バス釣りやルアーフィッシングでよく使われるベイトリール。いつまでも良い性能を保つには定期的なメンテナンスが必要です。今回釣りラボでは、ベイトリールのメンテナンスに着目し、釣行後にやっておきたいメンテナンス方法などを詳しく解説していきます。
ベイトリールのメンテナンスの必要性
ベイトリールのメンテナンスを行うことで、巻き心地や飛距離に大きく影響してきます。
メンテナンスをおろそかにするとトラブルの発生にもつながるためにこまめに行うようにしましょう。
メンテナンスの頻度
メンテナンスの種類によって、行うべきメンテナンスの頻度は異なります。
中でも数多く行う必要のあるメンテナンス方法であれば、使用後は常に行った方がよいものもあります。
基本的には自分の目でベイトリールを見て、メンテナンスが必要だと感じた場合、こまめに行うように心がけましょう。
そのためには、メンテナンスの種類の識別を行うための知識が重要になります。
もし、そのような知識がなくて迷ってしまう、という場合には、少なくとも2~3回に1回程度メンテナンスを行うと良いでしょう。
メンテナンスの種類
ベイトリールのメンテナンス方法は、大きく分けて2つ存在します。
メンテナンスの種類を把握し、トラブルなどが発生した場合にどのメンテナンスが足りなかったのか判断できると良いでしょう。
日頃(毎釣り後)のメンテナンス
毎回行った方が良い作業はボールベアリングの手入れです。
ボールベアリングというのはスプールが回転するために必要な部分であり、ボールベアリングによってキャストした際の飛距離に影響が生じます。
ボールベアリングの中でもオイルの注入は常に行ったほうがよい作業です。
釣りを行っている最中でも、一滴落とすだけでも変化します。
オーバーホールのメンテナンス
オーバーホールを行わないとハンドルが重いなどのトラブルが発生します。
よく中古の商品でこのような現象が見られますが、それはオーバーホールを行っていないためです。
理由は使用していないとグリスやオイルが固まってしまい機能を果たさなくなるためです。
また、オーバーホールはメンテナンス技術が必要なためにメーカーに依頼される方がほとんどです。
ベイトリールのメンテナンスのやり方
ベイトリールのメンテナンスのやり方を把握しておきましょう。
自分でやり方をマスターすればメーカーに頼むことも少なくなり、コストカットにつながりす。
日頃やっておきたい簡単なメンテナンス
日ごろから行うべきメンテナンスは、自分自身で必ず行うべきです。
方法や必要な道具などを把握しておきましょう。
用意する道具
ベイトリールのメンテナンスに用意するものはティッシュ、つまようじ、パーツクリーナー、綿棒、低粘性オイルです。
ティッシュやつまようじは家庭にあるものでかまいません。
【AZ】パーツクリーナー 840ml
パーツクリーナはDIYを行っている方は持っている可能性があります。
指定のクリーナーはありませんが、コスパの良い商品はこちらになります。
メンテナンス手順
簡単なベイトリールのメンテナンス方法を、手順を追って説明します。
以下の手順を参考にしてみてください。
オーバーホールのメンテナンス方法
ベイトリールに限らず、オーバーホールのメンテナンスは難しいと言われていますが、知識を身に着けるためにも知っておきましょう。
用意する道具・工具
ベイトリールのオーバーホールのメンテナンスを行うのであれば、ピンセット、つまようじ、ドライバーセット、タオル、トイレットペーパー(又はキッチンペーパー)、ダイワ・リールガードスプレーセット、エフゼロパーツクリーナーが必要になります。
家でのオーバーホールメンテナンスの手順
家で、ベイトリールのオーバーホールメンテナンスを行う際は、以下の手順で行ってみてください。
オーバーホールメンテナンスは業者に任せる方法も
オーバーホールメンテナンスは、業者に依頼するのが一般的です。
初心者がオーバーホールメンテナンスを行うと細かいパーツをどこに組み入れるのかわからなくなってしまうので、熟練の技術が必要になってきます。
メンテナンスが簡単なベイトリール5選を紹介!
メンテナンスのしやすさはブランドごとに異なります。
Amazonなどで販売されている安いリールは解体例とかがない事が多いためにできる限り購入を控えましょう。
【アブガルシア】アンバサダー 6500C
シンプルなベイトリール
アブガルシアの特徴的な形をしたベイトリールです。
他のメーカーにはデザインで一見複雑そうな造りに見えますが、実は物凄くシンプルです。
スプールなどがむき出しになっているため、水洗いを行ってから布で拭き取る作業は行いやすいです。
こんな人におすすめ
- ベイトリールのメンテナンスに時間をかけたくない方
- アウトドアで使用するため、水や汚れに強いリールが欲しい方
【ダイワ】タトゥーラ TW (右/左ハンドル) (2019モデル)
ダイワの中では比較的にシンプルなデザインであり、凡庸性のあるベイトリールです。
キャスティングしやすく、メンテナンスもあまり必要としないために初心者にはおすすめのリールです。
【シマノ】アンタレス HG
スプールが金属でできていないために錆などが発生しにくいです。
オイルなどもあまり必要としません。
その代わりですが、水洗いはこまめに行い、最高の状態を保つように心がけましょう。
【アブガルシア】ベイトリール REVO ELITE8
ブラックバス釣りのためのベイトリールですが、海釣りでも活躍できます。
メンテナンスの際にもアブガルシアは凡例も多く、ネットで検索を行うとメンテナンス方法が様々出てきます。
ベイトリールのメンテナンスまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「ベイトリールのメンテナンスのやり方を徹底解説!必要な道具もご紹介」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。