ヒラメのルアーフィッシングは、サーフや船釣りにおいて人気がとても高いです。今回、釣りラボでは、ヒラメの釣り方、時間帯、ルアーの選び方、必須タックル、仕掛け、人気メーカー別おすすめ商品、2024年の新製品をご紹介。ぜひご覧ください。
ヒラメのルアーフィッシングのやり方・釣り方
高級魚として知られているヒラメですが、近年ではゲーム性の高いヒラメのルアーフィッシングが人気を集めています。
釣り方をマスターすれば1m近くのざぶとんヒラメと呼ばれる大物も狙うことができます。
早速、詳しくヒラメのルアーフィッシングのやり方・釣り方を紹介していきます。
ヒラメのルアーフィッシングにおすすめの場所
ヒラメは北海道から九州南部まで生息しているので、日本列島各地どこでも狙うことができます。
中でも場所によって釣り方が異なってくるので、きちんと釣り場所にあったタックルで釣りに臨むようにしましょう。
ヒラメ釣りの場所1:サーフ
ヒラメは砂にもぐって獲物を狙う習性があるので、海底が砂地のサーフがメインフィールドとなります。
特に波が押し寄せて沖に戻っていく離岸流と呼ばれるポイントは水深があるので、ヒラメが潜んでいる確率が高いです。
集中的に狙ってみるようにしましょう。
なお、ヒラメではなく、マゴチが釣れることも多いです。
ヒラメ釣りの場所2:船・オフショア
船からのオフショアの釣りでは、東京近郊では千葉の外房や常磐での船釣りが有名です。
メタルジグを使ったジギングや、生餌を使ってヒラメを狙う泳がせ釣りが一般的です。
ヒラメ釣りの場所3:河口
河口付近は淡水と海水が混じりあうのでプランクトンが豊富に発生し、それをエサとする小魚やヒラメが多く集まるポイントです。
砂の流れによって地形の表情が豊かに形成されているため、ヒラメが隠れていることも多いです。
ヒラメ釣りの場所4:堤防
堤防からヒラメを狙うときには外海に面し、潮がぶつかるポイントを選ぶようにしましょう。
テトラがあるような場所ではヒラメのエサとなる小魚がテトラに潜んでいるので、その小魚を狙ってヒラメが集まっていることもあります。
また、沈み根を狙ってのキャスティングも狙いめです。
ヒラメ釣りにおすすめの時期・時間帯
続いて、ヒラメのルアーフィッシングに適した時期・時間帯を紹介します。
ヒラメは15~22度の水温であれば捕食活動のために活動しているので、春夏秋冬ほぼ1年を通じて狙うことができます。
その中でも、産卵を控えて接岸してくる春から産卵準備のためにエサを多く捕食している秋はヒラメ釣りのメインシーズンともいえます。
ヒラメは夜行性
ヒラメは夜行性なので、朝マズメと夕マズメの時間帯が最も狙いやすいといえます。
夜は大型のヒラメが常夜灯の周りの小魚を捕食ために集まってくることもあるので、ナイトゲームのときには灯の下を狙ってみましょう。
ヒラメルアーの選び方・ポイント
それでは実際にヒラメルアーの選び方とポイントについて詳しく紹介していきます。
選ぶポイント1:ルアーのタイプ・種類
ヒラメのルアーフィッシングにはさまざまなルアーのタイプや種類があります。
それぞれ特徴が異なるので、自分に合ったルアーを見つけられるようにしましょう。
ヒラメルアーのタイプ1:ミノー
ミノーには、制止時に水に浮かぶフローティンミノーと水に沈むシンキングミノーの2種類があります。
ヒラメを狙うときにはアピール力がより強いシンキングミノーが使用されることが多いです。
ヒラメルアーのタイプ2:ワーム・ジグヘッド
ワームは、ほかのルアーには出せないナチュラルな動きを出せるのが特徴です。
基本的にジグヘッドと組み合わせて使用しますが、最近はジグヘッドとセットになって販売されているものもあります。
ヒラメルアーのタイプ3:メタルジグ
メタルジグを使ったヒラメのルアーフィッシングは扱いが難しいですが、動きをマスターすれば、状況に合わせてヒラメを誘うことができるので最も釣果をあげられることができるとも言えるでしょう。
色や重さなどさまざまなタイプがあるので、自分に合ったメタルジグを選んでみましょう。
選ぶポイント2:ルアーの色
メタルジグの色は海底でも目立つようなゴールドが多く採用されていますが、潮の状況によって見え方は異なるのでさまざまなカラーバリエーションを用意しておくのがよいでしょう。
選ぶポイント3:ルアーの重さ・サイズ
ルアーフィッシングでは、風や波が高く潮が悪い状態でもしっかりと底取りをできるくらいの重さが必要です。
外洋のサーフでは水深が5m以上あれば40gの重さを、それ以下の水深であれば30gのメタルジグを使用するのがひとつの基準です。
あまり大きすぎるサイズだとルアーの動きが不自然になるので、タックルのサイズに合ったルアーを選ぶようにしましょう。
ヒラメルアーのおすすめ人気20選
それでは、ヒラメルアーおすすめランキングをご紹介します。
【ジャクソン】メタルジグ 飛び過ぎダニエル
飛び過ぎダニエルと製品名にある通り「遠投性能」抜群のルアーです。
全長80mm、ウェイト30gと飛距離を出すために十分なサイズに、薄型ボディを採用することで同クラスの中でトップクラスの飛距離が出せます。
アクションは広範囲に存在感を示す「ワイドウォブリングアクション」なので、パイロットルアーとして間違いないでしょう。
レンジキープ力、オールレンジ対応で誰でも扱いやすいルアーです。
【メガバス】Cookai SLIM 120 GP
ヒラメに魅了されるミノー
2021年にメガバスから発売になったCookai SLIM 120 GP スパークリングチャートヘッドは、ヒラメが好むセグロイワシやマイワシの稚魚をモチーフにしてカラーリングされた、ソルト用ミノーになります。
全体的にスリムに形成されるボディーは、流れのきついサーフや河口域でも、水流をかき分けて泳いでくれ、その分手元からのアクションが伝わりやすい構造になっています。
こんな人におすすめ
- ヒラメを釣りたいと思っている初心者の方
- サーフや河口域など、水流の強い場所での釣りが多い方
【ダイワ】フラットジャンキー ロデム4
ワンタッチで交換可能なジグヘッドとワームがセットされているため、購入してすぐ使用できます。
ジグヘッドには3重ワームキーパーとワーム誘導レールが搭載しておりセットしやすく、またキャストの際にワームが抜けにくい仕様となっています。
投げて巻くだけとイージーメソッドでヒラメを狙えるため、ビギナーの方にぜひおすすめしたいアイテムです。
【バディワークス】メタルジグ オフベイト
センターバランス設計を採用により、ベイトフィッシュがスイッチオフの状態「ユラユラ油断アクション」を演出してくれるルアーです。
シンキングペンシルのようなナチュラルアクションで、喰い渋ったターゲットに抜群の威力を発揮してくれます。
また、コンパクトな見た目ながら飛距離が出るので広範囲をスピーディに探ることができ「サーチベイト」としてもマストアイテムです。
【ダイワ】バーティス R125F
飛距離抜群のルアー
2020年にダイワのバーティスがフルモデルチェンジされ、飛距離が大幅にアップして帰ってきました。
キャストした際のルアーの姿勢が安定しており、マグロックシステムという重心移動システムが改善されたことによって、着水後の泳ぎ出しがスピーディかつナチュラルになっています。
アクションも水の流れに沿った自然なアピールができるので、ヒラメはもちろん、シーバス釣りにもおすすめです。
こんな人におすすめ
- 遠投ができるルアーが欲しいという方
- ヒラメやシーバス釣りをよくする方
【ジャクソン】メタルバイブ 鉄板ロング
遠投性能・アピール力に優れているため、パイロットルアーとして最適なアイテムです。
ロングボディにバランス良く配置したウェイトで圧倒的な飛距離を稼ぎだし、広範囲を素早くサーチできるでしょう。
また、スイミング時や飛行時の姿勢が安定しているため、ストレスない使い心地で高次元な釣行を可能にしてくれます。
3フックシステム採用で繊細なアタリも確実にものにするルアーです。
【シマノ】熱砂 ドリフトスイマー
スリムボディシルエットを採用したことにより、コンパクトながら抜群の「遠投性能」を発揮するルアーです。
スイミングアクションは「ワイドウォブンロール」と「フォーリングバイブレーション」を生み出し広範囲のターゲットにしっかりとアピールをします。
ボディ内部には貫通ワイヤーを搭載しているため、大物にも屈せず引き寄せることができるでしょう。
【ジャクソン】ミノー ピンテールチューンルアー
見た目、カラーリングがベイトフィッシュライクで警戒心の高い魚に威力を発揮するルアーです。
タダ巻きはもちろんのこと、ジャークやトゥイッチなど多彩なアクションを生み出し、さまざまな状況にアジャストできます。
カラーバリエーションはナチュラル系からハイアピール系まで幅広く展開しており、釣り場の状況に合わせてセレクトが可能です。
【ゴールデンミーン】GMストリンガー L ガンメタ.
軽量性と剛性を持ち合わせてコンパクトなストリンガーです。
フック部分の素材にはサビや耐久性に強い「ステンレス素材」が採用されており、長期間使用し続けても抜群のタフさを発揮するでしょう。
また、カラビナが装備されているのでバッグやベストに掛けることができ、機動性・収納性の優れたモデルです。
【タカ産業】ロープY リールストリンガー 60mm
リール部にはアルミ素材、ストリングガー部にはステンレス素材が採用されており、軽さとタフさを両立したモデルです。
レバークラッチを搭載したことでラインの長さ調整が容易となり、さらに移動時には勝手にラインが放出するのを防いでくれます。
ロープは視認性の高いブルーカラーが採用され、携帯性・機動力を向上させるカラビナが標準装備されています。
【シマノ】ワーム 熱砂 グランデシャッド
高い喰わせ力・アピール力を兼備したシャッドテールワームです。
サイズが4インチとコンパクトなので、魚のコンディションが悪い時でも口を使わせることができ高い釣果が期待できます。
また、同クラスに比べバルキーなシルエットを採用したことによりアピール力も伴い、多少濁っていても水中で存在感を示してくれるでしょう。
【ベルモント】タフニウムストリンガー. MP-030
オーソドックスな形状を採用することで、ビギナー・エキスパート問わず誰もで簡単に扱えるモデルです。
5つのフックには防錆性、耐久性に優れたステンレス素材が採用されており、安心して長く愛用することができます。
ロープには視認性の高い「イエロー」を採用することで、朝夕の薄暗い時間でもしっかりと可視化することが可能です。
【デュオ】ビーチウォーカー アクシオン
ボディが95mm、自重が30gの「高比重ボディ」を採用したことで、キャスト時に空気抵抗や横風の影響を受けることなくメタルジグ並みの飛距離を稼ぐことができます。
また、デュオのモールドテクノロジーによって泳ぎ過ぎない極めてナチュラルなアクションを生み出し、さらに抜群のレンジキープ力で高次元の釣行・釣果をもたらしてくれるでしょう。
ハイプレッシャフィールドや賢い魚に効果的なルアーとなっています。
【シマノ】シンキングルアー 熱砂
独特なリップ形状により、風の抵抗を抑え飛距離が出せるミノーです。
ボディサイズが「90mm」ウェイトが「27g」に設定され、喰わせ・アピール・遠投性能、この3要素を全て高次元で備えています。
フラッシング効果の高いカラーリングなので、水が濁っている時や潮の流れが速い時に最大限のポテンシャルを発揮してくれるでしょう。
【アムズデザイン】サスケ120 裂空
遠投フローティングミノー
2022年に、アムズデザインから発売されたサスケ120 裂空は、サスケシーズの中で最も遠投飛距離にこだわって製作されたフローティングミノーになります。
サーフやゴロタ浜からのフラットフィッシュやヒラメ狙いなど、特に沖からリトリーブを仕掛けたいゲームには打ってつけのMRDシステムを搭載し、未知のポイント攻略に役立ちます。
こんな人におすすめ
- 遠投が得意で、沖のヒラメを狙いたい方
- 新しいポイントでの釣りが多く、幅広い場所で使えるミノーを探している方
【アムズデザイン】Jetty 135S レッドヘッド
潜行深度2mのヒラメルアー
2020年2月、アムズデザイン(Ima)から発売のシンキングミノーです。
潜行深度は約2mで、サーフからのヒラメ狙いにはピッタリのルアーになります。
以前のモデルから深度を深く設定し、ボトム付近をトレースしやすい構造になっています。
ヒラメの捕食には警戒心を与えない軽さが重要になります。
メタルジグやジグヘッドと比較すると、追い食いからの反転時に違和感を与えず、食い込ませてからのフッキング率は格段に上がるでしょう。
こんな人におすすめ
- サーフからのヒラメ狙いをしている方
- ジグヘッド等のヒラメルアーに飽きている方
【ダイワ】フラットジャンキー サーフブレイカー スリム 95S
喰い渋りヒラメに効果抜群「強烈ローリングフォール」が魅力のルアーです。
スリムボディなので風が強い状況でも安定して飛ばすことができ、サーチルアーとして一躍活躍してくれるでしょう。
また、潮の流れが強くてもしっかりと潜るため、深場や河口部で最大限のポンテシャルを発揮します。
カラーラインナップが実に豊富なので釣り場の状況に合わせて使い分けが可能です。
【ダイワ】ミノー ヒラメ用 ヒラメハンター
安定したキャスタビリティとアクション、抜群のレンジキープ力に特化した特徴があります。
低重心固定ウェイト設計を採用しているため、全長115mmと決して大きくないサイズながら圧倒的な飛距離を獲得しています。
また、潮の流れが強い時でも安定した「ハイピッチウォブンロールアクション」を披露し、広範囲から魚を惹きつけることができます。
アピール力と喰わせ力を両立しているため使いどころ満載なルアーです。
【デュオ】ビーチウォーカー フリッパー
しっかりした重さを備えていながらも扱いやすいメタルジグです。
初めてメタルジグを扱う方にはおすすめです。
【ダイワ】フラットジャンキー ヒラメハンターZ SD
ヒラメ必釣アイテム
ヒラメ特化型のシンキングミノーで、スローリトリーブ釣法を行うことで弱ったベイトフィシュを再現します。
ボトムに潜む座布団ヒラメも。
繰り返しのキャストとスローリトリーブに高い頻度で反応し釣果を稼ぐことができます。
セミフラット形状と、腹部鏡面フラッシュから起こる強いフラッシング効果は、ボトムの良型ヒラメに強烈にアピールします。
こんな人におすすめ
- ヒラメ釣りが好きで、ボトムを狙う釣り方をする方
- スローリトリーブ釣法に慣れている方
ヒラメのルアーフィッシングに最適なタックル・道具
最後に、ヒラメのルアーフィッシングに最適なタックル・道具をご紹介します。
ヒラメのルアー釣りにおすすめのロッド
ヒラメ用のロッドを選ぶときには広範囲を探ることができるように遠投性のある9.6フィート以上の長さのロッドを選ぶようにしましょう。
わずかなバイトも逃さないしなやかな穂先の調子と、重さのあるルアーでもしっかりと扱えるパワーを備えているかどうかもポイントです。
また、軽めのルアーを使うのであればジギングロッドでも代用が可能です。
ヒラメのルアー釣りにおすすめのライン
ライン選びでは、強度があり伸びの少ないPEラインを選ぶようにしましょう。
風や潮の影響を受けにくい細めの1号前後のラインがおすすめです。
ヒラメのルアー釣りにおすすめのリール
ヒラメのルアーフィッシングでは4000番台のハイギアタイプのリールが、汎用性が高くおすすめです。
ハイギアタイプは巻取りが早く、ルアーのコントロールもしやすいため根がかりを防ぐこともできます。
飛距離を重視するのであればスピニングリールを、感度の高さを重視するのであればベイトリールを選ぶのがよいでしょう。
ヒラメのルアー釣りにおすすめのスナップ
数キロのヒラメの重さにも耐えうる、耐久性のあるスナップを選ぶようにしましょう。
弱いスナップだとヒラメのパワーに負けて曲がってしまうこともあります。
ヒラメルアーまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【2024年】釣れるおすすめの最強ヒラメルアー20選!釣り方や仕掛けもご紹介」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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