メタルジグをそのまま持ち歩いては、コーティングや塗装が剥げる原因になります。それを防ぐには、メタルジグのケースを購入するのが一番!今回、釣りラボでは、種類ごとの特徴や、人気商の品を紹介していきますね。
ルアーメタルジグのケースにはどんな役割がある?

ルアー(メタルジグ)の収納は悩みが多いですよね。
コレクションのようにたくさん持っているのに、フックがついているため、まとめて箱などにドサッと収納しておくこともできず、かと言って、専用のルアーケースはあまりたくさん収納できないので、ケースがいくつも必要になってしまいます。
ポイントは、自宅保管用のメタルジグの収納法をまずは考えて、その保管ケースから、次回の釣行で使う可能性のあるルアーだけを取り出して、持ち歩き用のコンパクトなルアーケースに入れておくことです。
メタルジグをケースに収容して保管するということは、メタルジグの錆などの劣化を防ぐという意味はもちろんありますが、一番の理由は、部屋などに適当に放置していると予期せぬ怪我をしてしまうため、怪我の防止のために、然るべき方法で然るべき場所に保管するということです。
ルアー・メタルジグのタイプごと、ウエイトやレングスなどのサイズごと、カラーごと、ターゲットの魚種ごとなど、自分なりのルールを作り、分類して保管しておくと、取り出す際に楽になります。
メタルジグのケースの選び方・ポイント

ジギングで多用される金属製のメタルジグは、海水によるサビや、ボトムを激しく擦りながら泳ぐためのキズに常にさらされています。
真水でよく洗い、塩分を流し、日陰で完全に乾燥させ、ルアーケースに保管します。
ここでは、メタルジグを保管するケースの選び方のポイントについて解説します。
選ぶポイント1:ケースの種類
まずは、メタルジグを入れるケースの種類について説明します。
マルチケースの特徴
マルチケースは、ルアーに限らず、小物類を効果的に収納するケースで、特に釣具メーカーがはつばいしているものは、頻繁に開け閉めするためバックルの耐久性が高く、ケース内は仕切りが設けられています。
モノによっては、水抜き穴が空いているものもあります。
また、両面に蓋がついているリバーシブルタイプのマルチケースもあります。
中身が見える、透明タイプ・半透明タイプをおすすめします。
ジグバッグの特徴
ジグバッグは、ルアーの収納のために開発されたものです。
素材はPVCやポリスチレンなどのセミハードタイプのものを使い、熱溶着でバッグのような形状に仕立てられたケースで、軽量で、収納力が高い特徴があります。
エギケースとして発売されているものが多いですが、メタルジグ用も販売されています。
また、使用したジグをまとめて収容してバッグごと水洗いするような、PVCメッシュ製のバッグもあります。
ロールバッグの特徴
ロールバックは、撥水処理を施された布製のルアーケースです。
1枚のシートにメタルジグを1つ収納できるポケットがいくつもつけられていて、くるくると巻いてベルトで留めるタイプのルアーケースです。
最大の特徴は、丸めてコンパクトにできることです。
選ぶポイント2:ケースの素材
メタルジグのケースの素材について説明します。
プラスチック製の特徴
プラスチック製ケースの素材は、PVC(塩化ビニール)、PMMA(アクリル)、PC(ポリカーボネート)、PP(ポリプロピレン)、PS(ポリスチレン)、PE(ポリエチレン)などがありますが、それぞれに特徴があります。
耐衝撃性に強い素材、耐熱性の高い素材、耐傷付き性のある素材など、様々な素材がありますが、釣りに携行するルアーケースの素材にはPVCもしくはPC製のケースをおすすめします。
理由は耐候性の高さです。
PPも耐候性は高い、透明材ができません。
ポリエチレンなど、耐候性が低く、紫外線劣化しやすい素材は、風化して脆くなりやすいため避けたいです。
メッシュ素材・化学繊維の特徴
メッシュ素材・化学繊維製のものは、軽く、様々な形にすることができるため便利ですが、フックを引っ掛けて破ってしまわないよう、注意して使います。
選ぶポイント3:持ち運びやすさ
持ち運びの便利さでメタルジグのケースを選ぶなら、ジグバッグタイプもしくはマルチケースタイプをおすすめします。
特に、マルチケースのコンパクトタイプのものは、フローティングベストのポケットにピッタリ収まるものがあり大変便利です。
選ぶポイント4:手入れのしやすさ
メタルジグ用のルアーケースを手入れのしやすさで選ぶなら、マルチケースタイプが良いでしょう。
水抜き穴加工が施されているものは、ルアーを収納したまま水洗いルアーごと水洗いができるスグレモノもあり、おすすめです。
【コスパ最強】メタルジグケースおすすめ9選

ここからは、コスパの良いおすすめのメタルジグケースをタイプ別に紹介して行きます。
マルチケース型のメタルジグケース3選
まずは定番のマルチケース型メタルジグケースを紹介します。
【アブガルシア】ルアーケース リバーシブル 100
Abu Garcia のロゴマークが最高にクールなルアーケースです。
両面で13室あり、100mm以下のメタルジグをたっぷり現地に持ち込めます。
【メイホウ】ライトゲームケース J
仕切り板の位置を自由に調整することができる便利なリバーシブルケースです。
非常に薄いので、マイクロメタルなど小型のメタルジグの収納に向いています。
【ダイワ】マルチケース 210N
透明度が高く耐衝撃性に強いポリカーボネート製蓋を採用したタフなマルチケースです。
水抜き穴加工が施されており、ルアーを収納したまま水洗いができます。
ジグバッグ型のメタルジグケース3選
続いて、ジグバッグ型のメタルジグケースを紹介します。
【シャウト!】システムジグバッグⅢ
独立したセパレートジグバッグを2枚まで収容できる多機能ジグバッグです。
様々なサイズの、ジグを効率的に収容できる構造で、さらに、同社製防水ケースにピッタリ収まるよう設計されています。
【タカ産業】ジャブジャブジグポーチ L
使ったジグをまとめてバッグの中に収納しておき、釣りが終わったらバッグごと水洗いできる便利なバッグです。
【ネイチャーボーイズ】ジグバッグ
さいち29cmまでのじぐを収納できる、大潟のジグバッグです。
ラバーコートされたメッシュは、オフショアの船上でも滑らず、動きません。
ロールバッグ型のメタルジグケース3選
次にロールバック型のメタルジグケースを紹介します。
【アブガルシア】ソルティーステージ ダブルフラップ ジグロールバッグM
180mmまでのロングタイプのメタルジグを8本収納できます。
フックが当たる上下部分はフラップで覆い、マジックテープで固定し、フックで怪我をしないような工夫が施されています。
【ジークラック】ジグロールバッグ2 スーパーロング
長さ32cmまでの超ロングメタルジグを収納できるロールバックです。
ネームカード入れもついており、中身が何かが一目瞭然でわかります。
【オーナー】巻き巻きジグケース M
船上でのジグの交換が容易にできるジグロールバックです。
200mm程度のメタルジグを10本収容可能です。
【2020年新作】おすすめメタルジグのケース2選

最後に、2020年発売の、最新のメタルジグケースを紹介します。
【アブガルシア】スリットフォームケース ディープ VS-3010NDDM
メイホウ・VS-3010をベースに、アブガルシアオリジナルカラーで仕立てたディープタイプのルアーケースです。
底部にはスリットフォーム層があり、フックを安全に挿入・固定できます。
【マヅメ】EVAルアーケース コンパクト ホワイト
メーカーが「ペヤング方式」と呼ぶ、使ったルアーをケースに入れて真水を入れ、塩抜きしたら蓋をしたままカップ焼きそばの湯切りの要領で水を排出、そのまま乾燥させて保管できる便利なソフトケースです。
メタルジグのケースの自作方法

メタルジグのケースを自作する方法はいくつかありますが、一般的な方法は、任意のプラスチック製マルチケースの底面にウレタンフォームを貼り付けて、フックを挿入するスリット(切れ込み)を入れる方法です。
100均アイテムを流用する
ダイソー、セリア、キャンドゥなどの100円ショップには、メタルジグケースの自作に使える便利な商品がたくさんあります。
例えば、コレクションボックス、ピルケース、ツールボックスなど、さまざまな形状、サイズのケースが売っています。
そんな中から、愛用のメタルジグを収納するのに適したものが見つかるはずです。
100均アイテムを組み合わせる
100円ショップには、そういったケース類の他、仕切り板に使える工作用プラスチック板やクッションゴム、スポンジ類などもありますので、組み合わせながら、DIYを楽しむのも一興です。
メタルジグのケースについてまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【2020年】おすすめのメタルジグケース11選!選び方・自作方法も解説!」というテーマに沿って、「メタルジグのケースにはどんな役割がある?」「メタルジグのケースの選び方・ポイント」「【コスパ最強】メタルジグケースおすすめ9選」「【2020年新作】おすすめメタルジグのケース2選」「メタルジグのケースの自作方法」といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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