水深や巻き上げ速度などを知ることが出来るカウンター付きリール。その特徴から船釣りには欠かせないリールのひとつです。今回釣りラボでは、そんなカウンター付きリールについて2023年おすすめのリール5選や使い方などを詳しく解説していきます。
カウンター付きリールとは?

カウンター付きリールとは、カウンター(水深計)がついたリールのことです。
カウンター表示された水深を見ることで、仕掛けがどの深さにあるのかを把握することができます。
狙った深さに的確に仕掛けを持ってこれるため、中層の釣りなどでは特に重宝します。
また、水深だけでなく、巻き上げ速度やフォールスピードも表示できるアイテムもあります。
イカやタイなど、巻き上げ速度も重要になる釣りでは、数値を見ながら調整しつつ、ヒットパターンを再現できるため非常に役立つアイテムです。
カウンター付きリールの選び方

まずは、カウンター付きリールの選び方を紹介します。
これから紹介する3つのポイントをしっかりと確認してから、購入するようにしてください。
選ぶポイント1:糸巻き量
糸巻き量はモデルによって様々なため、深層を狙う場合は注意が必要です。
一般的には、PEラインの号数と糸巻き量が表示されています。
ターゲットや釣り方に合わせて選ぶことが重要です。
選ぶポイント2:ギア比
ギア比とは、ハンドルを1回転させたときにどれくらいラインを巻き上げられるかを表したものです。
ギア比が大きいほど巻き取り長が大きくなります。
手返しを重視し、早く巻き取りたい場合はギア比が大きいハイギア、ゆっくりと一定速で巻き取る場合はギア比が小さいローギア(パワーギア)が重宝します。
選ぶポイント3:水深カウンター以外の機能性
水深以外にも、巻き上げスピードやフォールスピードを表示できるものもあります。
また、投入時間タイマー機能を搭載しているタイプもあります。
自分の釣り方にあった機能がついているものを吟味して選びましょう。
【2023年最新】カウンター付きリールおすすめ12選

それでは、実際におすすめのカウンター付きリールを厳選してご紹介します。
【シマノ】バルケッタ 300HG
深場攻略のオフショア両軸リール
シマノから2021年発売のICカウンター付オフショア専用両軸リールになります。
バルケッタ 300HGは、先代モデルから300番手が追加され、ロングハンドル搭載中型仕様として釣り幅の広がる両軸リールに進化しています。
タイラバをはじめ、オフショアジギング、イカ狙いまでより深場のレンジを太糸で攻略出来る、ファンから支持を得て開発された両軸リールです。
こんな人におすすめ
- 深場を攻略する釣りが好きな方
- 糸の出し入れを正確に管理したい方
高評価の口コミ・評判をピックアップ!
- 軽くて扱いやすく、ドラグ音も良い。
- タチウオやヒラメ釣りには十分。
- 勝手に糸を巻き取ったり放出したりする機能がスムーズ。
低評価の口コミ・評判をピックアップ!
- 液晶が小さく、点灯時間が短い。
- 表示角度が斜めで、視野が悪い。
- ドラグ調整幅が荒く、音がしょぼい。
【シマノ】20 バルケッタ Fカスタム
シマノ独自の技術「HAGANEボディ」を採用しており、剛性に優れたモデルです。
リールのたわみやブレを軽減するため、「巻き心地」「アクション」が圧倒的に良くなりアングラー優位のゲームを確立します。
また、フォールレバーを搭載しながら軽量性にこだわり開発されているため、長時間釣りをしていても疲れにくく、集中力を切らすことなく高次元な釣りが展開できます。
高評価の口コミ・評判をピックアップ!
- 深場で使用しているが、問題なし。
- コンパクトで軽く疲れにくい。
- ドラグ音がよく鳴り、SLJにはコスパがいい。
- 使いやすく、30号でも問題なし。
- ベアリング追加しなくても問題ない。
- 比較的質感の差が許容範囲。
低評価の口コミ・評判をピックアップ!
- ハンドルを回すと、音がする。(初期不良ではなく、許容範囲との回答あり)
- 他機種に比べ、フォールレバーやレベルワインダーが重く感じる。
- ハンドルノブがベアリング仕様ではない。
【ダイワ】ソルティガIC 300H-SJ
搭載最新テクノロジーのリール
ダイワのフラッグシップリールであるソルティガが、2021年、カウンター付きモデルとして発売されました。
ハイパードライブデザインという最新テクノロジーを搭載されたリールで、リールとしての基本性能を極限にまで高めています。
ソルティガICはハンドル・サイズ別に8種類ラインナップとなっています。
100番シリーズはタイラバやスーパーライトジギングに、300番シリーズはジギング・スロージギングにマッチします。
こんな人におすすめ
- 狙う魚の水深を把握して、より的確な釣りができるリールを探している方
- 高機能かつ高性能なリールを求めている方の方
高評価の口コミ・評判をピックアップ!
- 耐久性があり、巻きが滑らか。
- デザインが素晴らしく、ストレスなく巻ける。
- 投資に見合う価値が十分にある。
- 巻きが軽く、剛性感がある。
低評価の口コミ・評判をピックアップ!
- 製品自体は良いが、業者による型番ミスが痛かった。
【ダイワ】SW X IC SS
価格が1万円台前半と圧倒的安価で「コストパフォーマンス」の高いモデルとなっています。
スーパーメタルフレームを採用しているため、非常に軽く剛性が高いです。
大物を掛けても難なく引き用せる巻き心地で、快適な釣行を実現します。
特徴的なブラックブルーの美しいカラーリングを採用し、アングラーの所有感を満たしてくれるリールです。
高評価の口コミ・評判をピックアップ!
- デジタル表示がラクで使いやすい。
- お手頃価格で、スタイリッシュで綺麗な色。
- カウンターが使いやすく、巻き心地が軽い。
低評価の口コミ・評判をピックアップ!
- 標準糸巻量と異なり、巻ける長さが短かった。
- ダブルハンドルが少し短い。
- 液晶表示に問題がある等、実使用でトラブルがあった。
【アブガルシア】MAX DLC
デザイン性と高いスペックが両立されたアブガルシアのリールです。
珍しいホワイトとブラックのツートンカラーを採用しており、アイデンティティのある美しい外観となっています。
また、ナイトゲーム対応の「LEDバックライト付きデカ文字カウンター」を採用しているので、明るく視認性に優れている点も特徴です。
カウンターの操作は2つのボタンで行うため、誰でも簡単に扱うことができます。
高評価の口コミ・評判をピックアップ!
- ドラグ音が鳴り、作業が楽しい。
- 価格が手頃で、扱いやすい。
- 液晶パネルが見やすい。
- 実釣で使って問題なし。
低評価の口コミ・評判をピックアップ!
- 底取りした瞬間にクラッチがつながらないことがある。
- 安っぽい感じがする。巻き心地が悪い。
- メーター表示に不備があると感じる人がいる。
【ダイワ】スパルタン IC
ボディに軽くて高強度なアルミニウム素材を採用したリールです。
樹脂ボディに比べ剛性が高く、負担がかかっても圧倒的なパワーを発揮することができます。
また、シマノ独自のテクノロジーである「オートマチックドラグシステム」を採用しているため、ドラグの滑り出しが滑らかで魚の動きにしっかり追従しながらバラシを防ぎます。
高評価の口コミ・評判をピックアップ!
- 軽量で持ちやすい。カウンターの機能も良好。
- 価格に対して性能が良い。船カレイでも使える。
- 巻き上げが滑らかで、オールマイティーに使える。
- 完全フカセ用に購入し、性能はとても良い。
低評価の口コミ・評判をピックアップ!
- ハイギヤが出ない。
- 巻き感は剛性がなく、トルクが弱い。
- 糸巻き設定が難しい。保証書が欲しい。
【シマノ】オシアコンクエストCT 300PG
アタリが取れる「カウンター機能」に加え、フォールスピードが容易に調整できる新設計の「フォールレバー」を搭載したモデルです。
水深や巻き上げスピードなどをカウンターで目視できるため、魚に主導権を握らせず高次元な釣りを可能にします。
また、フォールレバーにより釣り場の環境に合わせてスピードを可変できるため、ターゲットに的確なアプローチが可能となります。
高評価の口コミ・評判をピックアップ!
- 巻き心地が良く、大物でも簡単に上げられる。
- 滑らかで耐久性に優れ、完璧なベイトリール。
- タチウオやタイラバに最適でコンクエストが使用していることに安心感がある。
【ダイワ】ティエラ A IC 150H-DH
攻略に最適なオフショアリール
ダイワから2021年発売のICカウンター付オフショア用両軸リールになります。
ティエラ A IC 150H-DHは、ダイワ新基準のHYPERDRIVE DESIGN構成により、更に高剛性高性能化した、コンパクト両軸リールです。
最小10cm単位のICカウンターが搭載され、タイラバや一つテンヤゲームで、ボトム側から誘いあげる攻略が可能になり、ヒットシーンを確実に再現出来るリールに進化しています。
こんな人におすすめ
- タイラバや一つテンヤゲームなど、水深を測りながらの釣りに興味がある方
- デプス(水深)を正確に把握し、釣果を増やしたいと思っている方
高評価の口コミ・評判をピックアップ!
- 手巻きでも問題なく、カウンターも正確。
- 軽くて使い勝手が良い。
- 耳障りのない音量で棚を教えてくれる。
- 巻き取りもスムーズ。
低評価の口コミ・評判をピックアップ!
- クラッチが堅く感じる。
- 多少改善されたものの、使い心地が悪い。
【シマノ】炎月プレミアム 150PG
シマノのミドルクラスとしてリリースされているこのモデルは、スペックだけではなく見た目も美しく仕上がっています。
フォールスピード・巻き上げ速度・水深の深さなど、さまざまな情報を液晶画面に表示してくれるため、アングラー優位のゲームを展開させてくれるでしょう。
また、高級感溢れるシルバーを基調にしたカラーリングは、組み合わせるロッドを選ばず所有感を十分に満たしてくれます。
ライントラブルが少なく巻き心地抜群な特徴もあり、1日釣りをしていても疲労感を感じさせないリールです。
高評価の口コミ・評判をピックアップ!
- 糸が巻きやすく、ドラッグが良い。
- スロースピードでじっくり動かせるため、釣果に期待。
- マイクロモジュールギアが搭載されているため、巻き心地が滑らかで、釣果に直結する機能がある。
- 使いやすく、軽い。
低評価の口コミ・評判をピックアップ!
- 異音がした。
- 巻き心地が悪い。
- 初期設定がうまくいかない。
- 回収はしにくいが、パワーは抜群であるため、満足。
【ダイワ】紅牙 IC 100P-RM
ソルトリールに求められる「剛性」「軽量性」「操作性」の基本要素をしっかりと備えたモデルです。
速度表示機能付きの「ICカウンター」を搭載しているため、水深・フォールスピード・飛距離を容易に可視化することができます。
また、ダイワ独自のテクノロジーである「オートマチックドラグシステム」を搭載しているため、ファイト中に魚の動きに滑らかに追従し、ラインブレイクやバラシを大幅に軽減します。
高評価の口コミ・評判をピックアップ!
- カウンター付きで巻き上げ速度を安定させやすく、軽い。
- 軽くて手にしっかりフィットして使いやすい。
- 安価に、安全に購入できる。
低評価の口コミ・評判をピックアップ!
- マグシールドが入っていない。
- デザインの色味イマイチ。
【ダイワ】カウンター付ベイトリール 20 ティエラ IC
軽くて強い、さらに耐防錆性に優れた「ZAION」をフレームとサイドプレートに搭載しているモデルです。
また、10m毎にアラーム音が鳴る新機能や、魚の引きに滑らかに追従する「オートマチックドラグシステム」など、ダイワ独自の技術を惜しみなく搭載しています。
カウンターにはLEDバックライトを搭載しているため、ナイトゲームでも抜群の視認性を誇ります。
高評価の口コミ・評判をピックアップ!
- 軽くて使いやすい。
- タイラバなどのライトゲームに向いている。
- 釣行後の手の疲れや肩こりが軽減される。
- IC対応の自重が軽く、幅広く釣りに利用できる。
低評価の口コミ・評判をピックアップ!
- スプール径が小さいため、巻き数が少なく、深場には適さない。
- 大物がかかると巻き上げが苦しい。
- 潮の流れや錘の重さによって回転数が不安定になり、糸が絡むことがある。
【プロックス】攻棚デジソーラー
多目的に使えるソーラーリール
2020年発売の、ソーラー電池採用カウンター付きリールです。
晴天時はソーラーパネルで、ソーラーで十分発電できないときは内臓電池駆動で電池の消費を抑えることができます。
100mのダブルハンドル搭載で、タイラバやいイカメタルなど幅広いターゲットに対応しています。
コストパフォーマンスに優れ、ビギナーにもおすすめです。
こんな人におすすめ
- 釣果を把握したい初心者の方
- コストパフォーマンスに優れたリールを探している方
カウンター付きリールの使い方

カウンター付きリールの使い方をご紹介します。
感覚に頼りがちな釣りですが、カウンター付きリールを取り入れることで、正確な数値を確認しながら釣果を上げることができます。
また、漁師さんの指示を貰いながらの船釣りの際も、指示を的確に反映でき、ヒットにつながります。
そして、水深・巻き上げ速度・フォールスピードを記録し、ヒットパターンを再現しながら釣ることもできます。
ここでは、カウンター付きリールを使ったタイラバのやり方を紹介します。
カウンター付きリールの電池交換の頻度

カウンター付リールの機能や使用頻度にもよりますが、およそ1〜2年で交換になるケースが多いです。
また、交換不要のソーラー電池を搭載しているモデルもあります。
カウンターがずれる場合の解決方法

メーカーによってはカウンターの補正機能がありますので、試してみてください。
大きなズレが生じた場合は販売店で見てもらいましょう。
カウンター付きリールのまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【2023年】カウンター付きリールおすすめ人気12選!ダイワ・シマノ」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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