ロックフィッシュ釣りにはワーム(ソフトルアー)が使われることが一般的です。今回、釣りラボでは、選び方からおすすめのロックフィッシュワーム6選、2020年の新作2選、おすすめの仕掛け・リグ・ジグヘッド、釣り方・アクション、ワームの付け方をご紹介。
ワームロックフィッシュワームの選び方

ロックフィッシュと一言に言っても、北海道のアイナメから鹿児島、沖縄に生息するスジアラまで、多種多様な種類がいます。
ロックフィッシュには甲殻類を好んで捕食する物が多いですが、中にはオオモンハタのように小魚に依存して中層まで泳いで活発に捕食する種もいます。
その為、近年流行しているロックフィッシュゲームでは様々な形状をしたワームが販売されています。
選ぶ際には、まず、主に狙っているロックフィッシュのメインベイトを把握し、釣りに行くフィールドではどんなベイトを捕食しているかを知ることが釣果を伸ばす第一歩だと思います。
今回はそんなロックフィッシュ用のワームの選び方について解説したいと思います。
選ぶポイント1:ワームの種類・形状
まずに、どの種類と形状のワームを使用するかが非常に大事なポイントとなります。
これは先に述べた通り釣りに行くフィールドで、どんなものがロックフィッシュ達のメインベイトになっているかで決まります。
一口に小魚がメインベイトであると言っても、イワシを食べているかキビナゴを食べているかでワームの種類やアプローチの仕方は変わってきます。
色々な種類のワームを使い分けて、その日のそのフィールドにベストマッチなものを見つけましょう。
ジャッドテールワーム
小魚がメインベイトの場合は、まずはシャッドテール系のワームを選択するのが一番反応が帰ってきやすいと言えるでしょう。
だいたいのシャッドテールワームは小魚を模した形をしていて、タダ巻きで巻くとパドルテールを振って泳ぎます。
ジグヘッドと併せて使用するのが一般的でフッキングも良いですが、根掛かりの多い場所ではオフセットフックを使用するのもありです。
ピンテールワーム
ピンテールワームは、シャッドテールワームのしっぽに部分がストレートになっているワームです。
シャッドテールワームにはアピールが強すぎると感じた時にはピンテールワームのほうが良いかもしれません。
こちらはジグヘッドリグやテキサスリグで使用する事が多く、タダ巻きだけではなく左右にダートさせたりしても魚を誘う事ができます。
グラブ系ワーム
グラブ系ワームは上記の2種類のワームよりも短いものが多く、カールしたテールがタダ巻きではひらひらと魚を誘い、リフト&フォールでもよく釣れるワームです。
シャッドテールやピンテールよりも移動距離が短い時に使用する事が多く、どちらかと言うとネチネチと狙いたい時に活躍するワームです。
クロー系ワーム
クロー系と言われるワームはその名の通り甲殻類を模したワームで、リフト&フォールをメインに使用します。
クロー系ワームの形状は、メーカーによる特性が良く表れていて、各メーカーがリアルなものから非常にユニークな形をしたものまであります。
こちらはボトムで使用するのがメインなので、テキサスリグやジカリグ、ビフテキリグとの組み合わせと相性が良いです。
選ぶポイント2:ワームのカラー・色
ワームのカラーはその時の水の濁り方や時間帯などの光量によって選ぶのが良いとされています。
アピールカラー(レッド・オレンジ・チャート)
まずフィールドについたらレッドやオレンジ系のアピールの強いものから使って、活性の高い個体を探すのが良いです。
また、オレンジやチャートなど派手なものは夜釣りでも有効なカラーなので、1つは持っておきたいですね。
ナチュラルカラー(ブルー・グリーン)
ある程度良い時間帯を過ぎてしまったり、先行者がいる場合はナチュラル系のカラーを使うと良いでしょう。
派手なワームにスレた魚がいると感じたら、ナチュラル系のカラーでじっくりと攻めたいです。
イワシがメインベイトの場合はブルー系のカラーがハマる事が多いです。
パール系・クリア系カラー
クリア系のカラーは水の澄んだエリアや、日中の日が照っている状況で非常に有効なカラーです。
パール系は、夜釣りなどで常夜灯下で使うと、光ってキラキラと魚にアピールしてくれます。
選ぶポイント3:ワームのサイズ・大きさ
ワームのサイズもベイトに依存しますが、おかっぱりでは2.5~3インチ、オフショアでは4インチ以上のものが使いやすいです。
沖磯のような大型のロックフィッシュがいるような場所では、時には6インチといった大型のワームが有効になる事もあります。
釣れる魚のサイズによっても使い分ける事ができるので、大型のロックフィッシュがいるフィールドでは4インチ以上が有効です。
ロックフィッシュワーム種類別おすすめ6選!

それでは、上記に上げたワームの種類別におすすめのワームをご紹介させていただきます。
おすすめのシャッドテールワーム
狙っている魚種やその時のベイトが小魚である時はシャッドテールワームの出番です。
ジグヘッドとの組み合わせで活性の高い魚を狙いましょう。
【エコギア】バルト 4インチ
シャッドテールワームの人気ランキング1位の定番ワームといえばこのバルトと言っても過言ではありません。
ベイトフィッシュライクなバルキーなボディーは魚が違和感なく口を使ってくれます。
【一誠・海太郎】キャラメルシャッド 3.5インチ
バスプロ村上晴彦氏のメーカー、一誠から発売されているシャッドワームで、ボディーのクビレが強い波動を生み出します。
ボリュームのあるボディーとテールは魚へのアピール抜群で、とにかく釣れるワームです。
おすすめのピンテールワーム
シャッドテールワームで少しアピールが強いと感じた時はピンテールワームを使ってみても良いかもしれません。
【エコギア】カタクチミノー 4インチ
カタクチミノーはジグヘッドリグだけでなくテキサスリグとも相性のいい万能ワームです。
タダ巻きだけでなく、左右にダートさせる事で魚のスイッチを入れることもできる最強ワームです。
おすすめのグラブ系ワーム
スイミングだけでなく、ボトムでのリフト&フォールやズル引きとも相性のいいグラブ系ワームは、状況がわからない時のサーチベイトにぴったりです。
大きなテールの波動で食わない魚の捕食スイッチを入れてくれるでしょう。
【ジャッカル】グラビー 3インチ
ジャッカルのグラビーはロックフィッシュ以外にもヒラメやマゴチなどのフラットフィッシュにも効果抜群のワームです。
700円前後の価格で8本入りとコスパ最強ワームです。
おすすめのクロー系ワーム
渋い時や困った時にはクロー系ワームでボトム付近を丹念に探りましょう。
ジカリグやテキサスリグ、ビフテキリグとの相性が良いワームです。
【一誠・海太郎】ジャコバグ 3.2インチ
クロー系ワームで、なにを投げるのかに悩んだらまずこのジャコバグを投げることをおすすめします。
エビともカニともいえない不思議な形状が、ロックフィッシュを狂わせます。
【エコギア】バグアンツ 3インチ
ロックフィッシュワームの名作中の名作、バグアンツは大きなパドルで魚にしっかりとアピールしてくれます。
夜釣りの時は常夜灯の下で強くアピールしてくれるパールグローがおすすめです。
【2020年〜2021年新作】ロックフィッシュワームおすすめ2選

それでは2020年に新たに発売されたロックフィッシュにおすすめのワームを紹介します。
【バークレー】PowerBait チャンプクロー 3.5インチ
アメリカのバスプロ、ジョーダン・リー氏がプロデュースした非常にリアルなクローワームがチャンプクローです。
非常にボリュームーなボディーはアピール抜群で、艶めかしい動きには思わず魚も口を使ってしまうでしょう。
【ダイワ】HRFガブリシャッド 2.9インチ
ダイワのHRFシリーズからはどんな状況でも使いやすいサイズの2.9インチのシャッドワームが発売されました。
フォーミュラー配合で、動きだけではなく匂いでも魚にアピールしてくれます。
ロックフィッシュワームにおすすめの仕掛けとその付け方

ロックフィッシュでは様々なリグが使用されますが、ここではよく使われるジグヘッドリグとジカリグ・ゼロダンについて少し説明したいと思います。
ジグヘッドリグ
シャッドテールワームなどをスイミングパターンで使用する場合にはジグヘッドリグがおすすめです。
ジグヘッドリグのメリットはなんといってもフッキングの良さでしょう。
オフセットフックを使用せずにフックポイントがむき出しなので、フッキング率の向上とバラシの少なさが魅力です。
ワームが曲がらないように、まっすぐフックに刺して付けましょう。
【一誠・海太郎】根魚玉スピン
ジグヘッドリグにはよく別売りのブレードなどをつけてアピールアップのチューンをしますが、根魚玉スピンは最初からブレードがついている便利なジグヘッドです。
ジグヘッドの軸にカエシがついているので、ワームのズレも少なくストレスなく使えます。
ジカリグ・ゼロダン
ジカリグ・ゼロダンはフックにシンカーをセットする為、非常にボトム感知能力の高いリグです。
また、飛距離も出るのでおかっぱりでのロックフィッシュでは人気のリグです。
付け方は、通常のオフセットフックに、スナップやスイベルなどで専用のジカリグシンカーをつけるだけです。
ロックフィッシュワームを使った釣り方・アクション

ロックフィッシュのアクションは大きく分けてスイミング系とボトム系の2つに分かれます。
スイミングはボトムまで落として数回(5回転から多ければ20回転くらいまで)巻いて再度ボトムをとる、といった釣り方です。
ボトム系はリフト&フォール、ズル引き、ボトムバンプが有名です。
いろいろな釣り方で探る、参考になる動画がこちらです。
ロックフィッシュワームについてまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【2021年】ロックフィッシュワームおすすめ8選!選び方やコスパ最強の製品をご紹介」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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