アジやブリなど人気の魚種が釣れる青物釣りですが、ルアーを選ぶ際、種類が多くどれを選べばいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。今回釣りラボでは、青物釣り用のルアーについて、青物がよく釣れるルアーの種類やおすすめのルアー5選を紹介します。
青物ルアーで釣れる魚を紹介
ルアーで釣れる青物には、どんな魚があるでしょうか。
サバ、サワラ、カンパチ、イナダ、ソウダカツオ、ブリ、ヒラマサなど、数多く挙げられます。
今回は、青物ルアーの種類や選び方、青物ルアーを用いた釣り方などをご紹介します。
青物釣りで主に用いられるルアーの種類
青物釣りで主に用いられるルアーの種類は、ミノー、メタルジグ、バイブレーションの3つです。
それぞれのルアーの特徴について、詳しくご紹介します。
ミノー
ミノーは、細長い小魚の形状で口先にリップがついている、軽めのルアーです。
軽いので、水流に任せた自然な動きをさせて魚を誘うことが得意です。
ミノーを使って、ショアジギングでただ巻きするだけでも釣れることもあります。
ただし、軽いので壊れやすい面もあります。
できるだけ耐久性のあるミノーを選ぶことがコツです。
メタルジグ
メタルジグは、メタル、つまり鉛などの金属でできたルアーです。
青物を狙う場合、まず最初のルアーとして揃えるものです。
重さがあるため、遠くまでキャスティングする、もしくは深く沈めて根魚を狙うといったことも楽しめます。
一般的に、メタルジグを使う釣り方のことをジギングと呼びます。
そして、メタルジグの重さによって、ライトジギング、スーパーライトジギングなどと呼び分けられています。
バイブレーション
バイブレーションは、水中でよく振動するルアーです。
振動することで広範囲にいる魚を誘うことができますし、アクションなくただ巻きするだけでも釣れる、扱いやすいルアーですので、初心者にもオススメです。
プラスチック製のほか、メタル製のバイブレーションもあります。
青物釣りで使うルアーの色の選び方
次に、青物釣りで使うルアーの色の選び方を見ていきましょう。
水中に濁りがあるときや夜釣り、朝マズメや夕マズメなどの場合は、視界が悪い中でも認識してもらえるように、ピンクや赤、ゴールドのカラーを選択しましょう。
水中がクリアな状態の場合は、魚からも良く見えるので、ブルーやブラウン、シルバーなどの、ナチュラルな小魚色がおすすめです。
このように、状況に応じて使い分けることを念頭に、お好みのカラーを選んでみてください。
青物釣り用ルアー人気14選
青物釣り用ルアーで、人気の商品を5点ご紹介します。
今回は、少しずつコレクションできるように単品の商品をご紹介していますが、複数のルアーがセットになった商品も多数出ています。
初心者の方が一気に揃えるなら、セットの商品もオススメです。
【デュエル】シンキングペンシル ハードコア モンスターショット(S)
水平姿勢でのローリングフォールアクションで弱ったベイトフィッシュを演出し、集魚力・喰わせ力に優れたルアーです。
低重心のウェイトバランスと水噛みの良いフェイスデザインの相乗効果で、スローリトリーブ、ワンピッチジャーク、スキッピングなど、変幻自在のテクニックに対応します。
サイズ・カラーともにバリエーションが豊かなので、釣り場の状況に応じてセレクト、使い分けが可能です。
【メジャークラフト】メタルジグ ジグパラ ショート
Amazonレビュー4000件以上の大人気メタルジグです。
その人気の秘訣は「低価格」「扱いやすさ」「喰わせ力」「耐久性」「遠投性能」が挙げられ、どれをとっても「トップクラス」に君臨します。
センターバランス設計を採用しているため、安定したアクション・水平フォールを実現し、喰わせのタイミングを誘発させやすくなっています。
ハイピッチからスローまで幅広いジャークに対応する、使い手を選ばない最強ジグと言っても過言ではないでしょう。
【ダイワ】ショアラインシャイナーZ セットアッパー 125S-DR
スリムボディを採用したことでキャスト時の空気抵抗を低減し、抜群の飛距離を稼ぐことができます。
また、繊細なロッドアクションにも機敏に反応する「高レスポンス仕様」となっており、いかなる時も思い通りのアプローチが可能です。
アクションは「ハイピッチタイトウォブンロール」を生み出し、広範囲からターゲットを呼び寄せバイトを誘発します。
【Jackson】ミノー ピンテール サゴシチューン 90mm 28g
ファーストリトリーブに時にオートマチックに発生する「イレギュラーアクション」が最大の特徴です。
リアクションバイトを誘発できるため、喰い渋った窮地な状況で頼りになります。
また、全長90mm、重さ28gと小型ながらウェイトがあるため、飛距離が出しやすく広大な景色を素早く探る際に便利なアイテムです。
独自のフラットサイド3面ボディを採用したことで、水中で強烈なフラッシングを生み出し広範囲にアピールします。
【リューギ】ヴェスパ
アクションレスポンスを向上させるべく高比重なタングステン素材を採用し、コンパクトヘッドを実現したジグヘッドです。
スリ抜け性能も抜群なので根掛かりが気になるポイントでも果敢な気持ちで攻めることができます。
また、装備されたワームキーパーはワームのシルヘットを崩さないように小さく設定され、さらにホールド力の高い仕様となっています。
【メジャークラフト】マキジグジェット
ブレード付き青物ルアー
2021年に発売されたこちらの製品は、ショアジギングからスーパーライトジギングまで楽しめるメジャークラフトの新作青物ルアーです。
ブレードがついており、ブレードによる動きの抑制効果で、泳ぎの遅いベイトを演出します。
サバやサゴシ、サワラなどの後ろから食いついてくるターゲットの他に、マダイ、根魚などにも効果があり、巻くだけでで、魚を呼び寄せることができるおすすめのルアーです。
こんな人におすすめ
- 青物をターゲットにした釣りをよくする方
- メジャークラフトの製品に注目している方
【カツイチ】デコイ バイオレンスジグヘッド VJ-31F
ヘッド部分をコンパクトにしているため、魚に違和感を与えづらいほか、スナッグレス性能が高い特徴があります。
また、ワームとの一体感が生まれるため、意図通りに生命感を吹き込むことができ、高次元なアプローチを可能です。
ワームキーパーは2段式を採用し、キャスト時や激しいファイト後の身ぎれをしっかりと防ぎます。
【ヤマシタ】レガートF190
青物に強いシンキングペンシル
ヤマシタのルアーブランド、マリアから2021年に発売された対青物用シンキングペンシルです。
高速リトリーブ対応で、日中やベタ凪時などのタフコンディションの中、青物に見切られやすい場合に有効です。
ジャークでのダイビングアクションや高速リトリーブでのアクションに対応。
水をつかみやすいボディ形状で切れのあるアクションが得意です。
マグネット移動重心で安定した飛距離と、水中姿勢を実現しています。
こんな人におすすめ
- 高速リトリーブやジャークを駆使する釣りに慣れている方
- 青物釣りにこだわりを持っている方
【デュエル】ハードコアLGポッパー(F)
カップの内側にさらにもう一つのカップを設けた特殊形状を採用したことで、コンパクトな見た目に見合わないほどの強烈なスプラッシュとポップ音を生み出します。
広範囲からターゲットを呼び寄せる集魚効果は絶大で、同サイズの中ではトップオブトップと言っても過言ではないでしょう。
また、小さな見た目を活かし喰わせ力も抜群なので、躊躇いのないバイトを誘い出せます。
【タックルハウス】SSPJV-150 No.SS7 ピンク
青物ハンターのメタルジグ
2021年にタックルハウスから発売されたP-Boy Jig バーチカルは、オフショアでの大型青物をターゲットに製作改良されたメタルジグになります。
その中でも スパークリングスケールシリーズは、幾重にも渡るシートの積層で、ジャークアクションで完璧な平打ちを見せ、太陽光が届きにくいレンジでも必ず魚を引き寄せます。
こんな人におすすめ
- オフショアでの釣りに興味がある方
- 大型青物をターゲットにした釣りをする方
【COREMAN】ワーム VJ-16 バイブレーションジグヘッド
ジグヘッドにワームが標準搭載されており、購入後すぐに釣りができるビギナーにおすすめのルアーです。
ヘッドには高い遠投性能と水平スイミングを実現するデザインが採用され、そこに圧倒的喰わせ能力をもつワームがセットされています。
この二つでしか生み出せない「超微振動」のバイブレーションで広範囲にアピールをします。
また、手元に適度な引き抵抗が伝わるためレンジキープさせやすく、思い通りのアプローチが可能です。
【タックルハウス】コンタクト フリッツ FLITZ.28
アタリ必至のシンキングミノー
コンタクト フリッツ FLITZ.28は、タックルハウスから新規ラインナップ発売されたシンキングミノーになります。
ジグで喰わない、バイトに至らない時の出番として出演頻度の高い、シンキングタイプのミノーになり、28gの重量を生かしてナブラ下を狙い撃ちすることが出来ます。
定番カラーのNo.15 ブルー・ピンクは、どんな青物も喰ってくれる鉄板ミノーです。
こんな人におすすめ
- 青物を釣ることが好きな方
- シンキングタイプのミノーを使用して釣りをしている方
【がまかつ】ホリゾンヘッド
美しい水平姿勢を生み出すためにウェイトバランスを徹底追求したアイテムです。
誰でも容易に綺麗な水平姿勢を生み出すことができ、高い釣果へと導いてくれます。
ヘッド形状は「パーフェクトラウンドヘッド」を採用し、あらゆる操作に対して素直なアクションを演出しやすくなっています。
サイズバリエーションが豊富な点もおすすめポイントです。
【グッピー】メタルジグ ルアー セット ジグパラ
センターバランス設計で高い「遠投性能」を備えたメタルジグです。
また、風が強くキャスト制度が下がる状況でも、飛行姿勢を安定させ狙ったポイントへストライクキャストを実現します。
高強度のフックを採用しているため、耐久性・防錆性・貫通力に優れ、抜群のフッキング性能を発揮します。
さらに、ティンセルが標準装備されており、フラッシングによるアピールで集魚効果抜群です。
お得なジグ4点セットでケース付き、大変コスパの高いアイテムと言えるでしょう。
青物釣り用ルアーのオススメ収納ケース
青物釣り用ルアーを収納ケースに入れて持ち運ぶと、ルアーどうしのひっかかりや破損を防ぎ、取り出しやすくなるので便利です。
おすすめの収納ケースをご紹介します。
【メイホウ】リバーシブル
両面収納可能な「リバーシブルタイプ」を採用したことで、「200×126×36mm」とコンパクトながら収納力に優れたモデルです。
ポケットやバッグなどの小さなスペースに入れることができるため、移動時も楽に持ち運びが可能となります。
また、水抜けダクトが装備されているため手入れが簡単なほか、フックのサビをしっかりと防止します。
価格は500円ほどでリリースされお求めやすいアイテムです。
【HAMILO】タックルボックス
両面収納可能な「リバーシブルタイプ」を採用したモデルです。
150mmクラスのルアーを片面5個、計10個の収納スペースを設けており、コンパクトな見た目ながら「収納力」に優れた特徴があります。
また、ケースには持ち手が搭載されており持ち運びにも便利な仕様となっています。
同ケースが2個セットでリーズナブル、「コストパフォーマンス」の高いアイテムと言えるでしょう。
青物の釣り方・ポイント
最後に青物ルアーでの釣りについて、おすすめの場所やタックル、仕掛け、ルアーアクションのコツなどをご紹介します。
おすすめの時期・場所
青物をルアーで釣るには、船での海釣りの他、堤防や防波堤、サーフからのショアジギングも可能です。
春から秋にかけて長い期間楽しめますが、おすすめの時期は海水温が上がる夏から秋にかけての頃です。
海水温が上がることで、青物の餌となる小魚が岸に迫り、それを追う青物も岸に迫ってくるので、大物が期待できます。
青物釣りにおすすめのタックル・仕掛け
青物釣りにおすすめのタックルや仕掛けをご紹介します。
【メジャークラフト】3代目 クロステージ CRX-1002MH
価格が10,000円以下と安価ながら、上位機種と比べ遜色ない「軽さ」「操作性」「強靭さ」を兼ね備えたハイコスパロッドです。
ブランクス全体にメーカー独自の技術である「マイクロピッチクロスフォース」が採用され、ロッド操作時に生まれるネジレを極限まで低減します。
安定したキャスト制度、ルアーアクション、卓越したろどパワーを実現し、あらゆる状況で最大限のポテンシャルを発揮できるでしょう。
【ダイワ】海上釣堀仕掛け SS 青物SP 11-4
貫通力抜群の「サクサスフック」採用で、フッキング率を向上しバラシを軽減するアイテムです。
ハリスには「ピンクフロロ」が採用されており、水中に溶け込みやすいため魚に違和感を与えません。
また、アングラー側は視認性が高く、僅かなラインの動きをを目視しやすくなっております。
不意の大物にも対応できるよう「チモト・サルカン部編み込み仕様」で強度抜群、安心して引き寄せが可能です。
【ダイワ】15年式 ソルティガ 10H
ダイワ史上最強の「耐久性」を誇ると言っても過言ではないスピニングリールです。
メーカー独自の機構「マグシールド」搭載で、過酷なフィールドで長期間使用しても快適な巻き心地を維持し続けます。
また、ライントラブルが少ない点もこのリールの特徴としてあり、ベール形状が凹凸のない滑らかな形状を採用したことでラインの放出がスムーズになります。
抜群の遠投性能、トラブルレス、強靭なボディで異次元の釣りが展開できるエキスパート向けモデルです。
青物釣り用ルアーの付け方・結び方
青物を釣るために必要な仕掛けとしては、ライン、ショックリーダー、ルアーです。
非常にシンプルな仕掛けですが、大型の青物の引きにも負けないしっかりとした付け方、結び方をすることが重要です。
こちらの動画では、特に強度の高い結び方を紹介していますので、ご参照ください。
ルアーアクションのコツ
青物ルアー釣りでは、仕掛けがシンプルな分、魚にとって魅力的なアクションがカギとなりますので、コツをお話しします。
ワンピッチジャーク
最も一般的なのが、ワンピッチジャークアクションです。
これは、一度竿であおってシャクるあいだに1回リールを回す、というのを連続して行うアクションです。
これをゆったり巻いたり、高速でシャクりと巻きを繰り返したりして緩急をつけて行うことで、ルアーに生き生きとした動きを出します。
ロングジャーク
一方で、少し高度なテクニックとしては、ロングジャークアクションがあります。
これは、ワンピッチジャークアクションよりも大きくロッドを左右に振り、巻いていくものです。
風の影響を受けやすいことと、大きい動作でダイナミックな魚の動きを表現することで、少々高度なアクションといえます。
これらのアクションをまず交互に試してみて、アタリがあるアクションを集中的に行うのが釣果を上げるコツです。
青物釣り用ルアーのまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【2024年】青物釣り用ルアーおすすめ14選!釣れるルアーの種類を徹底解説」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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