エギング初心者だと少し難しいシャクリ。今回、釣りラボでは、エギングのしゃくり方のコツだけでなく、その練習方法や具体的なテクニックをわかりやすく解説!今は下手でもちゃんと上達したいという方向けの記事になっています。ぜひご覧ください。
エギングにおけるシャクリとは?
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エギングでシャクリを行う理由は、疑似餌であるエギを動かし、イカを誘うことが目的です。
しかし、イカは警戒心が強く、不自然な動きでは見切られてしまいます。
そのため、エギングで釣果を上げるには、シャクリの練習や経験などを積んで、技術を磨くことが必要となってきます。
シャクリとは?
シャクリとは、竿を上下に動かし、仕掛けを引き寄せたり動かす行為です。
ジギングやエギングにおいて、ルアーをターゲットに食いつかせるために、本物の小魚のように動かすために行います。
ジャークとも似ていますが、ニュアンスとしてジャークは、シャクリ+リールを巻いてのルアー操作のことを言います。
初心者向けのものから、上級者向けのものまで、シャクリには実に様々なパターンがあり、奥が深いです。
そのため、より良いシャクリ方の追求が面白いと感じ、エギングにどっぷりとハマる方もいます。
エギングでアオリイカを狙うなら春秋
アオリイカは、春の3月~6月に産卵し、9月頃に産まれます。
そのため春は、産卵のために活発になっている親イカが釣りやすいです。
親イカなので、サイズも大きいものが見込めます。
秋の10月頃には、産まれて少し成長した子イカが釣りやすくなります。
子イカは好奇心が旺盛なので、浅瀬などのシャローエリアにもたくさん出てきます。
そのため、数が多く釣れるのは秋です。
難易度としては、春の親イカを釣る方が難しいかもしれません。
警戒心が強く、見切られてしまう可能性か高いためです。
シャクリ方のコツ・テクニック
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エギングで釣果を上げるには、シャクリの技術を磨き、イカの捕食スイッチを入れてやることが重要です。
そのためのシャクリの方法と、コツ・テクニックをご紹介します。
ロッドの上げ方を変える
シャクリを行う際に、ロッドの上げ方によって、エギの動きは変わってきます。
段階的に強弱をつけて上げることで、本物の小魚のような動きを演出し、イカを誘います。
代表的なシャクリの方法を、3つご紹介します。
状況に応じて使い分けられるようになれば、釣果アップが期待できるでしょう。
2段シャクリ
竿を軽く起こし(1段)、一旦止めてから、今度は上まで大きくシャクリます(2段)。
竿の角度を時計で表すと、1段目は9時(又は3時)くらいまで起こし、2段目で12時まで起こすようなイメージです。
1段目から2段目までは、0.2秒ほどでほとんど間隔はあけません。
1段目は手首を起こすようにして、2段目は肘から先をつかって竿を起こすと、シャクリやすいです。
1段シャクリ
1段シャクリは、1発目で大きく竿を起こすシャクリ方法です。
どこまで竿を起こすかで、エギの移動距離が変わってきます。
ボトム付近のイカに効果的なアプローチ方で、シャクリよりもフォールで誘うイメージで行うと良いでしょう。
3段(多段)シャクリ
2段シャクリのように、細かいシャクリを2~4回入れる方法です。
エギを高くまで動かすことになるので、水深のある場所でしかできません。
イカのいる水深がわからず、探る時などに有効な方法です。
リールの持ち方
エギングでのリールの持ち方として、中指と薬指で、リールの付け根を挟んで持つと良いでしょう。
そして、強く握りすぎずに、軽く握る感じで持つと、手首も動かしやすいのでおすすめです。
手首の使い方
エギングでは、シャクリを多く行うため、手首を痛めてしまう可能性もあります。
手首への負担を軽減するためにも、上記の持ち方をおすすめします。
軽く握り、手首を下向きに力を抜いた状態から、グッと握るようにして手首を返すと、負担を減らすことができます。
力まずに、無理せず行うことが大切です。
力に自信のない方や、女性の方は、両手でロッドを持ちシャクリを行うと良いでしょう。
リールを持つ手を軸として、反対の手でロッドエンドを押し出すように動かすと、負担を軽減できます。
糸ふけ(ラインスラック)の管理
基本的にラインスラックは、張りすぎず・緩みすぎない、絶妙なテンションが理想となります。
ですが、初めのうちはラインを張り気味でコントロールすると良いでしょう。
エギの操作がしやすく、アタリの感覚も分かりやすくなります。
エギの操作に慣れてきたら、ラインスラックを出して、柔らかい動きに挑戦することをおすすめします。
シャクリすぎない・間隔を空ける
シャクリを繰り返すにも、間隔を空けて行うことが重要になります。
シャクリの後、エギをフォールさせ、抱きつく時間をイカに与えてあげるためです。
イカはシャクリで反応し近づいてきて、フォールの時に抱きついてきます。
エギングでは、タイミングが最も重要になります。
タイミングを間違えると、釣れるものも釣れなくなってしまいます。
音を出した方が良い?
ラトルエギという、シャクリで動かした時に音が出るエギがあります。
音により、広範囲にアピールが可能で、活性の強いイカには効果的です。
反対に、警戒心の強いイカには逆効果になる場合もあるので、時と場合で使い分けると良いでしょう。
シャクリの練習はどうやってすれば良い?
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エギングで釣果をあげるには、シャクリの練習が欠かせません。
初心者の方は特に、シャクリ方の違いによってエギの動きがどう変わるのか、把握することが必要になります。
まずは2段シャクリから
エギングにおけるシャクリの中で、一番の基本になるのが2段シャクリです。
この動きが身に付くと、その他のシャクリ方も流れで覚えることができます。
1段目でエギを上向きにさせて、2段目で跳ね上げさせるイメージで練習すると良いです。
動画で確認する
YouTubeなどで、実際にエギングでシャクリを行っている動画を確認するという手もあります。
実際に釣り場に行く前に、あるいは行った後の復習として動画を活用すると良いでしょう。
おすすめのしゃくり方を説明している動画は、こちらの動画になります。
実際に釣り場に行くのが一番
自宅で練習するのも良いのですが、実際に釣り場に行った方が上達は早いでしょう。
シャクリでの水の抵抗や、イカの反応がうかがえるので、より感覚を磨けるからです。
おすすめは秋のシャローエリアで練習することです。
比較的浅い所にいるので、エギの動きとイカの反応がよく見えます。
ここで経験を積み、次の春に大物へチャレンジすると良いでしょう。
エギングでのシャクリ方まとめ
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いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「エギングのシャクリ方のコツを徹底解説!音を出す意味や間隔の空け方もご紹介」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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