船の上ではなく岸から行うショアジギングでは、どのようなロッドケースが最適なのでしょうか?今回、釣りラボでは、ショアジギング用ロッドケースの特徴、おすすめのショアジギング用ロッドケース、2024年シーズンに向けた新製品のショアジギング用ロッドケースをご紹介します。
そもそもロッドケースとは?
ロッドケースとは、移動時にロッドを安全に収納し、運搬するために、なくてはならないアイテムです。
公共交通機関を使って現地入りする場合は勿論、自家用車で現地入りする場合でも、ロッドを保護するという意味では、ロッドケースは使ったほうが良いでしょう。
また、自宅で保管する場合でも、ロッドケースに収納したまま保管するほうが安全です。
素材は、厚紙若しくは樹脂製の芯材で作られたロッドケース本体の表面に、ナイロン生地製表地、軟質PVC製ソフトタイプ表地、PP(ポリプロピレン)製セミハードタイプ表地、耐衝撃性が最も高いPC(ポリカーボネート)製ハードカバーなどが加工され、衝撃からロッドを保護する機能を持ちます。
裏地は弾性のあるEVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)を使用し、衝撃からロッドを保護しているものがほとんどです。
ロッドケースの形状は、細くて長いストレートタイプ、リールをロッドに装着したまま収納できるリールインタイプ、モバイルロッド専用のコンパクトタイプ、収納するロッドの長さに応じてケースの長さを変えられるアジャスタブルタイプなど、様々なタイプがあります。
この項では、ショアジギング用のロッドを収納、運搬するためのロッドケースについて、選び方やおすすめのモデルを紹介して行きます。
ショアジギング用ロッドケースの選び方
ショアジギングロッド用のロッドケースに求められる機能や、選ぶポイントなどについて説明いたします。
選ぶポイント1:長さで選ぶ
ショアジギングロッドは、2ピース若しくはグリップとブランクスの変則2ピースが多いと思いますが、これらの仕舞寸法をカタログでまず確認します。
そして、その仕舞寸法より、最低でも内寸に5cm以上余裕のあるものを選びましょう。
仕舞寸法ギリギリのロッドケースだと、ケースのファスナーなどにティップを引っ掛けて傷つけてしまい、最悪は破損してしまう危険があるためです。
ロッドの仕舞寸法とロッドケースの内寸は必ず確認しましょう。
選ぶポイント2:素材で選ぶ
ロッドケースの素材は、高目付のナイロン製若しくは軟質PVC(塩化ビニール)製が多いです。
軽量なのはナイロン製、防水性がより高いのは軟質PVC製です。
ナイロン製のロッドケースを使う場合は、表面に防水スプレーを吹いておくと良いでしょう。
PP(ポリプロピレン)製のセミハードタイプは、防水性、耐候性に優れ、ロッドの保護性能も高いですが、価格も高価になります。
尚、ショアジギングでは、頻繁に移動するランガンが基本ですので、ロッドケースは軽いものをおすすめします。
選ぶポイント3:収納力で選ぶ
ショアジギングの現場にロッドを何本も持ち込む場合は、幅が広く、収容力の高いロッドケースが必須です。
また、サイドポケットにコマセ柄杓やロングタイプのウキケースを収納したり、予備の仕掛けなどを収納できるタイプもあります。
リールを装着したままの状態でロッドを収納できるタイプもあります。
【2024年最新】ショアジギング用ロッドケースおすすめ人気9選
それでは、ここからは、ショアジギング用ロッドにおすすめのロッドケースを紹介して行きます。
【アブガルシア】セミハード ロッドケース2
コンパクト&多機能なロッドケース
ワイド設計で、2ピースロッドが3本まで収納可能なロッドケースです。
6.6フィートタイプから10.6フィートタイプまで、1フィート刻みでラインアップされています。
ショアジギングロッドを収容する場合は、9.6フィート若しくは10.6フィートをおすすめします。
こんな人におすすめ
- ショアジギングロッドを所持しているが、収納スペースが不足している方
- 釣りの移動時にロッドを安全かつスムーズに携帯したい方
【ダイワ】ライトロッドケース 155PW(C)
耐塩水性、耐候性に優れた軟質PVC製のスタンダードなロッドケースです。
大容量タイプのため、ロッドのサイズにもよりますが、8本程度は余裕で収納できるでしょう。
【OGK】セミハード ストレート ロッドケース
大阪漁具のスタンダードなPVC製ロッドケースです。
7フィート前後のショアジギングロッドまで収納できます。
表地にはエンボス加工が施された軟質PVCが使用されているため、防汚性に優れ、お手入れも簡単です。
【ドレス】セミハード ロッドケース
ショアジギング最適のロッドケース
耐衝撃性に優れたポリカーボネート樹脂製の高級ロッドケースです。
頻繁に移動を繰り返すショアジギングには非常に向いている堅牢なモデルです。
分割式ハンドルや、取外し可能なショルダーベルト、ケースを開けた際にロッドが不用意に飛び出さないよう、インナー下部にネットが張られていたりと、様々な工夫が施されています。
こんな人におすすめ
- ショアジギングで頻繁に釣り場を移動する方
- 高価なロッドを大切に保管したいと思っている方
【プロックス】グラヴィス スーパースリム ロッドケース
軽量かつ堅牢なセミハードタイプのロッドケースです。
10フィートまでの2ピースロッドまで収納できる、内寸160cmタイプのスリムケースです。
【シマノ】ライトロッドケース リールイン BR-041T
最適収納のロッドケース
2020年1月、シマノから発売のリールインロッドケースになります。
リールイン 165cm BR-041Tは、トップ部分が調整可能になっているためタックルに合わせて調整し、更に穂先を保護するのには最適です。
内部はロッド固定ベルト、外側にはショルダーベルト(着脱可)も搭載されています。
収納量も十分で、2ピースロッドをリール装着したまま2タックル収納可能ですので、サブロッドも同時に持ち運び出来、場所移動等は安全にも配慮出来ます。
こんな人におすすめ
- ショアジギングをよく行う方で、ロッドの運搬や保管に困っている方
- 2ピースロッドを使用しているが、ロッドを収納するケースがない方
【タカミヤ】REALMETHOD スリムロッドケース TG-2001
リール付きロッドを収納
釣具量販店「釣具のポイント」を展開する、北九州市の株式会社タカミヤのオリジナルブランド、REALMETHODのセミハードタイプのロッドケースです。
ダブルファスナー仕様のため、リールをロッドに取り付けたまま収納できます(リールはケース外に出た状態となります)。
こんな人におすすめ
- ショアジギングをする際に、ロッドとリールを一緒に持ち運びたい方
- セミハードタイプの保護ケースを希望する方
【タカミヤ】REALMETHOD エクスパンション ロッドケース 120-210
調整自在なロッドケース
上下分割された本体のため、ケースの長さを120cm〜210cmまで自由に変えることができる、大変便利なロッドケースです。
長さの調整は、本体上下を固定しているマジックテープを剥がして行います。
ショアジギングロッド3本まで収納可能です。
こんな人におすすめ
- ショアジギングロッドを複数持ち運ぶ必要がある方
- ロッドの長さが異なる場合に対応したい方
【タカミヤ】REALMETHOD スリムショート ロッドケース 60cm
4ピース、5ピースなどのモバイルロッドをスタイリッシュに持ち運びできる、長さ60cmのコンパクトなロッドケースです。
リュックサックのサイドポケットなどにも取り付けが可能です。
ショアジギング用ロッドケースについてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【2024年】ショアジギング用ロッドケースおすすめ人気ランキング9選!選び方や新製品もご紹介」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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