アオイソメは、釣りでとても良く使われるエサです。様々な釣りに使うことができるので万能餌と呼ばれることもあります。今回、釣りラボでは、アオイソメの付け方からその飼育方法や保存方法をご紹介します。ぜひご覧ください。
アオイソメとは?
アオイソメとは海釣り餌の中で基本的な餌の一つで、ミミズやヒルなどと同じように細長く柔らかい体を持つ環形動物に分類され、手で触わるとヌルっとした生き物です。
普段は海水の岩場に隠れて生息していますが、釣り餌として海に投げ入れるとその体の特徴を生かしたウニョウニョした動きで魚をおびき寄せる、とても優秀な生き餌として知られています。
アオイソメは幅広い対象魚や仕掛けに使え、安価で入手しやすいことから、海釣り餌の定番として初心者から上級者まで幅広い層の釣り人から親しまれています。
独特な見た目と感触からアオイソメを苦手とする人もいますが、他の釣り餌に比べて環境の変化に強く、餌持ちにも優れていることからアオイソメは釣り餌の中でも不動の人気を得ています。
様々な釣りに使える万能餌である
他の餌に比べて、アオイソメは胴体の太さや体の長さが様々ですので、釣りの方法や餌のつけ方をアレンジすることが可能です。
そのため魚の生息域、時間帯などを選べば、堤防などの沿岸部にいるほとんどの魚を釣ることができる、いわば万能餌になります。
魚の食いつきが良く、口が小さい小魚はもちろんのこと複数のアオイソメを同時に針につける肩掛けの方法を使えば大物の魚を釣ることもできます。
多くの場合は定番の投げ釣りやぶっこみ釣りに使われますが、そのほかにもターゲットによってはウキ釣りやサビキ釣りなどでも活用できます。
どんな釣り方でも適応し運が良ければ狙った魚以上の大物も釣ることができる優秀な餌なのです。
アオイソメは養殖が多い
アオイソメはもともと日本には生息しておらず、日本で販売されている釣り餌用アオイソメのほとんどは、中国や朝鮮半島から輸入されています。
また、以前までは天然採取されたアオイソメがほとんどでしたが、最近は供給が追い付かなくなり、中国を中心に養殖されたものを見かけることが多くなりました。
アオイソメはどこで購入できる?値段は?
アオイソメは自分で採取することができないため、釣り餌として販売されているものを購入する必要があります。
初心者の方は実際にアオイソメがどんなものか、実物を一度目で見て確かめることをおすすめしますが、購入方法は様々あるので目的や状況に応じて利用してください。
釣具屋や通販などで購入可能
アオイソメは定番の釣り餌ですので、大抵どの釣具店でも販売されています。
釣具店ではパック売りされている場合が多く、実際にアオイソメのサイズやグラム数を見て適当なものを選ぶことができます。
また、最近は釣りポイント近くの自動販売機や通販サイトでもアオイソメを購入できるようになりました。
なお、アオイソメは、一定期間自宅保管が可能なので近くに釣具店がない場合や購入しに行く時間がない方、まとめ買いをしたい方は、ネットでの購入が大変便利です。
アオイソメの値段・相場
一番多く流通している中サイズのものだと、一匹10㎝前後のものが約50g分入って500円程度で店頭に並んでいます。
また、通販サイトでは同様の価格にて常温で保存できるアオイソメに似せたパワーイソメというものが販売されていますので参考にしてください。
本物のイソメではありませんが、生餌に比べて常温でも保存が可能であり、においも抑えられるので、予備で釣りに持っていくと良いでしょう。
ゴカイとの違いは?
アオイソメとよく似た特徴を持つゴカイという餌も販売されています。
見た目はほとんど同じですが、ゴカイのほうがアオイソメより比較的小ぶりで、アオイソメが青色っぽい発色なのに対し、ゴカイは少し赤みがかったものや緑色をしています。
キスやハゼなど口の小さい魚を狙うときに小さめのゴカイを用いることがあります。
また、アオイソメが海外から輸入されているのに対して、ゴカイは国内で養殖されているため値段も少し高めに設定されています。
アオイソメを使った釣りのやり方
アオイソメは、つけ方や釣りの方法を変えることで多種多様の魚を狙うことができることが特徴です。
狙う魚の食性や生態等を考慮し、工夫しながらいろいろな釣り方を楽しみましょう。
アオイソメの付け方
アオイソメは、針を通しても動き続けることができ、また、針に通すと魚を引き寄せるにおいを発生させ海の中で活躍します。
このアオイソメは体が小さい割に歯が鋭く、体を触ると噛みついてくる特性があります。
噛み付かれた場合、自分の体をかみちぎってしまうことがあるので、針にさす際は歯の動きを制限するためにも口先がある頭部から刺します。
アオイソメの頭部は少し硬いため、頭部を切り落としてからつけると針に付けやすくなる上、魚の食い込みもよくなります。
一方で、頭部の硬さは魚の攻撃や投げ釣りにおいてキャストとの衝撃にも耐えられることから、残したままのほうが良いとされることもあります。
必要に応じて頭部を残すか、切り落とすかを判断してみてください。
アオイソメの体の特徴を最大限活かし、狙った魚を引き寄せるために最適な釣り方や餌のつけ方はそれぞれ異なりますが、ここでは代表的な4つのつけ方をご紹介します。
房掛け
肩掛けとは、一本の針に複数のアオイソメをちょん掛けで刺すつけ方です。
針を隠すために最初の一匹だけは通し刺しにし、あとは房状に針の先が隠れるまで頭部部分をちょん掛けでアオイソメを針が隠れるまでつけていきます。
複数のアオイソメがそれぞれ動き続けることでアピール力が増しますし、一匹使用時よりもにおいが増すので、魚の食いつきが悪い場合や大型の魚を狙いたい時に用いられます。
縫い刺し
縫い刺しはその名の通りアオイソメを縫うように針に着けていくつけ方のことを言います。
アオイソメの頭部から針を入れ、1~2㎝の間隔で縫うように針を隠しながらアオイソメをつけていき、針の形に沿って丸く固まったダンゴ形になれば完成です。
縫い刺しでは何度もアオイソメの体を針で刺し、刺した各箇所から体液がにじみ出るのでその分その匂いが強くなり魚をおびき寄せます。
また、餌部分がコンパクトにまとまるので、複数竿仕掛ける船釣りやエサ取りが多いときや、嗅覚が鋭いアナゴやウナギを狙う際に多用されます。
ちょんがけ
ちょんがけはアオイソメの頭部に一度だけ針を通し、あとは体を自由に動かせる刺し方のことを言います。
アオイソメの口、又は頭部から針を通し入れ、針がカーブしているところまできたらあとは自由にさせます。
垂れている尾部分が長すぎると食い逃げされてしまうこともありますので、長い場合は半分に切ってから使うなどしましょう。
ちょん掛けではアオイソメを傷つけない分、においは少ないですが最も活発に動くつけ方ですので自然にアピールしたいときや、餌を一口で丸飲みするような大型の魚を狙う際によく持ちられます。
通し刺し
通し刺しはアオイソメの口から針を通し入れ、針に沿ってアオイソメの体がまっすぐになるようにつけていく方法です。
針は動かさず固定したまま、アオイソメのほうを動かしながら刺していくのがコツです。
アオイソメの体が針よりも大きく出てしまう場合は、針下2cm程度の箇所で切り落とします。
ちょん掛けには劣りますがアオイソメ独特の動きも出やすいので、基本的に小型の魚を狙う際は通し刺しで餌を付けます。
アオイソメを使って釣れる魚の例
小型の魚から大型の魚まで、多種多様の魚を釣ることができるといわれるアオイソメですが、実際にどんな魚が釣れるのか、それぞれの魚の釣り方とあわせてご紹介していきます。
ハゼ
ハゼは、初心者でも始めたその日から釣ることができるほど、仕掛けが簡単です。
また、食べてもおいしいことから、非常に人気のあるターゲットです。
ハゼはゴールデンウィークが過ぎた5月中旬から釣れはじめ、秋頃に最盛期を迎え、河口域や干潟周辺などの汽水域、海では堤防などの浅瀬など、幅広い場所で釣れます。
ハゼ釣りは、アオイソメを釣り針に4~6号の錘と1匹ちょん掛けし垂らしておく、ただそれだけです。
難易度の高くない魚なのであれこれと試す必要はありませんが、もし食いつきがよくない場合は、つけ方を縫いさしにしたり、場所を変えてみたりしてください。
カレイ
煮つけにすると非常においしく食べられるカレイも、口が小さいためアオイソメでの釣りが適しています。
カレイは一年に二回、春と秋に最盛期を迎える魚で、底が砂地の堤防やサーフ(砂浜)に生息し、日の出と日の入りの時間帯と潮変わりのタイミングという狙う時間帯が限られているため、狙いを定めやすい魚です。
カレイは色々な種類がありますが、投げ釣りが一般的な釣り方です。
4メートル前後の長さがある竿に市販のカレイ用の釣り糸(ジェット天秤に2本針)をセットし、アオイソメは1針に1匹ずつ縫い刺しで付けます。
仕掛けを投げたら置き竿にし、餌に寄ってきてはじめは餌を小さくつついてきますが、大きくあたりを確認するまでは我慢です。
カレイがしっかりと餌を食い込み泳ぎだしてから釣り上げるのがコツです。
キス
キスは、仕掛けを遠投する必要がありますが、仕掛け自体は難しくなく、狙えば沢山釣れることもあり初心者でも大漁の感覚を味わうことができるため人気ターゲットのひとつです。
キス自体は小さめですが、てんぷらや刺身にするととても美味しく召し上げれます。
キスは砂地を好むので砂浜や底が砂地の堤防から投げ釣りで狙うことができ、釣れる時期は3月から11月と幅広く、朝と夕方の時間帯を狙うと釣れる確率が高くなります。
アオイソメを使ってキスを釣る際は、専用の針が三本ついた天秤ジェットという錘をつけて遠投する仕掛けが最適です。
自分で用意する場合はキスは海底付近に生息しているため、しっかりと海底まで沈む一般的な堤防や砂浜では4~7号ほどの錘を選びましょう。
針から出ない程度にカットしたアオイソメを通し刺しにし、仕掛けの完成です。
あとは振りかぶって遠くへ投げ、少しずつ引き寄せながらキスを誘う方法で釣り上げます。
ウナギ
意外と知られていませんが、うなぎも実はアオイソメを使って釣ることができます。
太めのアオイソメを使う必要がありますが、アオイソメの動きとにおいにうなぎは反応しますので、食いつきもよく、柔らかいアオイソメは針掛かりがいいのでウナギ釣りにも適しているといえます。
うなぎは春から秋にかけての水温が高く暖かい時期の、夜行性なので日が沈んで暗くなってから朝日が昇るまでの夜間がウナギの狙い時です。
また、濁った水を好む傾向があるので流れが緩い下流から河口付近で比較的水が汚いポイントや、雨上がりで土砂が混じったポイントを選ぶと釣れやすくなります。
方法は中通し錘を使ったぶっこみ釣りでアオイソメは大きく通し刺しにして使います。
なお、うなぎを狙う場合は複数竿を垂らしておくことが効果的です。
一度投げ入れたらうなぎが食いつくまで辛抱するのが基本ですが、子魚に餌が食われなくなってしまうことも少なくないので、定期的に引いて確認するとよいでしょう。
アジ
アジは地域差はあるものの一年中釣りを楽しむことができる魚として釣り人から人気を得ています。
大型のアジを狙う場合は夏から秋にかけての時期がおすすめです。
アジは回遊魚ですので基本的に潮の動きに乗って活動していますので、潮の動きが活発な大潮や中潮では比較的釣れやすいと言われています。
また、アジの活性が高まり餌に食いつきやすい、つまり釣れやすい時間帯も次の3つに限られています。
まずは、朝まづめといわれる日が昇りきる直前から日が昇りきるまでの時間帯、次に夕まづめといわれる日が落ちきるまでの1時間程度の時間帯、最後に日が沈んでから数時間の間の夜釣りです。
アジ釣りは、アミエビをコマセとして使うサビキ釣りが一番釣れる組み合わせです。
アオイソメはチョン掛け、または通し刺しにしておきます。
アミエビはにおいが強く、長く留まってくれるので抜群のアピール力があり、濁りが発生させるのでうまく針をカモフラージュしてくれます。
そしてアミエビで惹きつけたアジに対し、アオイソメの独特のウニョウニョとした動きでアピールし、食わせるといった戦法です。
コマセとしてアミエビ、付けエサとしてアオイソメが一番の組み合わせですので是非挑戦してみてください。
ヒラメ
ヒラメはイワシやアジなどの生き餌で狙うのが基本ですが、アオイソメを使っても狙えなくはありません。
一年中狙うことはできますが、食べると美味しい夏から秋にかけてが最盛期です。
また、一日の中でも朝から日中にかけての時間帯が最も釣れます。
ヒラメは砂や砂利の海底で身を潜めながら餌となる小魚をを探していますので、釣りで狙う際は砂浜からの投げ釣りが最適ですが、堤防やテトラポットなどでも釣ることができます。
仕掛けはしっかりと海底まで届くほどの錘をつけ、アオイソメをチョン掛け、または通し刺しでつけたらあとは少しアオイソメを動かしながらヒラメにアピールし、アタリがくるのを待ちます。
メバル
メバルは、一年中狙うことができる上に、上質な白身魚で煮つけや塩焼きなどどんな料理にも使えることから、女性に人気のあるターゲットです。
数やサイズを選ぶのであれば、ベストシーズンは4~6月の春と12~1月の冬の時期です。
そして、夜行性ではありますが日中でも釣ることができます。
また、沿岸性の魚なので内海や漁港内に多く、さらに波が静かな海のポイントだと最適です。
メバルは視覚的に餌をとらえる傾向があるので一匹丸ごと、又は半分ずづにちぎってちょん掛けで使います。
他にも胴突き仕掛けという錘を下に付ける仕掛けが使用されることが多く、もしアオイソメが子魚の攻撃により保持できないようであればアオイソメを縫い刺しにすることもあります。
仕掛けができたら投げ入れ、餌が沈みすぎないようになるべく竿を立たせるようゆっくり巻いていくという動作を、アタリがくるまで続けていきます。
マダイ
釣り人憧れのターゲットであるマダイも、落とし込みの方法を使えばアオイソメで釣ることができます。
マダイ釣りは一年中楽しむことができますが、中でもベストシーズンは3~5月と10~11月で、堤防の落とし込み釣りでは真夏が最盛期となります。
潮通しがよく、水深が深い堤防がベストポイントです。
ぶっこみ釣りで挑戦する場合はアオイソメを肩掛け、または縫い刺しでセットして投げ入れが多用されています。
食いつきがいいほうを継続してみてください。
また、落とし込みの場合は自然に餌が沈み込むように直接ラインとハリスを結び、ガン玉を針の少し上あたりに打ち込むだけのシンプルな仕掛けで狙います。
夜釣りでも活躍
日が暮れる時間帯から夜間に行う釣りのことを夜釣りといいますが、アオイソメは夜釣りでも多用されます。
一般的に魚は夜になると警戒心が薄れ餌に食いつきやすくなると言われており、さらに夜行性の魚は捕食活動をする時間帯といわれるため、大物の魚を釣り上げる確率が高くなります。
そんな夜釣りにアオイソメの特徴は大活躍します。
夜釣りのコツ
夜釣りにおいて、シーバス・スズキといった大物を釣るためにはアオイソメを多めにの房掛けで付け、フカセ釣りが最適です。
アオイソメを自由に動かし捕食活動を行う魚の近くに持っていく、又は魚の寝床に運んでいくようなイメージで餌をつけたまま竿を動かします。
干潮時と満潮時の水深の変化が大きい堤防などで、場所の夜中の満潮前後が狙い時です。
しかし潮の満ち引きが激しい場所では思わぬ水難事故に十分に気を付けてください。
アオイソメは光る?
[光っても人間の目で見えない程度であることを記載してください。
アオイソメが夜釣りで活躍する理由は、体が暗闇の中で光る性質をもつことも関係しています。
人間の目では確認できない程かすかな発光ではありますが、夜間の水中では体液が緑色に発光しにおいや動きと併せて魚にアピールしてくれます。
アオイソメの飼育・保存方法
一定期間であれば水中以外でも保管可能なアオイソメですが、もともとは水中に生息するものであり、水から出したままではいずれは死んでしまいます。
また、環境の変化には比較的強いものの、気温の急上昇には弱く、陸上では体内の水分が蒸発してしまうので時間が経つと縮んだり、切れやすくなってしまいます。
しかし、生息環境に近い温度・水質環境を整えることで一定期間生きたままで飼育することができ、元気な状態のまま次回の釣りまで保存しておくことも可能です。
冷蔵庫で保存
アオイソメの生息適温は6~10度ほどです。
家の中が10度以下であれば涼しく暗い場所に保管しておくだけで十分ですが、それ以上の場合は急激な温度変化で体にダメージを与えてしまわぬよう、冷蔵庫の野菜室が最適です。
入れ物はプラスチックよりも木箱のほうが長持ちしますが、木箱がない場合はプラスチックの容器でも大丈夫です。
生きたアオイソメだけを海水で湿らせた木箱、またはプラスチックの容器に入れ、周りを海水で湿らせた新聞紙で巻き、ビニール袋に入れて野菜室に入れておけば完璧です。
アオイソメの状態にもよりますが、この保存方法で2週間程度は保存できます。
生きたまま水槽で飼育
水槽を使ってアオイソメの生息環境に近づけ、アオイソメを生きたまま飼育することも可能です。
他の生物とも共存できるため、もし既に海水魚を飼育している水槽があればアオイソメも一緒に入れてあげてください。
アオイソメ用の水槽を一から用意する場合は、エアポンプ、海水、砂なども併せて用意すると良いでしょう。
魚を飼育する要領で水槽の中にエアポンプと砂を入れ、海水をアオイソメの体が完全に浸るくらいまで注いだらアオイソメ用水槽の完成です。
砂の中にたまった有機物を餌にしているので特に餌槍の必要はありませんが、海水が腐ってしまわないように三日に一度は海水を交換しましょう。
水道水をそのまま使ってはダメ
アオイソメの飼育時に水道水は適していません。
一般家庭の水道水にはカルキ(塩素)が含まれており、アオイソメを死なせてしまう原因となりますので水道水をそのまま使うことは避けてください。
近くに海がなく海水がすぐに用意できない場合は、100ml当たり3g程度の塩水で海水に近い環境を作ってあげてください。
ただし、塩水を作ってからすぐにアオイソメを入れるのではなく、作った塩水を一週間ほど放置し、バクテリアを発生させた後にアオイソメを入れてください。
長生きさせるのは難しい
生命力が高いアオイソメですが、それでも生き餌として元気に生きたまま飼育するには、長期保存ができたとしても2週間程度が限界です。
どんなに生息環境に近い環境を整えても、自宅で長生きさせることは困難です。
そのため、一度購入したアオイソメはなるべく一回の釣りで使い切るか、すぐに釣りに行き使用しましょう。
塩漬けで保存
アオイソメを塩漬けにして塩イソメとして長期間保存する方法もあります。
塩漬けにすることで次回使用時に活きの良さは劣ってしまいますが、身が固くなるため体がちぎれにくくなり、遠投や潮の流れが速いポイントでは大変便利になります。
また、塩漬けにしたアオイソメは冷凍庫で半年程保存ができるので長期間保存したい場合には活用できます。
塩漬けのやり方は様々ありますが、一番簡単な方法をご紹介します。
まず、死んだアオイソメは除き、生きたアオイソメだけををざるに入れ、塩(一般家庭にあるような安い塩で大丈夫です)をアオイソメがすべて隠れるくらいにまぶし、30分以上放置します。
アオイソメの体内の水分が抜けていることを確認し一度水で体についた塩を洗い流します。
次に、広げた新聞紙の上にアオイソメを一匹づつ並べ、塩を一匹ずつ再度つけていき、3時間以上放置します。
こちらも水分を抜く作業となりますので汚れないように新聞紙の下にビニール袋を敷くか、プラスチック容器の中で作業をするといいでしょう。
新聞紙に水分が抜けていれば「塩イソメ」の完成です。
あとは塩をつけたままプラスチック容器やジップロック等の保存袋に入れて冷蔵庫で保存します。
アオイソメについてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「アオイソメの付け方や飼育・保存方法をご紹介|コツ・釣れる魚・生息地」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
アオイソメを
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