アミエビブロックのサイズや値段、解凍方法、使い方などを徹底解説!

釣り餌の定番として、多くの釣り人に親しまれているアミエビですが、四角いブロック状で販売されているアミエビブロックをご存じでしょうか?今回、釣りラボでは、アミエビブロックについて一般的な大きさや価格帯、解凍方法などを詳しく紹介をしていきます。

スポンサーリンク

そもそもアミエビとは?

アミエビ

出典:写真AC

今回はアミエビブロックについて、そのサイズや値段、冷凍方法、使い方をご紹介します。
まずは、前提情報として、アミエビについてその特徴などを詳しくご説明します。

アミエビの特徴・生態

アミエビの特徴・生態についてご説明します。

アミエビは、サクラエビ科アキアミ属に属した小さなエビの仲間に分類されます。

見た目の特徴は、細長い胴体を持ち、頭には体2つ分の長く伸びた触覚があります。
体色は、ほとんどの部分が透明で尾に朱点が二つあります。

アミエビの生態は、アジア全域の内湾付近に生息しています。
国内での分布は、三河湾や富山湾、瀬戸内海、有明海などの内湾域で分布しています。
アミエビの主な餌は、プランクトンやその死骸などを餌としています。

日本国内では1980年代頃からアミエビの生息数が増え漁獲量が多くなり、2000年以降は世界的にも漁獲量が増量し、年間で役60万tものアミエビが水揚げされています。

アミエビの需要性に注目し、日本国内では過去にアミエビの養殖が行われていましたが現在は行われていません。

国内で漁獲されるアミエビ漁は8月〜10月頃が盛んで、アミエビの和名(秋醤蝦)からも分かるとおり秋頃に多く水揚げされます。

アキアミ・オキアミとの違い

アキアミとオキアミの違いについてご説明します。

名称が似ていて、多くの方が同じ生き物を指す名称だと勘違いされています。
そもそもアミエビの和名がアキアミと表記されているため余計にややこしく感じます。

アキアミとオキアミの大きな違いは、分類学上で別の分類に属していることです。
オキアミは分類学上プランクトンに分類されますが、対してアキアミは分類学上エビと同じ分類です。

アミエビの用途・使い方

アミエビは、ウキを使用しないフカセ釣り、ヌカで団子を作る紀州釣り、カゴ釣りやサビキ釣りの撒き餌などに使用され、養殖魚の餌などにも多く使われます。
釣り以外の用途として、食用として市場に出回ることもあります。

アミエビは干物や佃煮、塩辛などに加工されることが多く、日本国内の内湾地周辺で多く普及していて、一部の地域では郷土料理として扱われることもあります。
海外ではキムチ作りの材料として、アミエビの塩辛が重宝されています。

アミエビで釣れる魚の例

アミエビでは以下の魚が釣れます。

アジ、イワシ、フグなどはサビキ釣りで、チャリコ、メジナ、サンバソウはフカセ釣り、サバ、カマスはカゴ釣り、クロダイは紀州釣りなどでアミエビを使用して釣れます。

スポンサーリンク

アミエビブロックとは?

アミエビ

出典:写真AC

アミエビブロックとは、アミエビを保存するため冷凍し固めた物を指す言葉です。
その入手方法や必要な大きさ、価格などをご紹介します。

アミエビブロックの入手方法

アミエビブロックの入手方法についてご説明します。

アミエビブロックは、釣具店やAmazonなどのネット通販で購入できます。
以下でオススメのアミエビブロックをご紹介します。

ノーブランド品

【ノーブランド】冷凍オキアミ 1.5kg Lサイズ 釣りえさ用

使い勝手の良いサイズで、一人で使うも良し、家族で使うも良しの大粒サイズのアミエビを使用したブロックになります。

nonbrand

【釣り餌の北九キジ】生沖アミマキエ用約3kg4個セット

大容量のアミエビブロックで、餌切れの心配がなく安心して釣行できます。
冷凍なので、保存性もバッチリです。

アミエビブロックの大きさ

市販されているアミブロックの大きさについてご説明します。

原板から様々なサイズにカットされ販売

アミエビブロックの原版は大きく、個人で扱うことは難しいです。
原版の大きさは、横60cm×縦35cm×高さ7cmのサイズで、重さが12kgの板が2枚の物を原版と呼びます。

市場では、原版を使いやすいように様々なサイズにカットされ販売されます。
取り扱い店によって、販売サイズが異なるので店舗でお買い求めになる方は、希望の量をkg単位で注文するとミスが起きにくいです。

一般的に16切という量で分割されている

一般的に販売されるサイズは、12kgの板が2枚=24kgの板を16切り(16分割)した役1.5kgのアミエビブロックが売られています。

さらに、細かく分割されて小分けにされているものや、真空包装されているものまで販売されているので、ご自身の用途に合わせて選ぶことをおすすめします。

アミエビブロックの16切あたりの値段・価格

アミエビブロックの16切あたりの値段・価格をご紹介します。

アミエビブロックの16切あたりの価格は、500円前後です。
産地や形状により価格は変わります。

アミエビブロックの解凍方法

販売されているアミエビブロックの多くが、冷凍され塊状で販売されています。
夏場の自然解凍で約2時間〜4時間、冬の気温低い時期になると6時間以上置いても解凍出来ないこともあります。

そこで、解凍時間の短縮のためにお風呂の残り湯や容器にお湯を入れて直接溶かす方法がおすすめです。
少量だけお使いになりたい場合は、あらかじめ軽量サイズのアミエビブロックを用意しておくと良いです。

現地で解凍する方法は、アミエビ解凍用ネットなどに入れ海水につけて解凍する方法です。
釣り人の中には、車のエンジンから発せられる熱を利用して解凍する強者もいます。

アミエビブロックの使い方

アミエビブロックの使い方をご紹介します。

アミエビブロックの使い方としてオススメなのは、サビキ釣りが良いです。
解凍してそのまま使用できる釣法なので、お子様連れでの釣行や気軽にできるのも魅力です。

使用方法は、アミエビブロックを解凍しバッカン、餌箱や水汲みバケツに入れスプーンなどで取り出し、撒き餌や仕掛けに使用します。

スポンサーリンク

アミエビブロックのまとめ

アミエビ

出典:写真AC

いかがでしたでしょうか?

今回、釣りラボでは、「アミエビブロックのサイズや値段、解凍方法、使い方などを徹底解説!」というテーマに沿って、

  • そもそもアミエビとは?
  • アミエビブロックとは?

といったことをご紹介してきました。

他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

アミエビブロック
さらに探すならこちら!

▼Amazon釣具・釣り用品ストアはこちら

スポンサーリンク

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

おすすめの釣り餌を種類別に徹底解説!付け方や自作方法、代用餌までご紹介
釣り餌はとても種類が多く、どの釣り餌を使えば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?。今回、釣りラボでは、釣り餌...
【釣り餌の王道】イソメとはどんな餌?保存方法・付け方・飼育方法・値段相場を解説
イソメは釣り餌の代名詞として知られるほど有名です。今回、釣りラボでは、そんなイソメについて、イソメの種類や違い、購入方法...
【釣り餌の定番】ゴカイとは?その生態や付け方、保存・飼育・入手方法を徹底解説
ゴカイは、海釣り餌として多くの人に使われています。今回、釣りラボでは、ゴカイの特徴や生態はもちろん、ゴカイで釣れる魚やゴ...
アオイソメの付け方や飼育・保存方法をご紹介|コツ・釣れる魚・生息地
アオイソメは、釣りでとても良く使われるエサです。様々な釣りに使うことができるので万能餌と呼ばれることもあります。今回、釣...
【渓流釣りの万能餌】ブドウ虫の生態・保管方法・付け方・値段相場を徹底解説!
ブドウ虫は、渓流釣りにおいて大活躍する人気の釣り餌です。今回、釣りラボでは、ブドウ虫の活躍場面、生態、特徴、値段相場、疑...
【2024年】ガーデン用チェアおすすめ人気ランキング6選!選び方やコスパ最強製品も
さまざまな素材や様式があるガーデン用チェア。どれにしようか迷っている方必見!今回、ツルマガでは、ガーデン用チェアの特徴、...
【2024年】エンジンカッターおすすめ人気ランキング6選!メリットやコスパ最強製品も
エンジンカッターにはさまざまな種類があるので、どれにするか悩む方も多いかと思います。今回、ツルマガでは、エンジンカッター...

監修者:釣りラボ編集部

「釣りラボマガジン」は、釣りをもっと楽しく豊かにをテーマにした、釣りの総合情報ポータルサイト。ロッド、リール、ルアー、ワーム、ライン、釣り餌といった釣具・タックルから、エギング、アジング、ジギング、タイラバのような釣り方までを幅広くご紹介。人気商品や最新グッズ、釣りの面白コラムも配信。

\この記事をシェアする/

この記事に関連するキーワード

釣り餌
釣りラボマガジン