2月の釣りは極寒期で注意が必要ですが、釣れる魚もまだだいるので釣りが楽しめます。そこで今回、釣りラボでは、2月に釣れる魚を紹介するとともに、釣り方や難易度もわかりやすくご紹介します。寒さが厳しい時期ならではの釣りを楽しんでくださいね。
2月の釣りでどんな魚が釣れる?
1月~3月は魚が活発でないと思われがちです。
また2月は比較的暖かいと思っている方が多いですが、実は最も寒い時期と言われています。
そんな冬ではいったいどんな魚が釣れるのでしょうか?
一般的には寒い時期は魚の活発が低く、餌の少ない時期であり、体に栄養を蓄えるのでおいしいです。
釣るのは困難ですが、釣り上げた時にはおいしい魚を召し上がることができるでしょう。
また、冬場にしか存在しない魚も多く、その中にも美味しい魚がいっぱいいるので、紹介していきます。
なお、2月以外の釣り情報について知りたいという方は、こちらからご覧ください。
2月に釣りをする際の場所選びのコツは?
風の当たらないポイントが良いでしょう。
強風にさらされて海へ落下することを未然に防ぎます。
また、できるだけ積雪のない場所で釣りを行ってください。
2月に釣りをする際の注意点とは?
防寒対策はしっかりしましょう。
もうすぐ春がやってくるからと油断していると風を引いてしまいます。
未然に防ぐために、マフラーや防水手袋などを容易しておいたほうが良いでしょう。
また、雪が降ることで足元が滑りやすくなっています。
滑りにくい靴をはくことは当然ですが、できるだけ凍ってそうな場所には近づかないように心がけましょう。
堤防から落ちてしまい、冷たい海水にさらされた場合、夏場と比較すると生存率は低くなってしまいます。
2月の堤防釣りで釣れる魚&釣り方は?
2月に釣り上げることのできる魚を紹介していきます。
カサゴ(難易度★☆☆)
冬と言えば根魚が旬です。
夏場に比べるとカサゴの釣れる量は極端に少なくなりますが、おいしく食べることができるため、何としても釣り上げたい魚です。
テトラポットの間にコンスタントに重りのついた仕掛けを入れ、釣り上げましょう。
アイナメ(難易度★☆☆)
アイナメと言えば寒い地域で有名な魚です。
北海道などでは夏場でも釣り上げることができますが、本土近海では余り釣り上げることのできない魚です。
ただ、2月に近づくと本土周辺でも釣り上げることができます。
2月しか釣り上げることのできない魚といっても良いでしょう。
ルアーで釣り上げましょう。
カレイ(難易度★☆☆)
カレイは、煮付けにするとおいしい魚であり、冬が旬です。
基本的にはアジなどの小魚を捕食するため、ほったらかしなどの仕掛けで釣り上げましょう。
イワシ(難易度★☆☆)
イワシは冬に脂がのっていておいしい魚です。
イワシは腐りやすいため、夏場では釣り上げてすぐに腐ってしまいますが、冬場では気温が低いおかげで腐りの速さを抑制することが可能です。
アナゴ(難易度★☆☆)
アナゴは、寿司屋で人気のネタです。
冬場のアナゴは特に脂がのっていておいしいです。
また、アナゴは比較的に冬場でも活発に行動するため、釣りやすいです。
エソ(難易度★☆☆)
エソはアジなどを狙っている際に釣れることがたびたびあります。
爬虫類のような顔をしており一見気持ち悪い印象を持たれてしまいますが、かまぼこの原材料になっている魚で淡白でおいしい魚です。
しかし、小骨が多いのが難点でしょう。
ワカサギ(難易度★☆☆)
冬場の釣りと言えばワカサギ釣りです。
湖を覆っている分厚い氷の上に穴を開けて釣ります。
ワカサギの天ぷらなどは非常に上品で絶品です。
サヨリ(難易度★★☆)
サヨリは太刀魚と同じく細長い魚です。
ルアーを投げていると釣れることがたびたびあります。
多くの場合は食べようとしてではなく、体に引っ掛かっていることがほとんどです。
メバル(難易度★★☆)
堤防付近に多く存在しています。
大きな目が特徴で、形はキンメダイに似ているのではないでしょうか。
冬場でもコンスタントに釣り上げることができておいしいです。
ヤリイカ(難易度★★☆)
冬場のヤリイカは締まりがあります。
基本的にはヤリイカは干物にされがちですが、冬場のヤリイカは刺身で食べてもおいしいです。
シーバス(スズキ)(難易度★★★)
多くの釣り人に人気なのがシーバスです。
基本的にはルアーで狙います。
シーバスは釣りの対象であり、食べ物のイメージはないかもしれませんが冬場のシーバスはスズキという名前で寿司屋で出されることが多いです。
マダイ・クロダイ(難易度★★★)
冬場の真鯛やクロダイは高値で売買されます。
冬場には余り餌を食べないので、内臓がきれいで身に臭みが回りにくく美味です。
正月に並べられている魚は冬の真鯛がほとんどでしょう。
真鯛は餌釣りですが、クロダイはルアーで釣り上げることが可能です。
ハゼ(難易度★★★)
夏場のハゼは活性が高いですが、冬場のハゼは活性が低いです。
季節によってまったくつれない魚になってしまいますが、冬場のハゼは高級料亭に出されるほど美味です。
【地域別】2月に釣れる魚を紹介!
2月に釣れる魚を地域ごとに紹介していきます。
冬場では寒い地域にしか生息していない魚も南の方で釣り上げることができるので、面白い釣りを味わうことができます。
【北海道】2月の釣りで釣れる魚
釧路、銚子、函館、室蘭すべての地域でワカサギ釣りが盛んに行われています。
北海道のターゲットと言えばワカサギ釣りと言われるほどです。
また、アイナメやホッケなどが旬の食べ物であり、炉端焼などは絶品です。
【東北】2月の釣りで釣れる魚
八戸はマグロで有名です。
冬のマグロは脂がのって高値で取引が行われます。
一方で宮城県の仙台ではアイナメやカサゴが釣れます。
名取川周辺ではシーバス釣りが盛んです。
庄内方面ではスルメイカを狙えます。
イカの釣果が欲しいようなら東北まで足を延ばしましょう。
【関東】2月の釣りで釣れる魚
東京湾周辺を狙う釣りが盛んです。
千葉県や神奈川県の横浜あたりが釣りを行いやすいと思います。
神奈川県は葉山や湘南、相模湾あたりが良いでしょう。
カサゴなどもいますが、水質的にはシーバスが好む環境であるため、シーバスを狙って行きましょう。
また、関東で家族で釣りを行いたいと思っている方には若洲海浜公園が特におすすめです。
ただし、気軽な服装ではなく、おぼれた場合にも対処できる装備で挑みましょう。
【中部】2月の釣りで釣れる魚
愛知県側の太平洋近海つまり東海では知多半島、名古屋港、日間賀島、静岡の沼津、西伊豆の周辺でメバルやタイ、クロダイが多く釣ることができます。
新潟の佐渡島や福井県の敦賀港などの日本海側では根魚がおいしいいので、カサゴやハタを中心に狙っていきましょう。
【関西】2月の釣りで釣れる魚
関西方面では大阪湾、三重の四日市港でシーバスを狙っていきましょう。
和歌山の防波堤のではカサゴにとっていい環境であり、積極的にテトラポット周辺を狙っていくと良いでしょう。
淡水では滋賀県の琵琶湖のナマズが旬です。
【中国】2月の釣りで釣れる魚
中国地方の岡山や兵庫、山口、広島では同じ瀬戸内海を対象に釣りを行っていきます。
瀬戸内海にはメバル、カワハギ、アジを中心に狙っていきましょう。
島根県、鳥取の日本海側では中海でシーバス釣り、クロダイ釣りが盛んに行われています。
【四国】2月の釣りで釣れる魚
四国は特に高知県でヒラメやカサゴを狙っていくと良いでしょう。
愛媛県と香川方面はメバル、カワハギ、アジが多く港あたりでサビキを行うと釣ることができます。
【九州・沖縄】2月の釣りで釣れる魚
福岡、熊本、鹿児島、長崎、博多湾、宮崎、北九州、大分では比較的に水温が高いので、青物やタイを狙うことが可能です。
ショアジギングを行いに都内からも多くの人が訪れるようです。
特にブリは脂が乗っており、タイは大型の個体が多いため、丈夫なタックルで挑むと良いでしょう。
対馬や天草のあたりは海流が強いため、青物狙いに最適です。
2月の釣りで釣れる魚についてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「2月の釣りで釣れる魚は?釣り方・難易度・地方別に徹底解説!」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。