釣りに必要不可欠なリール。そんなリールを塗装することで様々なメリットがあります。今回釣りラボでは、リール塗装に関して、その魅力やショップに作業依頼する方法、自分で塗装する手順などを詳しく解説していきます。
リール塗装にはどんな魅力がある?

リールを塗装する魅力としては、やはり、自分好みのリールにカスタマイズし、オリジナリティを出すことができる点が挙げられます。
通常販売されているリールは、大多数の人に受け入れられるようなブラックやブルーなどのカラーになりがちです。
その点、自分の好きなように塗装をすれば、世界にただ一つのオリジナルリールにすることができます。
また、リール塗装には、傷ついた部分や、浮いて剥がれた部分を修復・補修することができるといったメリットもあります。
リール塗装はどうやるの?その方法を解説!


スピニングリール、あるいはベイトリールを塗装するにはどうしたら良いのでしょうか?
リール塗装の方法には、「ショップに依頼する方法」と「自分で塗装する方法」の2種類あります。
それぞれのやり方をご紹介します。
ショップで塗装を依頼する場合
リール塗装をショップ・業者に依頼する最大の利点は、完成度の高さです。
多少料金はかかりますが、プロの手による仕上がりには、きっと満足することでしょう。
そのためには、自分の希望やイメージを確実に伝えられるように注意する必要があります。
どんなショップに依頼するべき?
リール塗装を依頼するショップ・業者は、主に釣具専門店になります。
関東(東日本)だと静岡県にあるzest、関西(西日本)では大阪府のリール屋ピカレスクといった店舗が非常に有名です。
また、それぞれのショップ毎に得意な塗装のジャンルがあります。
自分の希望するジャンルを売りにしているショップを選ぶようにするとよいでしょう。
平均的な料金帯
リール塗装の平均的な料金帯は、15000円から20000円となっています。
パーツのみでは、2500円から3000円くらいが平均的です。
自分でリール塗装をする場合
自分でリールを塗装すると、ショップに依頼するよりも安く済むのがメリットです。
しかし、慣れない方や苦手な方だと、リール塗装に失敗する可能性もあります。
用意する道具・塗料
自分でリール塗装(DIY)をする場合に、用意する道具・塗料は以下の通りです。
工具類
工具は、リールを分解するときに使います。
【アブガルシア】Maintenance Kit
メンテナンスに必要な工具がセットになっていてお得です。
収納にも便利なケース入りです。
高評価の口コミ・評判をピックアップ!
- 必要なものが入っており、持ち運びやメンテナンスに役立ちやすい。
- 見た目がかっこよく、所有欲を満たしてくれる。
- お得感がある。
低評価の口コミ・評判をピックアップ!
- ケースのスポンジがいまいちで剥離している。
- ケース中のオイルが漏れていた。
剥離剤
剥離剤は、リールにある元々の塗装をはがすのに使います。
【三彩化工】ネオリバースプレーネクスト
スプレータイプの剥離剤です。
有害物質を含まない環境に配慮した商品です。
高評価の口コミ・評判をピックアップ!
- 自家塗装剥離に効果的。
- フェンダーの素材を痛めずに剥離できた。
- 綺麗に剥がれるので、噴き忘れた箇所などに使いやすい。
- 綺麗に剥がせるので、スプレーガンのノズル内の塗料も綺麗に剥がせる。
- アルミホイールのペンキの剥離に効果的。
低評価の口コミ・評判をピックアップ!
- 塗装部分によっては強力な剥離剤の方が良い。
- 効果が弱く、塗装表面が柔らかくなるだけ。
- 液の性質がクリームみたいで効果が弱そう。
- 効果が期待していたのと比べて1割程度。
ナイロンたわし
ナイロンたわしは、リールの表面の凹凸を研磨するのに使います。
マスキングテープ
マスキングテープは、リールをきれいに塗装するために使います。
【3M】スコッチ 塗装用マスキングテープ
マスキングテープの名品です。
曲線にも使え、十分な粘着力ですがのりが残らず剥がせます。
高評価の口コミ・評判をピックアップ!
- 用途が広く、使いやすい。
- 安くて粘着力もよく、まとめ買いをするほど。
- 塗装や固定、様々な用途で使用できる。
- 接着力が適切で使用後も剥がしやすい。
低評価の口コミ・評判をピックアップ!
- 配送時に製品がボコボコになっていた。
スプレー缶
スプレー缶は、塗装用のスプレーのものを使います。
【アサヒペン】高耐久ラッカースプレー
紫外線や錆びなどに強い、高耐久缶スプレーです。
タレにくく、乾きも早いです。
高評価の口コミ・評判をピックアップ!
- 使い切りにしなくてよく、コストパフォーマンスが良い。
- 塗装が簡単で色の乗りも良く、素人でも使いやすい。
- 塗装仕上がりが綺麗な上、耐久性も良い。
低評価の口コミ・評判をピックアップ!
- 完全硬化後にも粉が手につく。
- 一度吹き付けるとはがれにくく修正がきかない。
- 使用中はにおいが強いため、広い場所での使用がおすすめ。
【アサヒペン】メッキ調スプレー
メッキ調に仕上がる缶スプレーです。
ゴールド、シルバー、クロムなど全5種類です。
高評価の口コミ・評判をピックアップ!
- 安価で使いやすく、発色が良い。
- メッキ感があり、イメージ通りのゴールドになった。
- プラモデル用途にはちょっと合わないかも。
低評価の口コミ・評判をピックアップ!
- ノズルの詰まりやすさや広がりが気になる。
- ムラになることがある。
リール塗装をする手順
それでは、実際に自分でリール塗装をする際の手順をご紹介します。
1. リールの分解
まずは、工具を使ってリールを分解していきます。
パーツをなくさないように気を付けましょう。
2. 下地作り
分解したら、剥離剤を使って元の塗装を剥がしていきます。
完全に剥がれるまで時間がかかるので、しばらく待ちます。
十分に換気をしながら行いましょう。
塗装が剥がれたら、ナイロンたわしで表面の凹凸を研磨していきます。
その後プラサフ等の下地を塗り、マスキングテープでマスキングをします。
3. 塗装
50cmほど離れたところから少しずつスプレーを吹き付けていきます。
缶スプレーでの塗装の方法は、次の動画が参考になります。
4. 乾燥
風通しのよいところや、ヒーターの前などで乾燥させます。
自分で塗装する際のポイント
自分で塗装するときは、リールを分解する前に原型を写真などで記録しておくのがポイントです。
新たに塗装をすると、パーツの組み合わせが分からなくなる危険があります。
分解前の写真があると、再びリールを組み立てるときの参考にすることができます。
リールの塗装についてまとめ


いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「リール塗装のやり方や依頼方法を徹底解説!オリジナリティを出すにはどうすれば良い?」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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