磯遊びは、自然の中で子供と一緒に楽しむことができ、ファミリーのお出掛け先としてとてもおすすめです。今回、釣りラボでは、磯遊びが楽しめるおすすめスポットや道具について紹介します。磯遊びでの注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。
磯遊びの楽しみ方

気候が良くなり、夏が近づくと外に出かけたくなりますね。
キャンプでのBBQや山登りも楽しいですが、海のレジャーの一つ磯遊びはいかがですか?
泳げなくても、水に足をつけたり、タイドプールと呼ばれる岩と岩の間に出来た潮溜まりで、貝や魚、エビ・タコといった様々な生き物と触れ合えます。
大自然の中での体験は、子供にとっても最高の学びの場となるはずです。
この記事では、レジャー初心者でも安全に楽しめる、磯遊びの楽しみ方をご紹介します。
磯遊びができる時期(春・夏・秋・冬)
磯遊びは、春から冬まで季節を問わず楽しめますが、気温が上がりだす3月から10月頃に出かけるのがいいでしょう。
その中でもベストシーズンは夏です。
夏は日中の干満差が大きく、また満潮と干潮の差が大きい大潮は、潮溜まりが出来やすく、生き物の観察に適しています。
磯遊びの注意点
親子で気軽に楽しめる磯遊びには、危険もあります。
観察場所の岩場は滑りやすく、足元が不安定です。
転倒して怪我をしないように、足元をよく確認しながら移動しましょう。
また、潮溜まりと言っても、そこは海です。
遊びに夢中になっている間に潮が満ちてきた、なんてことにならないよう、当日の天気や潮見表で潮の満ち引きを調べてから出かけるようにしましょう。
全国各地の潮見表は、こちらから探すことができます。
さらに、触ると怪我をしたり毒を持っている危険な生き物もいます。
事前に図鑑や漫画・インターネットを使えば写真やイラストで、詳しく危険生物を知ることができます。
知っておくことで危険は回避できるので、危険生物をいくつかご紹介します。
磯の危険生物1:ウツボ
ウツボはたくさんの鋭い歯を持っています。
岩陰などに隠れているので、不用意に手を入れると噛まれて怪我をする恐れがあります。
磯の危険生物2:ギンポ
食べると美味しいギンポですが、背びれは硬く棘のようになっており、触ると怪我をする恐れがあります。
磯の危険生物3:ハオコゼ
磯に多いハオコゼは背ビレ・臀ビレ・腹ビレに毒トゲがあります。
ハオコゼは岩間や海藻の中に隠れていることがあり、刺されると大変痛むので注意しましょう。
磯遊びにおすすめの道具・服装

安全に磯遊びをするには、適切な服装と装備が必要です。
また生き物を観察したり、触れ合ったりする為の道具を準備しておけば、より楽しむことができます。
釣具・タックル
潮溜まりにいる魚やカニ、捕まえてみたいと思うのではないでしょうか。
そんなとき釣具を持っていれば、釣る楽しみと達成感も味わえます。
手袋・グローブ
ゴツゴツとした岩場では、フジツボなどで手を怪我する危険性があります。
そのため手を保護する手袋や、グローブを用意していくと安心です。
家に軍手があれば、軍手でも良いでしょう。
【ACEGO】ダイビンググローブ 厚さ 3mm

3mmと厚手ですので、保湿性もあり手をしっかりと保護してくれます。
滑り止めがついているのも嬉しい点です。
帽子
海の強い日差しから頭を守るため、帽子も必要です。
特に首後ろは焼けやすいので気をつけましょう。
顎紐がついていれば、風で飛んでいく心配もありません。
マリンシューズ
湿っている岩の上は滑りやすく、岩で足を怪我する恐れがあります。
サンダルなどは避け、歩きやすく足を保護できるマリンシューズがあると便利です。
長靴でも代用できます。
バケツ
海の中では落ち着いて観察出来ない魚なども、透明なバケツがあればじっくり観察出来ます。
バケツは生き物観察に便利な、便利グッズです。
タモ網
素早く動く生き物を、素手で掬うのは難しいもの。
網があれば子供でも簡単に掬えます。
シュノーケリング
海の中の世界はとても神秘的なものです。
シュノーケリングを持って行けば、海の生き物を観察しやすくなります。
【DIZA100】シュノーケルマスク

フルフェイスマスクで、水中でも息を楽に吸える初心者向けのシュノーケリングマスクです。
カメラを取り付けることもできます。
ライフジャケット
もしもの時に備えてライフジャケットも準備しておくと安心です。
つけておけば万が一転んでしまっても、体を守ってくれますし、楽に水に浮くこともできます。
ここで紹介したものは一例です。
高価なものを買わなくても、バケツや網等は100均で揃うものもあります。
他にも箱メガネや虫かごなど用途に合わせて、是非自分にあった磯遊びグッズを探してみてください。
関東近郊でおすすめの磯遊びスポット

関東近郊でも磯遊びが出来るスポットは多くあります。
参考にしてください。
関東近郊のおすすめ磯遊びポイント1:東京
まずは、東京のおすすめ磯遊びポイントをご紹介します。
お台場海浜公園
カップルから家族連れまで楽しめる観光名所ですが、磯遊びもできます。
近くにはランチの出来る場所もあるので安心です。
葛西臨海公園
江戸川区にある葛西臨海公園の西なぎさは、遠浅なので子供を遊ばせるのにも適しています。
駅近で、近くには観覧車や水族園もあるので親子連れにおすすめです。
関東近郊のおすすめ磯遊びポイント2:神奈川
続いて、神奈川のおすすめ磯遊びポイントをご紹介します。
海の公園
横浜市にある海水浴もできる公園です。
波も穏やかなので、家族で楽しむことができ、人工的に作られた砂浜には多くの生き物が生息しています。
稚児ヶ淵
神奈川県屈指の観光地・江ノ島の西南にあるので、観光も磯遊びも両方楽しむことができます。
夕日の名所とも知られ、美しい夕日を楽しむこともできます。
関東近郊のおすすめ磯遊びポイント3:千葉
千葉のおすすめ磯遊びポイントをご紹介します。
沖ノ島
館山湾に位置する沖ノ島は、歩いて渡れる無人島です。
流れも緩やかで、水質がとても綺麗な為生き物の観察をするのに適しています。
片貝海水浴場
日本最大級の砂浜で有名な、九十九里浜に位置する海水浴場です。
周辺には施設も充実しているので、名物の焼き蛤を堪能できます。
関東近郊のおすすめ磯遊びポイント4:茨城
茨城のおすすめ磯遊びポイントをご紹介します。
大洗海水浴場
ビーチと岩礁が点在しており、潮溜まりが多く見られます。
透明度も高いので、生き物を発見しやすい場所です。
平磯海水浴場
潮干狩りも出来る波の穏やかな海水浴場です。
沖にはくじら型の滑り台があり、磯遊びと共に子供が楽しめる要素が満載です。
関東近郊のおすすめ磯遊びポイント5:静岡(伊豆)
最後に、関東ではありませんが、関東圏からすぐに行ける静岡伊豆のおすすめ磯遊びポイントをご紹介します。
川名海水浴場
比較的混雑の少ない、小さな海水浴場です。
珍しい玉砂利のビーチで、小魚や海ガメに出会えることもあります。
らららサンビーチ
沼津市にある人工的に作られた白い砂浜のビーチです。
潮溜まりが出来やすく設計されており、水深が浅いので小さなお子様でも安心して遊べます。
磯遊びの楽しみ方まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「磯遊びの楽しみ方!おすすめの持ち物・道具・スポットや注意点を徹底解説」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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