太刀魚の産卵期は夏〜秋。とはいえ、小さいので捨ててしまう人も多いのではないでしょうか?しかし、とても美味しいので、ぜひ料理して食べることをおすすめします。今回、釣りラボでは、太刀魚の卵のおすすめのレシピや、さばき方を紹介していきます。
太刀魚の卵は夏~秋に楽しめる

太刀魚は、釣りのターゲットとして非常に人気のある魚です。
太刀魚の産卵期である6月~10月の間には、釣り上げた太刀魚のお腹の中に卵が入っていることがあります。
太刀魚の身は食べることが多いと思いますが、卵の方は捨ててしまう方も多いのではないでしょうか。
太刀魚の卵はタラコに似ていて、簡単な調理で美味しく食べることができます。
この記事では、太刀魚の卵の料理方法やレシピをご紹介しています。
太刀魚の卵のレシピ・料理方法

ここでは、太刀魚の卵の定番のレシピや料理方法をまとめています。
簡単にできるものばかりですので、普段料理をしない方もぜひ挑戦してみてください。
煮つけのレシピ
煮つけは醤油や、酒、みりん、砂糖などで味付けした甘辛い煮汁で素材を煮る調理法です。
材料が表面に出るか出ないかくらいの少なめの煮汁を使用します。
家にある調味料で作ることができるので、太刀魚の卵が手に入ったら作ってみてはいかがでしょうか。
こちらのレシピでは、だし醤油を使用した簡単な作り方が紹介されています。

塩漬けのレシピ
塩漬けは、塩か濃いめの塩水に、昆布、酒、みりんなどの調味料を加えて材料を漬ける調理法です。
味付けの目的以外に、傷みやすい素材の腐敗防止のために古くから行われてきました。
塩漬けは太刀魚以外の魚卵でも作ることができるので、覚えておいて損はありません。
食べられるまでに時間はかかりますが、保存食としても便利です。
こちらのレシピでは、似た手順で作れる醤油漬けの方法も紹介されています。
共子和えのレシピ
共子和えとは魚などの身をその卵で和える調理方法で、共和えや親子和えとも呼ばれます。
イカやアンコウの身を肝で和えることもあります。
調理方法はとても簡単で、身を切って刺身にし、塩漬けにした卵と和えるだけです。
太刀魚の皮は硬めなので、刺身にする際には細切りにした方が食べやすいでしょう。
新鮮な太刀魚ならではの、素材の味を生かした料理としておすすめです。
辛子明太子風のレシピ
辛子明太子は通常スケトウダラの卵で作られますが、太刀魚の卵でも作ることができます。
辛子明太子というと作るのが難しそうですが、卵に塩を振って水を抜き、だし汁に韓国唐辛子などを入れた漬け汁に漬けて置いておけば出来上がります。
太刀魚の卵はスケトウダラに比べて卵膜が厚く口に残りやすいので、気になる方は出来上がってから卵膜を取り除いてバラ子にするとよいでしょう。
こちらのレシピでは、工程ごとに写真入りで丁寧に作り方を説明してくれています。
太刀魚をさばくコツ

ここでは太刀魚を料理するのにかかせない、太刀魚をさばくコツについてまとめています。
さばく方法に関わらず重要なポイントは、
です。
まず、包丁の切れ味が悪いと、身が崩れてきれいにさばくことができません。
また、魚の身に水分が残っていると、刺身にしたときに水っぽくなるだけでなく、臭みが残ったり雑菌が繁殖して傷みやすくなります。
三枚おろしのコツ
三枚おろしの手順は次の通りです。
三枚おろしのコツは、・包丁の刃が骨に当たり続けるように包丁を動かすこと・慣れないうちは一気に身をはがそうとするのではなく、何度かに分けて刃を動かすこと
です。
こちらの動画では、初心者向けに太刀魚の三枚おろしの方法を解説しています。
はじめて太刀魚をさばく方は参考にしてください。
太刀魚の筒切りのコツ
筒切りの手順は次の通りです。
筒切り自体は簡単ですが、太刀魚の背ビレは硬いので調理前に取り除く必要があります。
コツは包丁で背ビレに沿って切り込みを入れた後に背ビレを引っ張るのではなく、包丁の背で背ビレを押さえながら身の方を引っ張ることです。
動画で見てコツを知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。
太刀魚の卵についてまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「太刀魚の卵を捨てるのはもったいない!煮つけ・塩漬けの美味しい料理法・レシピをご紹介!」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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