エギングをする際に活躍するエギングリーダー。今回、釣りラボでは、エギングリーダーの必要性、選び方、ラインの種類、リーダーとの結び方、初心者にもおすすめの最強ライン6選(ダイワ・シマノ)、2020年新作2選をご紹介。ぜひご覧ください。
エギング リーダーエギングリーダーとは?

エギングリーダーとは、エギングをする際に使うショックリーダーのことです。
エギングとは、アオリイカをエギと呼ばれるルアーを使って釣るルアーフィッシングのことで、そのメインリーダーに結ぶ糸のことをショックリーダーと言います。
エギングにリーダーは必要なの?
エギングには飛距離を出すことが必要なため、メインラインには細くて飛距離が出やすいPEラインを使います。
しかし、PEラインは摩擦に弱いという弱点あります。
イカは海底の岩場や藻が生い茂っている場所に潜んでいることが多いため、PEラインを使うと糸がすぐ切れてしまいます。
そのため、エギングには糸が切れるのを避けるために、ショックリーダーを使用することが必要になってきます。
エギングリーダーの選び方・ポイント
イカの生息地でもある障害物に耐えられるような、耐摩耗性に特化したリーダーを選ぶのがポイントです。
PEラインのライントラブルを解消するためにも、リーダーには摩擦に強い糸を選ぶことがより重要になってきます。
ポイント1:ラインの種類
ショックリーダーに適している糸は、フロロカーボンラインです。
それぞれ特徴が異なるので、見ていきましょう。
フロロカーボンライン
フロロカーボンラインは、摩擦に強く、強度があります。
さらに、水に対して比重が重いという特徴があります。
摩擦に強いという点で、PEラインの摩擦に弱い点がカバーできます。
比重が重いという点で、エギがより海底に沈むのを助けてくれます。
この2点のメリットから、エギングのショックリーダーはフロロカーボンラインが一般的となっています。
ナイロンライン
ナイロンラインは、エギングリーダーとして主流ではないものの初心者の方に人気があります。
他の素材と比べて安価で伸縮性があります。
ライントラブルも少なく扱いやすいです。
ポイント2:号数・太さ
エギングリーダーは、何号のものを選べば良いのでしょうか?
よく選ばれる太さとしては、8ポンド(2号)前後が多いです。
巨大なイカを釣る場合は12ポンド(3号)を使う場合もありますが、リーダーが太いほど水の抵抗を受け、エギの動きが悪くなります。
ポイント3:長さ
エギングリーダーの長さは、1~1.5メートル程度が一般的です。
根の少ない所では少し短め(50cm)、通常は1メートル、根が高い磯場や遠投する場合には1.5~2メートルを目安に始めてみましょう。
ポイント4:デザイン・色
エギングリーダーはカラフルなものが多かったり、マーキングが入っているものが多いです。
マーキングしてあるものを選ぶと、リーダーのちょっとした動きに反応しやすくなります。
その結果として、釣りやすさに反映されてくるかもしれません。
なお、メインのPEラインの色は、見やすさ重視で選んで問題ありません。
デザインや色で、大幅に釣りやすさが変わるわけではありません。
エギングリーダーおすすめ6選【コスパ最強】

エギングリーダーには、フロロカーボンラインが良いということをご紹介しました。
ここでは、その中でもおすすめなラインをメーカー別に紹介します。
ダイワのおすすめエギングリーダー
まずは、釣具メーカーとして非常に人気の高いダイワのおすすめエギングリーダーをご紹介します。
【ダイワ】エメラルダス リーダー 35m
エギングリーダーの定番中の定番商品です。
ダイワは品質に定評があります。
エギングリーダーと言えはエメラルダスと言う方も多数います。
コスパが良いのも、ポイントが高いです。
【ダイワ】エメラルダス リーダー エクストリームⅡ
こちらは、エメラルダスのさらに品質が高い商品です。
通常のエメラルダスでは糸が切れやすくなってしまう、大物を狙う方に好まれます。
結束強度が高く、根ズレに強い、信頼できるラインです。
シマノのおすすめエギングリーダー
次に、ダイワと同じく釣り人からの支持が非常に厚い、シマノのおすすめエギングリーダーをご紹介します。
【シマノ】エギング セフィア LB-E21S
エギング専用のリーダーで、強度も硬さも最高品質です。
結束強度も高く安定して釣りを行えます。
【シマノ】セフィア EX CL-E23K
結束強度が同メーカーの他製品よりも強い製品です。
ハリが強いので、エギの扱いがスムーズに行えます。
その他のおすすめエギングリーダー
最後にデュエル・クレハのおすすめエギングリーダーをご紹介します。
【デュエル】ハードコア エギングリーダー
根ズレに強く、感度が高い、エギング専用リーダーです。
しなやかさがあるので、結びやすい特徴があります。
コスパも抜群に良いです。
【クレハ】シーガー バトルエギリーダーⅡ
クレハはフロロラインラインの「シーガー」というラインが有名なメーカーです。
高品質で信頼度も高いです。
エギング専用のため、障害物が多いエリアでも活躍してくれます。
【2020年新作】おすすめエギングリーダー2選

続いて、2020年に発売された、最新のエギングリーダーを2つご紹介します。
【シマノ】セフィアマスターフロロリーダー
マスターフロロは、原料の分子が大きくしっかり結びついていて、高い強度を保つことができる素材です。
なのでエギング時の岩礁など様々な障害物や衝撃に対しても、耐えることができます。
表面がなめらかに加工されておりフレキシブルなリーダーのため、エギの動きを妨げることがありません。
2重断面構造を採用しており、ラフなノットをきっちり締めることができます。
【サンライン】ソルティメイトエギリーダーFC
伸びにくいフロロカーボン素材で作られているため、エギにロッドからのアクションを正確に伝え、動かすことができます。
特筆すべきは、トリプルレジンプロセッシング(TRP)というオリジナル加工されている点です。
TRPとは三層コーティング加工のことで、これにより耐吸水性・滑り性だけでなく、耐摩耗性などの特性をあわせ持つことができるようになりました。
このTRP加工により、岩礁や海藻の多いポイントでも使い勝手がよいです。
エギングリーダーとラインの結び方・コツ

自分にあったリーダーを選ぶことができたら、次は実際にメインラインにリーダーを結びつける方法を学びましょう。
エギングリーダーの代表的な結び方
エギングリーダーとラインの結び方には様々な方法が利用されますが、特に人気の代表的な2種類を紹介します。
結び方で重要視すべき点は、「結束するスピード」と「結束強度」です。
FGノット
FGノットは、摩耗系ノットのメインの結び方です。
結束強度があり、ルアーフィッシングでは多用されています。
エギング意外でもシーバスやジギングなど幅広く活用できるので、覚えておくべき結び方です。
デメリットとしては、完成までに時間がかかることと、編み込みが出来ていないとリーダーが抜けてしまう事です。
電車結び
電車結びは、最も簡単で基本的な結び方です。
初心者の方はまず電車結びから始めてみましょう。
メリットは簡単に素早く結べるので、スピード重視の釣りには最適です。
デメリットとしては、他の結び方と比べ、結束強度が弱い事です。
スナップ付きサルカンは使ったらダメなの?
ラインとリーダーを結ぶことができたら、いよいよエギをリーダーに取り付けることになるわけですが、あとで交換をやりやすくするためにもスナップをつけておく必要があります。
スナップをリーダーに結びつければ、エギの交換・取り付けが非常に簡単になります。
ただエギングの際には、スナップ付きサルカンを使う必要はありませんので、サルカンなしのエギング専用のスナップを使うようにしましょう。
なお、スナップとリーダーを結ぶ方法としては、ユニノットがおすすめです。
詳しくは、以下のやり方を見てください。
エギングリーダーまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【2020年】コスパ最強エギングリーダーおすすめ人気8選!選び方や結び方もご紹介」というテーマに沿って、「エギングリーダーとは?」「エギングリーダーおすすめ6選【コスパ最強】」「【2020年新作】おすすめエギングリーダー2選」「エギングリーダーとラインの結び方・コツ」といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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