ベイトリールを初めて買うとき、ブレーキの合わない1台を選ぶと、投げるたびに糸がスプールの上で絡みます。ほどく作業に追われて、釣りの時間が短くなってしまいます。
今回、釣りラボでは、ベイトリール選びでお悩みの方に向けて、通販サイトの人気商品上位から10本を厳選し、スプール径・ブレーキ・ギア比・自重・海での使用・本体の形の6つで徹底比較しました。釣りラボのおすすめは『10g前後のルアーを幅広く投げるなら、径34mm前後のスプールに糸絡みを抑えるブレーキが付いた、ギア比7台のもの』です。ぜひ最後までご覧ください。
※商品は釣りラボの基準で選んでいますが、販売店から紹介料を受け取ることがあります。 運営者情報
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この記事を監修した人
選び方の基準は、釣り歴10年以上の監修者が監修しています。商品の選定と紹介文は釣りラボ編集部が行っています。監修者は幼いころから釣りが生活の一部で、週末はほぼ釣り場に出ています。海の釣りから川や湖の釣りまで、幅広く楽しんでいる釣り人です。
ベイトリールの選び方|ルアーの重さとブレーキで決める

ベイトリールは、投げるルアーの重さでスプールの太さを決め、次にブレーキの方式を決めると絞りやすくなります。スプールが合わないと、軽いルアーは飛ばず、重いルアーでは糸が足りなくなるからです。
1スプール径投げるルアーの重さに合う太さか
2ブレーキの方式遠心、マグネット、DCのどれで糸絡みを抑えるか
3ギア比巻く速さが釣り方に合っているか
4自重一日投げ続けても疲れにくい重さか
5海で使えるかメーカーが海水での使用をうたっているか
6本体の形手に収まる薄型か、糸を多く巻ける丸型か軽いルアーは32〜33mm、重いルアーは35mm以上のスプール

数グラムの軽いルアーを投げるなら径32〜33mm、重いルアーや太い糸を使うなら35mm以上のスプールが目安です。スプールが細く軽いほど、軽いルアーでも回り始めが速く、少ない力で飛ばせます。
数グラムのルアーを専門に投げる釣り方はベイトフィネスと呼ばれ、専用のリールは細く浅いスプールを積んでいます。10g前後のルアーを幅広く投げるなら、34mm前後が扱いやすい太さです。
大きなルアーを投げる釣りや、強い引きの魚を狙う釣りでは、太い糸を多く巻ける35mm以上の深いスプールを選んでください。
糸絡みが不安ならDCブレーキ、慣れたら遠心かマグネット

初めての1台で糸絡み(バックラッシュ)が不安なら、電子制御でブレーキをかけるDCブレーキのリールを選ぶと失敗が減ります。DCブレーキは、スプールの回り方に合わせて、リールがブレーキの強さを変えます。
遠心ブレーキは、スプールが回る力で中の重りが外へ動き、ブレーキをかける仕組みです。マグネットブレーキは磁石の力で回転を抑え、ダイヤルを回すだけで強さを変えられます。
どの方式でも、投げ始めはブレーキを強めにして、慣れたら少しずつ弱めていきましょう。
迷ったらギア比7台、一定の速さで巻くなら6台以下

どの釣りにも使う1台なら、ギア比7台を選ぶと、速く巻くこともゆっくり巻くこともできます。ギア比は、ハンドルを1回まわす間にスプールが何回まわるかを表す数です。
ギア比が8を超えるリールは、投げたルアーを速く回収でき、狙う場所へ次々と投げる釣りで手数が増えます。6台より低いリールは、クランクベイトのように巻いて泳がせるルアーを、一定の速さで引きやすくなります。
仕様では、ハンドル1回転で巻ける長さ(cm)も見てください。同じギア比でも、スプールが太いほど1回転で巻ける長さは増えます。
自重は200g前後までが目安

一日投げ続ける釣りなら、自重200g前後までのリールを選ぶと手首が疲れにくくなります。竿とリールを合わせた重さは、投げるたびに手首にかかります。
大きなルアーや強い引きの魚を相手にするリールは、丈夫な作りのぶん重くなる傾向があります。軽さを取るか強さを取るかは、狙う魚とルアーの重さで決めてください。
海で使うならソルト対応をうたうモデル

海で使うなら、メーカーが海水での使用をうたうソルト対応のモデルを選んでください。海水が中に残ると、ベアリングや金属の部品がさびる原因になります。
ソルト対応のリールでも、使った後は真水のシャワーで塩を流し、日陰で乾かすと長持ちします。川や湖で使う方も、海へ行く予定があるならソルト対応を選んでおけば1台で済みます。
糸を多く巻くなら丸型、手に収めるなら薄型

太い糸を多く巻きたいなら丸型、手のひらで包んで持ちたいなら薄型のロープロファイルを選びます。丸型は円筒の形のボディで、スプールを大きく深くしやすい作りです。
ロープロファイルは横から見て平たい形で、竿と一緒に握り込みやすいのが特徴です。今のベイトリールの多くはこの形なので、初めての1台もロープロファイルから選ぶと迷いません。
用途で選ぶ
ベイトリールおすすめ人気ランキング|コスパとブレーキ・ギア比で比較
Amazon・11/6 6:15時点の価格です。価格は変わることがあります。
| 商品名 | 画像 | 参考価格i | 自重 | ギア比 | スプール径 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1メタニウムシマノ | Amazonで見る | 175g | 6.2、7.1、8.1 | 34mm | |
| 2ジリオン SV TW 1000XHLダイワ | Amazonで見る | 175g | 8.5 | 34mm | |
| 3カルカッタコンクエストシマノ | Amazonで見る | 235〜240g | 4.8、6.5、7.5 | 38mm | |
| 4アルファス SV TWダイワ | 27,400円 | 175g | 7.1〜8.5 | 32mm | |
| 5SLX DC XTシマノ | 21,983円 | 195g | 6.2、7.4、8.1 | 33mm | |
| 6SLX DCシマノ | 19,869円 | 200g | 7.2、8.2 | 33mm | |
| 7スコーピオン MDシマノ | 20,552円 | 215g | 7.4、8.5 | 35mm | |
| 8マックス5 ブラックマックスアブガルシア | 7,373円 | 213g | 6.5:1 | 33mm | |
| 9Garcia ROXANI BF8Abu | 14,800円 | 185g | 8.0 | 33mm | |
| 10バスワン XTシマノ | 6,483円 | 210g | 7.2 | 34mm |
ギア比やサイズの違うモデルがあるリールは、仕様の表にその幅を載せています。
メタニウム
175gのボディに34mmのスプールを積む遠心ブレーキ機



- 自重175gの軽いボディ
- ギア比を6.2、7.1、8.1から選べる
- ブレーキの強さを外のダイヤルで変えられる
シマノの、遠心ブレーキのSVSインフィニティを使うベイトリールです。ボディはマグネシウムの一体成型で、径34mmのMGLスプールIIIを積んで自重は175gに収まっています。ブレーキの強さは、外から回すダイヤルで変えられます。
軽いリール1台で、いろいろな重さのルアーを投げたい人に合う1台です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 自重 | 175g |
| ギア比 | 6.2、7.1、8.1 |
| スプール径 | 34mm |
| 最大ドラグ力 | 5kg |
| ブレーキ | SVSインフィニティ(遠心) |
こんな人におすすめ
- マグネシウム一体成型のコアソリッドボディで、自重175g
- 径34mm・幅19mmの低慣性MGLスプールIIIを積む
- ギア比は6.2、7.1、8.1の3つから選べる
ジリオン SV TW 1000XHL
1回転で90cmを巻くギア比8.5の左ハンドル機




- ハンドル1回転で90cm巻ける
- 海でも使えるソルト対応
- 自重175gで軽い
ダイワの、ソルト対応のアルミボディを持つベイトリールです。1000XHLはギア比8.5で、ハンドル1回転で90cmの糸を巻き取ります。品番の末尾のLは左ハンドルを表し、右手で竿を持ったまま巻けます。
投げたルアーを速く回収して、投げる回数を増やしたい人に合う1台です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 自重 | 175g |
| ギア比 | 8.5 |
| スプール径 | 34mm |
| 最大ドラグ力 | 5kg |
| ほかのギア比 | 5.5〜7.1のモデルあり |
こんな人におすすめ
- ギア比8.5で、ハンドル1回転で90cm巻ける
- 径34mmのスプールで、自重は175g
- ソルト対応のアルミボディ
カルカッタコンクエスト
径38mmのスプールを積む丸型の200番




- ギア比を4.8、6.5、7.5から選べる
- 最大ドラグ力6kg
- 径38mmのスプールを積む
- 自重は235〜240gで、200g前後のリールより重い
シマノの丸型ベイトリールのうち、径38mmのスプールを積む200番です。ギア比は4.8、6.5、7.5の3つで、4.8ならハンドル1回転で57cm、7.5なら89cmを巻き取ります。自重は235〜240gで、最大ドラグ力は6kgあります。
重めのルアーを、ゆっくり一定の速さで巻きたい人に合う1台です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 自重 | 235〜240g |
| ギア比 | 4.8、6.5、7.5 |
| スプール径 | 38mm |
| 最大ドラグ力 | 6kg |
| ブレーキ | SVSインフィニティ(遠心) |
こんな人におすすめ
- 丸型のボディに、径38mmのスプールを積む200番
- ギア比は4.8、6.5、7.5の3つ
- 最大ドラグ力6kgで、ブレーキはSVSインフィニティ
アルファス SV TW
径32mmのSVスプールを積む小型のソルト対応機






- 径32mmの細いスプールを積む
- 自重175gで軽い
- 海でも使えるソルト対応
ダイワの、小型のボディに径32mmのSVスプールを積んだベイトリールです。自重は175gで、海でも使えるソルト対応の作りになっています。ギア比は7.1から8.5までのモデルがあります。
軽めのルアーを、小さなリールで投げたい人に合う1台です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 自重 | 175g |
| ギア比 | 7.1〜8.5 |
| スプール径 | 32mm |
| ブレーキ | SVスプール(マグネット) |
こんな人におすすめ
- 小型のボディに、径32mmのSVスプールを積む
- 自重175gで、ソルト対応
- ギア比は7.1〜8.5のモデルがある
SLX DC
I-DC5と33mmのMGLスプールIIIを積むDC機


- 電子制御のI-DC5がブレーキをかける
- ギア比を6.2、7.4、8.1から選べる
- 5g前後の軽いルアーは投げにくい
シマノの、電子制御のDCブレーキI-DC5を積んだベイトリールです。スプールは径33mm、幅21mmのMGLスプールIIIで、自重は195gです。ギア比は6.2、7.4、8.1の3つがあります。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 自重 | 195g |
| ギア比 | 6.2、7.4、8.1 |
| スプール径 | 33mm |
| ブレーキ | I-DC5(DC) |
こんな人におすすめ
- 電子制御のI-DC5と、低慣性のMGLスプールIIIを積む
- 径33mm・幅21mmのスプールで、自重195g
- ギア比は6.2、7.4、8.1の3つ
マックス5 ブラックマックス
ナイロン16lbを100m巻ける、ギア比6.5






- ナイロン16lbを100m巻け、太めの糸も入る
- 最大ドラグ力7kgで、大きな魚とのやり取りでも締めて使える
アブガルシアのマックス5の、マグネット式のMagTraxブレーキを付けたベイトリールです。ナイロン16lbを100m、PE3号を100m巻けます。ギアは真鍮製で、ハンドルは90mmのアルミ製。ハンドル1回転で67cm巻き取ります。
太めの糸を巻いて、ベイトリールを始めたい人に合う1台です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 自重 | 213g |
| ギア比 | 6.5:1 |
| 最大ドラグ力 | 7kg |
| スプール径 | 33mm |
| 巻取り長さ(1回転) | 67cm |
こんな人におすすめ
- 径33mmのスプールに、マグネット式のブレーキを付けたベイトリール
- 自重213g、ギア比6.5、最大ドラグ力7kg
- ナイロン16lbを100m、PE3号を100m巻ける
Garcia ROXANI BF8
PE1号を200m巻ける自重185gのベイトフィネス機






- 自重185gで軽い
- ナイロン8lbを100m巻ける
- ギア比8.0で、1回転83cm巻ける
アブガルシアの、軽いルアーをベイトリールで投げるベイトフィネス用のモデルです。スプールは径33mmの超々ジュラルミン製で、ナイロン8lbを100m、PE1号を200m巻けます。ギア比は8.0で、ハンドル1回転で83cmを巻き取ります。
軽いルアーをベイトリールで投げてみたい人に合う1台です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 自重 | 185g |
| ギア比 | 8.0 |
| スプール径 | 33mm |
| 最大ドラグ力 | 5.5kg |
| ブレーキ | MAGTRAX-X(マグネット) |
こんな人におすすめ
- 自重185gのベイトフィネス用
- 径33mmの超々ジュラルミンのスプールで、PE1号を200m巻ける
- ブレーキはマグネット10個のMAGTRAX-X
バスワン XT
16lbを100m巻ける34mmスプールの入門機



- ナイロン16lbを100m巻ける
- 遠心ブレーキのSVSで回転を抑える
- ギア比7.2で、1回転77cm巻ける
シマノの、遠心ブレーキのSVSを使うベイトリールです。クラッチを切るとスプールを2つのベアリングだけで支えるスーパーフリースプールで、ナイロン16lbを100m巻けます。自重は210gで、最大ドラグ力は5kgです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 自重 | 210g |
| ギア比 | 7.2 |
| スプール径 | 34mm |
| 最大ドラグ力 | 5kg |
| ブレーキ | SVS(遠心) |
こんな人におすすめ
- 遠心ブレーキのSVSと、スーパーフリースプールを持つ
- 径34mm・幅22mmのスプールに、ナイロン16lbを100m巻ける
- ギア比7.2で、ハンドル1回転77cm
よくある質問|ベイトリールについての疑問を解決

初めてのベイトリールは、どのブレーキを選べばいいですか?
糸絡みが不安なら、電子制御のDCブレーキが付いたリールが安心です。DCブレーキは、スプールの回り方に合わせてリールがブレーキの強さを変えてくれます。遠心ブレーキやマグネットブレーキのリールは、投げ始めはブレーキを強めにして、慣れたら少しずつ弱めてください。
右巻きと左巻きのどちらがいいですか?
右手で竿を持って投げる方は、投げた後に持ち替えずに巻ける左巻きが基本です。投げる手と巻く手が分かれていれば、着水してすぐに巻き始められます。右巻きに慣れている方は、右巻きを選んでもかまいません。
バックラッシュを防ぐコツはありますか?
ブレーキを強めに合わせ、着水の直前に親指でスプールを軽く押さえるのが基本です。親指で回転を抑えるこの動きはサミングと呼ばれます。ルアーの重さが変わったら、そのたびにブレーキを合わせ直してください。
ベイトリールは海でも使えますか?
ソルト対応をうたうモデルなら、海で使えます。使った後は真水で塩を流し、日陰で乾かしてから片付けてください。
まとめ|ベイトリール選びで迷ったら

ベイトリールは、投げるルアーの重さと、糸絡みへの不安の大きさで選ぶと迷いません。スプールの太さとブレーキの方式が決まれば、候補は数台まで絞れます。
初めての1台なら、径34mm前後のスプールにDCブレーキが付いた、ギア比7台のリールを選んでください。10g前後のルアーを幅広く投げられ、糸絡みの失敗も減らせます。
数グラムの軽いルアーを投げるなら、径32〜33mmの細いスプールを。大きなルアーや太い糸を使う釣りでは、35mm以上の深いスプールを選び、丸型も候補に入れてください。
海で使う予定がある方は、ソルト対応をうたうモデルを選び、使った後は真水で塩を流してから片付けましょう。
