スピニングタックルでのイカメタルを釣る方法、オモリグ。オモリグで釣果を上げるには、専用ロッドがおすすめです。今回、釣りラボでは、オモリグ用ロッドの特徴・選び方や人気商品とインプレを紹介していきますね。
ロッド・釣り竿 リグオモリグ用のロッドの特徴

オモリグ用ロッドとは、オモリグ釣法でケンサキイカを狙うための専用ロッドです。
オモリグロッドにはベイトロッドとスピニングロッドがあります。
重いオモリを使うオモリグでは、硬さのあるロッドが求められます。
オモリグロッドの長さ
オモリグロッドの長さは、6ft後半~7.5ftが適しています。
長めのロッドを使うことで、長さのある仕掛けを扱いやすくなったり、船の揺れの影響を受けにくくなります。
ただし、長すぎるとキャスティングしにくくなり、短すぎるとシャクり辛くなるので注意が必要です。
オモリグロッドのグリップ
オモリグロッドのグリップは、脇にはさめるよう長めに作られています。
ロッドエンドを脇に挟むことで、重さのあるオモリをシャクるときの負荷を軽減することができます。
オモリグロッドのティップ
オモリグロッドのティップは、チューブラかソリッドでできています。
感度が高く重いオモリをシャクることができます。
目立つカラーとなっていて、夜間の釣りでも視認性が保てるようになっていることも特徴です。
オモリグ用のロッドの選び方・ポイント

オモリグ用ロッドの選び方とポイントを見ていきましょう。
選ぶポイント1:スッテの重さ
スッテの重さは、オモリグロッドの硬さを決めるのに重要です。
オモリグでは、30号程度のスッテを使うことが多いです。
30号くらいの重いスッテを使う場合、MH(ミディアムヘビー)クラスのロッドが適しています。
選ぶポイント2:先調子かどうか
ロッドのテーパーは、胴調子のものがオモリグには向いています。
ロッドが大きく全体的に曲がることで、掛かったときの体への負担が軽減されたり、イカがバラしにくくなったりします。
選ぶポイント3:価格帯で選ぶ
オモリグロッドを選ぶ際、価格帯も注目すべきポイントです。
これからオモリグを始める初心者は、気軽に購入できる1万円前後の安いエントリーモデルがよいでしょう。
オモリグを極めたい方は、3万円以上するハイスペックなロッドもおすすめです。
人気メーカーから選ぶという手も
選び方に迷ったら、釣り用具の人気メーカーから選ぶと間違いないでしょう。
主要な釣具メーカーと言えば、ダイワ、シマノ、メジャークラフトなどがありますね。
他にも、プロマリン、墨族などからもオモリグロッドが販売されているので、チェックしてみてください。
【コスパ最強】オモリグロッドおすすめ9選

それでは、オモリグロッドのおすすめを9点ご紹介します。
初心者向けでおすすめのオモリグ用のロッド3選
オモリグ初心者には、なるべく安いロッドがよいでしょう。
中古のロッドも安く手に入るのでおすすめです。
初心者向けのおすすめは次の3点です。
【メジャークラフト】2代目ソルパラX イカメタル
価格は1万円以下ですが、十分な性能を持っているエントリーモデルです。
30号までのスッテに対応しています。
【プロマリン】アーティライド オモリグ 682MH
感度の高いソリッドティップを搭載したモデルです。
8000円以下で購入することができるので、気軽にオモリグを始められそうです。
【テイルウォーク】SSD メタリカ
25号までのスッテに対応したオモリグ専用モデルで、2020年に販売開始されました。
1万円以上で初心者には手を出し辛い価格ですが、その分性能に優れているので、オモリグを快適に楽しむことができそうです。
中級者向けでおすすめのオモリグ用のロッド3選
オモリグに慣れてきた中級者には、次の3点のロッドがおすすめです。
【シマノ】19セフィア SS メタルスッテ
高い強度と剛性を誇るスパイラルXを搭載したモデルです。
スピニングモデルが2種類、ベイトモデルが4種類の全部で6種類のラインナップになっています。
【ヤマガブランクス】バトルウィップ OR72/C
重いスッテを使いたい場合には、25号~40号まで対応しているこのモデルがおすすめです。
2020年に販売開始された最新モデルです。
適度なハリのあるチューブラティップで、手感度が高くなっているのが特徴です。
【ハリミツ】墨族ダイケンリミテッド
スピニングモデルとベイトモデルがありますが、どちらもmax50号までのオモリを扱うことができます。
形状記憶チタン合金トップが採用されたことで、目感度と手感度が高くなるだけではなく、柔軟性と強度も向上しています。
上級者向けでおすすめのオモリグ用のロッド3選
オモリグを追求したい上級者には、ハイエンドモデルのロッドがおすすめです。
次の3点をご紹介します。
【ダイワ】エスメラルダスAIR AGS
自重86gと軽量で操作性の高さを実現したモデルです。
メタルトップを採用しており、わずかなアタリも逃さない感度のよさが特徴です。
6種類のラインナップの中から、自分好みのオモリグを可能にするモデルを選ぶことができます。
【宇崎日新】アレス ブラックジャガー漢気
最新の技術と素材で開発されたオモリグロッドです。
20号や30号のスッテでも大胆に扱うことができます。
ティップは高弾性ソリッドが採用され、目感度・手感度ともに感度の高さを誇っています。
【カンジインターナショナル】月弓OMORIGSPEC
2020年に販売された、ハイエンドモデルのオモリグロッドです。
既存のシリーズの「負荷がかかる」という課題が、スローテーパーで4軸カーボンを巻き上げることで改善されました。
インプレでは軽いとの評価を受けています。
残念ながら、amazonと楽天では現在在庫がありません。
【2021年〜2022年新作】おすすめのオモリグロッド7選

上でお伝えした以外にも、まだまだ2020年以降に発売された新作オモリグロッドがあります。
以下2点ご紹介します。
【メジャークラフト】三代目クロステージ CRXJ-S702H/OMORIG
1万円弱で購入することができるコスパのよいモデルです。
前モデルに比べて少し短いレングスになり、扱いやすくなりました。
30号までのスッテに対応しており、幅広いシチュエーションで活躍しそうです。
【OLYMPIC】ヌーボ・カラマレッティー GCROS-702MMH-T
カラマレッティーの特徴である「軽さ」に加え、感度と操作性の高さを兼ね備えたハイスペックのモデルです。
細身で軽量ですが、パワーと粘りがあるのが特徴です。
楽天では在庫がなく、現在通販では入手が難しいです。
【シマノ】セフィアエクスチューンメタルスッテ S70MH-S/R
メタルスッテ仕様のロッドで、ハイレスポンスソリッドを採用し、長いハリスを使用した場合でもアタリを的確に感じることができます。
2021年に発売されたS70MH-S/Rは、レギュラーテーパー設計でオモリグの本調子に合わせてあり、重さのあるオモリを確実に操作できます。
水深は20~100m程度、20~40号のオモリを扱うMHパワー設定です。
【テイルウォーク】メタルゾンTZ S67MH/FSL
2021年、テイルウォークのハイエンドイカメタルロッド、メタルゾンTZにオモリグ対応モデルが登場しました。
変則2ピースで穂先はフルソリッド仕様。
フルソリッドならではの曲がりで、ノリの良さと身切れ防止効果を高めています。
それでいて、軽量、高感度を維持し、軽快なしゃくりを実現。
オモリは40号まで対応しており、重たいオモリでもアングラーに負担のかからない設計となっています。
【オリムピック】21GCALS-702MMH-T
2021年、オリムピックから発売のオモリグ専用ロッドです。
カラマレッティー オモリグモデル 21GCALS-702MMH-Tは、鉛負荷40号まで対応の中層レンジ仕様のロッドになっています。
チューブラーティップですので大きなジャークを得意とし、餌木やスッテを思い通りに躍らせる事が出来ます。
バッドは高剛性ハイカーボンを使用していますので、ドテラも可能なハイスペックな一本です。
【ダイワ】エメラルダス MX OR70MLS-S
ダイワから2021年発売のイカメタル・オモリグロッドになります。
エメラルダス MX OR70MLS-Sは、当モデルのイカメタル仕様をオモリグ対応にブラッシュアップさせたロッドです。
X45搭載により、ブレのないジャークが可能になっています。
ジギング設計を取り込んだこのロッドは、鉛負荷150gまで対応出来ることにより、よりディープレンジのイカを狙って獲ることが出来る仕様に仕上がっています。
【バレーヒル】レトロマティック-X RMXS-66S
バレーヒルから2022年新発売のティップランオモリグロッドです。
レトロマティック-X RMXS-66Sは、ティップランを主体にミドルレンジのオモリグエギングを楽しめるロッドです。
90g前後のシンカーを使用し、スライディングでオモリグを操作するゲームでは、ロッドの軽量化とバイト感知の良さで、専用ロッドよりアクション性豊かに誘うことが出来ます。
【がまかつ】ラグゼスピードメタルR B65M
ラグゼスピードメタルR B65Mは、2020年にがまかつから発売のオフショアエギングロッドになります。
シンカー負荷は25号までになりますので、オモリグ専用兼イカメタルで使用頂けるスペックになり、スルメイカやヤリイカ接岸時には、標準採用のSiCステンガイドが、微細なバイトをしっかりキャッチし、早めに掛けに行くゲームが展開出来ます。
オモリグロッドはどんなロッドで代用できる?

オモリグロッドは、他のロッドでも流用することができます。
ティップランロッドで代用する
オモリグロッドの代用として、ティップランロッドを使うこともできます。
ティップランロッドでオモリグに挑戦しているアングラーも多いです。
ライトジギングロッドで代用する
同じくライトジギングロッドでもオモリグは楽しむことができます。
ただし、快適にオモリグを楽しみたい場合、専用のオモリグロッドを使うことをおすすめします。
オモリグのロッドについてまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【2022年】オモリグ専用ロッドおすすめ18選!選び方や代用ロッドもご紹介」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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