ショゴはカンパチの若魚の呼び名であり、地方名の一種です。河口堤防やサーフで釣ることができ、刺身ならばカンパチ以上に美味しいとも言われています。今回、釣りラボでは、釣り方、おすすめのタックル、調理法を紹介していきます。
ルアーショゴとはカンパチの若魚

ショゴとは、カンパチの若魚のことです。
カンパチは出世魚であるブリの仲間です。
カンパチとブリはよく似ていますが、体の形や色が少し違います。
カンパチは口元が丸く全体的に黄色っぽい色をしており、見た目がは平べったく、目の上に線があるのが特徴です。
そして、ブリやカンパチは、大きさによって呼び名が変わります。
大きさが80cm以上のものをブリと呼びますが、それよりも小さなものはワカシやイナダと呼ばれることがあります。
関東地方では大きさが80cm以上、関西地方では大きさが60cm以上のものをカンパチと呼び、子供のカンパチのことをしょごやシオと呼びます。
他にも呼び方が多い
ショゴという言葉は正式な名称ではなく、関東地方で使われている呼び名です。
関西地方ではシオ、鹿児島ではネイゴなど、地域によって様々な名前で呼ばれています。
ショゴの生態

ショゴはどのような場所や季節に現れる魚なのでしょうか?
ショゴの生態をご紹介します。
ショゴの生息地
ショゴは水温の高い場所を好む魚で、日本の西や南に生息していることが多いです。
暖かい夏の時期は北へ移動し、寒い冬の時期は南へと移動します。
また、ショゴのうちは海岸に近い場所を回遊するので、堤防やサーフから釣ることもできます。
産卵期・成長の時期
カンパチの産卵期は3月~8月頃です。
初夏には20cm前後、秋になると30~50cmのショゴへと成長します。
そして、秋~冬頃になると、60~80cm以上のカンパチになります。
旬な時期・季節
ショゴの旬な時期は、初夏~秋です。
この時期になると堤防やサーフなどからよく釣れるようになり、脂も乗って美味しく食べられます。
ただし、養殖のショゴには旬はなく、一年中美味しく食べることができます。
ショゴの釣り方

初夏~秋は、ショゴがよく釣れるシーズンです。
この時期は、堤防やサーフなどからもエサ釣りやルアー釣りでショゴを釣ることができます。
特に、朝まずめや夕まずめが、釣果が上がりやすい時間帯だと言われています。
また、ショゴは群れで泳ぐことも多いのでそれに当たれば、餌釣りでもルアー釣りでもかなりの釣果を期待できるかもしれません。
では、具体的なショゴの釣り方をご紹介します。
カゴ釣り
ショゴはカゴ釣りで釣ることができます。
カゴ釣りには、撒き餌を入れるカゴの付いた仕掛けを使います。
カゴ釣りはフカセ釣りに比べ遠投できるため、大きな魚を釣ることができるのが特徴です。
カゴに入れた撒き餌によって魚が集まり、刺し餌が食われやすくなります。
ルアー釣り
ショゴは、ルアーで釣ることもできます。
30~40gくらいのメタルジグを使ったライトショアジギングがおすすめです。
生きた餌を使う泳がせ釣りに比べ、ルアー釣りは手間がかからず手軽に行えます。
おすすめのタックル
では、ルアー釣りで諸語を狙う際におすすめのタックルをご紹介します。
【ハヤブサ】ひとっ跳び 天秤 カゴ釣りセット
ウキや針、オモリやカゴなどがセットになっている、カゴ釣り用の仕掛けセットです。
ライン絡みの少ない、L型の天秤カゴが使われています。
今までサビキ釣りで足元の魚を釣ってきた人も、カゴ釣りに挑戦しやすい商品です。
【ダイワ】ショアジギングロッド ジグキャスター MX96M
重さが205gと軽いため、体力に自信がない人でも遠投し続けることができるロッドです。
60gまでのメタルジグやワームなどのルアーを、キャストすることができます。
ライトショアジギングにおすすめのタックルです。
ショゴの食べ方・レシピ

ショゴは小さくても脂がのっていて、とても美味しい魚です。
しかし、美味しい食べ方やうまい捌き方を知らない人もいるかもしれません。
そんなあなたのために、おすすめの食べ方や捌き方、レシピをご紹介します。
刺身・カルパッチョ
脂ののったショゴは、刺身やカルパッチョにして食べるのがおすすめです。
ただし、天然の魚にはアニサキスなどの寄生虫がいる可能性があるので注意が必要です。
このアニサキスは内臓部分に寄生していますが、時間が経つと筋肉部分に移動します。
そのため、生で食べるのなら、釣ったらすぐに内臓を抜き出すようにしましょう。
また、釣ってすぐに血抜きをすると、生臭さが少なくなります。
カンパチの刺身ですが、ショゴも同じさばき方で大丈夫です。
ぜひ、参考にしてみてください。
塩焼き・照り焼き・バター炒め
ショゴは、シンプルに焼くだけでも美味しく食べられます。
塩焼きだけでなく照り焼きにしたり、バター炒めにするのもおすすめです。
いろいろな味付けをして、ショゴを思う存分味わってください。
煮付け
煮つけも外せない調理法の一つです。
めんつゆを使えば、簡単にショゴの煮つけを作ることができます。
また、刺身にして残ったアラを使うのもおすすめです。
アラをじっくりと煮て、最後まで美味しく食べきりましょう。
ショゴのまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「ショゴとはカンパチの若魚!刺身や塩焼きが美味しい魚の釣り方・レシピをご紹介」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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