シンキングペンシルの売り場には、10gほどの軽い型から40gを超える重い型まで並んでいます。港で使う軽い型をサーフで投げても、沖の魚まで届きません。
今回、釣りラボでは、シンキングペンシル選びでお悩みの方に向けて、通販サイトの人気商品上位から10本を厳選し、狙う魚と場所・長さと重さ・飛距離と重心・沈む速さと泳ぐ層・アクション・色の6つで徹底比較しました。釣りラボのおすすめは『河口や港のシーバスなら全長80〜90mm・重さ10〜15g、サーフや磯のヒラメや青物なら全長95mm前後・重さ25g以上』です。ぜひ最後までご覧ください。
※商品は釣りラボの基準で選んでいますが、販売店から紹介料を受け取ることがあります。 運営者情報
【結論】まずはこの3本
この記事を監修した人
選び方の基準は、釣り歴10年以上の監修者が監修しています。商品の選定と紹介文は釣りラボ編集部が行っています。監修者は幼いころから釣りが生活の一部で、週末はほぼ釣り場に出ています。海の釣りから川や湖の釣りまで、幅広く楽しんでいる釣り人です。
シンキングペンシルの選び方|狙う魚と重さで決める

シンキングペンシルは、狙う魚と釣り場を先に決めると、長さと重さ、泳ぐ層が順に決まります。頭の下に板(リップ)の無い、沈む細長いルアーです。板のあるミノーより水の抵抗が少ないので遠くまで飛び、ゆっくり巻いても泳ぎます。
1狙う魚と場所河口や港のシーバスか、サーフのヒラメか、磯や堤防の青物か
2長さと重さ届かせたい所まで飛び、竿の適合ルアー重量に入るか
3飛距離と重心重さで飛ばす型か、重心が動く仕組みで飛ばす型か
4沈む速さと泳ぐ層魚のいる層まで沈み、その層を引けるか
5アクションS字に泳ぐか、小さく体を傾けるローリングか
6色水の濁りと光の量に合っているか河口や港は細身の軽い型、サーフや磯は重い型

河口や港でシーバスを狙うなら細身で軽めの型、サーフでヒラメ、磯や堤防で青物を狙うなら重めの型を選んでください。河口や港では、岸近くや流れの変わり目を探ることが多く、ゆっくり見せられる軽い型が使いやすくなります。サーフや磯は広く、沖まで投げて探るので、重く作られた型が中心です。
春の夜に、ゴカイの仲間が水面を泳ぐ「バチ抜け」の時期があります。この時期の河口では、細長い体の軽い型がバチに似せやすい形です。
港は10〜15g、サーフや磯は25g以上が目安

河口や港のシーバスなら全長80〜90mm・重さ10〜15g、サーフや磯のヒラメや青物なら全長95mm前後・重さ25g以上が、最初に選ぶときの目安です。重い型ほど遠くへ飛び、向かい風にも押し戻されにくくなります。
使う竿に書かれた適合ルアー重量を超えると、竿に負担がかかります。40gほどの重い型は、青物用の硬めの竿に合わせる重さ。買う前に、手持ちの竿の表示とルアーの重さを見比べておきましょう。
遠くへ投げるなら重い型か、重心が動く型

沖の魚まで届かせたいなら、重さのある型か、投げるときに重心が後ろへ動く仕組みを入れた型を選んでください。重心が動く型は、投げると中のおもりが後ろへ寄るので、軽くても飛ぶ姿勢がぶれにくくなります。巻き始めるとおもりが前へ戻り、泳ぎ出す作りです。
重心を固定した型は、中のおもりが動かないぶん、着水してすぐに泳ぎ出します。製造元が飛距離を書いている型は、その数字で見比べると選びやすくなります。
水面近くは軽い型、底近くは重い型で引く

水面のすぐ下を引くなら軽い型、底近くのヒラメや深い層の青物を狙うなら重い型を選んでください。シンキングペンシルは沈むルアーで、重い型ほど速く沈みます。同じ速さで巻けば、軽い型は浅い層を、重い型は深い層を泳ぐでしょう。
製造元が「レンジ」として泳ぐ深さを書いている型もあり、水面から20cmほどまでの型もあれば、3mほどまで探れる型もあります。着水してから巻き始めるまでの秒数を数えておくと、毎回同じ層を引けます。
追っても食わない日はS字、細い餌の日はローリング

魚がルアーを追っても食わない日はS字に泳ぐ型、細長い小魚やバチを食べている日は小さく体を傾けるローリングの型を選んでください。S字に泳ぐ型は、巻くだけで左右に大きく体を振り、流れの中でも目立たせやすい動きです。ローリングの型は、体を左右に細かく傾けるだけなので、動きを抑えて見せられます。
止めたときの沈み方も型ごとに違い、回りながら沈む型なら、巻くのを止めた間にも魚を誘えます。巻く、止めるを繰り返して、魚の反応を見てください。
澄んだ日は自然な色、濁った日や夜は目立つ色

水が澄んでいる日はイワシのような自然な色、濁っている日はピンクやチャートのような目立つ色が基本です。朝夕の暗い時間や曇りの日は、金色や白のように光を返す色が見つけてもらいやすくなります。
最初は自然な色と目立つ色を1つずつ持っていき、水の色を見てから選んでください。反応が落ちたら、もう一方に替えて投げてみましょう。
シンキングペンシルおすすめ人気ランキング|コスパと重さで比較
Amazon・11/2 21:57時点の価格です。価格は変わることがあります。
| 商品名 | 画像 | 参考価格i | 全長 | 重さ | タイプ |
|---|---|---|---|---|---|
| 1ソニックブーム SBショット 95mmデュエル | 1,820円 | 95mm | 28g | シンキング | |
| 2モアザン スイッチヒッターダイワ | 1,674円 | 85mm | 20g | シンキング | |
| 3ワンダーラッキークラフト | 1,705円 | 80mm | 11.5g | シンキング | |
| 4スネコンブルーブルー | 1,597円 | 90mm | 15g | シンキング | |
| 5パンチライン 80アピア | 1,492円 | 80mm | 13g | シンキング | |
| 6ビーチウォーカー ウェッジデュオ | 2,228円 | 95mm | 30g | シンキング | |
| 7ハードコア モンスターショット Sデュエル | 2,121円 | 95mm | 40g | シンキング | |
| 8エクスセンス トライデントシマノ | 2,285円 | 90mm | 11g | シンキング | |
| 9ヨイチアイマ | 1,848円 | 99mm | 28g | シンキング | |
| 10にょろにょろジャクソン | 1,490円 | 85mm | 7g | シンキング |
長さ違いの型があるシンキングペンシルは、80〜99mmの型の値を仕様の表に載せています。
ソニックブーム SBショット 95mm
製造元が最大飛距離90mとする、28gの低重心の型






- 重さ28gで、製造元は最大飛距離90mとしている
- 低重心で、安定したスイングで泳ぐ
- 内側のホログラムのシートは、傷が付いても剥がれない
デュエルのソニックブームの、低重心のウエイトバランスにしたシンキングペンシルです。全長95mm、重さ28gで、製造元は最大飛距離を90mとしています。ボディの内側にホログラムのシートを入れ、傷が付いても輝きが残る作りです。
遠くまで投げて、広い範囲を探りたい人に合う1本です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 全長 | 95mm |
| 重さ | 28g |
| タイプ | シンキング |
| 最大飛距離 | 90m(製造元の値) |
| 型番 | F1269-HBPC |
こんな人におすすめ
- 全長95mm、重さ28gのシンキングペンシル
- 低重心のウエイトバランスで、安定したスイングで泳ぐ
- 製造元は最大飛距離90mとしている
モアザン スイッチヒッター
製造元の試験で平均70.6m飛ぶ、20gの型






- 重さ20gで、85mmの小さな体でも遠くへ投げやすい
- 20〜100cmの層を引け、河口の流れの中を探れる
ダイワのモアザンの、小沼正弥さんが監修したシンキングペンシルです。全長85mm、重さ20gで、製造元の試験では平均70.6m飛びます。流れの変化に反応して、不規則なスラロームで泳ぐ作りです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 全長 | 85mm |
| 重さ | 20g |
| タイプ | シンキング |
こんな人におすすめ
- 全長85mm、重さ20gのシンキングペンシル
- 流れの変化に反応する不規則なスラロームで泳ぎ、20〜100cmの層を引ける
- 製造元の試験で、飛ぶ距離は最大72.5m、平均70.6m
ワンダー
0.1〜0.3mの浅い層を引く、11.5gの型






- 潜る深さが0.1〜0.3mで、水面に近い層を引ける
- 重さ11.5gで、軽めのシーバス用の竿でも投げやすい
ラッキークラフトが、元祖のシンキングペンシルとうたうルアー。全長80mm、重さ11.5gで、潜る深さは0.1〜0.3mです。フックは#8を付けています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 全長 | 80mm |
| 重さ | 11.5g |
| タイプ | シンキング |
こんな人におすすめ
- 全長80mm、重さ11.5gのシンキングペンシル
- 潜る深さは0.1〜0.3mで、水面に近い層を引く
- フックは#8
スネコン
巻くだけでS字を描く、重さ15gの型


- レンジ20cmで、水面に近い層を引ける
- 巻くだけでS字を描き、竿を動かさずに誘える
ブルーブルーの、巻くだけで左右にS字を描いて泳ぐシンキングペンシルです。全長90mm、重さ15gで、レンジは20cmです。頭の部分で水を受け、重心をあえて安定させない作りにしています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 全長 | 90mm |
| 重さ | 15g |
| タイプ | シンキング |
こんな人におすすめ
- 全長90mm、重さ15gのシンキングペンシル
- 頭の部分で水を受け、巻くだけでS字を描いて泳ぐ
- レンジは20cmで、フックは#6を2本
パンチライン 80
巻くとS字、止めると回りながら沈む型


- 重さ13gで、港や河口で軽めの竿でも扱いやすい
- 巻く、止めるの2つで泳ぎ方を変えられる
アピアの、巻いても止めても誘えるシンキングペンシルです。全長80mm、重さ13gで、巻くとS字を描き、止めるとローリングしながら沈みます。頭は平らに切り落とした形で、水を受けた抵抗が手元に伝わる作りです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 全長 | 80mm |
| 重さ | 13g |
| タイプ | シンキング |
こんな人におすすめ
- 全長80mm、重さ13gのシンキングペンシル
- 巻くとS字スラローム、止めるとローリングしながら沈む
- フックは#6を2本
ビーチウォーカー ウェッジ
0.5〜3.0mの層を探る、重さ30gの型





- 重さ30gで、遠浅のサーフで沖まで届かせやすい
- 0.5〜3.0mの層を探れ、底近くのヒラメを狙える
デュオのビーチウォーカーの、サーフでヒラメやマゴチを狙うシンキングペンシルです。全長95mm、重さ30gで、0.5〜3.0mの層を探れます。同じシリーズの120Sより小さな体で、速いピッチのロールスイングで泳ぎます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 全長 | 95mm |
| 重さ | 30g |
| タイプ | シンキング |
こんな人におすすめ
- 全長95mm、重さ30gの、重心を固定したシンキングペンシル
- 小さな体で、速いピッチのロールスイングで泳ぐ
- 使う層は0.5〜3.0mで、フックは#5
ハードコア モンスターショット S
最大飛距離100m超をうたう、重さ40gの型






- 重さ40gで、磯や堤防から沖の青物まで届く
- 針金がボディを貫き、大きな青物にも耐える作り
デュエルのハードコアの、メタルジグのように遠くへ投げられる重いシンキングペンシルです。全長95mm、重さ40gで、製造元は最大飛距離100m超をうたっています。磯や堤防、サーフで、青物やヒラメを狙う使い方を製造元は勧めています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 全長 | 95mm |
| 重さ | 40g |
| タイプ | シンキング |
こんな人におすすめ
- 全長95mm、重さ40gの、重いシンキングペンシル
- 製造元は最大飛距離100m超をうたい、全層を探れるとしている
- ボディを針金が貫く作りで、リングは#4、フックは#3
エクスセンス トライデント
重心が動く仕組みで69m飛ぶ、11gの型

- 重さ11gでも、重心が動く仕組みで遠くへ投げやすい
- 細身の体で、小さな小魚を食べている日に合わせやすい
シマノのエクスセンスの、細身のシンキングペンシルです。全長90mm、重さ11gで、製造元の試験では69m飛びます。投げるときに重心が後ろへ動くジェットブーストを入れていて、大きさは60S、115S、130Sもあります。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 全長 | 90mm |
| 重さ | 11g |
| タイプ | シンキング |
こんな人におすすめ
- 全長90mm、重さ11gの、細身のシンキングペンシル
- 投げるときに重心が動くジェットブーストを入れている
- 製造元の試験で、飛ぶ距離は69m
ヨイチ
全長99mm、重さ28gの遠投向けの型




- 重さ28gで、サーフや河口から沖へ投げやすい
- 同じ形の重さ違いがあり、釣り場で選び分けられる
遠くまで投げて探るために作られた、アイマのシンキングペンシル。全長99mm、重さ28gです。同じ99mmの形で、軽い23gのライトと重い36gのバリスタもあり、重さを選べます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 全長 | 99mm |
| 重さ | 28g |
| タイプ | シンキング |
こんな人におすすめ
- 全長99mm、重さ28gのシンキングペンシル
- 同じ99mmの形で、23gのライトと36gのバリスタもある
- 3つの重さのうち、28gは中ほどの重さ
にょろにょろ
重さ7gの、細長い餌に似せた細い型


- 重さ7gで、軽めの竿でも扱いやすい
- 細長い体で、バチや細い小魚に似せられる
ジャクソンの、とても細い体のシンキングペンシルです。全長85mm、重さ7gで、フックは#6のシングルを付けています。製造元は、バチ抜けのほか、サヨリやシラスのような細い餌を食べている日にも使えるとしています。バチ抜けの夜に、細い餌を食べるシーバスを狙う人に合う1本です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 全長 | 85mm |
| 重さ | 7g |
| タイプ | シンキング |
こんな人におすすめ
- 全長85mm、重さ7gの、とても細いシンキングペンシル
- 細長い体で、バチやサヨリ、シラスのような細い餌に似せている
- フックは#6のシングルで、105と125の大きさ違いもある
よくある質問|シンキングペンシルについての疑問を解決

シンキングペンシルとミノーは何が違いますか?
違いは、頭の下の板(リップ)の有無です。シンキングペンシルには板が無く沈むので、巻く速さと沈める時間で泳ぐ層を変えられます。ミノーは板で水を受けて、決まった深さを泳ぎます。
シンキングペンシルはどう使えばいいですか?
投げて狙う層まで沈めてから、ゆっくり一定の速さで巻くのが基本です。慣れてきたら、川の流れに乗せて流したり、巻くのを止めて沈めたりして、動きに変化を付けてください。
シーバス用とサーフ用は分けた方がいいですか?
分けると選びやすくなります。河口や港のシーバスなら10〜15g、サーフのヒラメなら25g以上が目安。1本で両方に使いたいときは、20g前後の型を、手持ちの竿の表示と見比べて選んでください。
シンキングペンシルでどんな魚が釣れますか?
河口や港ではシーバス、サーフではヒラメやマゴチ、磯や堤防では青物がよく狙われます。春の夜のバチ抜けの時期には、細身の軽い型で河口のシーバスを狙う釣りもあります。
まとめ|シンキングペンシル選びで迷ったら

シンキングペンシルは、狙う魚と釣り場が決まれば、残りは順に絞れます。釣り場で長さと重さの目安が、魚のいる層で沈む速さと泳ぎ方が決まるからです。
河口や港でシーバスを狙う方は、全長80〜90mm・重さ10〜15gの型を選んでください。追っても食わない日はS字に泳ぐ型、細い餌を食べている日はローリングの型に替えます。
サーフや磯でヒラメや青物を狙う方は、全長95mm前後で25g以上の型を。底近くを引くなら沈めてから巻き、沖まで届かないなら重い型か重心が動く型に替えてください。
買う前に、手持ちの竿の適合ルアー重量と、ルアーの重さの表示を見比べておきましょう。自然な色と目立つ色を1本ずつ持っていくと、水の色が変わっても釣り場で替えられます。
