ヒイカエギングは初心者でも比較的釣りやすく釣りを楽しめて、食べても美味しいので人気です。今回、釣りラボでは、ヒイカエギングの釣り方や必要な道具についてわかりやすく解説します。また、おすすめ時期や場所もご紹介するので是非参考にしてください。
ヒイカエギングとは?
ヒイカの正式名称は「ジンドウイカ」で、成長しても15cmほどの小さなイカです。
ヒイカを釣るには、ロッド(釣り竿)や エギ という疑似餌(エビなどの形を模した餌)を使った釣り方(=エギング)が代表的です。
ヒイカエギングは、初心者でもヒイカが一晩に100杯ほど釣れた!!という話も聞くほど、比較的大漁が狙える人気の釣法です。
ヒイカエギングの釣り方やコツ、必要な道具などを徹底解説します!
ヒイカエギングに最適な時期
ヒイカを狙うのに一番良い季節はいつなのでしょうか?
ヒイカは水温が低い時期に湾内に入ってきて産卵をします。
そのため、ヒイカを狙う最適な季節は、秋から冬です。
具体的には11月~3月です。
ヒイカは群れになって漁港そばを移動するので、そこを狙うと釣果が期待できます!
ヒイカエギングに最適な時間帯
ヒイカを狙うのにどの時間を選んだらよいのでしょうか?
ヒイカは夜行性です。
昼間は天敵から身を守るため、海藻や底の方に隠れてじっとしていることが多いです。
日が沈む時間から徐々に活動が活発になり、夜には海面近くまで回遊します。
なので、夜中が一番最適です。
また、意外にも夜明け前や日没前後も釣れます。
この時期が一番活性が高く、食いつきが良いからです。
ヒイカエギングにおすすめの場所
では、イカを狙うのにおすすめの場所はどこなのでしょう?
ヒイカは、湾内で潮の流れが緩やかな場所に生息しており、外洋に面しているような潮の流れが早い所は好みません。
そして、ヒイカは光に集まる習性があります。
夜中、湾内奥の常夜灯の周辺にヒイカが集まります。
実は、このような場所には、もう一つヒイカが集まる秘密があります。
プランクトンを食べに小魚たちが集まり、それらがヒイカの餌になるのです。
小魚たちを食べにヒイカがやってきた所を狙いましょう。
また、常夜灯が無い場所で釣りたい場合は、自分で灯りを用意して海面を照らして釣りをするのがおすすめです。
ヒイカエギングに必要な道具・タックル
ヒイカエギングは、ヒイカ専用のタックル以外でも他のライトエギングのタックルを流用して楽しむことも出来ます。
ヒイカの特性を理解して、タックルを選びましょう。
ヒイカエギングにおすすめのロッド
それでは、ヒイカエギングにおすすめのロッドをご紹介します。
ヒイカは、アジングロッドやメバリングロッドがおすすめです。
ライトエギング用ロッドでも流用が可能です。
UL~Lクラスの柔らかいものが釣りやすく、当たりがわかりやすいです。
ロッドの長さは、短いと操作はしやすいのですが、釣れた獲物を回収する時に手間取ったり、逆に長すぎると操作性が悪くなります。
使いやすいのは8フィート辺りです。
実際にお店で手に取ってみて、操作性を確かめて選ぶのが良いかもしれません。
【ダイワ】エメラルダス X 86M
汎用性抜群のジグ
エギングだけでなく、ライトジギング・ライトショアジギングにも使える、基本性能を抑えたコストパフォーマンスが高いモデルです。
適度な柔らかさとしなりがあり、強い強度と操作性に優れていて、一本持っているとどんな場面でも困りません。
こんな人におすすめ
- ヒイカエギングに初めて挑戦する方
- コストパフォーマンスの良いロッドを探している方
ヒイカエギングにおすすめのリール
それでは、おすすめのリールをご紹介します。
エギングは長丁場になることが多いので、リールは疲れにくく、操作しやすい軽いモデルがおすすめです。
おすすめは0.5号程度のPEラインで、扱いやすい2000~2500番サイズです。
【シマノ】19 ストラディック C3000HG
滑らかな「巻き」、「耐久性」、「飛び」の基本性能が安定している万能モデルです。
エギングだけでなく大物ターゲットにも対応でき、汎用性が大変高いです。
【シマノ】セフィアCI4+ C3000SDH
軽くて耐久性も高く、巻きやすさ等の操作性も抜群のモデルです。
軽い回転を実現した「NEWマグナムライトローター」の使い心地を楽しんで みて下さい。
ヒイカエギングにおすすめのエギ
ヒイカに適したエギのサイズは、1.5~2号です。
ヒイカは小さいイカなので、大きするエギを使うと食ってくれません。
色は、水中で目立つものがよく釣れる傾向があります。
具体的には、ピンク系やオレンジ系といったアピール度が高いものが定番です。
イカの活性が高い時にはアピール系で、活性が低い時にはナチュラルカラー系(茶色系など地味なカラー)が有効です。
釣りをしていてヒイカの反応がなくなった時には、エギのカラーを変えるとまた当たりが出る時もあります。
時期・ヒイカの活性度・海の状況などコンディションは刻々と変化しますので、色違いで揃えておくとぐっと楽しめる幅が広がります。
【デュエル】アオリーQ RS ヒイカSP
実績抜群のヒイカエギ
安定した実績のYO-ZURI(ヨーヅリ) エギ アオリーQ RSのヒイカ専用エギです。
「グローオーロラアイ」と「夜光ボディ」で強くヒイカにアピールできます。
ヒイカに最適な沈下速度とサイズは小さくてもあたりがしっかり手元に伝わる安心設計も人気の秘訣です。
こんな人におすすめ
- ヒイカをターゲットにした釣りをよくする方
- 夜間や暗い場所で釣りをする方
【デュエル】エギアオリーQ RS
実績豊富なエギ
DUELはエギで有名なメーカーで、アオリーQシリーズは1995年から販売スタート以来、 愛用者が多く、20年以上の安定した実績があります。
RS(=ローリングシャフトの略)の自然なゆらめきで、ヒイカの食いつきを誘い、また糸よれも防ぎます。
こんな人におすすめ
- ヒイカ釣りに初めて挑戦する方
- 20年以上の実績を持つ信頼性の高い商品を探している方
【ヤマシタ】ナオリーサイトハンター 1.3BS
水平フォールでヒイカに違和感を与えずエギを抱かせます。
ヒイカが抱きやすい同メーカー史上最少モデルの1.3号サイズです。
【ヤマシタ】ナオリーレンジハンター
旧製品から沈下の体勢とスピードを見直し、「イカを乗せるバランス」に着眼してリニューアルされました。
全身塗装系カラーで、夜光カラーからのローテーションに持っていると重宝します。
その他仕掛け
以上紹介した必須アイテムに加えて、もっと良い釣果を目指すプラスアルファの仕掛けがあります!
【デュエル】スッテ EZ-SLIM 布巻
本物のエビそっくりのスッテです。
エギの上につけることで、幅広い深さをカバーできます。
エギに喰いつかなかったイカもGETしましょう。
【ルミカ(日本化学発光)】ケミホタル イカ75
イカ専用のケミホタルです。
イカが最も好む波長(500nm)を出すため、効果抜群です。
ヒイカエギングでは必須アイテムです。
ヒイカエギングの釣り方・コツをわかりすく解説
ヒイカは夜行性であるため、夜釣りがベストです。
また、群れで回遊しているため、手返しの早さがポイントになります。
以下の動画がわかりやすいので、参考にして下さい!
ヒイカエギングで有効なアクション方法とは?
では、ヒイカエギングで有効なアクション方法は何でしょうか?
ヤリイカやアオリイカに比べ、サイズが小さいので、大きなアクションは必要ありません。
代表的なアクションとして、以下のようなものが挙げられます。
トゥイッチ×カーブフォール
先ずは、トゥイッチを繰り返してヒイカを誘い、その後カーブフォールで喰わせましょう。
これが基本です。
フリーフォール×空合わせ
トゥイッチで喰いが悪い場合などは、フリーフォールしてみましょう。
フリーフォールはアタリがあったかわかりにくいので、空合わせを入れて、様子を探ってみるのも良いです。
ボトムのズル引き
また、大きな魚が近くにいると、ヒイカは海底に身を潜めている場合があります。
そんな時は、エギを海底まで落として、ズル引きするのが有効です。
ヒイカエギングについてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「ヒイカエギングの釣り方・コツとは?必要な道具や仕掛けも詳しく解説!」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。