ショアスローなら、活性の低い魚が狙えます。今回、釣りラボでは、ショアスロー用リールの特徴、おすすめのショアスロー用リール、コスパ最強製品、2024年シーズンに向けた新製品のショアスロー用リールをご紹介します。
ショアスロージギング用リールの選び方
ショアスロージギングとは、ショアジギングの中の一つです。
幅の広いメタルジグを用いて、通常のショアジギングよりもスローにアクションをします。
ゆっくりメタルジグを操作し、素早い動きについていけない魚をターゲットにします。
そのためショアジギング中の低活性時に、ワンポイントとして非常に有効です。
ショアスロージギングというカテゴリーと言うよりも、ショアジギングのアプローチの一つとして考えます。
基本的にリールは、ショアジギングのものを流用できます。
ショアスローにも、流用可能なリールの選び方をご紹介していきます。
選ぶポイント1:性能を選ぶ
性能を選ぶポイントは「剛性」、「ドラグ」、「重量」の3つです。
ショアスローに限らず、ジギングはリールへの負担が大きい釣りです。
ターゲットのサイズやメタルジグの重さ、アクションなどがリールへの負担となります。
なので「剛性」について考える必要があります。
こちらのポイントは、安価ではなく最低でも1万円〜2万円台のリールを選ぶ事です。
基本的には、高額になればなるほど「剛性」は上がります。
次に「ドラグ」です。
ドラグとは、任意で設定している負荷に応じて、ラインが放出されるシステムのことです。
1kgに設定していれば、それ以上の負荷がかかった際には、リールは逆回転しラインが放出されます。
このシステムによって、ロッドやライン、リールにかかる負荷を軽減する事ができます。
ラインやロッドの破損だけでなく、せっかくかかった魚を逃すことも予防してくれます。
ショアスロージギングは、ターゲットも大きくなるので、ドラグ性能は重要です。
こちらも最低でも、1万円〜2万円台のリールを選びましょう。
次に「重量」です。
ショアスロージギングで釣果を出すために重要なことは、やり続けることです。
重たいメタルジグを何度もキャストし、アクションを入れながら当たりを待ちます。
ショアスロージギングは、通常のショアジギングを比較すると楽ではあります。
それでも、重たいものを長時間持っているのは、体力的に問題があります。
できる限り軽量のものを選択すると、長時間の釣りも少しは楽になります。
キビキビとしたアクションが持続し、釣りを続けることができれば釣果アップにも繋がります。
以上をまとめると、丈夫で軽量でドラグ性能が確保できるリールを選ぶのが一つのポイントです。
ポイント2:番手を選ぶ
性能を選んだら次は「番手」を見ていきましょう。
番手とは、簡単に言うとリールの大きさです。
スプールと呼ばれるラインを巻いている部分が、重要になります。
スプールが大きいと、太いラインがたくさん巻けることや、一巻きでのラインの回収量が多いと言ったメリットがあります。
反対にデメリットとしては、重量が増えることや巻き取りが重たくなる事が挙げられます。
番手を決める方法として、以下をおすすめします。
まずは、メインターゲットに対するラインを選択します。
その後、釣り場の状況からラインが何m必要か決定します。
そうすると、必要なリールの番手がはっきりします。
ポイント3:ギア比を選ぶ
ギア比とは、ハンドル1回転でスプールが何回転するのかを示しています。
例えば、ギア比1:6と表記があるとします。
こちらのリールは、ハンドルを1回まわすと、スプールが6回まわることを意味しています。
ハンドル1回転でスプールが多く回る方が、ラインの巻き取りが楽になります。
ショアスロージギングにおいては、巻き取りが多いに越したことはありません。
リールでのアクションにも役に立ちますから、ギア比の高いものを選択しましょう。
ギア比の高い製品には「ハイギア」や「エクストラハイギア」と表記されています。
リールの番手に「H」や「XG」と書かれているものが該当します。
本記事で紹介している商品は、全てハイギア以上なので参考にしてみてください。
【2024年最新】ショアスロー用リールおすすめ人気9選|コスパ最強
上記で解説したポイントを踏まえた、おすすめのリールをご紹介します。
国内大手釣具メーカーの「ダイワ」と「シマノ」を中心に、ショアスロージギングに人気の商品をピックアップしました。
ぜひ参考にしてみてください。
【シマノ】22ステラ4000XG
次に紹介するのは、シマノのスピニングリールの最上位機種です。
こちらも2022年にリニューアルされた最新作。
耐久性やパワフルな巻き上げ、ラインの放出抵抗を低減させる機能が最大の売りです。
【シマノ】ツインパワーSW 4000XG
名前の如くパワーは、ショアスロージギングには申し分なしです。
やや重たいのがネックですが、大物がかかった時にはその力を存分に発揮してくれます。
パワーを重視するなら、こちらがおすすめです。
【ダイワ】22カルディアSW4000-CXH
レグザよりもやや価格が上がった商品。
その分強度も増しており、ショアスロージギングにおすすめです。
性能と価格のバランスが取れており、コスパは最強です。
【ダイワ】カルディアSW 5000D-CXH
大型魚に強いスピニングリール
カルディアSW 5000D-CXHは、ダイワの中堅モデルのスピニングリールの第一人者として、2022年に新たにSWシリーズに仲間入りした汎用スピニングリールになります。
ショアジギングを基本として、シーバスゲームからハードロックフィッシュゲームまで、大型魚種相手でも、モノコックボディーで組まれた高剛性な筐体は、どんなアクションでも可能にします。
こんな人におすすめ
- 大型魚を相手にしたショアジギングをする方
- 高剛性な筐体が求められるハードロックフィッシュゲームに挑戦したい方
【シマノ】19 ストラディック 4000XG
巻き、飛び、耐久性を備えた人気商品です。
コスパもよく、万人におすすめできます。
より大型を求める方は、5000番以降を検討してください。
【ダイワ】19レグザLT4000D-CXH
低価格帯にも関わらず、高剛性でかつ軽量が人気の商品です。
ですが、大型の青物が相手だと不安が残ります。
それでもリールにお金をかけたく無い方には、おすすめです。
【ダイワ】22イグジストLT4000-XH
ダイワのスピニングリールテクノロジーの、集大成と言われている最上位機種です。
2022年にリニューアルし、さらに性能が向上しています。
より軽量に、より強く快適な巻き心地が特徴です。
【ダイワ】19 セルテート LT4000-CXH
ライトなショアスロージギングでは、問題なく使用できるおすすめの商品。
5000番以降であれば、大型の青物と対峙しても心配は不要です。
予算が許せるのなら、ダイワではこちらをおすすめします。
【シマノ】14 スフェロス ジギングリール
価格帯の割には、剛性には問題ないです。
ただ、重量があるため長時間のショアスロージギングには不向きです。
価格を抑えたいのであれば、おすすめできますが上位機種の方が快適に釣りができます。
ショアスロージギング用リールについてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【2024年】ショアスロー用リールおすすめ人気ランキング9選!選び方やコスパ最強製品も」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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