日常生活でサバの缶詰は目にすることがあってもアジの缶詰は見かけないのはなぜなのでしょうか?今回、釣りラボでは、アジが缶詰に向いていない理由に触れた上で、株式会社シーライフが独自の技術で開発したおいしいアジ缶とそのレシピについて紹介します。
アジ缶について
最近は缶詰ブームが巻き起こり、お店に行くとさまざまな種類の缶詰が所狭しと陳列されています。
製造・保存技術の進歩によって味についても一昔前と比べて格段に向上しており、各種食材と組合わせて美味しい缶詰レシピも生まれています。
そんな缶詰ですが、やはり馴染み深いのはサバ缶などの魚介系缶詰でしょう。
ここではその中でも、アジの缶詰について考えてみましょう。
アジ缶とは?
皆さんはアジの缶詰を見たことがありますか?
サバ缶やマグロ缶などはよく目にするかと思いますが、アジ缶は見たことがないという方も多いのではないでしょうか。
多くの人が好んで食べる代表的な魚ですが、缶詰がほとんど無いことは不思議ですね。
アジ活かしクーラーのことを意味する場合も
アジ缶というと、単純にアジの缶詰のことを指す場合と、アジを活きた状態で保管するアジクーラーのことを指す場合があります。
アジクーラーについて少し触れましょう。
鮮度が大切な魚は、何よりもイキイキとした環境下で保管し持ち帰ることが大切です。
ことアジに関しては、このような保管装置のことをアジ缶と呼ぶのです。
おすすめのアジ活かしクーラー(アジ缶)
具体的にどのようなアジ活かしクーラー(アジ缶)があるのか見てみましょう。
【メイホウ】アジカンサイクロン
自宅でもアジ釣り
小型な形状にもかかわらず20匹ものアジを元気に泳がせることができるアジ缶です。
別売りのエアーポンプを装着してサイクロン水流を生み出すことでアジたちが大海原を泳ぐような感覚を与えることができます。
半日は元気に活かすことができるため家まで新鮮なまま持ち帰ることも容易です。
こんな人におすすめ
- フィッシングトーナメントなどの、アジ釣り競技に参加する方
- 新鮮なアジを手軽に持ち帰りたい、アジ釣りをよくする方
アジ活かしクーラー(アジ缶)の自作・改造方法
先ほど紹介したアジ缶は自作できないのかと考える方もいるかと思いますが、実際にDIY工作でアジ缶を作った動画が公開されています。
市販のクーラーボックスに100円ショップやホームセンターで材料を揃えて楽しく工作していますので、興味のある方はぜひ自作・改造にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
アジの缶詰が売られていない理由
さて、アジ活かしクーラーとしてのアジ缶について紹介しましたが、食品缶詰としてのアジ缶について、どうして他の魚介系缶詰のように売られていないのか気になる方も多いかと思います。
アジ缶が作られない一番の理由は、ずばり「臭いがきついから」です。
アジはサバやイワシなどの青魚と異なり、死後の身から発せられる腐臭が強い傾向にあります。
この腐臭の正体は「ヘキサナール」といい、脂肪酸の酸化によって発生します。
一般に「生臭い」「青臭い」という表現をされることの多いヘキサナールですが、缶詰にすることでこの臭いが大量に発生するため、アジ缶は製造されにくいのです。
実はおいしいアジ缶も販売されている?
そんなニオイのきついアジ缶ですが、実は2018年にとある会社から美味しいアジ缶が発売されました。
【シーライフ】どんちっちあじ水煮
絶品のどんちっち缶詰
島根県の缶詰会社が、浜田漁港で穫れる脂身たっぷりのブランド「どんちっち」を缶詰化することに成功しています。
アジから出てくる、油分を含む液を手間を掛けて処理することで臭いを抑えているのです。
一日に少量しか製造することができないため希少ブランドとして人気を集めています。
こんな人におすすめ
- 美味しい缶詰のファンで、新しい美味しさを探している方
- アジを食べる機会がなかなかない方、缶詰で手軽に味わいたい方
アジ缶を使ったレシピをご紹介
そんなシーライフのアジ缶を使った、おいしいアジ大根のレシピを紹介します。
材料
作り方
これで簡単に美味しいアジ料理を食べることができます。
レシピの内容はこちらに書かれていますので参考にしてください。
アジ缶についてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「アジの缶詰が売られていない理由とは?おいしいアジ缶のレシピもご紹介!」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。