釣り餌の定番として、多くの釣り人に親しまれているアミエビ。そんなアミエビを飼育することはできるのでしょうか?今回、釣りラボでは、アミエビの飼育について必要な道具や手順、注意点などを詳しく解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
アミエビとは
アミエビの飼育方法をこちらの記事ではご紹介していきます。
具体的な飼育方法をご説明する前に、まずはアミエビの特徴・入手方法などについてご説明していきます。
飼育方法が早く知りたいという方は、読み飛ばしてください。
アミエビの特徴・生態
アミエビの特徴・生態についてご説明します。
アミエビは、十脚目根鰓亜目サクラエビ科アキアミ属に属している小型のエビの仲間に分類されます。
見た目の特徴は、細く長い体に、体長の倍以上長い触覚があります。
アミエビの体色は、ほぼ無色透明で尻尾の面に赤い色の点が二つあります。
生態は、アジアの多くの内湾域に生息していて国内では、富山湾や瀬戸内海、有明海などで生息しています。
食性は、プランクトンなどを主に捕食しています。
アキアミ・オキアミとの違い
アミエビの標準和名はアキアミです。
オキアミと混同しやすい名称ですが、2種類の生物は全く別の生き物です。
アキアミとオキアミの違いを詳しくご説明します。
アキアミはサクラエビ科に属した、正真正銘エビの仲間です。
対して、形態はエビに似ていますが、オキアミはオキアミ科に属したプランクトンの仲間です。
見た目の特徴にも違いがあります。
エビの仲間に属するアキアミの頭胸部は背甲に覆われていて、胸部、腹節と尾節に分けられ、胸部の5節それぞれに附属肢があり、その内2対が退化して残りの3対が顎脚と呼ばれる顎のようなものが存在します。
対して、プランクトンの仲間であるオキアミには顎脚が存在しません。
アミエビの用途・使い道
アミエビの用途・使い道についてご説明します。
アミエビは、サビキ釣りでの撒き餌として有名ですが、実は食用としても販売されています。
アミエビの入手方法・解凍方法
アミエビの入手方法・解凍方法をご説明します。
アミエビの値段・相場
アミエビの値段は高くなく、相場もキロあたり400円前後です。
アミエビの入手方法
アミエビの入手方法は、スーパーマーケットや釣具店で入手できます。
ネット通販でも入手できます。
解凍方法
販売されているアミエビの多くが、冷凍された状態で販売されています。
夏の時期は気温も高く自然解凍でも1時間〜2時間程度で解凍できまが、冬の時期になると自然解凍では4時間前後かかることもあります。
素早く解凍したい場合は、ボウルやタライなどにお湯を張り袋ごと浸けることで解凍時間を短縮できます。
あらかじめ、小分けタイプのアミエビを購入するのもおすすめです。
アミエビの飼育方法
それでは、本題のアミエビの飼育方法をご説明します。
アミエビの飼育に必要な道具
アミエビの飼育にはいくつか必要な道具があるのでご紹介します。
水槽に水を入れるだけではアミエビは飼育でません。
水質汚染はアミエビ飼育にとって悩みの種です。
そこで、水質を改善してくれる便利なフィルターを下記でご紹介します。
アミエビ飼育におすすの床砂をご紹介します。
飼育に水槽は欠かせません。
アミエビ飼育の手順
アミエビ飼育の手順をご説明します。
入手したアミエビは、すぐに水槽に入れずに別の容器に入れ、水槽の水温に慣れるように徐々に水槽内の水を混ぜていきます。
アミエビは水質の変化に弱いので、慎重に行いましょう。
アミエビを飼育する際の注意
アミエビを飼育する際に注意しなくてはならないのが、水質の悪化です。
アミエビの死んだ個体などを放置したり、水の交換を怠るとアミエビが弱ってしまいます。
アミエビを餌に飼育できる生き物
アミエビを餌に飼育できる生物をご紹介します。
ハナダイ、ハナゴイ、オオテンハナゴイ、シマヤッコ、クマノミ、タツノオトシゴなどです。
アミエビの飼育方法のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「アミエビの飼育方法を徹底解説!アミエビの飼育に必要な道具や注意点を紹介」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。