サクラマスは地域を移動すれば1~10月まで釣りが楽しめます。しかし、サクラマスを釣るためには、釣り場に合わせたロッド選びが重要。今回、釣りラボでは、どんな場所でどのくらいのサイズを釣りたいのかに注目して、おすすめのロッドを紹介していきます。
ロッド・釣り竿そもそもサクラマス釣りってどんな釣り?

サクラマスは体長50cm以上の大型の個体で、銀色の体表におおわれており背中には黒い小さな斑点が無数に存在します。
サクラマスは大型の個体であるからこそ釣りごたえもあり人気な魚種です。
サクラマスが釣れやすい時期
サクラマスの釣りやすい時期を把握するためには、生態を理解する必要があります。
サクラマスの名前の由来は、サクラの咲く時期にたくさんとれるためだと言われています。
現在でも、春にはたくさんのサクラマスが遡上している様子を確認することができます。
遡上の時期になると多くの釣り人が河川周辺に集まって釣りを行います。
具体的には本州では2月~6月まで、北海道では4月~7月までが絶好の時期です。
サクラマスが釣れやすい時間帯
朝マズメ、もしくは夕マズメがサクラマス釣りに一番適した時間です。
しかし、昼間でも決して釣れないことはありません。
サクラマスが釣れやすい場所・ポイント
春になるとサクラマスは、河口付近から真水に体をなじませながら遡上を繰り返します。
そのため、2月3月あたりは河口付近に生息していると考えられます。
その後休憩所という比較的流れの少ない場所に群れを作って集まります。
例えば、浅瀬の横にある深みや急流をこえたあとの上流の深みやテトラポットの周辺に集まっていることが多いです。
ポイントを把握することができればコンスタントに狙っていきましょう。
サクラマスが釣れやすい地域・エリア
東北で一番有名なサクラマス釣りの河川が追波川です。
東北には他にも米代川が有名です。
関東圏の方は利根川が一番行きやすく、釣果も期待できます。
ただし、やはり長距離移動となりますので、少し大変です。
ほかにも福井の九頭竜川や北海道でサクラマスを釣り上げることが可能です。
サクラマスのおすすめの釣り方
サクラマスの釣り方は様々存在しますが、メジャーな釣り方はミノーやスプーンで釣る方法です。
基本的にはトラウト系の釣り方で釣り上げることがほとんどです。
しかし、フライフィッシングなどはあまり適していません。
フライフィッシングは大型の個体になると対応しきれないためです。
ミノーで釣る
一般的な巻物であるミノーが一番釣果が高いです。
人気の高いルアーとして、トップウォーターなどもありますが、サクラマス釣りにはあまり適していません。
スプーンで釣る
ルアーよりも遠くに飛ばして釣りたい方におすすめなのがスプーンです。
テンションを緩めに巻くことで多くのサクラマスが存在している深みも攻めることができ、ミノーに比べると万能な釣り方であると言えるでしょう。
サクラマスのロッドの選び方

サクラマスは大型の個体が多く存在するため、丈夫なロッドを選びましょう。
釣り場に合わせて選ぶ
釣り場に合わせたロッド選びも重要です。
狭い場所であれば遠くにキャストする必要もないので、短めのロッドを選択しましょう。
基本的には短い竿は河川で釣りを行う場合に適しています。
広い場所であれば長いロッドを用いるのが一般的です。
主に海釣りです。
狙いたいサクラマスのサイズで選ぶ
小さいサクラマスをねらうのであれば、ヤマメやイワナ用のロッドで十分対応することが可能です。
大きいサクラマスの場合は太くて長い竿を選ぶように心がけましょう。
少し固めのロッドを選ぶ
少し固めのロッドを選ぶ理由は個体が大きく、引きが激しいためです。
また、サクラマス釣りを行う際には必ず根掛かりなどのトラブルが発生することも多いため、少し固めのM以上のロッドを選ぶことがおすすめです。
価格帯から選ぶ
サクラマスのロッドは比較的に高価なものが多いです。
初心者の方はできるだけ安いロッドを購入することがおすすめです。
渓流釣りを行う方は、トラウト釣りで使用しているロッドを使い回ししても良いかもしれません。
人気メーカーから選ぶという手も
アブガルシア、ティムコ、ダイワなど様々なメーカーのロッドが存在します。
自分の好みのメーカーを選んでそのあとにロッドを選んでも良いでしょう。
【コスパ最強】サクラマスロッドおすすめ14選!

おすすめのサクラバス用のロッドをポイント別に紹介します。
自分の釣りたいポイントを定めてから選びましょう。
海釣りにおすすめのサクラマス用のロッド3選
サクラマス専用の海釣りロッドはあまりなく、ほとんどがシーバス用です。
シーバスとサクラマスは生息範囲もかぶることがあり、サクラマスを狙っていてもシーバスがつれることが多々あります。
【Goture】Allomer
シーバス用のロッドですが、サクラマスにも使用することが可能です。
収納するのも容易で、何より値段が安いために初心者におすすめです。
【ダイワ】ショアジギングロッド 97MH
オフショアでのショアジギング用の竿です。
青物でも容易に釣り上げることが可能なためにサクラマスでも問題ありません。
硬さが特徴的なロッドです。
【テイルウォークKEISON】海SAKURAMAS II 96ML
海釣りに特化したロッドです。
長さもあり、遠投に向いています。
渓流におすすめのサクラマス用のロッド3選
渓流には比較的に小さめのサクラマスしか存在しないために、一般的なトラウトロッドで対応可能です。
【メジャークラフト】トラウティーノ渓流モデル TTS-822MH
メジャークラフトとは渓流釣りでは人気のメーカーです。
しなやかさのあるロッドでルアーを操ることが可能です。
【ダイワ】ワイズストリーム 45ULB-3
カーボンでできているためにしなりがあり丈夫です。
サクラマスだけでなく、ニジマスにも対応できます。
【テイルウォーク】troutia 55L/C 17289
テイルウォークは渓流釣りのブランドでは有名です。
比較的小さめのサクラマスは対応可能です。
河口の本流におすすめのサクラマス用のロッド3選
河口付近にも比較的に大型なサクラマスが存在するためにロッド選びは重要です。
できる限り淡水でも海水でも対応することのできるロッドを使うと良いでしょう。
【シマノ】スピニングロッド ルアーマチック 2本継ぎ S80MH
海釣りというよりも河口での釣りに向いています。
比較的にロッドの長さも短いためにどこにでも対応することのできる竿です。
【アブガルシア】クロスフィールド XRFC-662ML-BF
ソルトウォーターでも淡水でも使用できるロッドです。
どちらとも対応できるという点で塩分濃度の変化の激しい河口で用いることが最適です。
【ソウルズ】エクスプローラー TF-E86HS-TZ
サクラマス専用でセッティングされた珍しいロッドです。
値段が高いために上級者におすすめです。
湖におすすめのサクラマス用ロッド3選
湖にもサクラマスが存在します。
ニジマスとサクラマスが多く存在するために、大型の個体にも対応できるトラウトロッド選びが需要です。
【Jackson】トラウトアンリミテッド TUSS-822ML
程よい弾力があり、思い通りにミノーなどを操ることが可能です。
【テンリュウ】ロッド レイズ インテグラル
大物用のトラウトのためにセッティングされたものです。
シンプルな作りで高級感があるために、一生使用できるモデルです。
【アブガルシア】ロックフィッシュ エラディケーター EBFC-79LS-TZ
人気メーカーのアブガルシアのロッドです。
ベイトリール対応で、大きなサクラマスにも対応することが可能です。
【2021年〜2022年新作】おすすめのサクラマス用ロッド6選!

新作のサクラマスロッドを紹介します。
【シマノ】エクスセンス ジェノス 20
シマノのシーバス用の最新商品です。
シーバス用ですが、その丈夫さからサクラマス釣りでも代用可能です。
また、全部黒基調という点でかっこよさもありシマノらしいロッドです。
【シマノ】ルアーマチック MB 20
どの魚種にも対応できる珍しい竿です。
特徴はなんといってもシーバスでもトラウトにもメバル、ブラックバス、ヒラメ、鮭にも対応可能です。
初心者の方におすすめの商品です。
【天龍】レイズ
天龍のサクラマス用ロッドであるレイズに2021年、3タイプが追加されました。
大河川でフルキャストできる9.1フィートの遠投モデルと、オールラウンダーの8.4フィートのスピニングモデル・ベイトモデルの3タイプです。
特に遠投モデルはハイシーズンで釣り人が多い時に周りが届かないポイントを攻めることができるという強みがあります。
【パームス】ショアガンエボルブ SFTGS-103MH
海サクラゲームに最適なのが、2021年パームスから発売されるショアガンエボルブシリーズです。
ロングレングスかつMHクラスのパワーでMAX50gまでキャストでき、サーフや磯などの大場所での遠投に最適。
ジグやヘビーミノーなどを力強くキャストできます。
活性が高いハイシーズンに広大なポイントでフルキャストし、ガンガン掛けていくのにおすすめのロッドです。
【シマノ】カーディフ NX S86M
2020年、シマノから発売のトラウト専用ロッドです。
カーディフ NX S86Mは、河川への遡上前や遡上直後のサクラマスはじめ、大型トラウト類をターゲットにしている仕様になります。
ミディアムアクションのブランクスを搭載し、基本アクションのジャーキングでサクラマスを狙うには打ってつけの一本です。
シマノ独自技術のスパイラルXとハイパワーXで、遠投キャストからキャッチまでの一連の操作がバランス良く発揮できるロッドに仕上がっています。
【ソウルズ】TF-JA88XHS-TZ JAPAN
ソウルズから2017年発売のサクラマスロッドです。
トラウティストであれば、その名を知らないソウルズブランドから発売された、ジャーキング TF-JA88XHS-TZ JAPANは、社長の佐藤さんが自ら手掛けるジャークアクション専用モデルです。
数量固定生産品で即売されてしまいますので、マニアの方は見つけたら購入欲が湧いてしまうブランドの一本です。
【テイルウォーク】S78XH
テイルウォークから2020年発売の大型トラウト専用スピニングロッドです。
KEISON RUNSBACK SPEC-K S78XHは、中長距離キャストが必要な、河口から中流域に遡上するサクラマスやカラフトマスなどの大型トラウトをターゲットにしています。
ディープダイバーミノーなどの引き抵抗圧が強いルアーでも、操作性よくアクションさせることが可能な高硬度なティップが搭載されています。
【シマノ】カーディフ モンスターリミテッド TW83ML
カーディフ モンスターリミテッド TW83MLは、シマノから2017年に発売になった、本家サクラマス専用ロッドになります。
伝統の受け継がれたカーディフシリーズのハイエンドロッドになり、今回モデルは、ブランクス外皮にレインボーチタンセラミックコートが標準採用され、軽さを前面に出した、繊細な振り抜きを実現できるサクラマスロッドに仕上がっています。
サクラマス用ロッドについてまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【2022年】サクラマス用ロッドおすすめ人気20選!選び方や釣り場で変わる特徴を徹底攻略」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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