
堤防や漁港から手軽に青物を狙えるライトショアジギング(LSJ)は、近年多くのアングラーに親しまれている釣りスタイルです。しかし「どのロッドを選べばいいのか分からない」「本当に使えるLSJロッドが知りたい」という声も多く聞かれます。
釣りラボ編集部では、ライトショアジギングを熟知した監修者とともに、エントリークラスからハイエンドまで、実際のフィールドで通用するロッドを厳選しました。軽さ・飛距離・パワー・操作性のバランスを軸に、国内主要メーカーの製品を比較検証しています。
この記事では、LSJロッドの選び方を解説したうえで、編集部が自信を持っておすすめできる人気9本をランキング形式でご紹介します。
この記事を監修した人
この記事は釣りラボ編集部のライターが執筆し、釣りラボ 監修者・釣り歴10年以上の専門家が監修しています。幼少期から釣りが生活の一部で、週末はほぼフィールドに出ています。ソルトからフレッシュウォーターまで幅広い釣りを楽しみながら、釣りラボ編集部とともに徹底的なリサーチをもとに本当におすすめできる商品だけを厳選してお届けします。正直なところ、LSJロッドは「軽さ」と「バットパワーの強さ」が両立しているかどうかが実釣での満足度に直結すると感じています。
ライトショアジギング用ロッドの選び方|長さ・パワー・素材を押さえよう

LSJロッドを選ぶ際に確認すべきポイントを整理しましょう。自分のフィールドとターゲットに合ったスペックを選ぶことが、釣果アップへの近道です。
| 選び方のポイント | チェック内容 | 長さ(レングス) | 9〜10ftが主流。足場が高い堤防や遠投重視なら10ft |
|---|---|---|---|
| パワー(硬さ) | ML〜Mがライトショアジギングの定番。20〜50g対応が目安 | 自重 | 170〜210g前後が使いやすい。軽いほど疲れにくい |
| ルアー適合重量 | 20〜50gに対応しているものが汎用性が高い | ガイド | Kガイド搭載でPEラインのトラブルを軽減 |
長さ(レングス)の選び方
一般的なLSJでは9〜10ftが主流です。9.6ftは堤防や漁港でのバランスが良く、一日中投げ続けても扱いやすいのが魅力。10ftは遠投性能が高く、足場の高いポイントや広大なサーフでも活躍します。個人的には、まずは9.6ftから始めてみると操作感をつかみやすいと思います。
パワー(硬さ)の選び方
LSJにはML(ミディアムライト)〜M(ミディアム)が定番です。MLは20〜40gのジグを軽快に扱え、シーバス感覚で楽しめる軽快な使い心地。Mは50g前後まで対応し、不意の大型青物にも耐えられる安心感があります。正直なところ、初めての一本ならMパワーを選ぶと対応力が広がるのでおすすめです。
素材とブランクスの重要性
高性能な素材(T1100Gやナノアロイなど)を採用したブランクスほど、軽さとパワーを高いレベルで両立しています。予算に余裕があれば、素材にこだわった製品を選ぶとキャストの快適さと感度が格段に上がります。
自重と疲れにくさ
LSJはキャストとシャクリを繰り返す釣りなので、ロッドの自重は非常に重要です。200g以下のロッドを選ぶと、一日中釣りを楽しんでも疲れにくいでしょう。編集部でも評価が高いのは170〜185g台の軽量モデルです。
ガイドの品質
PEラインを使うLSJでは、ライントラブルを防ぐKガイドの搭載が重要です。また、ガイドフレームの素材や数も飛距離と耐久性に影響します。
ライトショアジギング用ロッドおすすめ人気ランキング9選|実績とコスパで厳選

| 順位 | 商品名 | タグ | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 1 | ソルティーステージ プロトタイプ ライトショアジギング XLSS-9112ML30 | TAF製法×ナノカーボンで生まれた、アブガルシアのハイスペックLSJ専用ロッド | |
| 2 | がまかつ ラグゼ コヨーテ S96M | TORAYCA T1100G×ナノアロイで軽さとパワーを追求。がまかつのハイエンドLSJロッド | |
| 3 | テンリュウ パワーマスター PM972S-M | 力を制する本格派。C.N.T採用のバットが生み出す粘り強さが青物との真剣勝負を支える | |
| 4 | メジャークラフト クロスライド3G XR3-962M/LSJ | コスパ最強!T1100Gカーボンの実力を手頃な価格で体感できる | |
| 5 | 23コルトスナイパーBB LSJ S100L | 2023年モデルで進化したシマノLSJ専用機。遠投性能とナチュラルジグ操作を10フィートで実現 | |
| 6 | シマノ コルトスナイパー BB LSJ S100L | LSJ専用設計のシマノエントリーロッド。ハイパワーX搭載で軽さとパワーを高次元で両立 | |
| 7 | メジャークラフト クロスライド1G XR1-962M/LSJ | ショアジギング入門の定番。疲れにくさと飛距離を両立したメジャークラフトの本格エントリー機 | |
| 8 | ダイワ ドラッガー X 96M | 疲れにくい新調子でショアジギングの基本を学べる初心者向けロッド | |
| 9 | ダイワ ドラッガー MX | – |
釣りラボ編集部が厳選したLSJロッド9本をご紹介します。エントリーからハイエンドまで、様々なニーズに対応するラインナップです。
1位:ドラッガー MX(ダイワ)
港湾の青物狙いに特化した新コンセプト。穂先が軽く感じるバランス設計で軽快にキャストできる
堤防や港湾部でのショアジギングに特化した、2025年登場の新シリーズ。穂先が軽く感じるバランス設計により、シーバスロッド感覚で軽快にキャストしながら青物に対応できるのが最大の特徴。高密度HVFカーボンとX45で剛性を確保しつつ、振り抜きの良さとルアー操作性を高次元で両立しています。
ジグだけでなくブレードやミノーなど巻き物にも幅広く対応し、一日中投げ続けても疲れにくい設計は、湾岸アングラーにとって頼れるパートナーです。これは個人的にも注目している新世代のLSJロッドです。
| スペック | 内容 | 全長 | 2.90m |
|---|---|---|---|
| 自重 | 155g | 継数 | 2本 |
| 対応ジグ | MAX60g | 適合ライン | PE 1〜2号 |
ソルティーステージ プロトタイプ ライトショアジギング XLSS-9112ML30
TAF製法×ナノカーボンで生まれた、アブガルシアのハイスペックLSJ専用ロッド
168gという軽さは実釣で大きなアドバンテージになります。一日中キャストを続けても腕への負担が少なく、チャンスを逃さない集中力を維持できます。
| スペック | 内容 | 全長 | 302.3cm (9'11") |
|---|---|---|---|
| 自重 | 168g | 継数 | 2本 |
| 適合ルアーウェイト | 7〜40g | 適合PEライン | 0.8〜1.5号 |
がまかつ ラグゼ コヨーテ S96M
TORAYCA T1100G×ナノアロイで軽さとパワーを追求。がまかつのハイエンドLSJロッド
185gという軽さでハイエンド素材を実感できるのが魅力。長時間の釣行でも疲れにくく、ルアーの繊細な操作を楽しみたい方に特におすすめです。
| スペック | 内容 | 全長 | 290cm (9'6") |
|---|---|---|---|
| 自重 | 185g | 継数 | 2本 |
| 適合ルアーウェイト | 20〜40g | 適合PEライン | 0.8〜1.5号 |
テンリュウ パワーマスター PM972S-M
力を制する本格派。C.N.T採用のバットが生み出す粘り強さが青物との真剣勝負を支える
テンリュウらしい丁寧な作り込みと「曲げて獲る」ファイトスタイルを楽しめるのが編集部でも高く評価されているポイントです。
| スペック | 内容 |
|---|---|
| 自重 | 204g |
| 適合ルアーウェイト | 20〜40g前後 |
メジャークラフト クロスライド3G XR3-962M/LSJ
コスパ最強!T1100Gカーボンの実力を手頃な価格で体感できる
この価格帯でT1100Gカーボンを体感できるのは正直コスパが高いと思います。初めてのLSJロッドにも、サブロッドにも活躍してくれる頼もしい一本です。
| スペック | 内容 | 全長 | 2.9m |
|---|---|---|---|
| 自重 | 169g | 継数 | 2本 |
| 適合ルアーウェイト | 15〜50g | 適合PEライン | 0.8〜2.0号 |
23コルトスナイパーBB LSJ S100L
2023年モデルで進化したシマノLSJ専用機。遠投性能とナチュラルジグ操作を10フィートで実現
10フィートの取り回しに慣れるまで少し時間がかかりますが、慣れてしまうと遠くのナブラや潮目を狙える楽しさは格別です。
| スペック | 内容 | 全長 | 3.05m (10ft) |
|---|---|---|---|
| 自重 | 188g | 継数 | 2本 |
| 適合ジグウェイト | MAX42g | 適合PEライン | MAX2号 |
シマノ コルトスナイパー BB LSJ S100L
LSJ専用設計のシマノエントリーロッド。ハイパワーX搭載で軽さとパワーを高次元で両立
シマノブランドへの信頼感と手頃な入門価格のバランスが取れた一本です。LSJを始める際の定番候補として覚えておいて損はありません。
| スペック | 内容 | 全長 | 3.05m (10ft) |
|---|---|---|---|
| 自重 | 188g | 継数 | 2本 |
| 適合ジグウェイト | MAX42g | 適合PEライン | MAX2号 |
メジャークラフト クロスライド1G XR1-962M/LSJ
ショアジギング入門の定番。疲れにくさと飛距離を両立したメジャークラフトの本格エントリー機
定番モデルとしてフィールドテスターや多くのアングラーに使い込まれており、実釣での信頼性は折り紙付きです。
| スペック | 内容 | 全長 | 9.6ft |
|---|---|---|---|
| 自重 | 190g | 継数 | 2本 |
| 適合ルアーウェイト | 15〜50g | 適合PEライン | 0.8〜2.0号 |
ダイワ ドラッガー X 96M
疲れにくい新調子でショアジギングの基本を学べる初心者向けロッド
エントリークラスながら堤防やサーフでの中型青物狙いに本格派のパフォーマンスを発揮します。最初の一本としてコストを抑えたい方に最適です。
| スペック | 内容 | 全長 | 2.9m |
|---|---|---|---|
| 自重 | 255g | 継数 | 2本 |
| 適合ルアーウェイト | 15〜60g(ジグ20〜70g) | 適合PEライン | 1.5〜2.5号 |
よくある質問|ライトショアジギング用ロッドについての疑問を解決

Q. ライトショアジギングロッドの適切な長さは?
フィールドに合わせて9〜10ftから選ぶのが基本です。堤防や漁港では9.6ftがバランスが良く、遠投が必要なサーフや足場が高い場所では10ftがおすすめです。まずは9.6ftから試してみると操作感をつかみやすいでしょう。
Q. MLとMのパワー、どちらを選べばいいですか?
MLは20〜40gのジグを軽快に扱え、シーバス感覚の軽快な使い心地が魅力。Mは50g前後まで対応し、大型青物にも安心です。最初の一本なら汎用性の高いMパワーがおすすめです。
Q. LSJ専用ロッドとシーバスロッドの違いは?
LSJ専用ロッドはシーバスロッドに比べてバットパワーが強く、重いジグをしゃくり続けるための設計になっています。シーバスロッドでも軽めのジグなら使えますが、本格的に青物を狙うなら専用ロッドの方が安心感と操作性が上がります。
Q. 自重はどのくらいが理想ですか?
LSJは一日中キャストとシャクリを繰り返すため、自重200g以下のモデルが理想的です。170〜190g台のロッドなら疲れにくく、集中力が続きます。
Q. 初心者にはどのロッドがおすすめですか?
メジャークラフト クロスライド1G XR1-962M/LSJやダイワ ドラッガー X 96Mなど、エントリークラスでも本格派の性能を持つモデルが最適です。実売1〜2万円台で本格的なLSJを楽しめます。
まとめ|ライトショアジギング用ロッド選びで迷ったら

ライトショアジギング用ロッドは、長さ・パワー・自重・素材のバランスで選ぶのが基本です。9.6ftのMLまたはMパワーで自重200g以下のロッドを選べば、一日中快適に釣りを楽しめます。
軽さと最高の操作性を求めるならドラッガー MX、ハイスペック素材をリーズナブルに体感したいならクロスライド3G、とことん性能を追求したいならラグゼ コヨーテ S96Mやソルティーステージ プロトタイプが特におすすめです。
LSJは堤防からでも大型青物を狙えるエキサイティングな釣りです。自分のフィールドとスタイルに合った一本を見つけて、ライトショアジギングの醍醐味を存分に楽しんでください。個人的には、ロッドの「しなやかさとパワーのバランス」を実際に手で感じてから選ぶのが一番です。
