マイクロジギングをご存知でしょうか?初心者でも簡単にできるジギングで、さまざまな種類の魚が釣れることから近年人気の釣り方の一つです。今回、釣りラボでは、マイクロジギングの釣り方からタックル・ルアーの選び方まで解説していきます。
マイクロジギングとは?
マイクロジギングは、初心者でも始めやすいことから、いま非常に人気のある釣りです。
マイクロジギングとスーパーライトジギングの違いは?
マイクロジギングとスーパーライトジギングとの違いは、使用するメタルジグの重さにあります。
もともとジギングの中で、30g~60g以下のメタルジグを用いるものをスーパーライトジギングと呼んでいましたが、マイクロジギングは更に軽い~40gのメタルジグを用いるジギングを呼んでいます。
ショアで行なうマイクロジギングは20g以下のメタルジグを用いることが多いです。
マイクロジギング専用のメタルジグと銘打ったものも販売され始めており、人気のルアーフィッシングとなっています。
ショア・オフショアでもOK
マイクロジギングは、ショア・オフショアOKで、どちらでも楽しむことができます。
堤防やサーフから行なうショアジギングでも船から行なうオフショアジギングでも、基本的には、比較的軽いメタルジグを用い気軽に始められるのが、最も大きな特徴のひとつです。
簡単な上にさまざまな種類の魚が釣れる
マイクロジギングは、とても簡単な上に様々な種類の魚を釣ることができます。
釣ることができる魚としては、真鯛、青物としてはアジ、サバ、ブリ、カンパチなど根魚としてハタ、メバルやカサゴなど、他にカレイやマゴチなども対象です。
マイクロジギングの釣り方は簡単!
マイクロジギングの釣り方はとても簡単です。
ショアジギングの釣り方を箇条書きで釣り方をご紹介します。
オフショアでのマイクロジギングは、メタルジグを海底に着底するまでおろしたら、ただ巻きというのが基本的な釣り方です。
マイクロショアジギングのyoutube動画を参考にしてみてください。
マイクロジギングのタックル・ジグの選び方
マイクロジギングのタックル・ジグの選び方について解説していきます。
マイクロジギングのロッドの選び方
マイクロジギングの専用ロッドというのも発売されているので、まずそのロッドから選ぶのが常套手段ですが、特に専用でなくてもマイクロジギングを楽しむことはできます。
マイクロジギングを始めようとする際にはシーバス、エギングのロッド、タイラバロッドに加えマイクロジギング専用としていないジギングロッドでも代用可能です。
選び方としては、ロッドには適切なルアー重量があるので、購入の前にカタログやH.P.等で確認し、ルアー重量40g以下となっているものをおすすめします。
ロッドの長さはオフショアであれば、キャスティングをすることはあまりなく、狭い船上での釣りを考慮すると6mftから7ft程度が良いでしょう。
ショアの場合は遠投を考慮するともう少し長めの8ft~10ftのものを選んでおいても良いでしょう。
汎用性を考慮するのであれば、7ft~9ft程度の長さのロッドをおすすめします。
マイクロジギングのリールの選び方
リールは使用するラインの太さや長さを基準にして選ぶのが一般的です。
マイクロジギングは、ジギングに比べて比較的小さな魚をターゲットとする場合が多いので、番手の小さなものでも良いのですが、思わぬ大物がかかることもあります。
シーバスや中型の青物なども狙うことを想定するとスピニングリールの場合、番手としてはダイワであれば2000~2500番台、シマノであれば3000番台になります。
キャストすることを考えればスピニングリールがおすすめですが、ベイトリールでもマイクロジギングを行なうことはできます。
ショアからアジなどの小型魚しか狙わないのであれば、1000番台のリールでも十分に使用することは可能です。
マイクロジギングのラインの選び方
マイクロジギングをする際のラインの選び方をご紹介します。
マイクロジギングは、軽めのメタルジグを用いるため、ラインが太すぎるとメタルジグの重さがラインに負けてしまいます。
キャスティングの際やメタルジグがフォールする際に支障が出る場合があるので、40g以下のメタルジグを使用するのであれば、細くても強いPEラインの0.6号から1号程度を選択するのをおすすめします。
PEラインには4本編と8本編があります。
少し値段は高くなりますが、強度が高く、表面がなめらかな8本編がマイクロジギングにはおすすめです。
ジグ(ルアー)の選び方
ジグ(ルアー)の選び方について解説します。
マイクロジギングに用いるルアーは40g以下が目安となりますが、実際にはマイクロジギングに用いるメタルジグは0.5gからありますので重さや大きさは狙うターゲットなどに合わせて選択しましょう。
メタルジグの材質として最近人気なのがタングステンを用いたものです。
タングステンは比重が大きく、同じ重さのメタルジグを小さなシルエットで作ることができます。
タングステンジグは重みがあり、キャストに適しているばかりか、小さなシルエットで潮の流れに負けないのでおすすめのメタルジグのひとつです。
マイクロジギングのおすすめタックル・ジグ
ルアーフィッシングのタックルを提供しているメジャークラフト、ダイワ、シマノといったメーカーからマイクロジギングにおすすめのタックルは多く提供されています。
マイクロジギングにおすすめのタックル・ジグをご紹介します。
マイクロジギングのおすすめロッド2選
マイクロジギングにおすすめのロッドをご紹介します。
【ジャッカル】GSW-S68XSUL-ST
マイクロジギングに最適なスピニングロッド
メタルジグ重量40gまでに対応したマイクロジギングにも使用できるオフショアに向いたスピニングロッドでアジングや鯛ラバなどにも使用できる万能ロッドです。
ソリッドディップを採用し、ターゲットの細かなアタリを繊細に感じ取ることができます。
細めのラインを用いたマイクロジギングに適したロッドです。
こんな人におすすめ
- 細めのラインを用いたマイクロジギングをよくする方
- オフショア釣りに興味がある方
【アブガルシア】ソルティステージ マイクロショアジギング SMJS-962UL-KR
小型魚狙いショアロッド
アブガルシアのマイクロジギング専用のショアロッドでルアー重量が0.8g~15gまでと軽量のメタルジグに対応しています。
堤防などから、メバルなどの根魚、アジそして小型の青物なども狙うことができるオールラウンダーロッドです。
こんな人におすすめ
- 軽量のメタルジグで釣りをすることが多い方
- 堤防での釣りが好きな方
マイクロジギングのおすすめリール2選
マイクロジギングのおすすめリールをご紹介します。
【ダイワ】レグザ LT2500
軽量ながらタフさを兼ね備えるダイワの汎用スピニングリールで軽量で小型な扱いやすいモデルです。
マグシールドという技術を用い、磁性のオイルで海水などの侵入を抑えソルト対応となっています。
【シマノ】アルテグラ2500HGS
ハガネギアという硬く強いくかつ高精度なギアを採用したシマノの伝統あるスピニングモデルです。
コアプロテクトという防水機構を採用し、海水の侵入を防ぐことで錆びを抑制する効果を高めました。
マイクロジギングのおすすめライン2選
マイクロジギングのおすすめラインをご紹介します。
【クレハ】ラインシーガーPEX8 150m 0.8号
高強度で良滑走のPEライン
クレハは繊維メーカーとしては大手でラインも提供しています。
ラインシーガーPEX8はPEラインの8本編みで強度も高く、良く滑るのでお勧めのラインです。
安い価格でコストパフォーマンスが高いのも魅力でマイクロジギングに向いたラインとなっています。
こんな人におすすめ
- マイクロジギングをよくする方
- コストパフォーマンスの良いPEラインを探している方
【シマノ】ピットブル8+ 0.8号
極限軽量PEライン
しなやかさ、なめらかさをもつマイクロジギングに適したPEラインです。
オリジナルのVT工法により、均一性、強度そして低伸度を実現しています。
ガイドノイズを低減しており、キャスティング時の抵抗を極限まで抑え遠投にも向いています。
こんな人におすすめ
- マイクロジギングをする際に細いラインを使いたい方
- ガイドノイズを気にしている方
マイクロジギングのおすすめジグ4選
マイクロジギングにおすすめのジグをご紹介します。
【ダイワ】TGベイト
釣果アップのメタルジグ
タングステンを材料とするダイワのメタルジグで重さのわりに小さなシルエットでタフなコンディションでも釣果を稼げます。
ロングキャストの可能な上に、左右非対称のデザインを採用し、リトリーブのみでもターゲットにアピールします。
こんな人におすすめ
- 小型魚を狙いたいマイクロジギング初心者の方
- リトリーブのみでも効果的なジグを求める方
【メジャークラフト】ジグパラ マイクロ
多彩なサイズ、多様なカラー、強靭なフック
重さのバリエーションは1.5gから15gまでの6種類、カラーは15色と状況に合わせて使い分けることができます。
はがれにくい5層のマルチコートを採用や刺さりの良いオリジナルフックを装備し強力にターゲットにアピールします。
こんな人におすすめ
- 小型魚を狙う釣りが好きな方
- 細かい調整ができる釣りの道具にこだわりを持つ方
【アブガルシア】ソルティーステージ マイクロジグフラット
アピール力抜群のメタルジグ
1gから14gまでの小型のメタルジグを用い比較的小型の魚種を狙えるメタルジグです。
カラーも7種類とバリエーションも豊富です。
フック部にティンセルを持ち、アピール力もあります。
平坦でワイドなシルエットはフォール時に水平に落ちていき、ただ巻きでも魚を誘う力の強いメタルジグです。
こんな人におすすめ
- 小型の魚種を狙うことが多い方
- ライトゲームやマイクロジギングに興味がある初心者の方
【ギアラボ】ショアフリップ20
多機能メタルジグ商品
ギアラボが提供しているショアジギング用のメタルジグで様々な魚種をターゲットとすることができます。
重さは20gから60gまでありますが、マイクロジギングでは主に20gから40gを使用すると良いでしょう。
カラーも複数種類あるので状況に応じて使い分けます。
こんな人におすすめ
- 軽量で小型のジグを使用しているマイクロジギングに興味がある方
- さまざまな魚種をターゲットにしたいショアジギングをする方
マイクロジギングで釣れない時の対処法
マイクロジギングで釣れない時の対処法について解説します。
マイクロジギングは初心者でも始めやすく、アクションは基本的にただ巻きを主体で釣果の上がる釣り方です。
それでも釣れない時はあるものですが、ルアーのサイズやカラーそして狙う層などを変えて気長にキャスティングするとよいでしょう。
青物狙いで表層や中層狙いの場合には、思い切って根魚などにターゲットを切り替えて底狙いに切り替えるのも手のひとつです。
釣れにくい時間もあるので、時間が許すのなら、マズメ時(夕マズメ)まで待ってみるのも手の一つです。
オフショアの場合には船頭さんの指示に従えばよいのですが、メタルジグのカラーなどによって魚がバイトしない場合もあるのでできれば複数のカラーを準備しておくことをおすすめします。
マイクロジギングについてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「マイクロジギングとは?おすすめのジグ・タックルから釣り方までを徹底解説」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。