釣りをする際に使うことが多いルアー。実は簡単に自作できることはご存知でしょうか?オリジナルのルアーで釣りをすることはとても楽しそうだと感じませんか?今回、釣りラボでは、自作ルアーの作り方について紹介いたします。
そもそもルアーとは?
ルアーゲームでは当たり前に使っているルアーですが、そもそもルアーとは何なのでしょうか。
釣具やに行くと数多くのルアーが並んでおり、ルアーの見た目や素材は様々なものがあります。
ルアーの多くはエサとなる小魚やエビを模して作られています。
疑似餌と訳されますが緻密に小魚に似せているわけではないので、エサのかわりとなる何かという訳が正しいように思えます。
ルアーは簡単に自作できるの?
様々な形があるルアーですが、実は簡単に自作することができます。
どんなルアーが簡単に自作できるか紹介します。
作るルアーの種類によって難易度は変わりますが、ほぼすべてのルアーを自作することができます。
樹脂を使ったものは専用の道具が必要となる場合がありますので、最初の自作ルアーとしておすすめなのは木材から簡単に作れるトップウォーターです。
簡単にできる自作ルアーの作り方
ではどうやってルアーを作っていくのかを紹介していきます。
必要な材料から作り方まで順番に紹介していきます。
自分がどのようなルアーを自作したいかイメージしながら読んでいただくことをおすすめします。
①木材から空き缶まで使える?使うな材料はどんなもの?
まずは自作ルアーに使う材料からです。
作るルアーにもよりますが、さまざまな素材が使えます。
バルサ材のような木材を主体にしたものはもちろん、レジン樹脂や発泡ウレタンでもルアーを作ることができます。
また、金属系の素材を使う場合は鉄板やブレードを使う場合が多いですが、スプーンや空き缶といった身近なものでもルアーの素材となります。
身近なものから作ることができますので、新しく材料を全て揃えるよりまずは作ってみようというところから始めることをおすすめします。
②どんなものを作る?図案を決めよう!
次にどのような形にするかを決めます。
スプーンやスピナー、ペレットのようなシンプルなものは軽いスケッチを用意すると良いでしょう。
ミノーやバイブレーション、ペンシルルアーを自作する際は本体の加工がとても重要です。
できれば設計図を用意すると良いでしょう。
虫ルアーや羽根物を自作する場合は装飾が重要になります。
特に羽根モノはいくつかバリエーションがある図案を用意して幅を拡げましょう。
③図案を元に形を作ろう!
いよいよ自作開始です。
図面を元に本体の形を作っていきます。
基本は本体を縦に分割して半分ずつ作っていきます。
そうすることで中にワイヤーやシンカーを仕込むことができるようになります。
半分ずつ作ったら、中にワイヤーを仕込んでラインアイやフックアイを作ることを忘れないようにしましょう。
本体制作の方法によってシンカーを入れたりすることで浮き性能を調整することができます。
オモリを入れてシンキングタイプにするのも空間を残してフローティングタイプにするのも自分の思うままです。
④塗装・コーティングをしよう!
そのままのルアーでは水が入ってしまうのでまずはコーティングをします。
その後自分好みの色にカラーリングデザインを行っていきます。
塗装はエアブラシ塗装が色ムラが出にくくおすすめです。
塗装を終えたルアーには色止めのためのトップコートを吹きましょう。
塗装をせずにホログラムシートを貼るという方法もあります。
ただし、ホログラムシートは使用中に岩で削られることがありますので、シートが削られないようにホログラムにクリア塗装をしておきましょう。
初心者でもできるキットやリメイクをする方法
自作ルアーを作ってみたいけど一から材料を揃えるのはちょっとという方には自作ルアーキットがおすすめです。
最近は自作ルアーが人気になっていることもあり、初心者でも簡単に自作ルアーを作れるように自作ルアーキットというものが発売されています。
まずは自作ルアーの雰囲気だけでも楽しみたいという方にもおすすめしたいキットです。
キットのベースに100均で売っている塗料やシートでコーティングするだけでオリジナルのルアーが完成します。
完全自作とは異なり、思ったルアーのアクションが全く出せないということもありませんので、簡単に自分だけのオリジナルルアーを作ることができます。
自作ルアーの使い心地はどんな感じ?
自作ルアーはその出来次第で大きく動きが変わります。
恐らく作りたての自作ルアーは使い心地がイマイチかもしれませんが、自分で調整して好みの使い心地に育てていくことも楽しみの一つです。
ルアーアクションがシビアな渓流でトラウトや鮎、アキアジなどを狙っている方は狙い通りのアクションを出せるまで細かい調整を何度も繰り返します。
ナマズやシーバスを狙うために後で羽根モノに改造したりして鯰狙いの爆音ルアーに使い心地を変えることもできます。
ルアー以外でも自作できるものがたくさん!
自作ルアーの紹介をしましたが、実はルアー以外にも自作できる釣りアイテムはたくさんあります。
自作ルアーから始めて、多くの釣具を自作してみましょう。
自作アイテムに囲まれて釣りをすることで、より釣りが好きになるはずです。
それでは自作できる釣具を簡単にいくつか紹介します。
ルアーだけじゃない!回収機も自作できる?
ルアーフィッシングをしていてショックなアクシデントはルアー紛失です。
そんな時に大活躍するルアーキャッチャーも自作することができます。
簡単なものであれば棒状のものにネクタイハンガーを取り付けるだけで完成します。
自作したルアーを紛失しないようにルアー回収棒も自作してしまいましょう。
ルアーケースの自作もおすすめ!
自作したルアーを収納するボックスやワレットも自作することができます。
ワレットは文具ケースを改造したり、ボックスタイプは工具ケースを元に自作すると簡単に作れるでしょう。
こんなものまで!?ポークを自作する人まで…
さすがにこれは、と思うような物まで自作している方がいます。
最近バス釣り界で人気のポークルアーを作る強者まで出てきています。
豚の皮や脂身を使って作るルアーで、手間や匂いなどの問題があり自作は難しいものですが、釣りへの愛がすごいのでしょう。
自作ルアーについてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「ルアーは簡単に自作できるって本当?作り方を徹底解説!」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。