パワーイソメというハイブリットな人工餌をご存じでしょうか?本物のイソメに引けを取らない魚の食いの良さでここ近年注目を浴びているワームの一種です。今回、釣りラボでは、パワーイソメの特徴や付け方、おすすめの釣り方などをご紹介します。
パワーイソメとは?
イソメ(ゴカイ)は、世界中の浅瀬に生息している、細くて長い多毛類の生物で、海釣りでの生き餌として有名です。
海釣りでは大活躍のイソメですが、イソメの見た目をグロテスクに感じる方や、釣行後に余っても保存ができずに海へ返すなど、悩みの種になります。
そんな悩みを解決してくれるアイテムが、パワーイソメです。
パワーイソメの見た目は、自然のイソメそっくりですが全く別物です。
そもそも、生き餌ではなく擬似餌なのです。
この記事ではそんなパワーイソメの、詳しいご説明をしていきます。
パワーイソメの特徴
まずは、パワーイソメの特徴をご説明します。
色の種類が豊富
パワーイソメは色の種類が豊富です。
定番の青イソメ、茶イソメ、赤イソメなどの通常ラインナップ意外に、夜光タイプの桜イソメや北海道限定のレモンイソメ、パールイソメがあります。
時間帯やポイントに合わせて、色を変えてお楽しみ下さい。
保存液につければ再利用できる
パワーイソメは保存方法も簡単で、製品パッケージに入っている保存液に漬ければ再利用出来ます。
ただし、使用済みのものと未使用のものは分けて保存するようにしましょう。
独特な匂いがしない
以前からイソメ型の擬似餌は数多く販売されていましたが、匂いの強い物が多く敬遠されてきました。
他メーカーのイソメを模した擬似餌に対して、独特な匂いを無くして扱いやすさを実現した商品がパワーイソメです。
独特な匂いも抑えた仕様でブルーベリーやピーチの香りがするので、持ち運びの際に誤ってこぼしても安心です。
生きていないので針に着けやすい
パワーイソメは、生きていないので噛まれることもなく針に着けやすく、針に付ける際の罪悪感も抱く事なく使用できます。
パワーイソメはどこで購入できる?
パワーイソメはAmazonなどのネットストアや釣具店でお買い求めいただけます。
パワーイソメとルアーの違い
パワーイソメとルアーには、大きく違う点があります。
ルアーは根掛かりなどで、止むを得ず放置してしまうことになってしまった場合、水中に廃棄することになってしまいます。
それに対してパワーイソメは、生分解性部素材を使用しているので放置しても水中のバクテリアによって分解されるため残りにくく、環境に優しいです。
どれくらい釣れるの?他の釣り餌と比較
パワーイソメを使用した事がない方からすると、他の釣り餌と比べてどれくらい釣れるのか気になるところです。
パワーイソメは、生きたイソメに劣らないほど食いつきもよく、生きたイソメで釣果が上がらない時にパワーイソメに付け変えた途端に入れ食い状態になることもあるほどです。
パワーイソメには、生きたイソメに比べて6倍ものうまみ成分が含まれているため、匂いに敏感な魚には抜群の集魚性があります。
パワーイソメを使った釣りのやり方
それでは、実際にパワーイソメを使った釣りのやり方をご説明します。
パワーイソメの付け方【動画付き】
パワーイソメの付け方は簡単です。
針に付ける際は、針の方を動かさずエサを、針先に寄せていきます。
狙いたい魚に合わせてボディを切り、サイズを調整します。
さらに詳しいご説明はYouTubeなどをご参照下さい。
パワーイソメを使ったおすすめの釣り方
パワーイソメを使った釣り方のうち、ここでは人気のぶっ込み釣り、カゴ釣り、投げ釣り、ミャク釣りをご紹介します。
ぶっこみ釣り
ぶっこみ釣りとは、近距離向けの針とオモリだけを使ったシンプルな釣り方です。
沖に投げて海底に着底させ、糸ふけをなくすためにラインを張りアタリの感度をよくします。
カゴ釣り
カゴ釣りは、撒き餌が届かない沖などで有効な釣り方です。
撒き餌をカゴと呼ばれる道具に入れ、魚を集めながら釣ります。
大物を狙う方にもおすすめです。
パワーイソメを使ったカゴ釣りについて、詳しくはYouTubeなどをご参照下さい。
投げ釣り
投げ釣りでは、仕掛けが絡みにくく、ポイントも狙いやすくなるテンビン仕掛け時などを使います。
沖に投げ海底に着底させ、海底を這うようにゆっくりリールを撒きます。
リールを巻くスピードは1秒間に一回巻くペースで良いです。
砂浜などで行うと根掛かりしにくいでおすすめです。
パワーイソメを使った投げ釣りについて、詳しくはYouTubeなどをご参照ください。
ミャク釣り
ミャク釣りは、ガン玉や中通しオモリを用いた仕掛けを使う釣り方で、オモリから餌までの距離が短いので根掛かりが起きにくいのが特徴です。
ブラクリ仕掛けと言われる、オモリと針がセットになっている仕掛けを使用したミャク釣りは、根魚(ロックフィッシュ)などを狙う際に最適です。
パワーイソメを使ったミャク釣りについて、詳しくはYouTubeなどをご参照下さい。
パワーイソメを使って釣れる魚の例
パワーイソメを使って釣れる魚は数多くいます。
その中から4種の魚をご紹介します。
カレイ
本虫やユムシなどに食いつくカレイですが、もちろんパワーイソメにも食いつきます。
カレイを狙うなら、テンビン仕掛けの投げ釣りがおすすめです。
カレイはアタリが分かりにくいので、焦らずしっかり仕掛けに食いついてから合わせましょう。
シーバス
シーバス狙いのシーバス仕掛けは、ぶっこみ釣りの仕掛けやチヌを狙うチニング仕掛けがおすすめです。
チニングは河川の河口や港湾部、外洋やサーフなど比較的多くの場所で行えます。
チニングでは、メタルジグなどが多く使用されますがジグヘッドとパワーイソメの組み合わせも良いです。
アジ
アジを狙う際は、撒き餌を使い魚を集めながら釣るサビキ釣りがおすすめです。
さらに、アジングでよく使用される1gほどジグヘッドとパワーイソメを合わせると良いです。
キス
キスを狙う際は、テンビン仕掛けの投げ釣りがおすすめです。
海底をゆっくり這うようにリールを巻き、わずかなアタリを見逃さないように注意しましょう。
釣り場を探す際は、砂浜の河口付近、川の流れ込みがある場所、砂浜が隣接されている堤防など根掛かりがしにくい場所を選ぶと良いです。
逆に、海藻が多い場所や船が多く止まっている堤防などは避けましょう。
その他のパワーイソメで釣れる魚
ここで紹介した魚以外にも、ハゼなどの魚を釣ることができます。
パワーイソメの基礎知識まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【次世代の人工餌】パワーイソメの特徴・付け方を紹介!釣り方・おすすめの仕掛けも」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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