サーフでシーバスを狙うのは難しそうだと思っていませんか?ポイントやコツをきちんとつかめば絶好のロケーションでシーバス釣りを楽しむことができます。今回、釣りラボでは、サーフでシーバスを釣るときにおすすめな時期・環境・アイテムをご紹介します。
サーフでシーバスを釣るのは難しい?
シーバスゲームと言えば河川や港湾のイメージが強いルアー釣りですが、サーフからもシーバスゲームは楽しむことができます。
サーフの場合は通常のシーバスゲームとは違いフィールドが広くなるうえに、良さそうなポイントを見極めるのにコツが必要になってきます。
そのためサーフでシーバスゲーム釣るのが難しいと動画などで良く紹介されています。
しかしそんなことはありません。
サーフでシーバスが釣れる環境・狙い方をしっかりと押さえていればサーフシーバスゲームは釣れない釣りではありません。
どのようなポイントをおさえていけばいいのか紹介していきますので、サーフ攻略・釣り方の参考にしてみてください。
シーバスが釣れやすい時期は?
シーバスはオールシーズン釣れる魚です。
サーフから狙う場合には季節ごとに違いがありますので紹介していきます。
3月・4月・5月の春シーズンはベイトの接岸具合によって釣果が変わりますので、広く探るように狙っていくと良いでしょう。
6月~8月の夏シーズンは水温が低くなる朝マズメ時を狙うのがポイントです。
9月~11月の秋シーズンはシーバスが接岸してくるベストシーズンと言えます。
朝夕のマズメ時を狙っていくと良いでしょう。
12月~2月の冬シーズンはシーバスが深場に入ることが多いのでサーフから狙うには比較的厳しいシーズンではありますが、水温の高い夕マズメ時が狙い目と言えます。
シーバスが釣れやすいサーフの環境は?
次はシーバスが釣れやすいサーフの環境について紹介します。
サーフは広いフィールドですので、できるだけポイントを絞って釣りをすることが釣果に繋がる秘訣と言えます。
釣りやすい時間帯
シーバスと言えば夜のナイトゲームが定番ですが、サーフから狙う場合も当てはまります。
また、朝のマズメ時も時合いがくる狙い目の時間となりますのでおすすめです。
昼間のデイゲームは条件によっては狙い目となる場合があります。
少し荒れ目で濁りがある時には日中でもサーフシーバスゲームを楽しむことができます。
釣りやすい天気
サーフシーバスで釣りやすい天気は雨の日です。
雨によって海中の酸素濃度が上がったり、ベイトフィッシュが流されてくることもありシーバスの活性が上がります。
また、台風後や時化などで海が荒れた日はシーバスの視認性が落ちるのでルアーが見切られにくくなることで釣りやすくなることがあります。
釣りやすい潮と風
次にサーフでシーバスを釣りやすい潮と風です。
ベタ凪のような風がなく、波やうねりのないタイミングではサーフからシーバスを狙うことが難しくなります。
風で海がうねり、濁っているくらいがシーバスを狙うには良い状態と言えます。
しかし激荒れの状況では釣り人にとっては危険なので波打ち際に入る時は初心者はもちろんベテランも離岸流に注意しましょう。
釣りやすい場所
サーフは広大なフィールドが広がっています。
どんな場所からでもシーバスを狙得るわけではありませんので、釣りやすいポイントをしっかりと押さえておく必要があります。
基本は遠浅のサーフよりも、しっかりと深さのあるサーフの方水深がキープできるので狙い目です。
狙うポイントはテトラ周りや根回りのようなベイトが集まりやすいポイントがおすすめです。
他には河口の流れ込みがあるポイントはプランクトンが集まりやすいので狙い目です。
サーフでのシーバス釣りにはどんなタックルを選べば良い?
実際にシーバスをサーフから狙うには、通常のシーバスを釣るための道具とは少し違うタックルを選ぶ必要があります。
サーフシーバスを楽しむためのタックルをロッド・リール・ルアーに分けて2つずつ紹介します。
サーフシーバスゲームを始めてみようという方やタックル選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
今回は商品紹介は無いですが、ラインはPE・リーダーはフロロがおすすめです。
おすすめのシーバスロッド2選
サーフシーバスに使うロッドは、通常のシーバスロッドでもできなくはないですがより遠投性能が高いヒラメロッドやキス釣りロッドを選ぶほうが良いでしょう。
通常のシーバスゲームはベイトタックルも多いですが、遠投性能を重視するということでベイトロッドよりもスピニングロッドおすすめです。
釣竿の長さは飛距離性能と比例します。
サーフ以外で使う場合は9.6フィートから、サーフ専用に揃える場合は10フィート以上のロッド長さにすると良いでしょう。
ロッドパワーについては40グラムまでのルアーをしっかりとキャストできるロッドパワーが必要になります。
具体的にはMLもしくはMを選びましょう。
【シマノ】ネッサ エクスチューン S1102M+
粘り強いハイスペックロッド
シマノのネッサエクスチューンはサーフロッドの中でもハイスペックモデルとして位置づけられているロッドです。
スパイラルXコアという技術を採用しており、ロングレングスでもしっかりと粘ることでパワーを実感できるロッドに仕上がっています。
こんな人におすすめ
- サーフでのシーバス釣りによく出かける方
- パワーのあるロッドが必要な方
【ダイワ】オーバーゼアAGS 109ML/M
遠投・感度抜群の鮎竿
ダイワのキャスティングロッドであるオーバーゼアの上位機種であるオーバーゼアAGSは純度の高いSVFナノプラスというカーボンを使用したロッドです。
遠投性・剛性・感度を高いレベルで実現しているので、心地よくサーフシーバスゲームを楽しむことができます。
こんな人におすすめ
- サーフシーバス釣りを本格的に楽しむ方
- 釣果のタイミングや魚の大きさを見極めたい釣り師の方
おすすめのシーバスリール2選
サーフシーバスを狙う場合のリール番手は3000番から4000番の番手が基準となります。
その中でもハイギアモデルがおすすめです。
ハイギアモデルを選ぶ理由は2つあります。
糸ふけの回収が早まって着水後のアタリにもしっかりと反応できることと、ルアーを素早く回収することで手返し良く釣りをすることができるという点です。
【シマノ】20 ツインパワー 4000MHG
サーフシーバスに最適なリール
シマノのソルトバーサタイルリールであるツインパワーはサーフシーバスゲームにもおすすめしたいリールです。
言わずと知れた高耐久・高剛性のツインパワーは不意に大物がかかることのあるサーフシーバスにぴったりです。
こんな人におすすめ
- サーフシーバスを釣ることが好きな方
- 大物がかかることもある釣りに挑戦したい方
【ダイワ】ルビアス エアリティ LT
圧倒的遠投力のリール
ルビアスエアリティはフルメタルモノコックボディでありながら軽さを追求したリールです。
その自重は4000番でありながら200グラムとなっています。
遠投を多用するサーフシーバスにおいては圧倒的な武器になること間違いなしです。
こんな人におすすめ
- 軽量のリールを求めているサーフシーバス釣り初心者の方
- 遠投を頻繁に行うシーバス釣り上級者の方
おすすめのシーバスルアー2選
サーフシーバスのルアーの種類はメタルジグ・ポッパー・フローティングミノー・シンペン・バイブレーション・ワームなど幅広く使うことができます。
ルアーおすすめカラーについては日中ルアーは青やシルバー、夜ルアーは白などのアピール強めのナイトカラーを選ぶのがおすすめです。
【メジャークラフト】ジグパラ
サーフからのおすすめルアーは飛距離を稼ぐことができるメタルジグです。
中でもメジャークラフトのジグパラはコストパフォーマンスが高い、サーフシーバスルアー一軍にもってこいのルアーです。
【ダイワ】シーバスハンターZ 120S
その名の通りシーバスを狙っていくために開発された遠浅ルアーで、シンキングタイプのミノーです。
重心移動システムにより空中での姿勢が安定し、着水後はアクションしやすい重心になります。
サーフでシーバスを狙うことについてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「サーフでシーバスを釣るのは難しい?コツやおすすめの時期・環境・道具を紹介!」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。