サビキで釣れる魚の種類が多いのは、ご存知でしょうか?そのなかでもよく釣れる魚って?気をつけた方がいい毒魚とは?今回、釣りラボでは、サビキで釣れる魚20種類、必要な道具、セッティング方法、釣り方をご紹介していきます。
そもそもサビキ釣りとは?
サビキ釣りは、胴付きの仕掛けにコマセと呼ばれるオキアミなどのエサを入れて、釣り糸につけて魚を釣る方法です。
竿をシャクると仕掛けが同時に揺れるので、釣り糸の周辺にエサが撒かれ、寄ってきた魚を釣り上げることができます。
防波堤や堤防でも釣れるので、初心者でも始めやすいです。
サビキで釣れる魚20種類
サビキは、撒くエサが細かく小さいので比較的小型の魚がよく釣れるのが特徴です。
それではサビキで釣れる魚をご紹介します。
沖縄では他にグルクンなどが釣れています。
サビキでよく釣れる魚
以下の3種類は、サビキで釣れることで有名な魚です。
回遊しているので、群れに当たると数が期待できます。
アジ
日本の海の幅広い地域で分布しているので、潮の流れの良い場所であれば、数も多く狙うことが出来ます。
アジは、アジングといってルアーでも釣れますが、サビキでも釣れる魚です。
特に夏~秋は小型のアジがよく釣れる季節です。
マアジ、シマアジ、ムロアジといった種類があり、サビキでよく釣れるのはマアジです。
アジを狙う深さは、海底より少し上くらいです。
サバ
サバは日本で広く分布していて、4月~5月頃から回遊してきます。
マサバ、ゴマサバといった種類があります。
シーズンになると堤防からでも大きめな個体が狙えるので、ダイナミックに釣れるのが魅力です。
イワシ
イワシは小型の魚なので、狙いやすいです。
初夏~秋ごろがイワシの旬です。
マイワシ、ウルメイワシ、カタクチイワシがあります。
15㎝程度のマイワシがよく釣れる傾向です。
サビキで釣れる魚
サビキ釣りのメジャーではありませんが、釣り場所の深さや環境によってサビキで釣れる魚をご紹介します。
メジナ(グレ)
メジナは通年で釣れますが、冬のほうが釣りやすいです。
敏感な魚ですが、エサをよく食べるので、狙う場合は多めに撒きましょう。
特に冬場は脂がのっていて美味しい魚です。
キュウセン(ベラ)
キュウセンは北海道以外に分布しています。
見た目がカラフルで夏に良く釣れます。
ウロコが硬いので少し調理しにくいのが難点です。
サッパ(ママカリ)
サッパはニシン科に属する魚です。
体長が15㎝程度で小型で、関西ではママカリと呼ばれます。
カワハギ
カワハギは光るものに反応します。
適度に仕掛けをシャクって動きを出しましょう。
頭部から尻尾にかけてとげがあるので、刺さらないように注意が必要です。
カサゴ
カサゴは穴や岩場に住んでいるので、堤防でもテトラ下など場所の条件が良ければ釣ることが出来ます。
下にエサを落としてカサゴをおびき寄せます。
狙うときは、底や障害物があるエリアにいきましょう。
ウミタナゴ
群れで生活しているので、当たりが出始めると数を期待できます。
日本全国で一年中釣れるので、ファミリーに人気があります。
ウミタナゴの旬は寒い季節と言われています。
カマス
獰猛な魚で、かなりつっこんできます。
カマスは回遊しているので潮の流れが早い場所や、流れが合流する場所がねらい目です。
サビキで釣れる幼魚
サビキではエサが細かいので、幼魚が釣れることが多くあります。
チャリコ(マダイ)
10㎝以下程度の幼魚が釣れることがあります。
あまり小さいと食べるところは少ないので、リリースすることも多いです。
マダイの養殖場の近くでは、リリースが義務になっている場合もあります。
サンバソウ(イシダイ)
イシダイの幼魚は20㎝程度に育っている個体もいて、おいしいです。
夏~秋頃が旬で、暖かい所を好む魚です。
白と黒の縞々模様がはっきりと出ているのですぐに分ります。
イナダ(ブリ)
幼魚とはいえ、イナダはかなり大きいので釣りごたえがあります。
テンポよく早めにシャクると食いつきやすいです。
棚は深めで、底から2m程度を狙ると釣れることが多いです。
サヨリ
サヨリは口が小さい魚なので、針も小さいものが用意できるといいです。
春か秋が旬で、群れになって釣れる時もあります。
細長いので、針の仕掛けの数が多いとからまってしまう場合があります。
サビキで釣れる毒魚で外道
様々な魚が狙えるサビキですが、毒のある魚もいるので注意が必要です。
毒魚が釣れた時は、フィッシュトングや魚つかみを利用して、絶対に触らないようにしてください。
フグ
フグのなかでも特にクサフグは全国に生息していて、残念ながらよく釣れる魚です。
皮や内臓に毒があり、免許があればクサフグを調理できますが、素人では危険です。
仕掛けを嚙み切ってしまったり、エサだけ食べてしまったりするので表面を触っても大丈夫ですが若干厄介です。
アイゴ
アイゴはとがった背びれ、腹びれに毒があります。
刺されると死に至ることは少ないですが、長時間しびれなどが続いてしまいます。
ただアイゴは動きがよく、釣りごたえのある魚です。
また、塩焼きなどにすると美味しい白身なので、手袋等をしてすべって刺さらないように注意して持ち帰る方もいます。
ゴンズイ
ゴンズイは見た目は縞々模様でかわいらしいですが、背びれと胸びれに毒針があります。
表面がぬめぬめとしていてすべりやすいです。
かなり強力な毒なので、刺されると激痛で病院に行くことになります。
絶対に触らないようにしてください。
ハオコゼ
カサゴに似た根魚なので、岩場やテトラ下にいることが多いです。
見た目は可愛いのですが、背中にとげがあり、毒があります。
さばいて食べることもできますが10㎝程度と比較的小さな魚なので、そのままリリースすることがほとんどです。
キタマクラ
カワハギに似ていますが、比較的小さいのですぐわかります。
怒るとフグのように体をふくらませる特徴があります。
フグのように身に毒があるので食べるのは危険です。
ボラ
ボラは毒魚ではありませんが、外道に入るという方が多いです。
場所によって食べると泥臭さや魚臭さが強いときもありますが、新鮮な状態であればお刺身でも食べられます。
大型の個体が多いので、釣れる時の爽快感は大きいです。
サビキ釣りで必要な道具、セッティング方法とは?
サビキ釣りで必要な道具・タックルと、それらのセッティング方法、あれば便利なものを箇条書きでご紹介します。
サビキの釣り方とは?
最後に、サビキ釣りのやり方を、簡潔にご紹介します。
動画で確認したいという方は、こちらの動画を確認してください。
サビキで釣れる魚についてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「サビキで釣れる魚20種類!必要な道具、セッティング方法、釣り方をご紹介」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。