夏は釣りをするには暑い季節。それでも夏が旬の食べて美味しい魚、釣って楽しい魚はたくさんいます!今回、釣りラボでは、夏に釣れる人気の魚をご紹介します。今まで敬遠していた『夏の釣り』に行きたくなるかもしれません!
夏の海釣りで釣れる人気の魚11種
まずは、夏を通じて、海釣りで釣れる代表的な魚を11種ご紹介します。
1.黒鯛(チヌ)
クロダイは、磯や堤防、河口の汽水域などに生息しています。
クロダイは、50センチ以上に成長する魚で釣趣もよく、大変人気のターゲットです。
釣り方は、ポカン釣り、かかり釣り、落とし込み釣りなどがあり、多くの方に親しまれています。
最近では、ルアーを使ったチニングという新しい釣り方も生まれています。
2.イシガキダイ
イシガキダイは、イシダイと並ぶ磯の人気ターゲットです。
周年狙える魚ですが、水温が高いほうが活性が高く春から秋にかけてよく釣れます。
3.キス
シロギスは、初夏にシーズンが始まり晩秋まで釣りが楽しめます。
これは、水温が上がる初夏に浅瀬に移動し、水温が下がる晩秋に深場に落ちていくからです。
この習性から、夏の間は、浅瀬で簡単に釣ることができ、人気のターゲットとなっています。
釣り方は、砂浜の投げ釣り、堤防のちょい投げ、船釣りなどがあり、初心者でも簡単に釣れるので、多くの方々に愛されています。
4.イワシ
イワシは、マイワシやカタクチイワシ、ウルメイワシなどの種類があります。
イワシは、簡単に数が釣れ、食べても大変おいしい魚です。
5.ハマチ(ブリ)
ハマチは、初夏にワカシ釣りでシーズンが始まり、晩秋まで釣れる魚です。
初夏の頃は30センチほどだったハマチも、晩秋には60センチを超える大きさになり、秋は大型青物として人気があります。
6.カマス
カマスは、夏の暑い時期に旬を迎える魚で、ミズカマス、アカカマスなどの種類があります。
釣り方は、堤防のサビキ釣りやルアー釣り、船釣りなどがあります。
大変おいしい魚で、数が釣れる魚なので人気があります。
7.カワハギ
カワハギは、夏の終わり頃から、群れかたまりだしシーズンを迎えます。
晩秋まで楽しめるターゲットですが、寒くなるにつれ釣りがだんだんと難しくなっていきます。
カワハギは、堤防や船釣りで釣れ、仕掛けは専用の3本針胴突き仕掛けを使うことが多いようです。
8.スズキ
スズキは、夏が旬の魚です。
釣り方は、昔ながらのエビテンヤ釣りやルアー釣りです。
ルアー釣りでは、大変人気が高くスズキではなく「シーバス」と呼ばれ、親しまれています。
9.カサゴ
カサゴは、磯や岩場などに生息している底生の魚です。
釣り方は、堤防や船での胴突き仕掛けを使った餌釣りです。
カサゴは、比較的簡単に釣れるうえ、大変おいしい魚なので、初心者からベテランまで人気の高い魚です。
10.サバ
サバは、真鯖とごま鯖などの種類があります。
釣り方は、堤防のサビキ釣りや船釣りのコマセ釣りが一般的で、初心者にも簡単に釣れます。
ライトルアーのターゲットとしても人気で、初心者でも簡単に釣れることもあって人気です。
11.タチウオ
タチウオは、初夏にシーズンが始まり晩秋まで狙える魚です。
タチウオは、130センチを超える大きさに成長するため、引きが強く人気があります。
釣り方は、堤防のルアー釣り、船釣りの餌釣りやジギングがあります。
海/磯・堤防で6月に釣れる魚は?
6月は春の乗っ込みの終わり間際で、夏に活性が上がる魚のシーズンの始めにあたる時期です。
アジやサバ、イワシなどが堤防でよく釣れ始めます。
1.マダイ
マダイは、産卵のための乗っ込みが4月頃から始まり、6月頃まで続きます。
6月は、乗っ込みの終盤ですが、まだまだ荒食いが楽しめる時期です。
2.アジ
アジは、6月から8月頃が旬の魚です。
6月頃から水温が上がり始めると活性もあがりよく釣れるようになります。
3.ヒラメ
ヒラメの旬は冬ですが、初夏のヒラメは活性が高く、6月ごろから徐々にルアーフィッシングのターゲットとして人気が出てきます。
海/磯・堤防で7月に釣れる魚は?
水温がぐっと上がってくる7月は、夏に旬を迎える魚が釣れ始める時期です。
7月に狙う魚で特におすすめなのが、マゴチです。
1.ヒラメ
ヒラメの旬は冬ですが、活性が上がるのは夏で、6月よりさらに水温が高くなると、もっと積極的に餌を追うようになります。
2.マゴチ
マゴチは、夏を代表する魚で、照りゴチと呼ばれ真夏に旬を迎えます。
また、フィッシュイーターであるため、ルアーフィッシングのターゲットとしても大変人気があります。
3.ヒラマサ
ヒラマサは、夏に旬を迎える大型の青物です。
夏は活性が高く、ルアーにも頻繁にアタックしてくるため、人気があります。
海/磯・堤防で8月に釣れる魚
8月は、青物の活性が上がる時期で、青物のルアー釣りが人気になる季節です。
8月に狙う魚で特におすすめなのが、青物であるカンパチです。
1.サワラ
サワラは、秋口から冬に駆けてシーズを迎える魚です。
8月でも釣れないことはありませんが、真夏ではなく秋口から狙ったほうが良いようです。
2.カンパチ
カンパチは、水温が高くなると活性があがる人気のある青物です。
初夏からシーズンを向かえ、真夏でもよく釣れ、人気のターゲットです。
釣り方は、堤防からのルアー釣り、船からのジギングなどがあります。
3.キジハタ
キジハタなどのハタ類は、冬の魚のイメージがありますが、実は水温が高い時期に活性があがります。
釣り方は、胴突き仕掛けの餌釣りやワームやメタルジグなどを使ったルアー釣りがあります。
4.マダイ
マダイは、乗っ込み後の時期となる8月は、食味も劣り、それほど数も釣れなくなるのであまり人気がありません。
食味もあがり、活性もあがってくるので秋口から狙っていくと良いようです。
5.タコ
タコは、水温が上がるとともに活性もあがり、餌を求めて浅場に入ってきます。
8月がトップシーズンとなり、一番のおすすめのターゲットです。
釣り方は、カニをつけたタコテンヤが一般的ですが、最近ではタコ専用のルアーも発売され、ルアー釣りの人気が高くなっています。
川/湖沼で夏に釣れる魚
夏の川や湖沼では、いろいろな魚が釣れます。
特に初夏に解禁し、秋口まで楽しめるアユ釣りは人気で、全国各地で多く方々が釣りを楽しんでいます。
1.オイカワ
オイカワは、清流に棲むとても綺麗なコイ科の魚です。
5月頃から8月頃にかけて繁殖期を向かえ、釣りもハイシーズンを迎えます。
オイカワのオスは繁殖期になると、綺麗な婚姻色になるため、大変人気があります。
2.アユ
アユは、地域によって解禁期間が違うものの、おおよそ6月頃から9月頃までが釣りシーズンです。
初夏から秋口まで楽しむことができ、清流の女王と呼ばれるほど美しく、また大変おいしい魚ですので、大変人気があります。
3.イワナ
イワナは、解禁期間が3月から9月までと定められているため、春から秋にかけて狙うターゲットです。
釣りかたは、餌釣りが一般的ですが、最近は渓流ルアーフィッシングも人気があり、ルアーで狙う釣り人も増えています。
4.アマゴ
アマゴもイワナと同様に解禁期間が3月から9月までと定められているため、春から秋にかけて狙うターゲットです。
イワナと同じく、渓流ルアーフィッシングのターゲットとして人気があります。
5.ウナギ
夏の夜釣りと言えば、ウナギ釣りです。
ウナギは日没から2時間ほどの間が時合となるため、その時簡帯を狙って釣ります。
釣り方は、餌釣りでドバミミズやイソメを使ったぶっこみ釣りです。
夏の釣りで釣れる魚についてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【海・川】夏の釣りで釣れる魚まとめ!人気の魚を一挙紹介!6月・7月・8月」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。