サワラ(サゴシ)は釣り初心者でも釣りやすい魚です。その時重要なのは、ルアー。飛距離やアクションの種類に合わせて選べば、釣果を上げることができます。今回、釣りラボでは、サワラ釣りにおすすめのルアーの選び方や、人気商品を紹介していきます。
ルアーサワラのルアーの選び方

サワラは、味も良く、とても人気のある魚で、成長すると名前が変わる出世魚としても知られており、サゴシ→サワラと名前が変わるおめでたい魚です。
サゴシ→ヤナギ→サワラと呼んでいる地方もあります。
サワラはエサ釣りで狙うこともできますが、ルアーフィッシングも人気で、サワラ(サゴシ)用のルアーも多く販売されています。
サワラ(サゴシ)のルアーの選び方について解説します。
飛距離や、カラー、アクションなどの視点で解説しますので参考にしてみてください。
飛距離で選ぶ
サワラルアーの選び方のひとつめは飛距離で選ぶというものです。
サワラ(サゴシ)は、サーフや堤防などのショアや、船などのオフショアから狙うことができるルアーフィッシングのターゲットですが、ショアからは飛距離が必要です。
飛距離を稼げるサワラルアーとしては、重量のあるシンキングミノーやシンキングペンシル、ジギングに用いるメタルジグ等がおすすめです。
カラーで選ぶ
サワラルアーの選び方のふたつめはカラー(色)で選ぶというものです。
サワラ(サゴシ)用のルアーのカラーは、小魚のイワシの色を模したナチュラルカラーと、金色やピンク等の他にケイムラ等を組み合わせたアピールカラーになります。
サワラは目立つ色を好む傾向がある魚ですが、ルアーのカラーもナチュラルカラーとアピールカラーを複数持ち、状況に応じて使い分けることをおすすめします。
アクションに合わせて選ぶ
サワラルアーの選び方のみっつめはアクションに合わせて選ぶというものです。
ただ巻きはルアーフィッシングのアクションの基本です。
ミノーやワーム、メタルジグ、バイブレーションなどはただ巻きのみでも、サワラを誘うことができます。
ロッドを大きく動かすアクションのジャークにはメタルジグやワーム、ジャークベイトと呼ばれるミノーなどが用いられます。
ロッドをちょんちょんと動かすトゥイッチも、ミノーやシンキングペンシル、ワームなどに有効なアクションです。
サワラにおすすめのルアー9選

サワラにおすすめのルアーをご紹介します。
初心者からベテランのアングラーまで、おすすめのものもありますので参考にしてみてください。
【飛距離が出る!】サワラにおすすめのルアー3選
サワラにおすすめの飛距離が出るルアーをご紹介します。
参考にしてみてください。
【ジャッカル】ビッグバッカージグ スライドスティック
スリムなボディで空気抵抗を抑え、キャスティングの際の飛距離を稼ぐことができるジャッカルのメタルジグです。
スリムな形状はダートの際にも、水の抵抗が少なくきびきびとしたアクションを実現することができます。
リトリーブの際にも一定のレンジをキープし、またフォールの際にはヒラヒラと落ちることで魚にアピールします。
こんな人におすすめ
- サワラを釣る際に、より遠くへキャストしたい方
- サワラの好むアクションを出すために、高機能なルアーを使用したい方
【タックルハウス】コンタクトフリッツ

25g~75gまでのバリエーションがあるタックルハウスのコンタクトフリッツですが、小さなボディのわりに重量があり空気抵抗が少なく飛距離を稼ぐことができます。
対象は青物からシーバス、サワラまで広い範囲の魚種に効果があるミノーです。
特にボディサイドの平面が広く、フラッシング効果によってターゲットにアピールします。
アクションは、リトリーブをメインとしハイスピードからスローリトリーブまで対応し、大型の魚に効果を発揮します。
こんな人におすすめ
- 青物釣りが好きで、遠投ができるルアーを探している方
- サワラ釣りに特化したルアーを探している方
【シマノ】コルトスナイパー サゴシジグ
細身の形状で空気抵抗を少なくし、飛距離を稼ぐことができ、逆風の状態でも狙ったポイントに確実にキャストすることができます。
フックはフロントにシングルフック、リアにはトリプルフックが配置され、リアから噛みつくことがあるサワラの習性に対応しました。
ただ巻きからダートまで幅広いアクションでサワラにアピールするメタルジグでサイズも3種類提供されています。
こんな人におすすめ
- サワラを狙いたい釣り人で、特に飛距離を稼いで狙いポイントに届けたい方
- ルアーの種類を豊富に揃え、幅広いアクションでサワラにアピールしたい方
【バイブレーション】サワラにおすすめのルアー3選
サワラにおすすめのバイブレーションのおすすめをご紹介します。
【ジャッカル】メタルバイブ ビックバッカー
長い本体に3つのフックを持つバイブレーションルアーで、ミノーのように深い層をリトリーブすることができます。
ミノーに似たナチュラルな動きは、大型の魚にも強烈にアピールする特徴となっています。
26種類のカラーを持ち、天候やポイントなど状況に応じて使い分けることも可能です。
こんな人におすすめ
- サワラをターゲットにし、ミノーのような自然な動きで釣果を狙う釣り人という方
- 様々な釣りに使えるルアーを探している釣り人という方
【ダイワ】サムライ メタルバイブ
ライントラブルの少ないセンターバランスになっており初心者にもおすすめの、高いコストパフォーマンスルアーです。
リールでルアーを巻く際の抵抗が少なく、複数回のキャスティングでも疲れが少なくなっています。
【ジャクソン】テッパンロング
テッパンロングは全長が110mmと115mmの2種類あり、均等に配置されたオモリが驚異的な飛びを実現しています。
バランサースリットと呼ばれる切れ目をステンレスの板に配置することで、キャストやフォールそして、リトリーブの際の姿勢をコントロールしています。
3つのフックを配置できるので高いフッキング率を実現できます。
こんな人におすすめ
- サワラを釣りたい初心者の方
- サワラ釣りに慣れており、高いフッキング率を実現するためのタックルを探している方
【コスパ優先】サワラにおすすめのルアー3選
コスパ優先のサワラにおすすめのルアーをご紹介します。
【メジャークラフト】ジグパラショート
とてもよく飛びターゲットを選ばないメジャークラフトのメタルジグです。
ベイトにとてもよく似た外観でサワラにアピールします。
フロントにシングルフック、リアにトリプルフックを配置し、左右非対称ボディもサワラのバイトを呼び込みます。
こんな人におすすめ
- サワラを狙っている初心者の方
- サワラに特化したルアーを探している釣り人の方
【タカミヤ】H.Bコンセプト ライトステップジグ
飛距離が稼げるセンターバランスタイプのメタルジグで、フォールの際にヒラヒラと揺れることでサワラを誘います。
フロントのシングルフックにはフラッシャーを配置し、ベイトを模すことでアピール力を高めています。
【ベイシックジャパン】メタルマスター
![ベイシックジャパン (Basic Japan) メタルマスター [21g / イワシ] (Metal Master) / バイブレーションルアー](https://m.media-amazon.com/images/I/517VgM1S-FL._SL500_.jpg)
ベイシックジャパンのバイブレーションルアーで、トリプルフックを前後に配置し、サワラのバイトを確実なものにします。
アイが3ケ所あり、ラインの位置を変えることでバイブレーションの強さを変えることができます。
こんな人におすすめ
- サワラ釣り初心者で、手軽にコスパの良いルアーで始めたいという方
- サワラ釣りに慣れており、幅広い釣果を狙いたいという方
【2023年話題】サワラにおすすめのルアー5選

【ジャクソン】タチジグ 30g #PUZ パープルゼブラグロー
2020年2月、ジャクソンから発売のメタルジグになります。
サワラやサゴシはアクションに関係なく、派手なジグを追う習性があります。
タチジグ 30g #PUZ パープルゼブラグローは、ゼブラカラーの派手目なジグになりますが、これがサワラ系のサーチベイトになるでしょう。
大きさも数種類準備しておけば、サワラの急な時合に有利になります。
こんな人におすすめ
- サワラやサゴシなどの派手なジグに反応する魚を狙いたいという方
- サワラの急な時合に備えて、様々な大きさのジグを準備したいという方
【シマノ】オシア シュートジャーク 125SP AR-C

ボートでのサワラ(サゴシ)のキャスティングを行なう専用のジャークベイトで、サスペンドタイプのルアーになります。
基本的なアクションはただ巻きですが、ただ巻きだけでも、大きなローリングを行ないサワラに強烈にアピールします。
ボート専用ながら、姿勢を安定させる重心移動システムにより飛距離を確保しました。
ボディは一定の幅を持ち、濁った海中でもきちんと光を反射し、光に良く反応するサワラの習性に対応し、2021年シーズン必携のルアーです。
こんな人におすすめ
- ボートでサワラ(サゴシ)のキャスティングをする釣り人
- 光に良く反応するサワラの習性に対応した、高い釣果を求める釣り人
【ダイワ】ダーティンZ140S
シンキングタイプのミノーで、細身のボディと比較的大きな重量に合わせ飛行時の姿勢も安定し飛距離を稼ぐことができるルアーで2020年以降に発売されました。
アクションは、ジャークに向いており、ジャークしやすいリップの形状で、軽いロッドアクションで、右や左に大きくジャークさせることができます。
サワラの他に、シーバスやタチウオなども狙うことができるルアーで、カラーはナチュラルカーに加え、ケイムラやグロー系なども提供されています。
こんな人におすすめ
- ジャークアクションで釣果を狙いたい、サワラを主なターゲットとする釣り人の方
- サワラだけでなく、シーバスやタチウオなど、他の種類の魚も釣りたいと考えている釣り人の方
【デュオ】メタルガレージ プレートジグ 40g
メタルガレージ プレートジグ 40gは、2020年に一線級ルアーメーカーであるデュオから発売されたメタルジグです。
リア重心に設計されたフォルムで、着水からボトムまでのフリーフォールも気が抜けないメタルジグで、青物やサワラ、サゴシといったストップ&ゴーが効く魚にはピンクイワシ 40gをお薦めします。
こんな人におすすめ
- リア重心のメタルジグで、青物やサワラ、サゴシなどストップ&ゴーが効く魚を狙う釣り人の方
- 新しいルアーを試してみたいと思っている、サワラ釣り愛好家の方
【デュオ】ドラッグメタルキャスト 40g
ドラッグメタルキャスト 40gは、2021年にデュオから発売になった、飛距離抜群のメタルジグになります。
ファットボディに形成されたボディーはキャストもしやすく、水平スライドスローフォールからジャーキングでのリアクションでハイアピールし、サワラや青物狙いに、初心者の方でも簡単に扱えるメタルジグです。
こんな人におすすめ
- サワラや青物を初めて狙う方で、簡単に扱えるルアーを探している方
- 飛距離が欲しい方で、遠投ができるルアーを探している方
サワラ釣りにおすすめのタックル

サワラ釣りにおすすめのタックルをご紹介していきます。
サワラにおすすめのロッド
サワラ釣りにおすすめのロッドの長さは、ショアとオフショアで異なりますが、ショアであれば飛距離を考慮し9ft程度、オフショアであれば船内での取り回しなども考え7ft程度あればよく、8ft程度を選んで共用することも可能です。
ショア用であればシーバス用やヒラメ用、ショアプラッキングや、ショアジギング用ロッドが活用でき、10~30g程度のルアー重量に対応したものを選びましょう。
オフショア用も同様にシーバス用やプラッキング、ジギング用が活用できます。
ルアー重量は少し重めの30~50g程度の重量に対応したものが良いでしょう。
硬さは、ML~MHまで使用するルアーの重さに応じて選択すればよいでしょう。
ショアでのサワラ釣りにおすすめのロッドをご紹介します。
【ダイワ】ジグキャスター MX 96M

飛距離を稼ぐ性能と、しゃくりのしやすさを追求したショアジギングロッドで扱いやすさが特徴です。
ショアでの使用を考慮した96Mはメタルジグの他に、ジグの他にミノーなどのロングキャストも想定しています。
ルアー重量10g~60gと範囲も広いロッドです。
こんな人におすすめ
- ショアジギングを楽しんでいる方で、飛距離を稼ぎたい方
- ルアーの種類を限定せず、幅広いルアーで釣りをしたい方
サワラにおすすめのリール
ルアーフィッシングに使用するリールは、必要な太さのラインが必要な長さ巻けるものが必要です。
巻取り速度を考慮し、3000番~4000番台のハイギア仕様のものをおすすめします。
初心者でもキャスティングがしやすいスピニングタイプが良いでしょう。
サワラのルアーフィッシングにおすすめのリールをご紹介します。
【シマノ】ヴァンフォード4000MHG
高い感度と軽さで扱いやすさを追求したヴァンフォードは巻き始めを軽く始められるスピニングリールです。
4000MHGはスタンダードなハイギア仕様のモデルで、多くの魚種に対応でき、サーフなどからのライトジギング等にも向いています。
こんな人におすすめ
- サワラをターゲットとした釣りをする初級者から中級者の方
- 軽量化が進む今の時代にあって、軽いリールを使いたいという方
サワラにおすすめのライン
サワラのルアーフィッシングにおすすめのラインは強度が高く、細いのが特徴のPEラインで、太さは1~2号程度で良いでしょう。
サワラのルアーフィッシングにおすすめのラインをご紹介します。
【シマノ】オシアEX8 PE8
シマノのPEラインで8本編なので強度もあり、おすすめのラインで、2号は200mと300mのふたつの長さを準備しています。
感度も高く設定されており、伸びも少ないBraid製法を採用しています。
サワラ釣りにおすすめの仕掛け
サワラのルアーフィッシングで必要な仕掛けは、ロッド、リール、ルアー、ラインなどですが、他にはリーダーが必要です。
またルアーのアイとリーダーやラインをつなぐスプリットリングがあると良いでしょう。
おすすめの仕掛けとして、というよりも必須に近い仕掛けとしてはリーダーがありますが、サワラは歯が鋭いのでラインをかみ切られてしまうことがあり、リーダーが必要です。
サワラ釣りに用いるリーダーとしては強度の高いフロロカーボン製がおすすめです。
おすすめの仕掛けとしてリーダーをご紹介します。
【デュエル】TBカーボンショックリーダー
多くの試験を経て開発されたとても高い性能を有するショックリーダーです。
摩耗性、耐ショック性、耐久性などを兼ね備えており、長い時間使用しても白濁などの変質が少なくなっています。
サワラ釣りの釣り方・コツ

サワラ釣りの釣り方・コツについて解説していきます。
おすすめの時期
サワラにおすすめのシーズンは、関東地方と関西地方で若干異なります。
関西地方では、概ね3月から5月、関東地方では12月から2月がおすすめのシーズンとなります。
ただしそれ以外の時期でも釣れないというわけでは無く、特にサゴシクラスになると場所などによっては一年中狙うことができます。
夏場のサワラは食味が悪くおすすめではありません。
おすすめの時間帯
サワラのルアーフィッシングにおすすめの時間帯は、朝と夕のマズメ時です。
夜になり完全に暗くなると釣れにくくなりますので、夜釣りにはあまり向かないようです。
おすすめの地域
サワラ釣りにおすすめの地域をご紹介します。
サワラ(サゴシ)は北海道の南部から九州沖縄までの日本沿岸に棲息している魚で、日本の沿岸で釣りを楽しむことができます。
関東地方では、千葉県の外房や東京湾、横浜近郊、相模湾などで釣ることができます。
日本海側の新潟では、10月から12月の秋から冬、3月、4月の早春に狙うことができます。
関西では瀬戸内海沿岸や岡山などで春先のサワラ釣りが人気です。
おすすめのポイント
サワラ釣りにおすすめのポイントをご紹介します。
サワラ釣りはショア、オフショアともに楽しめますが、季節によっておすすめのポイントは変わってきます。
サワラが産卵のために接岸する春先はサーフや堤防から、サワラが岸から離れる冬場は船などからのルアーフィッシングが良いでしょう。
おすすめの釣り方・アクション
サワラのルアーフィッシングにおすすめの釣り方・アクションをご紹介します。
サワラのルーフィッシングで比較的よく使われるアクションは、リールでルアーを巻き取るただ巻き、ロッドをチョンチョンと動かすトゥイッチなどがあります。
他にはロッドを大きく動かすジャーク、ルアーを浮き上がらせた後に沈めるリフト&フォールなどが使われます。
参考となるyoutube動画のURLを添付します。
サワラのルアーについてまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【2023年】サワラにおすすめの人気ルアー14選!釣り方のコツやアクションも解説」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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