ボトムとは?どういう意味?
釣り用語で、ボトムとは、海底や川底、湖底のことです。
英語で底を意味するbottomに由来しています。
ボトムに近い最深部に潜む魚をターゲットにする釣りはボトムフィッシングと呼ばれ、真冬など水温が低い時に有効です。
仕掛けを着底させることを「ボトムをとる」といい、ルアーフィッシングでは必須のテクニックとされています。
ボトムに生息している魚
ボトムには以下ような魚が生息しています。
ボトムを狙う際の釣り方・アクション
ボトムを狙う釣りの中でも代表的なものをご紹介いたします。
ズル引き
ズル引きは、ボトムクロールともいい、その名の通りボトムをズルズルと引きずるように獲物を引き寄せる釣り方です。
バス釣りやチニング、ヒラメ釣りなどボトムフィッシングではよく使われます。
ターゲットに合わせて、バス釣りルアーやチヌルアーを使用してボトムをとることが重要です。
ボトムワインド
ワインドとは、ルアーを左右に揺さぶって魚を誘う釣法のことです。
これをボトムを狙って行います。
ズル引きと同様にボトムフィッシングでは一般的なテクニックです。
ヒラメやチヌのほかに、メバルやカサゴなどのロックフィッシュを狙うのによく使われます。
シーバスや青物などターゲット以外の魚が釣れることも多く、人気の釣法です。
ルアーを左右にダートさせる必要があるため、専用のワインドジグヘッドを使用します。
タックルは狙う魚に合わせて選びます。
例えば、チヌや大型のロックフィッシュなら専用のワインドロッドなど、ワインドタックルを使用するのがよいでしょう。
チヌを狙うなら、根掛かりしにくいチニングルアーを使うのがおすすめです。
小型の魚をターゲットにするライトボトムワインドなら、アジングやメバリングロッドをワインドロッドの代わりに使うことも可能です。
ボトム以外の深さを表す釣り用語
ボトム以外の深さを表す釣り用語には以下のものがあります。
トップウォーター
トップウォーターとは、水面と水面に近い、ごく浅い深さのことです。
シャロー
シャローとは、水面から1~2mほどの浅い場所をさします。
ミドル
ミドルとは、水面から底までの、中間あたりの深さのことです。
ディープ
ディープとは、底(ボトム)よりも、やや上にあたる水深が深い場所です。
ボトムという釣り用語についてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「ボトム」という釣り用語の意味をご紹介しました。
他にも、釣りに関する専門用語は多数あります。
ぜひ、この機会に、釣りに関するその他の用語も覚えてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。