釣り用手袋(フィッシンググローブ)はたくさん種類があって迷ってしまいますが、自分に合ったものを選びたいですよね。今回、釣りラボでは、釣り用手袋(フィッシンググローブ)の選び方やシーズン別のおすすめ手袋をご紹介します。
釣り用手袋(フィッシンググローブ)とは?
釣り用手袋(フィッシンググローブ)とはどのようなものなのでしょうか。
釣り用手袋(フィッシンググローブ)とは、釣りの際に使用する手袋のことで、釣りの際の多くの場面であると便利で必要となるものです。
釣りをする人の中には、釣り用手袋(フィッシンググローブ)を使わない人もいますが、いちど使うとその必要性に納得するでしょう。
釣り用手袋(フィッシンググローブ)があると便利な3つの理由
釣り用手袋(フィッシンググローブ)は釣りの際にあるととても便利なものですが、便利な3つの理由について解説していきます。
1.釣り場での怪我防止
釣り用手袋(フィッシンググローブ)があると便利な理由のひとつめは釣り場での怪我防止です。
釣り場には思わぬ危険があるものです。
特に磯釣りの場合などには、岩場の壁の部分を手で支えたり、場合によっては登ったりする場合もあります。
また釣り場に向かう際に、木をかきわけて進むこともあるかもしれません。
そのような場合に、素手のままだと思わぬところで手を傷つけてしまうでしょう。
釣り用手袋(フィッシンググローブ)は岩場などで手を守る役目を果たします。
また魚によっては、ヒレに鋭いとげのあるものやゴンズイのように毒のあるものもいます。
釣り用手袋(フィッシンググローブ)をつけていれば、魚によって手に傷がつくのを防ぎ、怪我防止をすることができます。
またフック(針)が指に刺さることもありますが、釣り用手袋(フィッシンググローブ)をつけておけばフックでの怪我も防ぐことができます。
2.ラインによる怪我防止
釣り用手袋(フィッシンググローブ)があると便利な理由のふたつめはラインによる怪我防止です。
キャストする際、高速で出ていくラインは、時にはとても危険なもので、ラインで指を切ると結構痛みがあります。
ラインで指などを怪我しないためにも、釣り用手袋(フィッシンググローブ)は必要なタックルのひとつといえます。
3.防寒対策
釣り用手袋(フィッシンググローブ)があると便利な理由のみっつめは防寒対策です。
冬の釣りでは、とにかく手がかじかむものです。
かじかんだ手でのフックへの餌つけやルアーの取り扱いなどの細かい作業は結構大変です。
なので、厳寒期には、防寒対策としての釣り用手袋(フィッシンググローブ)はとても便利なタックルの一つです。
暖かいという理由だけなら、軍手でもある程度は用を足しますが、専用のものは使い勝手もよく、寒い真冬などの時期には必須のアイテムになります。
釣り用手袋(フィッシンググローブ)の選び方
釣りにあると便利な釣り用手袋(フィッシンググローブ)の選び方について解説します。
指先のタイプで選ぶ
選び方のひとつめは指先のタイプで選ぶというものです。
釣り用手袋(フィッシンググローブ)には指のタイプによっていくつかの種類があります。
好みや釣りの状況にあわせて、使い分けても良いですし、一つの種類を使い続けても良いでしょう。
フルフィンガー
フルフィンガーとは、指先をすべて覆った五本指タイプの釣り用手袋(フィッシンググローブ)になります。
フルフィンガーのメリットは指先が全て覆われているので、安全性が高いことです。
特に、冬場には防寒性も高く、凍えることも少ないので初心者にもおすすめです。
ホームセンターなどで販売されている作業用手袋を、代替えで使う釣り人も多く、初心者で、とりあえず釣りを始めてみるという人には、価格も安いので、ワークマンの作業用手袋などを使ってみるのも良いでしょう。
フルフィンガーの難点は、細かい作業には不向きな点です。
エサつけやハリスを結ぶなどの際には、取り外して使うことをおすすめします。
3フィンガーレス
3フィンガーレスとは、親指、人差し指、中指が露出したタイプの釣り用手袋(フィッシンググローブ)です。
5本の指のうち3本の指がで出ているので仕掛けを作る際などに、細かい作業が可能です。
薬指と小指の2本はカバーされているので、ロッドを強くつかむ際に力が入りホールド力も確保されています。
3フィンガーレスタイプの釣り用手袋(フィッシンググローブ)はシマノやダイワなど多くのメーカーから提供されており、バリエーションも豊富です。
フルフィンガーレス
フルフィンガーレスタイプは、5本の指が全て露出しているタイプの釣り用手袋(フィッシンググローブ)です。
指先が全て出ているので、細かい作業をするのにも簡単に行うことができます。
露出しているのは、概ね第一関節から先の部分なので、ロッドを持った際のグリップも十分確保できます。
フルフィンガーに比べて、夏でも暑さを感じにくく、手の甲の日焼け防止にも役立ちます。
手袋の素材で選ぶ
釣り用手袋(フィッシンググローブ)の選び方のふたつめは手袋の素材で選ぶというものです。
釣り用手袋(フィッシンググローブ)には、ゴアテックス、ネオプレーン、タイタニューム(タイタニウム)、クロロプレンゴム、ニトリル、メッシュなどいくつかの素材があります。
それぞれに特徴がありますが、代表的な素材について解説していきますので選ぶ際の参考にしてみてください。
素材によって、洗濯の際の洗い方なども異なるので、洗濯表示をよく確認しましょう。
ネオプレーン
ネオプレーンは、合成ゴムの一種で、ダイビングなどに使用するウェットスーツなどにも使用されている素材です。
伸縮性がある上に耐熱性や耐寒性などに優れ、水もはじく効果があるので、水に濡れることも多い釣り用手袋(フィッシンググローブ)にも最適です。
タイタニューム
タイタニューム(タイタニウム)とは、クロロププレンゴム(ネオプレーン)の表面をチタン合金と繊維で覆うことで耐寒性を高めたものです。
チタンを用いることで、クロロプレンゴム素材を薄くすることができ、操作性が向上します。
特に氷上で釣りをするワカサギ釣りなどの場合におすすめの素材です。
メッシュ
メッシュ素材は、釣り用手袋(フィッシンググローブ)にメッシュ素材を用いたものです。
特に甲の部分などに用いられており、通気性があるので夏用に使用するとよいでしょう。
手のひらの部分は、グリップを高めるために皮革を用いたタイプが多くなっています。
夏は汗をかきやすく、匂いが気になるものですが、メッシュ素材であれば乾きやすいので洗濯も頻繁に行うことができます。
機能で選ぶ
釣り用手袋(フィッシンググローブ)の選び方のみっつめは機能で選ぶというものです。
釣り用手袋(フィッシンググローブ)には、釣りを快適にするために、特別な機能を付加したものがあります。
電熱・ヒーター機能
電熱・ヒーター機能とは、釣り用手袋(フィッシンググローブ)にヒーター機能の付いたタイプでヒーターグローブと呼ばれています。
電熱線が釣り用手袋(フィッシンググローブ)についており、充電式やモバイルバッテリーなどを用いて電気を流し発熱するタイプです。
良い点は、加熱機能がついているのでとても暖かい点です。
反面、洗うことができないなどの欠点もあるので、状況に応じて選んでみましょう。
なお釣り用手袋(フィッシンググローブ)にカイロが入るポケットのついているものもあります。
防水機能
防水機能は、釣り用手袋(フィッシンググローブ)に大切な機能のひとつです。
ネオプレーンやタイタニュームなど防水性と防寒対策を施したもので、完全防水を特徴としている製品も存在します。
特に冬場は手が濡れてしまうと、寒さで指先も動きにくくなってしまうので、防水機能のついたものをおすすめします。
サイズ・フィット感で選ぶ
釣り用手袋(フィッシンググローブ)の選び方もよっつめはサイズ・フィット感で選ぶというものです。
釣り用手袋(フィッシンググローブ)は手の大きさに合ったサイズでフィット感のあるものを選びましょう。
サイズが合わないと、手が入らなかったり、ブカブカでキャストの際にロッドが抜けてしまうなどのトラブルが発生する場合があります。
サイズは手囲いを目安に選びます。
手囲いとは小指の付け根から手首までの長さの2/3の点と、生命線の始まる点を通って掌を一周する長さです。
なおメーカーによってはメンズ用とレディス用は専用設計となっており、同じサイズ表示でも大きさが異なる場合があるので注意が必要です。
釣り用手袋(フィッシンググローブ)おすすめ13選
釣り用手袋(フィッシンググローブ)はダイワやシマノ等の釣り具メーカーの他に、モンベル(montbell)、ノースフェイス、パタゴニアなどのブランドからも提供されています。
釣り用手袋(フィッシンググローブ)おすすめをご紹介します。
【メジャークラフト】チタンコートグローブ|冬用
極寒に強いサーフグローブ
ネオプレンの素材を主体とし、甲部にチタンコート素材を用いることで圧倒的な暖かさを実現しています。
指先を全て覆ったフルフィンガーと3フィンガーレスがあり、特に3フィンガーレスは指先のみが露出しており、耐寒性と操作性を両立しています。
こんな人におすすめ
- 寒さに弱く、釣りに集中できなくなることがある方
- 細かな作業ができなくなる過剰な厚みの手袋を避けたい方
【シマノ】3D・アドバンスグローブ5 GL-022S
快適釣りの必需品
2021年シーズンにおすすめのフルフィンガーレスの釣り用手袋で、裁断方法を工夫し、手にフィットする自然な感覚を持たせました。
夏用の手袋には必要な、UVカット機能や、吸水性、速乾性を持たせ快適な釣りが楽しめます。
こんな人におすすめ
- 夏の釣りで手袋を使いたい方
- 手袋を装着していることを感じさせない、自然で快適な釣りをしたい方
【AQA】子供用マリンスポーツ手袋 KW-4471A|子供用
子供用のマリンスポーツ手袋で、5つのカラーと3つのサイズがあり、好みに応じて選ぶことができます。
マジックテープになっているので、子供でも取り外ししやすく、UVカットで日焼けも抑えてくれます。
【L.A.Yスポーツ】フィッシンググローブ|レディース
防寒タイプのフィッシンググローブですが、3フィンガーレスとなっており、細かい作業に適しています。
ジッパーが長くなっており、着脱しやすくカラーもピンクでおしゃれなフィッシンググローブです。
【シマノ】3D・アドバンスグローブ3 GL-021S|夏用
手の甲の部分にストレッチ素材を用い、裁断を立体化することでフィット感を高めた釣り用グローブです。
夏向けに必須の吸水速乾性能を備え、カラーも6種類あるので好みにあわせて選んでみてください。
【ダイワ】パッド付速乾グローブ3本カット DG-2021
快適釣りライフ
2020年以降に発売されたダイワの夏用グローブです。
UVカット機能も持っておりおすすめの手袋です。
手のひら部分には長時間ロッドを持つことでおきる疲れを軽減するパッドがついています。
接触冷感の効果があり、暑い夏も快適に釣りを楽しむことができます。
こんな人におすすめ
- 夏の釣りで日焼け対策と手のひらの疲れを軽減したい方
- 接触冷感がある手袋を探している方
【メジャークラフト】フィッシンググローブ MCFG-5|夏用
快適なフィッシング
フルフィンガーレスタイプのフィッシンググローブで、サイズとカラーでバリエーションが揃っています。
手の甲の部分はメッシュ素材を使用し、通気性と速乾性を確保し、手のひらの部分には人工皮革とラバーを配置し、滑り止めとしています。
こんな人におすすめ
- 釣りで手袋を着用する習慣がある方
- 暑い季節でも釣りを楽しみたい方
【シマノ】パールフィット3カバーグローブ GL-099T|冬用
暖かくて操作性抜群の手袋
タイタニューム素材で耐寒性を確保しながら、パールフィット加工で肌触りの良い仕上げになっています。
3本の指が出し入れ可能になっており、操作性を向上させています。
袖口の上からかぶせられるように、手首部分が長くなっています。
こんな人におすすめ
- 釣り中に冷え性で手が寒くなりがちな方
- 手足の末端部分に感覚が鈍くなる症状がある方
【DAIWA】UVカットロンググローブ3本カット DG-7821|レディース
肘上まであるロングタイプのフィッシンググローブでUVカット仕様になっているので日焼け対策は完璧です。
汗がたまり易い場所にはメッシュドライ加工を施し、滑り止めを配置することでズレを防止しています。
【マズメ】ネオプレーングローブ 545 MZGL-F545
保温力抜群のフィッシンググローブ
2021年、マズメ(mazume)から発売のフィッシンググローブになります。
ネオプレーングローブ 545 MZGL-F545は、素材裏地にタイタニウムコーティングを施してある保温力抜群のフィッシンググローブです。
ネオプレーン材ですので、防風と冷気をシャットアウトし、手にしっかりフィットするため、リグ交換やキャスト等、寒冷期でも思うがまま釣りを楽しめます。
こんな人におすすめ
- 寒いシーズンでも釣りを楽しみたい方
- 手袋の外側に冷気や風を感じたくない方
【ダイワ】吸汗速乾ストレッチグローブ3本カット DG-64020|夏用
3フィンガーレスの釣り用手袋で、UVカット機能もあり、夏用の手袋として人気の製品となっています。
サイズは男性用の他に、女性用や子供用も用意されており、カラーも豊富でおすすめの釣り用手袋です。
【ダイワ】吸汗速乾ストレッチグローブ3本カット DG-64020|子供用
ダイワの夏向きのフィッシンググローブで3フィンガーレスのタイプとなっており、細かい作業もできます。
サイズとしてSやXSが準備されているので、女性や子供にもフィットしおすすめの製品となります。
【ダイワ】フルカバーグローブ3本カット DG-8220W|冬用
3本指手袋のタイタニューム
保温性に優れ柔軟性の高いタイタニュームとクロロプレンを素材に使用し、指の動きをしやすくしています。
必要な時に、3本の指を出すことができるので細かい作業をするのに適しています。
カラーは3色あり好みに応じて選ぶことができます。
こんな人におすすめ
- 釣り時に寒くなることがある方
- 釣った魚の処理や細かい作業をすることがある方
100均の手袋でも代用可能?
釣り用手袋(フィッシンググローブ)は100均の手袋でも代用可能でしょうか。
ダイソーなどには、作業用の手袋が販売されているので、そのまま使っても良いです。
自作で3フィンガーレスやフルフィンガーレスにすることもできます。
指先を切ることでフィンガーレスにすることができます。
参考のyoutubeアドレスを添付しますので参考にしてみてください。
釣り用手袋(フィッシンググローブ)についてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【2024年最新】釣り用手袋(フィッシンググローブ)のおすすめ13選を徹底解説!」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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