アジングの際、欠かせないのがジグヘッドです。今回、釣りラボでは、そんなアジングで使うジグヘッドについて、釣果への影響、選び方、おすすめ人気6選、2024年の新製品1選、自作方法、結び方、収納ケース・グッズ、飛距離が出ない場合の対処方法、スナップの必要性を解説。
ジグヘッドでアジングの釣果は変わる?
ジグヘッドはワームを取り付けるための、オモリとフックが一体となった針の仕掛けのことです。
ルアーでアジを釣り上げるアジングにおいて、ジグヘッドは必須のアイテムです。
そして、アジはとても繊細な魚である点と、表層からボトムまで様々なエリアに生息するためジグヘッドの選び方によって釣果に差がでます。
これから、アジングで使うジグヘッドについて詳しく紹介していきますので参考にして下さい。
アジング用ジグヘッドの選び方・ポイント
まずは、アジングに使うジグヘッドを選ぶ際のポイントについて、いくつかご紹介していきます。
選ぶポイント1:ジグヘッドの重さ・サイズ
選ぶポイントとして、まず挙げられるのはジグヘッドの重さやサイズです。
アジングで使用するジグヘッドは、軽量のものは1g以下の軽量なものから、重いものになると3gや5gなどバリエーションがあります。
重さについては、主に「ルアーを飛ばす飛距離」と「狙いたい深度」に合わせて選ぶと良いでしょう。
より遠くへルアーをキャスティングしたい場合や、深いエリアのアジを狙う際に重いジグヘッドを選ぶイメージです。
その日の釣り場のコンディションや釣果に合わせて柔軟に対応できるよう、まずは1gを基準に3g程度まで、複数のジグヘッドを揃えておくことをおすすめします。
選ぶポイント2:ヘッドの形状
ヘッドの形状は、主に「丸型」と「やじり型」の2つのタイプがあります。
丸型は、最もスタンダードなタイプのジグヘッドで、どんな釣り方にも柔軟に対応が可能です。
対してやじり型は丸型に比べ水の抵抗を抑える事ができ、水流をワームへダイレクトに伝える事ができます。
それ以外にも特殊な形状のジグヘッドも販売されていますが、これからアジングを始める方は、まずは丸型から始めると良いでしょう。
選ぶポイント3:フックの形状
フックの形状は「オープンゲイブ」と「ストレートゲイブ」の2種類があります。
オープンゲイブは針先が開いているタイプのものを言います。
反対にストレートゲイブは針先が真っ直ぐになっているタイプのものです。
アジは食いつきが浅い際に針を吐き出す事がありますので、吐き出した際に引っかかりやすいオープンゲイブが好んで使用されます。
選ぶポイント4:シャンクの長さ
シャンクとは、ジグヘッドのオモリから先の真っ直ぐな部分のことです。
このシャンクについても「ロング」「ショート」とタイプが分かれています。
シャンクの長いジグヘッドほどフックポイントを後ろに設定することができますので、ショートバイトに対応がしやすくなり、ショートタイプは飲み込むようなアタリに対応しやすいことが特徴です。
使用するワームの長さによっても最適なものを選ぶ必要がありますので、いずれも持っておくと良いでしょう。
選ぶポイント5:ジグヘッドのデザイン・色
販売されているジグヘッドの中には、デザインや色に特徴があるものがあります。
色については、以下の3種類があります。
特に夜釣りでは、発光させる事によりアジへアピールすることもできますので、一度試してみると良いでしょう。
またフック部分も、ノーマルなもの以外に金針が採用されているものもあり、アジへのアピールで工夫することが可能です。
アジング用ジグヘッドおすすめ人気ランキング9選
では、アジング用ジグヘッドの中でも、特に人気のあるおすすめコスパ最強の商品を、厳選してご紹介していきます。
【ダイワ】TG 月下美人 SWライトジグヘッドSS
アジング専用ジグヘッドの新定番
2020年8月、ダイワから発売のアジング専用ジグヘッドになります。
TG 月下美人 SWライトジグヘッドSSは、タングステン合金製ヘッド採用により、スローな動きでボトムへ沈み、アジのバイトを誘います。
ゲイブも、アジの捕食に合わせたオープン型、ショートシャンクになっていることにより、ショートバイトを逃さない設計です。
こんな人におすすめ
- アジング釣りが好きな方
- アジングでショートバイトを逃さずに釣り上げたい方
【オーナー】JH-88 バランサーヘッド
簡単操作のジグヘッド
こちらのジグヘッドはワームが刺しやすいように設計されている点や、ストッパーが付いていてワームのズレを防止できる点、極小バランサーウエイトによって自動的に水平姿勢を保てる点など、各所に工夫が施されています。
初心者の方でも簡単に扱うことができる為おすすめです。
こんな人におすすめ
- ジグヘッドの取り付けに不慣れな初心者の方
- ジグヘッドによるワームのズレに悩んでいる方
【TICT】アジスタ!
アジスタ!は鋭い刺さりと針先の強さをあわせもつ、ハイカーボン素材の金針を採用しているジグヘッドです。
ショートシャンクでアジの口にすっぽりと入る為、アタリを逃しにくい作りになっています。
【シマノ】ソアレ カケガミ
バレないジグヘッド
カケガミは口が柔らかく、フッキングが難しいアジング用に開発されたジグヘッドです。
アタリに合わせてうまくアワセが入れられなかったり、バラしてしまうことが多くてお悩みの方におすすめ。
独自のアシストフックがしっかりとアジの口の中に入り込み、フッキングがきまってバレにくくなります。
オリジナルワームキーパーにより、何度食いつかれてもワームがずれにくいのも特徴です。
アジング以外にメバル釣りにも使えます。
こんな人におすすめ
- アジングでフッキングが難しく、バレが心配な方
- アジング以外にもメバル釣りなど、小型の魚を狙う方
【ジャッカル】ジグヘッド スイスイ スイムジグヘッド
初心者向けアジング用ジグヘッド
シンプルな丸型のジグヘッドです。
適度な水の抵抗を感じられるような設計と、フックに角を設ける事によってワームが外れにくくなっています。
初心者の方でも快適にアジングを楽しむことができる為、最初に購入するジグヘッドとしておすすめです。
こんな人におすすめ
- 初心者でアジングを始めたい方
- コストパフォーマンスに優れたアジング用ジグヘッドを探している方
【34】ゼログラヘッド
軽量のジグヘッドはレンジキープが難しく苦手な方も多いのですが、ゼログラヘッドは鉛に樹脂コーティングを施す事により、簡単に扱える様にした商品です。
軽くテンションをかけるだけで簡単に扱うことが可能です。
【マグバイト】小悪魔ジグヘッドバリューP#14
豆アジ攻略ジグヘッド
2020年にマグバイトから発売の小悪魔ジグヘッドバリューP#14は、豆アジや小アジをも掛けることが出来る、極小ジグヘッドのプライスパックです。
フック品質が釣果に結びつくアジングですが、アジの吸引に合わせたオープンゲイブと、超細軸から構成される貫通力は、他のジグヘッドとは一線を画す構造になっており、細糸を使用したアジングに使っていただきたいジグヘッドです。
こんな人におすすめ
- 極小のジグヘッドを使いたいアジング初心者の方
- アジングで豆アジや小アジを狙いたい方
【DAIWA】月下美人 SWライトジグヘッド
こちらはオモリの部部に特徴があるジグヘッドです。
カラーはケイムラレッド、特殊なデザインとなっており、アジへのアピールが可能です。
【34】ジャストパック2
初心者向けアジングセット
初めてアジングに挑戦を考えている方には、ジグヘッドとワームがセットになったものも販売されています。
ワームの刺し方などアジングについての解説もついているので、どれを購入すれば良いかわからないという方は、こちらのパックから始めてみると良いでしょう。
こんな人におすすめ
- アジングに初めて挑戦する方
- アジング用ジグヘッドとワームを一緒に購入したい方
ジグヘッドを自作することはできる?
ジグヘッドは自作する事が可能です。
簡単に作ることができ、既製品を購入するよりも安価に用意することが可能です。
簡単に作り方を紹介すると、以下の手順になります。
詳しくは動画でもご確認ください。
アジング用ジグヘッドの正しい結び方
アジング用ジグヘッドの結び方で、もっとも基本的なクリンチノットのやり方をご紹介します。
もっと詳しいクリンチノットのやり方は、以下の記事を参考にしてください。
もしくは動画でご確認ください。
ジグヘッドのおすすめ収納グッズ・ケース
複数のジグヘッドを管理するために、専用の収納ケースも用意しましょう。
おすすめをご紹介します。
【メイホウ】スリットフォームケース
安価なジグヘッドケースであればこちらがおすすめです。
シンプルな作りながら、スリットが見やすいように特殊な加工がされています。
ポケットに入れられるくらいコンパクトなためアジングに適した収納ケースです。
【ダイワ】ジグヘッドケース アジング メバリング 月下美人W
こちらはジグヘッドの収納に加え、ワームや小物も収納できる両面タイプになっている収納ケースです。
サイズによって仕分けがしやすい仕切り板もあり、使い易い工夫がされています。
アジングで飛距離が出ない・飛ばない場合の対処方法
アジングで飛距離が出ない場合はいくつか対処法がありますが、まずは使用するジグヘッドを重いものにすると良いでしょう。
ジグヘッドの重さ以外では、使用するラインを細くて強いPEラインに変更したり、ロッドは短いものより長いもの、ティップはチューブラーよりもソリッドを使用するなど工夫が可能です。
アジングにスナップって使っても良いの?
アジングにおいてスナップは問題なく使用が可能です。
スナップのメリットは、リグ(ジグヘッド)の交換が容易になる点があります。
アジングにおいては、スナップを使用すると操作感が下がってしまうという方もいますが、リグの変更時に毎回直結するのが手間な場合はスナップを活用するとストレスなく釣りができるでしょう。
アジング用ジグヘッドについてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【2024年】アジングにおすすめの最強ジグヘッド人気ランキング9選!選び方や結び方もご紹介」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。