釣り竿がダイソーでも買えるのをご存じでしょうか?100均で売られている釣り竿が本当に使えるのか気になる方も多いと思います。今回、釣りラボでは、そんなダイソーで売られている釣り竿について、種類や組み立て方、使い方などを解説していきます。
そもそもダイソーに釣り竿は売っているのか
100円均一であるダイソーは、キッチン用品や文房具といった消耗品のイメージはあるものの、釣り竿の販売店としてのイメージはないかもしれません。
しかし、近年のダイソーの商品展開は非常に幅広く、釣り竿をはじめとする釣具のラインナップは豊富です。
手軽にリーズナブルに釣りを楽しめるダイソー釣り竿について紹介します。
釣り竿はどこの100均で売っている?
釣り竿は、ダイソーをはじめとしたセリアなどの100均で販売されています。
しかし、どこの100均でも取り扱っている訳ではない上に、100均は商品の入れ替わりが激しいので、販売店は確実ではありません。
確実に売っている場所は確認してみないと分からないので、身近な100均を覗いてみるか、あらかじめ店舗に問い合わせてから向かうと安心です。
こちらは、過去に販売が確認されたダイソーの釣り竿取扱店の例です。
これら以外でも、関東地方にあるダイソーだと、
などにある「大型」あるいは「超大型」店舗において、釣り竿を含む釣具の販売がされてることが多いようです。
ダイソーの釣り竿で釣れるのか
ダイソーと聞くと、リーズナブルである代わりに耐久性や性能の期待はあまり出来ないように感じます。
しかし、ダイソーの釣り竿と言えど、フナやハゼ、テナガエビやザリガニ、小型のブラックバスや鯉、キスやイカなどを釣りあげることが可能です。
もちろん、あまり大物を狙うことはできませんが、十分釣りを楽しむことができるでしょう。
また近年、ダイソーの釣具のクオリティは年々上がっており、ネット上でも話題になっています。
ぜひ、一度挑戦してみても良いでしょう。
ダイソーの釣り竿の評判・口コミ
実際にダイソーの釣り竿を使用した方の評判や口コミによると、遊びやレジャーなどでちょっとした釣りを楽しむには十分と言える性能を持っていると判断することができます。
2021年に発売された新製品は、特に性能が高く、一部店舗では品切れ状態にもなっています。
ただ、一緒に購入することの多いリールには、ドラグが弱いなどの声もありますので、注意が必要です。
【2021年最新版】ダイソーのおすすめ釣り竿セット8選
それでは、ダイソーで販売されてある釣り竿について、具体的に見ていきましょう。
2021年に新しく発売された5つのタイプの釣り竿と、これまでに発売されていた3つのタイプをそれぞれご紹介します。
2021年に発売された最新のダイソー釣り竿5選
2021年には、ダイソーでは新たに2タイプのルアーロッドと3タイプの振り出し竿の発売を開始しました。
ダイソーのルアーロッド2選
ルアーフィッシング向けのロッドには、180cmほどのものと、210cmのほどのものがあります。
スペックはそれぞれ以下の通りです。
商品名 | ルアーロッド 180cm | ルアーロッド 210cm |
サイズ(cm) | 約180cm | 約210cm |
サイズ(ft) | 5.90ft | 6.88ft |
適合 ルアーウェイト | 6-12g(0.21-0.42oz) | 7-14g(0.24-0.49oz) |
適合 ライン強度 | 1.36-3.62kg(3-8lb) ナイロン/フロロ:1-2号 | 1.81-4.53kg(4-10lb) ナイロン/フロロ:1-2.5号 |
対応タイプ | スピニング | スピニング |
対象魚 | ブラックバス・根魚など | 根魚・小型回遊魚など |
値段 | 1100円(税込) | 1100円(税込) |
※どちらも別売のリールを購入する必要があります。
ダイソーの振り出しロッド3選
以前から発売されていた振り出し竿ですが、バージョンアップして新たに3種類の製品が発売されています。
それぞれのスペックは以下の通りです。
商品名 | 振り出し竿 210cm | 振り出し竿 240cm | 振り出し竿 270cm |
サイズ(cm) | 約210cm | 約240cm | 約270cm |
サイズ(ft) | 6.88ft | 7.87ft | 8.85ft |
対象魚 | アジ・サバ・キス・メバルなど | アジ・サバ・キス・メバルなど | アジ・サバ・キス・メバルなど |
釣り方 | ちょい投げ釣り・サビキ釣り・胴突釣りなど | 投げ釣り・サビキ釣りなど | 投げ釣り・遠投サビキ・ウキ釣りなど |
値段 | 660円(税込) | 770円(税込) | 880円(税込) |
※どの製品も別売のリールを購入する必要があります。
2021年以前に発売されていたダイソー釣り竿3選
ダイソーでは、以前以下のようなタイプの釣り竿・ロッドが発売されていました。
ダイソーの釣具では、十分に釣りが楽しめないという感想を持っている人は、以下のロッドをイメージしているのかもしれません。
もちろん、品質が悪いわけではないのですが、2021年に発売された商品の方が性能が良いと言われています。
1000円投げ釣りスタートセット
ダイソーで販売されている1000円投げ釣りスタートセットは、ラインの巻かれたリールとちょい投げ仕掛けがセットになった振り出し式ロッドです。
ガイドが付いており、100円の竹竿に比べるとよくしなります。
また、ソルトで使用した後は手入れを行わないとすぐに錆びるというデメリットがあります。
リールはプラスチック素材のため破損に気をつける必要がありますが、ハンドルを左右付け替えることもでき、きちんとドラグ性能を持っています。
おもちゃのような見た目ですが、伸ばせば180cm程の長さがあり、軽くて扱いやすいとも言えます。
2021年に発売された釣り竿セットとの大きな違いは、釣り竿の性能に加えて、リールとちょい投げ仕掛けが同梱されているかどうかです。
なお、付属の針が小さいので、ターゲットによって別途用意した針に交換したり、ラインを交換したりといった工夫が必要だと言われています。
また、小さなアタリを感じることは難しい場合があるので、繊細な釣りには不向きかもしれません。
100円の竹釣竿
ダイソーで販売されている100円の竹釣竿は、仕掛けとラインがセットになった長さ2m程の2ピースロッドです。
竿はかなり硬さがあり、ほとんどしなりません。
そのため、小さなアタリを感じ取ることは難しいでしょう。
※2021年6月現在は、こちらの百円の竹の釣竿はダイソーでは販売されていないようです。
500円のリール釣竿
ダイソーの釣竿には、以前は500円のリール釣竿がありました。
100円の竹釣竿よりも長さがあり、ぶっ込み釣りなどに使用できましたが、2021年6月現在では廃盤になっています。
ダイソー釣り竿セットの組み立て方・付属品の付け方
続いて、ダイソー釣り竿セットの組み立て方・付属品の付け方を解説します。
基本的には、釣り竿のパッケージの裏に組み立て方が書いてあるので、その通りに作成すれば問題ありません。
2021年新作のルアーロッドの場合
まず、リールを別で用意しておきましょう。
ダイソーのリールであれば、550円から揃えることができます。
リールを用意したら、ロッドを接続部に合わせて組み立てます。
組み立てることができたら、用意したリールをリールシートに接続すれば完成です。
早速、適合したルアーをつないで釣りに行きましょう。
2021年新作の振り出し竿の場合
振り出し竿の場合も、同じくリールを別で用意しておく必要があります。
リールが用意できたら、同じくロッドをジョイント部で組み合わせて、リールを接続するだけで実際に使うことができます。
あとは、釣り方によって必要なものをそれぞれ用意するだけです。
100円の竹釣竿の場合
※現在は発売されていないタイプの釣り竿になります。
100円の竹釣り竿の場合は、2つに分かれている竿を金属のジョイント部で組み合わせるだけで使用できます。
穂先には金輪が付いているので、付属の仕掛けのラインをを結べば完成です。
付属しているラインは長めなので、目的に合わせて調整しましょう。
1000円投げ釣りスタートセットの場合
※現在は発売されていないタイプの釣り竿になります。
1000円投げ釣りスタートセットの場合は、振り出し式ロッドのため、組み立ては不要です。
リールの左右を付け替えたい時だけ、取り外して付け直しましょう。
付属のちょい投げセットは、エサさえ用意すればすぐに釣りが始められるようにオモリや天秤、針が付いています。
ダイソーの釣り竿セットの使い方
それでは、ダイソーの釣り竿セットを実際にどのようなシチュエーションで使用するのか紹介します。
海釣りでの使い方
海釣りでダイソーの釣り竿を使用する場合は、投げ釣りやウキ釣り、ぶっこみ釣りやサビキ釣り、アジングなどに使用することができます。
ロッドの自重が軽いため、アジングやイカ釣りなどのキャスティングを繰り返す釣りにも最適です。
アジやサバ、キスやカレイ、アオリイカやコウイカがターゲットとなります。
川釣りでの使い方
川釣りでダイソーの釣り竿を使用する場合は、ルアー釣りやちょい投げ釣りが主流になります。
あまり飛距離を求めず、ブラックバスやハゼ、テナガエビやザリガニといったターゲットが潜んでいそうなポイントを探し、仕掛けを投げてアタリを待ちましょう。
穴釣りでの使い方
穴釣りは、消波ブロックなどの隙間の穴へ仕掛けを落とす釣り方です。
ダイソーの釣り竿は長くても2-3m程なので、足元を狙う穴釣りに最適と言えます。
エサを付けた仕掛けを、穴へ落とし込んで潜んでいる根魚などを釣り上げましょう。
近くのダイソーに釣り竿が売ってない場合
もし、近くのダイソーに釣り竿がなかった場合、取り寄せてもらうことが可能です。
もちろん在庫があることが前提ですが、店頭で店員に頼むか、最寄りの店舗に電話で聞いてみてください。
訪れた店舗でそもそも仕入れていない可能性や、人気で欠品している可能性があるので、店頭になくても諦めず問い合わせてみましょう。
その他ダイソーで買えるおすすめの釣り具
紹介した釣り竿以外にも、ダイソーにはたくさんの釣具が販売されています。
代表的なものを紹介します。
釣具1:リール
ダイソーの釣り竿・ロッドを購入するのであれば、ぜひ合わせてリールも購入しておくと良いです。
1000番・2000番・3000番の3種類があり、それぞれ550円、550円、770円で購入することが可能です。
性能的には問題はなく、加えてラインもリールにあらかじめ付いているので、すぐに釣りを始めることができます。
釣具2:ナイロンの釣り糸
ダイソーでは、釣り糸を購入することができます。
メインラインとして使用できるナイロンラインとハリスがあり、色や号数も多少選択可能です。
大物をターゲットにするには不安がありますが、ダイソーの釣り竿用に使用するには十分です。
釣具3:オモリ
ダイソーでは、胴突き仕掛けやサビキ仕掛けに使用するナス型オモリや、ウキ釣り仕掛けに使用するタル付きオモリ、ガン玉といった重りを購入できます。
自作で仕掛けを作る際にも役立ち、何よりもリーズナブルなため是非チェックしてみてください。
釣具4:エギ
エギングで使用する疑似餌であるエギも、ダイソーには揃っています。
エギは高価なことが多いですが、ダイソーのエギであれば気兼ねなく使用できる上、自作エギにも流用しやすいでしょう。
釣具5:投げ釣り仕掛け
ダイソーの投げ釣り仕掛けは、オモリや天秤、針がセットになったお得な完成仕掛けです。
ラインと仕掛けが絡まないように絡み防止パイプが付けられており、初心者でも扱いやすい点が魅力です。
釣具6:メタルジグ
ダイソーのメタルジグは、特に人気の高い釣具です。
エギ同様に通常であれば高価なメタルジグですが、ダイソーのメタルジグは重さや色の選択肢もあり、コスパの高い品に仕上げられています。
シールを貼ったり塗装することでオリジナルのメタルジグを作ることができるので、自作目的で購入するアングラーも非常に多いです。
釣具7:クランクベイト
特にバス釣りで活躍するクランクベイトは、ダイソーでも人気のルアーです。
根がかりしにくいと評判も良いため、一度試してみても損はないでしょう。
釣具8:ワーム針
消耗品として必要不可欠なワーム針も、ダイソーで揃えればコスパ抜群です。
ワーム針のサイズも多少幅があり、仕掛けやターゲットによって選ぶことができます。
釣具9:サビキ仕掛けセット
アジやサバなどをターゲットにするサビキ仕掛けセットは、初心者や子供にも釣果を上げやすい仕掛けと言えます。
こちらの仕掛けセットは、餌を別途購入し付属のカゴに入れて仕掛けと道糸をつなげば、すぐに釣りを楽しめるようになっています。
釣具10:餌入れケース
ダイソーは、虫餌を入れる木製の餌箱も販売しています。
購入時のケースからこの木箱に入れ替えて保冷剤を入れることで、夏場でも虫餌を持たせることが可能です。
釣具11:バケツ
最後に紹介する釣り具は、バケツです。
釣り専用というわけではありませんが、様々な大きさや色、形のバケツが揃っているので、好みで選んでみましょう。
ダイソーの釣り竿についてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【2024年最新版】ダイソーの釣り竿おすすめ8選!組み立てから使い方まで徹底解説!」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。