パワーイソメとは、本物のイソメに引けを取らない魚の食いの良さでここ近年注目を浴びているワーム(ソフトルアー)の一種です。今回、釣りラボではキス釣りに焦点を当て、キスが良く釣れるパワーイソメの色や仕掛け方、おすすめの釣り方などをご紹介します。
そもそもパワーイソメとは?
パワーイソメとは人工エサの一つです。
疑似餌なのにも関わらず見た目もイソメそっくりで、食いつきも活きエサとほぼ同じか場合によってはそれ以上の効果を発揮することもある、ある意味近未来的なエサです。
さらに、においもフルーツのようなにおいがついており、初心者の方でも扱いやすい釣り餌と言えます。
パワーイソメの特徴
ここではパワーイソメの特徴について説明していきます。
色の種類が豊富
パワーイソメは色の種類が一般に4種類あり、それぞれ青、茶、赤、桜(夜光)となっています。
さらに、北海道限定ですが、レモンとパールという色もあり他の疑似餌と比べると比較的色の種類が豊富だといえます。
保存液につければ再利用できる
活きエサのイソメは生きているまま再度使うためには、手間がかかりなおかつ1~2週間程度保存することはできません。
しかしパワーイソメは、パックの中に入っている保存液につけておけば長期にわたり保存することができ、釣りが終わったときに余ってしまったエサも無駄なく使うことができます。
注意点としては、一度エサとして使ったものは未使用のものと一緒に保存しないようにしてください。
独特な匂いがしない
活きエサや冷凍エサでは、独特の生臭いにおいや手につく嫌なにおいがしますが、パワーイソメはフルーツのようないいにおいがして、手で触っても嫌なにおいはつきません。
そのため初心者の方でも扱いやすいエサの一つとなっています。
生きていないので針に着けやすい
活きエサだと暴れてしまったり、体液で針に刺しにくかったりしてしまい通し刺しなどをするときに刺しにくいです。
しかしパワーイソメでは、暴れてちぎれたり動き回ることはないので、どの掛け方でも手軽に刺すことができます。
パワーイソメはどこで購入できる?
パワーイソメはお近くの釣具店でも、もちろん購入できますがネット通販でもご購入いただけます。
今回はAmazonで販売されている商品をご紹介します。
パワーイソメとルアーの違い
パワーイソメとルアーは何が違うのでしょうか?
まず、ルアーだと釣り餌のように放置することができず、必ず動きを加えながら巻いていかなければなりませんが、パワーイソメは釣り餌と同じような感覚で使うことができジグのような使い方もできるので幅広い使い方ができます。
また、魚の活性が弱い時にルアーで釣ろうと思っても思ったように釣ることができませんが、パワーイソメだと活性が弱くても房掛けなどで対応することができるのでルアーよりも釣果を上げることも可能です。
そして、根がかりなどでやむを得ず、海に仕掛けを捨ててしまう時でもルアーだとずっと残ってしまいますが、パワーイソメなら分解されるので環境にも優しいと言えます。
どれくらい釣れるの?他の釣り餌と比較
パワーイソメと他の釣り餌との釣果の違いですが、結論から言ってしまうと大きな大差はないといえます。
つまり、パワーイソメには活きエサと同等の力があり、基本的にどちらのエサを使っても魚を釣ることは可能です。
ですが、パワーイソメは他の活きエサや冷凍エサなどと違い動きもなくにおいも強いわけではないのでそういった動きに敏感な魚を釣ることは難しいかもしれません。
それでも、その点を対処することができる釣りができれば、活きエサよりも釣果を出すことができます。
そして、パワーイソメの強みであるイソメの約6倍の量のうまみ成分であるアミノ酸を含んでいるので、一度魚が当たれば次々と釣ることができるかもしれません。
パワーイソメでキスは釣れる??
ファミリーフィッシングであるキス釣りでは、特に子供や女性の方がやることも多いです。
そのため、においが強い活きエサなどはあまり使いたくないので、パワーイソメを使いたいという方も多いと思います。
ですが、キス釣りでパワーイソメは釣れるのでしょうか。
結論から申し上げると、問題なく釣れます。
活きエサを使ったときと同等の量の釣果を上げることも可能なので、ぜひパワーイソメを使ってみてください。
キスが釣れやすいパワーイソメの色
では、実際にどのような色のパワーイソメがキス釣りには有効なのでしょうか?
キスが最も釣れやすいパワーイソメの色は、やはり本来のイソメの色に近い青色だと思われます。
キスの口は小さくおちょぼ口のような形をしているので、あまり太いサイズだと食いつきはよくなく、釣れない状況に陥ってしまう可能性があります。
なので、パワーイソメを使うときにはパワーイソメ(中)か(細)を使うようにしましょう。
キスが釣れやすいパワーイソメの仕掛け方
キスが釣りやすいパワーイソメの仕掛け方は、通し刺しがベストです。
しかし、キスの口は大きくないのでパワーイソメを一本丸々使うのではなく、半分か場合によっては3分の1まで切り分けて使うようにしましょう。
さらに、たらしと呼ばれるイソメが針に刺さってない部分は、大体2cm程度にするようにして、あたりは来るが食いつきがよくないときは1~1.5cmくらいに調整しながらやってみてください。
【マルキュー】パワーイソメ(中) 青イソメ
ちなみに、パワーイソメの太さはパワーイソメ(中)か(細)がおすすめで、(中)のほうがキス釣りに飽きてしまったときでも他の種類の魚を狙うことができるので、最初のうちはパワーイソメ(中)をおすすめします。
キスが釣れやすい釣り方
キスが釣りやすい釣り方は、様々な種類がありますが、一番手軽で楽なちょい投げという釣り方をおすすめします。
ちょい投げは、ジェット天秤というおもりを使い、その下に市販のちょい投げ用の仕掛けなどを付ける釣り方で、初心者の方でも糸の結び方や仕掛けの位置などを気にせず楽に作ることができます。
さらに、遠投までとはいきませんが仕掛けを投げることができるので、そういった部分から少しずつ釣りを楽しむこともできます。
そして、投げた後も人の歩くスピードくらいで巻いて定期的に止めて魚を待つということを魚が食いつくまで繰り返すだけなので初心者の方でも楽に釣りを楽しむことができます。
キス釣りで使うパワーイソメのまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「キス釣りに最適なパワーイソメの色や仕掛け方を解説します!」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。