。
多様な生物が残る一方、外来種のブラックバス等も増えてきています。
涸沼川と那珂川の二つの水系を持ちます。
年間を通して釣り場として人気のあるスポットです。
涸沼の所在地・アクセス
涸沼の所在地は、茨城県鉾田市、東茨城郡茨城町、大洗町にまたがっています。
常磐自動車道の岩間I.C.から県道43号を進み、約30分です。
電車ではJR常磐線水戸駅から鹿島臨海鉄道大洗鹿島線・鹿島神宮行に乗り4駅目の涸沼駅で下車してください。
駅からは徒歩約10分で着きます。
涸沼の料金・遊漁料
シーバス、ブラックバス、ハゼ等を釣る場合、遊漁料は1日400円です。
75歳以上の大人と小学生は無料です。
また、身体障害者と中学生は1日100円です。
大涸沼漁業協同組合等で遊漁券を購入してください。
なお、シジミ狩りはできません。
涸沼で狙える魚・釣果情報
涸沼で狙える魚としては、やはりシーバスが一番人気です。
連日涸沼での釣果が情報に上がっています。
また、ブラックバスは春~秋にかけてがシーズンです。
他にも、ハゼは夏~秋がシーズンです。
涸沼において、上記シーズン中はよく釣果が上がります。
涸沼でのシーバス釣りのポイント・釣り方
涸沼では、海から遡上してくるシーバスを釣ることができます。
シーバス釣りの楽しみ方
シーバス釣りは、場所によっていろんな方法で楽しむことができることも魅力の1つです。
涸沼では、以下のような楽しみ方をすることができます。
オカッパリ(陸っぱり)
涸沼では、やはりオカッパリからシーバスを狙っている方が多いです。
陸上から投げ入れますので、9~10フィート程度の長めのロッドを使用した方が良いです。
橋の下や堤防などを灯りのある場所を狙ってみてください。
ウェーディング
ウェーディングでは、腰当たりまで海の中に立ち入って釣りをします。
魚を近くで見て、波の感触を楽しむことができます。
ただ、やはり危険を伴いますので、必ずライフジャケットをしてください。
ボートシーバス
涸沼でも、ボートに乗ってシーバス釣りをすることができます。
ボートを借りる必要がありますが、ロッドが6フィート程度と短くて済みます。
涸沼でのシーバス釣りにおすすめのポイント・マップ
涸沼は意外と広く、地形が複雑なのでポイントによって魚の動きが変わります。
おすすめの釣り場を紹介します。
おすすめポイント1:大貫橋
大貫橋は、足場が良いので安心してシーバス釣りに望むことができます。
那珂川よりのポイントで、シーバスが上がってきやすい場所です。
初心者の方にもおすすめできます。
おすすめポイント2:広浦公園
広浦公園は、キャンプ場もあり、家族で楽しむことができます。
足場から水面まで距離があるので、遠投が可能な方におすすめです。
2020年8月現在、コロナウイルスの影響で臨時休業等になっている場合もあります。
おすすめポイント3:涸沼流入口
涸沼流入口は、草地にもなっており、様々な生物がいます。
足元でシーバスが泳いでいる魚影が確認できたりするときもあります。
涸沼でのシーバス釣りにおすすめの時期・シーズン
シーバスは涸沼の水温が安定していてエサとなるボラや鮎の稚魚が多い春、秋に多く涸沼に遡上して来ます。
5月、6月ころはエサのベイトが増えるので、ベイトを狙ってシーバスも増えてきます。
5月~11月ころまでが良く釣れる時期です。
時間帯は朝マズメやタマズメが食いつきがいいですが、日中のデイゲームでも釣果が上がっています。
11月、12月になると産卵の時期に差しかかり、深場へ行くようになるので釣れづらくなります。
水温によって産卵の時期がずれ込んだりするので、冬は特にブログ等で情報を調べてから向かうと良いでしょう。
シーバス釣りにおすすめの釣り道具・タックル
涸沼でのシーバス釣りにおすすめの釣り道具を紹介します。
シーバス釣りにおすすめのロッド
シーバス釣りを行う場所によってロッドの長さを変えたりしますが、万能で使用するのであれば、7~9.6フィート程度のロッドが良いでしょう。
【シマノ】モバイルロッド 20 ルアーマチック
新しいモデルでたたむと70㎝程度のコンパクトな寸法になっており、とても軽いロッドです。
継数が多いですが、スムーズな曲がり具合でコストパフォーマンスも申し分ないです。
シーバス釣りにおすすめのリール
涸沼にいるような大型のシーバスに対応でき、汎用性の高いリールをご紹介します。
シーバス釣りにおすすめのルアー(ワーム)
シーバス用のワームにはバイブレーション機能がついているものもありますが、初めはシンプルなワームを試してみることをおすすめします。
【COREMAN】ワーム CA-01アルカリ
ベイトの大きさに近く、シンプルに動きが伝わります。
ハンドメイドのワームなので動きがいいのかもしれません。
専用のジグヘッドがあります。
涸沼シーバスに関するおすすめの釣りブログ
涸沼シーバス釣りは人気がありますので、釣りブログも色々あります。
細かい情報を上げてくれる釣りブログがあるので、読んでいると自分も行ったような臨場感を味わうことができます。
おすすめの2つのブログをご紹介します。
Complete Devotion Ⅲ(田口 知宏さん)
田口さんは、涸沼のシーバスに関するブログをたくさん書いています。
大変頻度よく更新されていてその時期の様子がよく分かりますので、ぜひ訪れてみてください。
田口さんはインスタグラムもされています。
ひやMANブログ
ひやまんさんのブログでも、涸沼川系でのシーバス釣りがよく報告されています。
涸沼の釣り場情報・ポイントまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「涸沼でのシーバス釣り攻略!釣り場情報やおすすめのポイントも解説!」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。