PEラインを直結するメリット・デメリットとは?おすすめの結び方4選もご紹介!

PEラインをルアーに直結する人は少ないかもしれません。慣れれば簡単に結べるようになってとても便利です!そこで今回、釣りラボでは、PE直結のメリット・デメリットや結び方についてわかりやすくまとめました。

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PEラインを直結するメリット・デメリット

PEライン

出典:写真AC

すっかり釣り糸の主役に定着した感じのPEラインですが、PEラインは結束性が悪く、また、耐摩耗性が低いため、ルアーに結ぶ際はフロロカーボンあるいはナイロンのショックリーダーを噛ませるのが常識とされてきました。

現在においても、海釣りでのショアジギングなどでは、PEラインの直結はほとんど行われませんが、負荷の低いちょい投げでのキス釣りや、小型リグを使うメバリング、小型エギを使うエギングなどで使うことが可能です。

いずれも根ズレの起こりにくい環境であることが大前提です。

ただ、根ズレを起こさないことは、ロックフィッシュ狙いなどでは不可能です。

そこで例えば、フレッシュウォーターでは、バス釣りトップ引きなど、一部のシーンで、PEライン直結が行われるようになってきました。
本項では、PEラインをルアーアイやスナップ、スイベルや天秤に直結するメリット・デメリットについて解説していきます。

PEラインを直結するメリット

PEラインをルアーに直結するメリットは、トップウォーターにルアーを通す際、比重の軽いPEラインは沈まないため、水面に落ちてジタバタしている昆虫などのアクションを演じやすいことがまずあげられます。

フロロカーボンやナイロン製のショックリーダーは、比重が1.3〜1.8程度あるため、どうしてもラインは沈みます。
PEラインは比重0.98程度なので、水面に貼り付くように浮きます。
トップを引くタイプのルアーを操るのに適しています。

また、ショックリーダーを使わないということは、仕掛けを手返し良く作り変えることができるメリットがあります。
通常、ショックリーダーは、根ズレなどによって常に摩擦を受け、傷がついています。
一定時間使用したら、傷ついた部分を切り落とし、ショックリーダーが短くなってしまったら、新たなショックリーダーをPEメインラインに結ばなければなりません。

この作業を現場で何度も行うのは大変手間がかかります。
PEライン直結であれば、そうした手間が省くことができます。

しかし、PEラインは結束強度が低いため、特殊な結び方が必要です。
また、PEラインは摩擦に対する耐性が他の材質のラインよりも格段に劣るため、根ズレが起こるような場所や、トップウォーターでも落ち葉や流木などの浮遊物がたくさん水面にあるような場所では向きません。

PEラインを直結するデメリット

PEラインは、非常に細い撚糸を4本〜12本程度編み込んで1本のラインにしています。
そのため、表面にささくれなどのキズができると一気に強度が落ちます
また、体表に鋭い棘やエラ蓋をもつ魚(シーバスなど)がフッキングして暴れた際、魚の体表でラインを切られることもあります。

大型青物など、フッキングの際に大きな衝撃がかかる場合も、吸水せず伸びないというPEラインの性質のため、バチンと切れることもあります。
また、摩擦熱に非常に弱いため、ノットを組んでいるときの熱でも切れやすいです。
特に細いPEラインは非常に切れやすいので、2号、3号など、太めのラインの方がPE直結には向いているでしょう。

他にも、PEラインの直結は、デメリットがあります。
PEラインには、フロロカーボンリーダーやナイロンリーダーのようなラインのコシやハリはありません。

このため、キャスト時、水中でアクションを加えたときなと、ことあるごとにルアーのフックやボディにPEラインが絡みやすくなります。
キャストのたびに針にラインが絡むとなると相当なストレスとなってしまいます。
飛行姿勢が不安定な太めのビッグベイトや、フロッグ、スピナーベイト、また、ラインアイが背中についているバイブレーションなどの投げ釣りにも不向きです。

また、PEラインは伸びないため、魚のバイトによりアワセを入れた時に、硬すぎて魚を弾き飛ばしてしまう可能性もあります。
こうしたことから、ソルトウォーターでは滅多にPE直結は使われません。

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【PEラインを直結する結び方①】パロマーノット

PEライン

出典:写真AC

ここからは、PEラインを直結するのに適した結び方を紹介して行きます。
まずは、手順が簡単で、強度が比較的強いパロマーノットから説明します。

パロマーノットの特徴

パロマーノットの一番の特徴は「簡単」であるということです。
そして、強度が非常に高いため、ルアーアイとショックリーダーとの直結や、サルカンとショックリーダーの締結に非常に向いています。

パロマーノットの結び方

パロマーノットの結び方を説明します。

1.PEラインの先端を10cm程度二つ折りにします。
2.二つ折りにしたラインをルアーのアイに通します。
3.アイに通した、2本になっているラインで輪を作り、ラインの先端を3回ほどくぐらせます。
4.ラインの先端を開き、輪の中にルアーを入れてゆっくり締め上げます。

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【PEラインを直結する結び方②】FGノット

PEライン

出典:写真AC

続いて、FGノットについて説明します。
FGノットとは、「ファーストジギングノット」の略で、古くからあるラインシステムの中でも直線強度98%を超える強いノットとして親しまれています

FGノットの特徴

いわゆる「摩擦系ノット」です。
FGノットは、PEラインとショックリーダーを結ぶためのノットで、ショックリーダーにPEラインをスパイラル状に編み込んだあと、ハーフヒッチでPEラインのみを編み込みます。
このノットは、なかなかない頭で理解するのは難しいノットです(慣れれば簡単にできるようになります)が、是非覚えておきたいのです。

FGノットの結び方

FGノットの手順を説明します。

  • PEメインラインを口にくわえ、テンションをかけてピンと張り、ショックリーダーを十字に交差させます。
  • 交点を強く抑え、テンションをかけながらPEラインをリーダーに編み込んで行きます。
  • PEラインの締め込みを随時行いながら、10回ほど編み込んだら、PEラインとショックリーダーをハーフヒッチで3〜4回編み込みます。
  • ショックリーダーの端糸をライターで焼き潰します。
  • PEライン本線を7回ほどハーフヒッチで編み込み完成。

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【PEラインを直結する結び方③】ハングマンズノット

PEライン

出典:写真AC

続いて、ハングマンズノットを紹介します。

ハングマンズノットの特徴

ハングマンズノットの最大の特徴は、抜けにくいことです。
もともとはハングマン(絞首刑の執行人)が使った結び方と言われています。
ユニノットの変形版で、比較的手順が簡単で、PEラインの直結に非常に向いています。

ハングマンズノットの結び方

ハングマンズノットの結び方を説明します。

  • ルアーアイにPEラインを通し、PE本線側に戻すように重ねます。
  • PE本線側に戻したPE端糸の真ん中あたりでもう一度ルアーアイに向かって折り返します。
  • PE端糸を、PE本線と端糸の2本のダブルラインに外掛け結びの要領で4回程度メインライン側に向かって巻き上げます。
  • 端糸を折り返した際にできた輪に、端糸を通して結び目を締めます。
  • PEメインラインを締めると、結び目がルアーアイ側に移動しますので、強く締め込みます。

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【PEラインを直結する結び方④】マジカルノット

出典:写真AC

最後に、マジカルノットを紹介します。

マジカルノットとは、北海道の遊漁船「マジカルアワー」の亀田船長が開発したノットと言われています。
PEラインの直結に非常に高い結束強度を示します。

正しくノットが出来ていれば強度は最強です。

マジカルノットの特徴

マジカルノットは、イモムシノットの変形版のようなノットです。
イモムシノットはひたすらハーフヒッチで編み込んで行くノットですが、マジカルノットはひたすら強く、密にラインをねじって行き、最後にハーフヒッチで編み込み及びエンドノットで仕上げます。

マジカルノットの結び方

マジカルノットの結び方を説明します。

  • ラインの先端を2つ折りにして、ルアーアイに通します。
  • 通したライン出できた輪にルアーを1回くぐらせて、ラインをルアーアイにきつく締め込みます。
  • メインラインと端糸を固定してテンションを強くかけてルアーを10回程度ねじります。
  • ねじれてできたラインをルアーアイ側に寄せたら、さらにテンションをかけて30回ほどねじります。
  • これまでねじってきたラインの上を、ビミニツイストの要領でルアーアイ側に巻きつけます。
  • ルアーアイ側まで戻ってきたら、さらに強いテンションをかけて10回ほどねじります。
  • PEラインの端糸をルアーアイに通してハーフヒッチで仮止めします。
  • PEライン本線をハーフ筆致で5~6回編み込みます。
  • エンドノットをして完成。

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PEラインの直結についてまとめ

出典:写真AC

いかがでしたでしょうか?

今回、釣りラボでは、「PEラインを直結するメリット・デメリットとは?おすすめの結び方4選もご紹介!」というテーマに沿って、

  • PEラインを直結するメリット・デメリット
  • 【PEラインを直結する結び方①】パロマーノット
  • 【PEラインを直結する結び方②】FGノット
  • 【PEラインを直結する結び方③】ハングマンズノット
  • 【PEラインを直結する結び方④】マジカルノット

といったことをご紹介してきました。

他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

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監修者:釣りラボ編集部

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