アキアジ釣り用のロッドは数多く販売されています。どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。そこで今回、釣りラボでは、アキアジ釣りにおすすめのロッドを詳しい製品情報とともにご紹介します。ロッド選びに失敗しないための選び方も解説します。
ロッド・釣り竿そもそもアキアジ釣りとは?

そもそもアキアジ釣りとはどんな釣りをいうのでしょうか。
まず、アキアジという魚のことをご紹介します。
アキアジとはサケ(シロザケ)のことをいいますが、ベニザケやギンザケなどを総称してよぶこともあります。
特に東北から北海道でシロザケのことをアキアジと呼んでいます。
アキアジは概ね9月頃から産卵のため川を遡上しますが、川での釣りは、資源保護の為に制限されています。
ただし川に遡上する前の海では釣ることが可能です。
アキアジ釣りとは、川に上る前の海での釣りになります。
アキアジの釣り方にはどんな種類がある?
アキアジの釣り方にはどんな種類があるのでしょうか。
アキアジの釣り方には、主に行われているもので3つのやり方があります。
釣り方1:ぶっ込み釣り
1つ目はぶっこみ釣りです。
ぶっこみ釣りとは、ウキを用いずにオモリの先にハリを配置した仕掛けをポイントに投げたら、アキアジが掛かるのを待つ釣り方です。
釣り方2:浮きルアー釣り
2つ目は、浮きルアー釣りです。
ウキ釣りですが、エサ釣りではなくウキの先にはスプーン(アキアジ専用のものもあります)とタコベイトフックなどを配置した釣り方です。
アキアジ釣りでは、浮きルアー釣りが良く行われていますが、ウキを用いないルアー釣り、例えばショアジギングでも狙うことができます。
釣り方3:ウキフカセ釣り
3つ目がウキフカセ釣りで、ウキ釣りですがウキ、ハリにつけエサの他にコマセなどをまいてアキアジを集めます。
アキアジ釣りに必要なタックルは?
アキアジ釣りに必要なタックルを、釣り方別に簡単にご紹介していきます。
ぶっ込み釣りに必要なタックル
ぶっこみ釣りは基本的には投げ釣りになるので、ロッド、リール、ライン、オモリ、ハリス、フックが必要になります。
浮きルアー釣りに必要なタックル
浮きルアー釣りは、ロッド、リール、ライン、ハリスの他に、ウキ(ウキルアー専用の物が販売されています)、スプーン(ウキルアー専用のものが販売されています)、タコベイト(フック付きのもの)などです。
なお、浮きを使わないルアーフィッシングをする場合は、ロッド、リールの他に、ライン、ハリス、ルアーが必要です。
ウキフカセ釣りに必要なタックル
ウキフカセ釣りは、ロッド、リール、ライン、ウキ、オモリ、ハリス、フック等が必要です。
その他に必要なタックル
他には一般的な釣りのタックルとして、タモアミやバッカンなども準備しましょう。
またぶっこみ釣りは、待つことが多いので、竿掛けなどがあると便利です。
アキアジ釣りロッドの選び方は?

アキアジ釣りのロッドの選び方をご紹介していきます。
特にウキルアーとウキフカセ釣りを意識したロッドになりますが、他の釣り方にも当然使うことができます。
選ぶポイント1:ロッドのパワー(硬さ)
アキアジ釣りに使うロッドを選ぶ際にまず注意したいのが、ロッドのパワー(硬さ)です。
アキアジは大物になれば1mを超すものもいますので、アキアジの釣りではロッドにパワーが必要です。
ウキルアー等を行なう場合には、スプーンを含め60g程度の重量をキャスト必要があり、パワーが不足していると、ロッドが負けてしまいます。
アキアジ用とされているロッドのパワーはXやXHの物もありますので、ロッドを選ぶ際にはパワーは同程度のものを選ぶと良いでしょう。
ただし、シーバスやヒラメと兼用も考える場合にはMあたりを選んでおいたほうが、汎用性は広がります。
ロッドのパワーとしては、MからHを目安に選んでおくとよいでしょう。
選ぶポイント2:ロッドの長さ
アキアジロッド選びにおける2つ目のポイントは、ロッドの長さです。
サーフからアキアジを狙う場合にはある程度の長さが必要です。
アキアジ釣りには10ft~13ft程度の長さが良いでしょう。
ただし、あまり長いものは扱いずらいので、初心者は短めのロッドをおすすめします。
女性や子供は8ft~10ft程度のものをおすすめします。
選ぶポイント3:ロッドの軽さ
アキアジを釣るロッドはキャスト性能などを考え、比較的長めの物が多いのですが、その反面ロッドは重くなってきます。
1回や2回のキャストなら良いのですが、複数回キャストしたり、一日中ロッドを扱っていると疲労もたまってきて、最後にはキャストがやっと、という状態になります。
なので、ロッドはなるべく軽いものを選びましょう。
軽いロッドは、価格も高めの物が多いのですが、予算も考慮してなるべく軽いロッドを選ぶことをおすすめします。
選ぶポイント4:価格や予算で選ぶ
アキアジ用と銘打ったロッドやアキアジの釣りに使えるロッドは各メーカーから様々な性能と価格の物が販売されています。
もちろん性能の良いものは価格も高い場合が多いのですが、予算も考慮し適正な価格の物を選びましょう。
初心者であれば、価格の比較的安いものから初めてステップアップすることをおすすめします。
最初から高性能のものを選んでも使いこなせない場合もあります。
【コスパ最強】アキアジ釣りロッドのおすすめ9選!

アキアジ釣りのロッドおすすめ9選をご紹介します。
シマノやダイワなど定番のメーカーの物もありますので参考にしてみてください。
【初級・入門編】アキアジロッドおすすめ3選
まずは、初心者向けの入門アキアジロッドを3つご紹介します。
【アブガルシア】ノースフィールドアキアジ1002MH
アブガルシアのアキアジ専用ロッドで、価格設定も低く抑えられ、アキアジ釣りを気軽に始められます。
サーフからのキャスティングもできるので、ショアジギングでシーバスやヒラメなども狙うことができる汎用性の高いロッドです。
【シマノ】ソルティーアドバンス ショアジギングS100MH
ソルトでのルアー等を用いた釣りに適したロッドで、軽さやパワー、扱い易さを兼ね備え、かつリーズナブルな値段のロッドです。
パワーはMHとアキアジのみならず、大型の青物にも十分対応できます。
さらにパワーの高いHや小型の青物も狙えるMもバリエーションとして提供されています。
【メジャークラフト】ソルパラ ショアジギング SPX1002MH
初心者にも比較的扱いやすいように設定されたショアジギング用のロッドで、飛距離も稼ぐことができます。
60g程度のメタルジグにも対応できるパワーを持ち、アキアジのパワーにも対抗できるロッドです。
【中級者向け】アキアジロッドおすすめ3選
続いて、中級者向けのアキアジロッドを3つご紹介します。
初級者向けのロッドに満足できなくなったら、ぜひ使ってみてください。
【パームス】レラカムイ RKSS-126H+
パームスはレラカムイに4種類のレングスのサーモン対応ロッドを提供しています。
126H+はロングキャスとも考慮したスタンダードモデルです。
滑りにくいリールシートやコルクのグリップエンドなど細部までこだわり抜いたロッドのスペックは、満足できるものです。
【ダイワ】ソルティストAK 130HN
AKの名前の通りにアキアジを釣るために専用に開発されたロッドで軽く使いやすいのが特徴です。
パワーとキャスト性能を兼ね備え、アキアジを攻略するのに最も適した仕様に仕上がっています。
ショアジギングなどにも使える万能性も持ったロッドです。
【テイルウォーク】KEISON GINSEI PLUS 126H

サーフなどからの遠投を意識したサーモン専用のモデルで、長さの異なる3つのモデルが準備されています。
ブランクスには強度をアップした特別な表面処理を施し、ウキリグを含め多くのリグに対応する対応力を持っています。
【上級者向け】アキアジロッドおすすめ3選
最後に、上級者向けのハイエンドのアキアジロッドを3つご紹介します。
【ダイワ】モアザン 121XH・V カムイトゥクシー
ダイワのアキアジアキアジ用ロッドのハイエンドモデルといって良いロッドで、超遠投を可能にする強さと軽さをあわせ持っています。
遠投性能を保持しつつ、キャストの際の、精度も確保し、ポイントに正確に仕掛けを落とすことができます。
【シマノ】カーディフサーモンプレミアム120H
アキアジをウキルアー等で狙うための機能を満たしたロッドで、飛距離とキャストの正確性を確保しています。
ティップはアキアジの小さなアタリも見逃さない繊細さを有しており、かつヒットした際に確実にとらえることのできるバットのパワーを有しています。
【ダイワ】モアザンブランジーノAGS1010M/MH
シーバス用のロッドですが、アキアジにも十分使用可能で、軽量ながら扱いやすくロングキャスト可能です。
アキアジやシーバスの他に大型のヒラメ、オオニベなどもターゲットとするパワフルかつ、アタリを感じやすいファーストテーパーを採用しています。
【2021年〜2022年新作】アキアジロッドおすすめ4選

2020年以降に発売された新作アキアジロッドをご紹介します。
ぜひ、2021年シーズンに向けて、参考にしてみてください。
【ダイワ】21 ジグキャスター 100MH
2021年発売のジグキャスターをルアーウキ釣りで使用。
さまざまな魚種に対応するロッドで、アキアジにも充分使用可能です。
値段が手頃なのも魅力の一つです。
重たいルアーもしっかりと遠くの方までキャストしやすくバランスの良い扱いやすいロッドです。
また、軽量なので女性にも使いやすく入門ロッドとしてもおすすめです。
【メジャークラフト】3代目 クロステージ 北海道 サーモンモデル
メジャークラフトの3代目クロステージのサーモンモデルです。
長さが10ftから13ftまで4種類あり、技量等に応じて選ぶことができます。
強度と軽さを持ち、糸がらみの少ないKガイドを採用しました。
12ftは遠投する力と扱いやすさを兼ね備えたモデルで、2021年シーズンに向け揃えた置きたいロッドです。
【シマノ】ワールドシャウラ BG21055R-3
10ftの長さを持ち、ショアから大物青物やアキアジを狙うことができる力強いロッドで根元の部分のパワーを5に設定しています。
仕舞寸法も130cmと比較的コンパクトに設定されており、移動にも便利です。
滑りにくいEVAグリップの採用で、ファイトの際にもすべることが少なくなっています。
【シマノ】コルトスナイパー XR S100XH-3

シマノから2020年発売のショアジギングロッドになります。
コルトスナイパー XR S100XH-3は、ハイパワーブランクス、大口径ダブルフットガイドが搭載され、東北ではアキアジ釣りには安定的に使用されるロッドです。
一般的な飛ばしウキ仕掛け+スプーンの重量リグをキャストするにはスパイラルXコアが活躍し、ロングブランクスが高所からの取り込みまでを保証してくれるロッドです。
【ジャンプライズ】ツーリミット 105 モンスターバトル
ジャンプライズから2020年発売のショアジギングロッドになります。
ツーリミット 105 モンスターバトルは、30トンカーボンブランクスの剛性感が半端なく、重量級のリグキャストや、大型魚種との格闘を耐え抜くパワーを持っています。
遡上前のアキアジや接岸したカツオなど、一つのリグに2匹同時ヒットの特殊なパターンを想定したゲームには、ベストマッチのハードロッドになっています。
アキアジロッドについてまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【2022年最新版】アキアジ釣りにおすすめのロッド14選!特徴や選び方も解説!」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
アキアジロッドを
さらに探すならこちら!
関連するまとめ記事
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます






