アジングにパックロッドがあると便利ですが、たくさんありすぎてどれを購入していいのか迷ってしまいますよね。今回、釣りラボでは、アジング用パックロッドの選び方、おすすめのロッドを振り出し・継ぎタイプ別に紹介します。
アジングロッド ロッド・釣り竿アジング用パックロッドとは?

アジング用パックロッドとは、アジングにも使える比較的軽量のルアーを使えるロッドで、継ぎ数が多く、携行する際に短くできるロッドのことを言います。
アジングにパックロッドがあると便利な理由

アジングにパックロッドがあると便利な理由について解説していきます。
ラン&ガンがしやすい
アジングにパックロッドがあると便利な理由のひとつめはラン&ガンがしやすいということです。
パックロッドは、使わない時は短くすることができるので、ラン&ガンで移動するときは、ロッドを短くして身軽になって移動することができます。
特に振り出しタイプは、ルアーをつけたまま、短くでき便利です。
携帯&持ち運びに便利
アジングにパックロッドがあると便利な理由のふたつめは、携帯&持ち運びに便利だということです。
パックロッドは、仕舞寸法が、短いもので50cm以下にすることができ、釣行に複数本のロッドを持っていきたい場合には、荷物を減らすことができます。
旅行に行く際にも、スーツケースに入れることも可能なので、旅行先で釣りをしたくなった場合にも便利です。
自転車やバイク、電車を利用した釣行の場合にもコンパクトに収納できるパックロッドは強い味方となってくれます。
サブロッドとして使える
アジングにパックロッドがあると便利な理由のみっつめは、サブロッドとして使えるということです。
アジングロッドは、全体的に細くデリケートな扱いが必要で、気をつけていても折れてしまうことがあります。
そのような場合でも、パックロッドを持っていれば、釣りを続けることができます。
特に近場の釣りではなく、遠くに釣行に行っている場合には、ロッドが折れてしまうと、釣りを断念して帰ることになりかねません。
遠征での釣行など遠くに行く場合には、パックロッドをサブロッドとして持参することをおすすめします。
アジング用パックロッドの選び方

アジング用パックロッドの選び方について解説します。
選ぶポイント1:種類
アジング用パックロッドを選ぶ際のポイント1つ目は、パックロッドの種類で選ぶというものです。
パックロッドには、振り出しタイプと、継ぎタイプがあります。
振り出しタイプ
振り出しタイプとは、ロッドが中空状になっており、ロッドの先の細い部分が、元の太い部分に入り込んでいくタイプです。
ロッドを伸ばしたり、縮めたりするのが簡単なので、使いやすいのが最も大きな特徴となっています。
アジングなどのルアーフィッシングの他にも多くの釣法に使用されており、ロッドのカラーやモデルも多くなっています。
反面ロッドの間から、水や砂が入りやすく、壊れやすい場合があるので、使用後の洗浄を丁寧に行う必要があります。
また、伸び縮みの衝撃でガイド部分が取れてしまったり、中空なので乱暴に扱うと折れたり、ひびが入ったりする場合があります。
継ぎタイプ
継ぎタイプとは、ロッドが複数の部分に分かれており、使うときにつないで使うタイプのロッドをいいます。
パックロッドの場合は、継ぎ数が多く、ひとつひとつのロッドの部分が短くなっているのが特徴です。
継ぎタイプは、振り出しタイプのように、キャスティングした際に、ロッドが縮まることは無く安心してキャスティングができます。
また、水洗いがしやすいというメリットもあります。
その反面、キャスティングした際に、接続部分から抜けてしまうことがあり、しっかり差し込んでおく必要があります。
また、振り出しタイプのように、簡単に伸ばすことができないので、ポイントについたらその都度、接続しなくてはなりません。
選ぶポイント2:長さ
アジング用パックロッドを選ぶポイント2つ目は、ロッドの長さで選ぶというものです。
初心者には、6ft~7ft程度がおすすめです。
アジングによく使われる1gから7g程度のルアーをキャストするのにはちょうど良い長さで、取り回しも悪くありません。
少し慣れてきて、さらに取り回しが良く、狙ったポイントにキャストしたくなったら6ft以下で短くても5ft程度のロッドが良いでしょう。
感度も高く、アジのバイトの感覚を的確に知ることができます。
ただし、ロングキャストには向かないので、近い場所へのキャスト専用になります。
また、遠い場所に棲息しているアジを狙うののなら7ft以上で長くても8ftまでのものを選びましょう。
選ぶポイント3:硬さ
アジング用パックロッドを選ぶポイント3つ目は、硬さで選ぶというものです。
アジング用のロッドは一般的には柔らかめのものからの選択となり、硬さでいうとULからMLの範囲になりますが、初心者はLをまず選ぶことをおすすめします。
使用するルアーの種類にもよりますが、ULは穂先がとても柔らかいので、ジグヘッドを用いたアジングに、MLは重めのルアーをロングキャストするのに向いています。
Lはその中間の硬さで、ジグヘッドからプラグまで使え、オールラウンドに使用できます。
選ぶポイント4:仕舞寸法
アジング用パックロッドを選ぶポイント4つ目は、仕舞寸法で選ぶものです。
アジング用のパックロッドの仕舞寸法は、50cm程度のものが多くなっていますが、60cmというものもあり、短いものは30cmや40cmというものもあります。
スーツケースに入れたい場合や、自転車やバイクで釣行に行く場合など、自分の釣行スタイルにあった長さのものを選択しましょう。
選ぶポイント5:価格
アジング用パックロッドを選ぶポイント5つ目は、価格で選ぶというものです。
アジング用パックロッドは初心者用の安いものは1万円以下で購入できるものから4万円以上するものなどさまざまです。
少しやってみたいだけなのか、本格的にやりたいのかによっても、かけるお金は変わってくるものと思いますので、財布とも相談して決めればよいでしょう。
1万円程度の物でも、基本性能を十分に満足するものが多くありますので、参考にしてみてください。
アジング用パックロッドおすすめ8選

アジング用パックロッドのおすすめ8選をご紹介します。
【振り出しタイプ】アジング用パックロッドおすすめ4選
振り出しタイプのアジング用パックロッドおすすめ4選をご紹介します。
【メジャークラフト】NEWソルパラ フリダシ SPXT-S70UL
ソルパラの振り出しタイプのパックロッドで、価格も安く設定されおすすめです。
SPXT-S70ULは2gまでのジグヘッドを用いてアジを狙うのに適したモデルで、繊細に曲がるソリッドティップが特徴です。
ジグヘッドをキャストして、リトリーブするだけで掛かるので初心者にもおすすめです。
なおメジャークラフトには継ぎタイプのクロステージパックロッドアジングもあり、使い勝手に応じて選ぶことができます。
【シマノ】フリーゲーム S66L-4
シマノのアジング用パックロッドで、コストパフォーマンスが良く、2ピースロッドにも負けないスムーズな曲がりが特徴です。
S66L-4はロッドの長さなどアジやメバルなどのライトゲームに向く仕様で、バスやトラウト、根魚などにも対応するバーサタイルモデルです。
【ダイワ】モバイルパック 615TLS
汎用性の高い振り出しタイプのモバイルパックで、価格も安くマルチに使えるロッドでおすすめです。
615TLSは、アジングの他に、おかっぱりからのバスフィッシングにも使え、ワームからプラグまで対応するバーサタイルロッドです。
【タカミヤ】リアルメソッドコンパクトゲームGRⅡ 605UL
コストパフォーマンスの良いロッドを提供するタカミヤの中でも高性能モデルのリアルメソッドシリーズのパックロッドです。
ルアー用のロッドですが、ルアー以外にもエサ釣りにも対応したオールマイティモデルです。
605ULは穂先をソリッドとし食いこみが良く、アジングなどのライトソルトゲームに向いています。
【継ぎタイプ】アジング用パックロッドおすすめ4選
継ぎタイプのアジング用パックロッドおすすめ4選をご紹介します。
【メジャークラフト】3代目クロステージ パックロッドCRX-S694AJI
4ピースの継ぎタイプのパックロッドで、シャープで操作性が良く、2ピースと同等のアクションと強度となっています。
CRX-694AJIはアジング専用で、感度を高くする高性能ソリッド製のブランクスは、アジのバイトの瞬間を見逃しません。
【ダイワ】月下美人MX モバイル 72UL-S-5

月下美人MXモバイルは持ち運びが便利な5ピースであるとともに、ロッドの調子にこだわって開発されたパックロッドです。
72UL-S-5は、遠投にも対応した長さと食い込み良好なティップのリグ用のロッドで、ジグヘッドリグやミノーなどのキャスティングに最適です。
【アブガルシア】ソルティースタイルカラーズ STCS-664LS
カラフルなロッドカラーで注目のソルティースタイルカラーズは、高いパフォーマンスを発揮できる最新パーツを採用しています。
STCS-664LSはアジングやメバリングに最適な長さと硬さをもち、仕舞寸法も53cm程度と釣行にも気軽に持ち出せるパックロッドです。
【テイルウォーク】アウトバック NC765L

キャリーバッグにも収納可能な、仕舞寸法51cm以下に設定された、パックロッドで初心者からベテランまで満足のロッドです。
継ぎ数の多いパックロッドにありがちな、強度やロッドの曲がりなどの不安な点を解決するスペックとなっています。
NC765Lは小型ルアーなどにも対応できるベイトモデルで、アジの他に小型のロックフィッシュやバスフィッシングなどにも使用できます。
【2021年〜2022年新作】アジング用パックロッドおすすめ4選

2021年新作のアジング用パックロッドおすすめ2選をご紹介します。
【アルファタックル】トラギア ポケビッツ 63UL

2020年以降に発売された振り出しタイプのパックロッドで、最大の特徴は仕舞寸法を30cm以下に抑えたことです。
63ULは仕舞寸法約27cmで、アジの他にトラウト、カマス、メッキなどの釣りにも向いています。
カラビナ付のソフトケースで運びやすくなっています。
【ダイワ】セブンハーフ 76ULS-S
セブンハーフはショア、オフショアを問わずルアーゲームを楽しめるオールラウンドロッドで、赤いブランクスが特徴的なロッドで2021年シーズン必携です。
長さが同じで硬さのみ異なる12のバリエーションがあります。
76ULS-Sはルアー重量1~7gまで対応するアジングロッドで、アジの他にメバルやバスフィッシングにも向いています。
【テイルウォーク】アジストSSD 554

2021年、アジストにマルチピースモデルが登場しました。
仕舞寸法45㎝と非常にコンパクトに収納できる4ピースモデルで、気軽に持ち運べます。
1ピースのような曲がりや感度で違和感のない操作感を実現。
1g前後のジグ単でも潮流の変化やアタリをキャッチしてくれます。
ショートレングスならではの細かいリグ操作が得意で、小場所を丁寧に探りたいときには最適です。
【アブガルシア】ズームサファリ ZMSS-605L
アブガルシアから2020年発売のパックロッドになります。
ズームサファリ ZMSS-605Lは、アジングやメバリングのライトゲームやトラウトまでバーサタイルに使用出来るパックロッドです。
チューブラーティップ仕様ですので、フロートキャストから軽量ジグ単まで、各種のリグを扱える便利なパックロッドになります。
アジング用パックロッドについてまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【2022年】アジング用パックロッドおすすめ12選!タイプ別に選び方も解説」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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